糠南駅

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糠南駅
駅全景(2017年10月)
駅全景(2017年10月)
ぬかなん
Nukanan
W66 問寒別 (2.2km)
(5.7km) 雄信内 W68
所在地 北海道天塩郡幌延町字糠南
駅番号 W67
所属事業者 JR logo (hokkaido).svg北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 宗谷本線
キロ程 178.0km(旭川起点)
電報略号 ヌナ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1955年昭和30年)12月2日
備考 無人駅
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糠南駅(ぬかなんえき)は、北海道宗谷総合振興局天塩郡幌延町字糠南にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。駅番号W67電報略号ヌナ2016年(平成28年)3月26日のダイヤ改正による減便以前は通過する普通列車が存在した。

歴史[編集]

1977年の糠南仮乗降場と周囲約500m範囲。左が稚内方面。カーブの中間にあり、稚内側に踏切がある。踏切側に小さく白い屋根の待合室が見える。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

存続議論[編集]

後述の通り、当駅の一日平均乗降者数は、2011年 - 2015年の11月調査日の平均で1人以下となっており、2016年(平成28年)8月下旬、JR北海道では幌延町内の3駅(糠南駅・南幌延駅下沼駅)を2017年(平成29年)3月のダイヤ改正に合わせて廃止する方針を所在する幌延町に伝えた[新聞 1]

しかし、幌延町では、2015年度より秘境駅を観光資源として活用した取り組みを始めた矢先であり[幌延町 3]、町長の野々村仁は北海道新聞社の取材に「廃止の提案は極めて遺憾で、到底受け入れられない」と述べている[新聞 1]

その後、町では検討の結果、「JR北海道の経費節減策又は費用確保策の全貌が明らかになり、沿線地域の対応の方向性が定まった時点で総合的に判断する」こととし、まずは1年間、町が駅の維持管理費用を負担する形で存続させることとなった[幌延町 2]

駅名の由来[編集]

当駅の所在地近辺の地名より[注釈 1]。地名は、アイヌ語の「ヌプカ・ナン・ペッ」(原野の冷たい川)に由来する[2][3][4]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の南側(稚内方面に向かって左手側)にある[5]分岐器を持たない棒線駅である[5]

仮乗降場に出自を持つ開業時からの無人駅[6]であって駅舎は無いが、ホーム西側から板敷きの通路を渡った位置に町が管理する淀川製鋼所製のプレハブ物置(ヨド物置「あぜくら」)を改造した待合所がある[幌延町 4][幌延町 1][5][7][8]。内部には除雪道具なども格納されている[7]。このほか、かつては木造の待合所があったが、のちに消滅している。

ホームは1両分に満たない長さの木製で、稚内方にスロープを有し駅施設外に連絡している[7][幌延町 4]

利用状況[編集]

幌延町によれば、2017年(平成29年)1月現在、地元の利用者は見受けられないという[幌延町 2]

  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は0人[5]
  • 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「1名以下」[9][新聞 1]

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
宗谷本線
問寒別駅 (W66) - 糠南駅 (W67) - 雄信内駅 (W68)
かつて当駅と雄信内駅との間に上雄信内駅が存在した(2001年7月1日、下中川駅芦川駅とともに廃駅)[7]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 幌延町問寒別の北西(当駅北方)に「ヌカナン」の地名あり(書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)16ページより)。

出典[編集]

  1. ^ a b 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介新潮社2008年5月発行)47ページより。
  2. ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、(2004年2月発行))124ページより。
  3. ^ 『北海道地名漢字解』p.71 本多貢 著、北海道新聞社、1995年1月 ISBN 4-89363-760-6
  4. ^ 芦別市にある糠南の由来として、「ノッカ・アン」(仕掛け弓が・ある)、「ノカン・ナイ」(小さい・川)が挙げられている。(本多、p.71)
  5. ^ a b c d e 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)149ページより。
  6. ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)149ページより。
  7. ^ a b c d 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)219ページより。
  8. ^ 現在の待合室は幌延町によると、2015年(平成27年)時点で「設置から30年近く経過」しているとされる。
  9. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在) (PDF)”. 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。

幌延町[編集]

  1. ^ a b 秘境駅「糠南駅」補修いただきました!”. 幌延町. 2017年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月6日閲覧。
  2. ^ a b c JR北海道が行う事業範囲の見直しに対する町の方針について (PDF)”. 広報 ほろのべの窓 2017年1月号. 幌延町. p. 9 (2017年1月). 2017年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月4日閲覧。
  3. ^ 秘境駅の取組について”. 幌延町. 2017年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月6日閲覧。
  4. ^ a b 幌延町内の各駅ご紹介”. 幌延町 (2017年11月6日). 2017年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月6日閲覧。

新聞記事[編集]

  1. ^ a b c d “幌延3駅、来春廃止 JRが町に方針伝達” (日本語). 北海道新聞. どうしんウェブ/電子版(社会) (北海道新聞社). (2016年9月3日). オリジナル2016年9月4日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20160904023605/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0312023.html 2016年9月4日閲覧。 
  2. ^ “幌延町、廃止3駅の維持費負担” (日本語). 北海道新聞. どうしんウェブ/電子版(社会) (北海道新聞社). (2016年11月23日). オリジナル2016年11月23日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20161122224400/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0341156.html 2016年11月23日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]