ホグワーツの教職員

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ホグワーツ魔法魔術学校 > ホグワーツの教職員
ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧 > ホグワーツの教職員

ホグワーツの教職員は、ハリー・ポッターシリーズに登場する架空の学校、ホグワーツ魔法魔術学校に所属する、あるいは所属していた教職員の一覧。

教職員の変遷[編集]

  • 校長:アルバス・ダンブルドア(~6巻)→ミネルバ・マクゴナガル(6巻)→セブルス・スネイプ(7巻)→ミネルバ・マクゴナガル(7巻~)(ドローレス・アンブリッジが臨時校長に就任したことがあったが、正式な校長と認められておらず、校長室への入室も拒否されている。)
  • 副校長:ミネルバ・マクゴナガル
  • 寮監
    • グリフィンドール:ミネルバ・マクゴナガル
    • ハッフルパフ:ポモーナ・スプラウト
    • レイブンクロー:フィリウス・フリットウィック
    • スリザリン:セブルス・スネイプ(~6巻)→ホラス・スラグホーン(7巻~)
  • 教員
    • 薬草学:ポモーナ・スプラウト
    • 魔法史:カスバート・ビンズ
    • 呪文学:フィリウス・フリットウィック
    • 変身術:ミネルバ・マクゴナガル
    • 闇の魔術に対する防衛術:クィリナス・クィレル(1巻)→ギルデロイ・ロックハート(2巻)→リーマス・ルーピン(3巻)→アラスター・ムーディー(4巻)→ドローレス・アンブリッジ(5巻)→セブルス・スネイプ(6巻)→アミカス・カロー(7巻)(但しアラスター・ムーディーは約一年の間自分のトランクに監禁されており、実際に教えていたのはバーテミウス・クラウチ・ジュニアである。また、ドローレス・アンブリッジは、5巻終盤から校長兼任となった。セブルス・スネイプも同様に、7巻から校長兼任となった。)
    • 天文学:オーロラ・シニストラ
    • 魔法薬学:セブルス・スネイプ(~5巻)→ホラス・スラグホーン(6巻~)
    • 飛行訓練:マダム・フーチ
    • 占い学:シビル・トレローニー、フィレンツェ(学年により決定)
    • マグル学:チャリティー・バーベッジ→アレクト・カロー
    • 数占い:セプティマ・ベクトル
    • 魔法生物飼育学:シルバヌス・ケトルバーン(~2巻)→ルビウス・ハグリッド(森番と兼任、3巻~)、ウィルヘルミーナ・グラブリー・プランク(代理)
    • 古代ルーン文字:バスシバ・バブリング
  • 職員
    • 森番:ルビウス・ハグリッド
    • 管理人:アーガス・フィルチ
    • 校医:マダム・ポンフリー
    • 司書:マダム・ピンス

現職の教職員[編集]

校長[編集]

アルバス・ダンブルドア
演 - リチャード・ハリス(映画版第1作・第2作)→マイケル・ガンボン(映画版第3作 - 第8作)
日本語吹き替え - 永井一郎(映画版) / 大木民夫(ゲーム版)
校長(1巻~6巻)。20世紀で最も偉大な魔法使いとされる。守護霊は不死鳥。
セブルス・スネイプ
校長(7巻)。守護霊は雌鹿。

寮監[編集]

ミネルバ・マクゴナガル
グリフィンドール寮監。担当教科は変身術。
ポモーナ・スプラウト
ハッフルパフ寮監。担当教科は薬草学。
フィリウス・フリットウィック
レイブンクロー寮監。担当教科は呪文学。
セブルス・スネイプ
スリザリン寮監(1巻~6巻)。担当教科は魔法薬学(1巻~5巻)→闇の魔術に対する防衛術(6巻)。
ホラス・スラグホーン
スリザリン寮監(7巻)。担当教科は魔法薬学(6巻~7巻)。

教師[編集]

ミネルバ・マクゴナガル
演 - マギー・スミス
日本語吹き替え - 谷育子(映画版) / 弥永和子(ゲーム版)
担当教科は変身学。グリフィンドール寮監。担当教科は変身術。ひっつめ髪と四角い眼鏡、タータン・チェックが特徴。:母は魔女のイゾベル・マクゴナガル(旧姓ロス)、父はマグルのロバート・マクゴナガル・シニア。弟に、マルコム・マクゴナガルとロバート・マクゴナガル・ジュニアがいる。ファーストネームの「ミネルバ」は、彼女の曾祖母にちなんだ名前であり、ローマ神話に登場するミネルウァに由来する。
生徒に対しては、厳格に接しつつも、情を持って接している。ハリーに対しても、1巻での夜間の外出や、5巻や6巻でドラコ・マルフォイを攻撃した際などは厳しく叱っているがその反面、1巻で自分の箒を持っていないハリーにクィディッチ活躍の期待を込めてニンバス2000をプレゼントしたり、2巻ではハーマイオニーの見舞いに来た際に涙を流したり、7巻では死んだふりをしているハリーを見て絶望して真っ先に叫び声を上げるなど、ハリーたちに対する愛情が伺える。また、自分と共通項が多いハーマイオニーに対しても、彼女が3年の時に、全科目履修のため逆転時計を貸すなど、親身になって接している。茶目っ気もあり、ホグワーツの戦いの時に石像に魔法をかけた際、「この呪文を一度使ってみたかった」と話している。皮肉屋でもあるようで、2巻ではギルデロイ・ロックハートに対し、彼が逃げ出すと承知の上で「秘密の部屋」の怪物退治を任せている。
ホグワーツではグリフィンドール寮に所属し、非常に優秀な成績を修めた。O.W.L試験とN.E.W.T試験ではトップの成績を修め、監督生と首席にも選ばれた。特に変身術に才能を発揮し、学年で最も傑出した生徒と認識されていた。当時の変身術教授アルバス・ダンブルドアの手ほどきにより、在学中に猫の動物もどきを習得したほか、雑誌「変身現代」の賞も受賞した。また、優れたクィディッチ選手としても活躍していたが、最終学年時にスリザリン寮との優勝決定戦で重傷を負う。このことから、クィディッチでスリザリン寮に対して猛烈な敵対心を抱くようになる。当時はネビルの祖母であるオーガスタ・ロングボトムと親しかった。
なお、“動物もどき”については、目の周りに眼鏡と同じ模様があるトラ猫に変身できる。この動物もどきの能力は、ダーズリー家の偵察などの不死鳥の騎士団の潜伏業務で使用されている。守護霊の呪文を行使することもでき、7巻ではメッセージを伝える守護霊を一度に3体出していた。なお守護霊は変身時の自分同様に目の周りに眼鏡と同じような模様のある猫。1巻では魔法のチェスの仕掛けを作るなど頭脳明晰で身体能力も高い。決闘にも優れており、マダム・ポンフリーからは1対1で戦えば相手が闇祓いであってもマクゴナガルが負けるはずがないと評されていた。7巻では様々な呪文を駆使してスネイプと互角に渡り合った。
ホグワーツ卒業後は魔法省に就職するが、反マグル主義の同僚になじめないこともあり間もなく退職し、かねてより求職していたホグワーツの変身術の教職に就任した他、不死鳥の騎士団にも参加した。教師仲間との関係は概ね良好であり、特に同じ寮監のフリットウィックやスプラウトと仲が良く、ハグリッドやトレローニーとも、彼らを胡散臭い目で見ることはあったが、険悪な仲ではなかった。アルバス・ダンブルドアからの信頼も厚く、マクゴナガルもダンブルドアには多大な敬意と忠誠を示していた。ヴォルデモートのポッター家襲撃によりポッター夫妻が死亡した際は、猫の姿でダーズリー家を偵察し、ハリーをダーズリー家に預けることに反対していた。ヴォルデモートの復活後は不死鳥の騎士団に復帰し、5巻では、ドローレス・アンブリッジの策により闇祓いに重傷を負わされ、聖マンゴ魔法疾患傷害病院に入院するが、程なく退院した。
6巻終盤のホグワーツ城天文塔の戦いにも参戦。ダンブルドアの死により、再び校長代理を務めるが、セブルス・スネイプが校長に就任したことにより、再び副校長に戻る。7巻で、分霊箱を探しに学校に戻ってきたハリーから、ダンブルドアの命令で活動していると知ると、学校をヴォルデモートから守ることを決意する。その後は最前線で指揮を取り、校長のスネイプを追放、他の寮監に指示を出し、甲冑や石像に学校を守ることを命令した他、生徒に避難の指示を出し、成人の学生の戦闘を許可した。停戦後はキングズリー、スラグホーンと共にヴォルデモートと戦った。ヴォルデモートの死後は、正式にホグワーツの校長に就任した。
映画では第7作『死の秘宝 PART1』を除く全作品に登場。
フィリウス・フリットウィック
演 - ワーウィック・デイヴィス
日本語吹き替え - 田村錦人(映画版第1作・第4作 - 第6作・第8作)、佐々木睦(映画版第3作) / 緒方賢一(ゲーム版)
担当教科は呪文学。レイブンクロー寮監。10月17日生まれで生年は不明だが、ジェームズ・ポッターO・W・Lを受けている時(1976年5月)に試験監督を務めていたことから、かなり昔からホグワーツで教師を務めていると思われる。
フレッド・ウィーズリージョージ・ウィーズリー曰く「すべての生徒が試験に合格できるように教えてくれる」先生で、分かりやすくて面白い授業を行うなど、高い教育術を持っている。加えて、良いことをしたらお菓子などのご褒美をくれるなど優しい性格でもあり、寮監を務めるレイブンクロー寮の生徒はもちろん、グリフィンドール生やハッフルパフ生からも慕われていた。
ゴブリンの血を引いている為に非常に小柄で、授業を行う時は机の上に本を積み上げて立っていた。試験の解答用紙を集めようとして「呼び寄せ呪文」をかけたところ、呼び寄せた解答用紙によって吹き飛ばされたこともあった。とはいえ、体格とは裏腹に、若い時は決闘チャンピオンであるなど戦闘に長けた一面もあり、7巻終盤のホグワーツの戦いでは、死喰い人の中でも戦闘に秀でたアントニン・ドロホフを倒していた。
映画では第1作『賢者の石』から登場。当初は白い髪と長い髭をたくわえたゴブリンのような外見だったが、原作者のJ・K・ローリングはフリットウィックについて身長が低いこと以外は普通の人間をイメージしていた為、第3作『アズカバンの囚人』以降は茶色の髪と口髭をした人間にデザイン変更された。また映画では、ホグワーツの合唱団の指揮者も担当していた。
ポモーナ・スプラウト
演 - ミリアム・マーゴリーズ
日本語吹き替え - 山本与志恵
担当教科は薬草学。ハッフルパフ寮監。
ずんぐりしていて、ふわふわと散らばった髪に継ぎ接ぎだらけの帽子を被っている。着ている服は大抵は泥だらけだった。2巻ではマンドレイグを育成し、バジリスクによって石にされた生徒を治療する助けになったことから、ダンブルドアから感謝されていた。7巻終盤のホグワーツの戦いにも参戦した。
セブルス・スネイプ
演 - アラン・リックマン
日本語吹き替え - 土師孝也
担当教科は魔法薬学(1巻~5巻)→闇の魔術に対抗する防衛術(6巻)。スリザリン寮監(1巻~6巻)→校長(7巻)。
ホラス・E・F・スラグホーン
演 - ジム・ブロードベント
日本語吹き替え - 森功至
担当教科は魔法薬学(6巻~7巻)。スリザリン寮監(7巻)。小太り気味で、禿げ頭と長いセイウチ髭が特徴的。特徴的な口癖は「ほっほう」。好きな物はオーク樽熟成蜂蜜酒、パイナップルの砂糖漬け。
「純血主義者」が多いスリザリン寮の出身者の中では、純血以外の者に対する差別意識はほとんど見られない数少ない人物である。ただし、マグルは魔法族より魔法の扱いに劣るとは考えているようで、非常に優秀な生徒がマグル生まれと知って驚いている描写はある(リリー・エバンズやハーマイオニー・グレンジャー、ダーク・クレスウェルについて)。スリザリン生だけをひいきすることはなく、自身が優秀だと認めた人物であれば、他寮の生徒であっても厚遇した。ロンのことは「友人」と呼んでいるが、「ラルフ」や「ルパート」[1](映画版では「ウォレンビー」や「ウェンビー」)などと間違えて覚えられていた。
かつて同僚だったダンブルドアからは「多大な才能」「非常に優れた魔法使い」と高評価しており、死喰い人も彼を勧誘しようとしているらしい。閉心術にも長けているほか、分霊箱についての知識も持っているなど学識も豊富。『不死鳥の騎士団』の存在は知っていたが、死亡率の高さによる恐怖から、ヴォルデモートと敵対しているダンブルドアにもあまり協力的ではなかった。この他、ダンブルドアに給料を上げるよう要求したり、高価なアクロマンチュラの毒液をこっそり採取するために気持ちを偽ってアラコグの葬式に出席するなど、どこか人間くさい描写も見られる。決して悪人ではないが、スリザリンのOBらしく、計算高く日和見主義的な面が目立つ。1996年に現役復帰して以降、生徒は「スラッギーじいさん (Old Sluggy) 」と、陰で呼ぶこともある。以前は死への恐怖から死喰い人との戦いを避けていたが、ホグワーツの戦いでは積極的に戦いに加わり、ヴォルデモートにも立ち向かうなど、ダンブルドアからの評価に恥じない勇敢な一面を見せている。
また、生徒をコレクションのようにする傾向があり、その中でもお気に入りの生徒を選び、彼らに自分が影響を与えたと感じる事を楽しむ傾向がある。お気に入りだったリリーに「スリザリン寮に入るべきだった」と幾度も言っており、また、シリウス・ブラックだけがブラック家で唯一グリフィンドールに入った事を残念がって「出来れば一揃い欲しかった」と発言している。彼は有能な人物を見抜く才能を持っており、自身が見込んだ生徒を集め、「スラグ・クラブ」(スラグはナメクジの意)と呼ばれる会合を開いた。スラグホーンはこのクラブのメンバー間で人脈を固め、魔法省、マスコミ、芸能界、スポーツ界などに対する影響力とコネを持っている。かつてはヴォルデモートや一部の死喰い人もこのスラグ・クラブに名を連ねていたが、6巻で復職して以降は、死喰い人にわずかでも関係がある生徒は招待されなかった。
学生時代のトム・マールヴォロ・リドルと最も親しかった教師であり、彼は教師という立場の影響力をスラグホーンから学び取った。1943年頃、リドルの巧みな話術によって、彼と分霊箱を複数に分割した場合の概要について話した。リドルはスラグホーンと会話する以前に、既に概要を知っていたが、スラグホーンはリドルに分霊箱の概要を教えたことを悔やみ、自身の記憶に干渉して事実を隠していた。しかし、スラグホーンがヴォルデモートが分霊箱に魂を保存したことを知る、死喰い人以外の唯一の人物であるため、6巻でハリーに説得され真実を明らかにする。
その後は退職し、ヴォルデモート復活を知って以降は、死喰い人の勧誘から逃れるため、マグルの家を借用しながら転々としてきた。6巻でバドリー・ババートン村に潜伏していた際、ダンブルドアとハリー・ポッターの働きかけを受けて、魔法薬学教授に復任した。同年9月に着任して以降、かつてのように気に入った生徒や卒業生を招き、スラグ・クラブを開催した。7巻でスネイプが校長に就任してからは、スリザリン寮監も兼務した。ホグワーツの戦いでは、一時的にホグワーツを離れた後、チャーリー・ウィーズリーとともに残って戦っていた生徒たちの友人や家族、ホクズミード在住の魔法使いたちに声をかけ、多くの戦力を引き連れてヴォルデモートと戦った。
映画では原作とは髪型が異なり、セイウチひげも見られず、口癖も「こりゃ、たまげた!」になっている。ホグワーツの戦いには緒戦から参戦し、複数の死喰い人を倒した。
カスバート・ビンズ
担当教科は魔法史。ホグワーツで唯一のゴーストの教師。彼の授業は生徒から酷く退屈に思われており、あまりの退屈さ故か、彼の授業で質問をする学生はほとんどいない。2巻ではハーマイオニーから「秘密の部屋」について質問を受けたが、回答を拒んだ。
映画には未登場。
オーロラ・シニストラ
担当教科は天文学
マダム・ロランダ・フーチ
演 - ゾーイ・ワナメイカー
日本語吹き替え - 火野カチコ(映画版) / 谷育子(ゲーム版)
担当教科は飛行術。寮対抗クィディッチ試合の審判も担当する。鳥のような短い白髪と、鷹のような目を持つ。
クィディッチ用箒のマニアのようで、ハリー・ポッターが「ファイアボルト」を手に入れた時は、ファイアボルトのよさについて延々と語っていた。彼女自身は「銀の矢」(シルバー・アロー)で飛ぶことを覚えたらしく、この箒が生産中止になったことを残念がっている。クイディッチや箒への知識も豊富で飛行技術も高いが、ネビルが箒を暴走させた際に対処できない、吸魂鬼の影響を受けやすいハリー・ポッターが箒を訓練しているにも関わらず居眠りをするなど、教師としての資質に欠ける面がある。
映画では、第1作『賢者の石』のみ登場。原作では何度も登場するが、映画版はゾーイが報酬の面でトラブルを起こしたため、第2作以降は登場しなかった。
シルバヌス・ケトルバーン[2]
担当教科は魔法生物飼育学(1巻~2巻)[3]。3巻で「手足がまだ残っているうちに老後を楽しみたい」として退職した。
ルビウス・ハグリッド
演 - ロビー・コルトレーン(映画版)、マーティン・ベイフィールド(映画版第2作・学生時代)
日本語吹き替え - 斎藤志郎(映画版) / 玄田哲章(ゲーム版)
担当教科は魔法生物飼育学(3巻~7巻)。
ウィルヘルミーナ・グラブリー=プランク
魔法生物飼育学の代理教師。4巻と5巻で、ハグリッドの代わりに授業を担当した。授業内容はハグリッドと比べて常識的かつ安全で、生徒の関心も高い。
シビル・パトリシア・トレローニー
演 - エマ・トンプソン
日本語吹き替え - 幸田直子
担当教科は占い学。魔法界で著名な「予見者」、カッサンドラ・トレローニーの曾々孫に当たる。ホグワーツのレイブンクロー寮出身。シェリー酒が好きらしく何本も隠し持っており、「占い学」の教室は常にシェリー酒の匂いが漂っている。普段は「俗世に下りると心眼が曇る」ため、自分の教室がある北塔の最上階(屋根裏部屋)に篭りきりで、階下に降りてくることは滅多にない。
痩せていて大きな眼鏡を掛けており、スパンコールで飾った服を着ていることが多い。他にも腕輪や指輪、鎖やビーズ玉など装着品が多く、ハリーは「きらめく特大トンボ」と喩えている。彼女の授業はつまらない上に、面倒くさい作業が多くほとんどの生徒からは不評である。また、ハリーに対しては常に死や不幸を見出していることから、ハリーは彼女の授業を非常に嫌っている。また、ハーマイオニーは途中で授業を放棄しているほど嫌いであり、マクゴナガル教授も「魔法の中でも一番不正確な分野の一つ」と評し、占い学をあまり快くは思っていない様子である。だが、ラベンダー・ブラウンやバーバティ・パチルなど一部の女生徒からは熱烈に支持されている。
自身は自らに予言の才能があると思っているが、彼女の予言はあまり当たっていない。ただし、彼女の予言が全く当たっていないというわけではなく、その例としてシビルは3巻で「イースターのころ、クラスの誰かと永遠に別れることになる」と予言しているが、実際にハーマイオニー・グレンジャーが「占い学」の履修を中止している。また、極稀に普段の人格が意識を失い、「本物の予言」を行うことがある(普段は霧の彼方から聞こえてくるような声で話すが、トランス状態のトレローニーは荒々しく太い声になる)。ちなみにトランス状態の記憶は残っていない。この事がダンブルドアに教師として採用される決定打となった。作中でトレローニーがトランス状態に陥ったのは2回あり、1回目は、彼女が教員に採用された際、ダンブルドアの前でヴォルデモートを倒す者が7月の終わりに生まれる」という予言を、2回目は3巻の時で、ハリーの前でピーター・ペティグリューがヴォルデモートのもとに戻る」という予言を残している。
5巻では、ドローレス・アンブリッジの査察により解雇され、ホグワーツ城から追放されそうになったが、ダンブルドアの機転で城からの追放は免れた。6巻で復職し、ラベンダー・ブラウンに対し「赤毛の男子に気をつけろ」と予言し、ロン・ウィーズリーと付き合い出すことを示唆した。トランプ占いを2回しており、物陰に隠れるハリーの存在と、ダンブルドアの死を言い当てていた。7巻終盤のホグワーツの戦いの一員にも参加し、水晶玉を操って頭にぶつけ、フェンリール・グレイバックを気絶させるという技を見せた。
映画では第3作『アズカバンの囚人』、第5作『不死鳥の騎士団』、第8作『死の秘宝 PART2』に登場。
フィレンツェ
担当教科は占い学(5巻~7巻)。5巻でドローレス・アンブリッジによってトレローニーが解雇されたため、ダンブルドアの依頼を受けて就任した。
セプティマ・ベクトル
担当教科は数占い学
バスシバ・バブリング
担当教科は古代ルーン文字学
チャリティ・バーベッジ
担当教科はマグル学(1巻~6巻)。日刊予言者新聞にマグルを擁護する主張を載せたため、第7巻でヴォルデモートに捕らえられ、殺害された挙句、遺体はナギニの餌にされた[4]。映画ではキャロリン・ピックルズが演じた。日本語版の吹き替えは林りんこが担当した。
アレクト・カロー
担当教科はマグル学(7巻)。死喰い人の1人。

闇の魔術に対抗する防衛術の教師[編集]

クィリナス・クィレル
演 - イアン・ハート
日本語吹き替え - 横堀悦夫(映画版) / 中尾隆聖(ゲーム版第1作)
担当教科はマグル学(物語開始前)→闇の魔術に対抗する防衛術(1巻)。
優秀な魔法使いである描写がされているが、ヴォルデモートの主導権を握れると思い上がる浅はかさがあった[5]。それと関連してか、他の死喰い人が「闇の帝王」などと呼ぶ中、唯一「ヴォルデモート卿」の名前を口にしていた。
生徒時代にはレイブンクロー寮に所属。当時はオドオドした態度や神経質な様子から周囲からからかわれていたため、彼らを見返したいという思いから、闇の魔術に対する関心を高めていった。その後、好奇心や自己顕示欲から、ヴォルデモートを探し出すことを企てるようになる。その後、ホグワーツの教師に就任し、当初はマグル学を教えていた。休暇を取った際に、アルバニアの森で肉体を失ったヴォルデモートと出会い、彼に取りつかれた。
それ以降は、ヴォルデモートを隠す為にターバンを巻き、そこからニンニクの匂いを出している。ホグワーツでは、学生時代と同様に常にオドオドしてどもりが激しかったが、それは全て、ヴォルデモートとの繋がりを悟られないための演技だった。ただし、ダンブルドアには演技であることを見抜かれており、スネイプとはヴォルデモートと繋がりを持っているという共通項があるためか互いに警戒し合っていた。ダンブルドアに見抜かれていること自体はクィレル自身も認識しており、スネイプが自分の代わりに悪人と思われていることを、ハリーを含むスリザリンと対立する人たちの自分に対する警戒心を和らげるために利用していた[6]
ハリーがホグワーツに入学した際、「闇の魔術に対抗する防衛術」教授に転任となる。その後は主君を復活させるために“賢者の石”の奪取を図り、グリンゴッツ魔法銀行に忍び込んで“賢者の石”を盗もうとするが、その時には既に“石”はホグワーツに移動されていたため、失敗に終わった。そしてホグワーツで“石”を奪おうとするが今度はハリーに出し抜かれ、ハリーの身体に残るリリーの愛の魔法に身体を焼かれて死亡した。
映画では、第1作『賢者の石』に登場。原作とは異なり、最期は土塊と化していた。また、グリーンイグアナを飼っていた。
ギルデロイ・ロックハート
演 - ケネス・ブラナー[7]
日本語吹き替え - 内田直哉(映画版) / 山寺宏一(ゲーム版)
担当教科は闇の魔術に対抗する防衛術(2巻)。
自己顕示欲の強いナルシストで、勘違いや場の空気を読まない発言を繰り返すなど、間抜けな人物。後述のとおり、他人の手柄を横取りしてきただけの為、実際の魔法の腕前は簡単な消失呪文ですらまともに出来ない程に低いが、それにより失態を演じようとも、すぐに口八丁手八丁に言い訳を繰り返し、自分の非を認めようとしない。しかし、“秘密の部屋”への道で蛇の抜け殻をみたことで、辻褄の合う作り話を即座に語り、学校での保身の術を手に入れるなど、頭が切れる描写もあった。また、他人から好かれるだけの魅力もあり、多くの女性が彼のファンであった(ハーマイオニーやジニー、モリーなど)。同性であるロンも、『秘密の部屋』事件の後は彼が退職することに寂しさを感じていた。
ホグワーツではレイブンクロー寮に組み分けされている。ギルデロイは無能だったわけではなく、むしろ平均を上回る能力を有し、学業成績も良かったが、自分が有名でないことを思い知らされ、1番の成績を修められたわけでもないため、皆の注目を集めることに専念するようになった。在学中は、皆の注目を集めるため、クィディッチ・ピッチに長さ6メートルの文字で自分のサインを刻んだり、自分の顔の形をした巨大な光る映像を闇の印のように打ち上げたり、自分宛に800通のバレンタインカードを送って、ふくろうの羽や糞などで朝食が中止になる事態を招いたりした。卒業後は、自分の能力を忘却術に一点集中させることに決め、忘却術のみをひたすら訓練するようになる。そして手柄を立てた他人の記憶を抹消し、その手柄を自分のものとして著作に載せることにより、闇の力に対する防衛術連盟名誉会員になり、勲三等マーリン勲章を授与される等の名誉を得るようになった。また、ハンサムでもあり、『週刊魔女』チャーミングスマイル賞を5回連続で受賞した。
2巻でダンブルドアはロックハートが他人の手柄を横取りしていることを見抜いており、彼がペテン師であることを明るみに出すため、周囲の反対を押し切ってギルデロイを闇の魔術に対する防衛術の教授に採用した。しかし、彼の授業は自分の著作を読ませたり武勇伝をジェスチャーを織り交ぜて説明するだけであり、さらにクィディッチの試合で腕を骨折したハリーの治療や決闘クラブなどでも、次々と失態を繰り返す事でボロを出していき、教師陣(特にミネルバ・マクゴナガルとセブルス・スネイプ)からは鼻つまみ者扱いされるようにまでになった。ジニー・ウィーズリーが「秘密の部屋」に拉致された時は、教師陣に「闇の魔術に対抗する防衛術」教授であるから適任だという建前の厄介払いの形で救出を依頼され、直後人知れずホグワーツから逃亡を図るも、ハリー・ポッターとロン・ウィーズリーに阻止され“秘密の部屋”に連行される。その途中、隙を見てロンの杖を奪い、2人に「忘却術」をかけようとするが、ロンの杖が折れていた為に呪文が逆噴射し、全ての記憶を失った。以降、聖マンゴ魔法疾患傷害病院で入院している。5巻でハリー達と再会した時も記憶は戻っておらず(サインを書きたがるなど、一部の癖は復活していた)、物語終了後も彼の記憶が完全に戻る事はなかった。
映画では、第2作『秘密の部屋』に登場。エンディング後、彼の著書を宣伝する写真が「私は誰?」と話していた。
リーマス・ルーピン
3巻での教師。狼人間。後に不死鳥の騎士団のメンバーとして登場する。
アラスター・ムーディ
4巻での教師。しかし、本物はトランクの中に閉じ込められており、実際の授業は、死喰い人の1人であるバーテミウス・クラウチ・ジュニアがポリジュース薬で変装して行っており、ヴォルデモートのために暗躍した。
ドローレス・アンブリッジ
5巻での教師。後にホグワーツ高等尋問官に就任し、更にはダンブルドアを追い出して校長を自称する。ウィゼンガモット大法廷の上級次官でもある。
セブルス・スネイプ
6巻での教師。
アミカス・カロー
7巻での教師。死喰い人の1人。

職員[編集]

ルビウス・ハグリッド
演 - ロビー・コルトレーン
日本語吹き替え - 斎藤志郎(映画版) / 玄田哲章(ゲーム版)
ホグワーツの森番。3巻以降は「魔法生物飼育学」の教授も兼任していた。体躯は非常に大柄。長髪に加え、顔の下半分を針金のようなもじゃもじゃ髭が覆っている。
父は魔法使い、母は巨人のフリドウルファの半巨人である。瞳はしばしばコガネムシに喩えられる。後に異父弟の巨人・グロウプの存在が判明、禁じられた森で共に暮らすようになる。ハグリッドにとってグロウプは父が死んで以来の家族であり、非常に可愛がっている。グロウプも当初はハグリッドの言うことをあまり聞かなかったが、7巻では共にホグワーツの戦いに加わり、生き残っている。
粗野な面もあるが、純朴で優しい。しかし親しい人物や魔法生物を守るために力、魔法を行使することもあり、その時は恫喝も辞さず、「凶暴」な巨人の血が流れていることを垣間見ることができる。魔法界において血に飢えた凶暴な人種」として差別されている巨人族である自分を受け入れてくれたことから、ダンブルドアには絶大な信頼を示している。アルバス・ダンブルドアを侮辱する者は地位が高かろうと、一定の配慮を示すべき相手であろうと一切容赦しない。
半巨人であるため、常人を超える怪力を有しており、また生身で「失神の呪文」を跳ね返すなど非常にタフである。ハリーの肩を軽く叩いたつもりが、彼を馬車へ突っ込ませてしまうということもよくある。魔法生物の知識に精通しているが教師適性は高くないようで、作中で授業を批判したルーナ・ラブグッドに対し、ハーマイオニー・グレンジャーは反論することができなかった。
猫以外の動物をこよなく愛する。しかし危険な珍獣や猛獣ほど飼いたがる傾向があり、自ら交配して尻尾爆発スクリュートを作り出すなど危険な怪物を作り出してしまったこともある。加えて自分の好きなものは自分の友人も好きだと考えるタイプなので、友人であるハリーたちがトラブルに巻き込まれることもしばしばである。
ハリーが初めて接した魔法使い。ハリーとは親子以上に年齢が離れているが、以降よき友人となる。ハリーとはホグワーツ魔法魔術学校への入学案内を届けて以来の間柄であり、ハリーには絶対の信頼を寄せている。ハリーを通じてロンやハーマイオニーとも知り合い、親しくなる。ハリーたちが小屋へ遊びに来るとよく手料理を振舞うが、その内容は「歯が欠けるほど硬いロックケーキ」「鈎爪入りシチュー」「イタチ肉のサンドイッチ」などであり、食事に関してもハリーたちとはかなり異なる嗜好の持ち主であることが窺える。
ホグワーツを退学処分になった自分を無実であると信じ、「森番」という形でホグワーツに残してくれたダンブルドアを尊敬し、全幅の信頼を置いている。そのため彼へ敵対する者には容赦しない。1巻ではバーノン・ダーズリーがダンブルドアを侮辱したため、息子のダドリー・ダーズリーに対して魔法を行使した。4巻では、ダンブルドアに唾を吐いたイゴール・カルカロフを攻撃している。
不死鳥の騎士団の創立メンバーの1人であり、他の騎士団のメンバーとも面識がある[8]。ロンの実家・ウィーズリー家の人々とも面識があり、特にロンの次兄チャーリー・ウィーズリーとは、互いに魔法生物好きであることから仲が良い。
オリンペ・マクシームにも好意を持っており、一時は非常に親しい関係にあった。禁じられた森に棲むケンタウルスとも友好関係にあるが、5巻でホグワーツの教職を引き受けたことで群れから攻撃されるフィレンツェを助けたために仲違いする。ホグワーツの戦いで共闘し、また決戦後にフィレンツェが群れに戻ったことから、ハグリッドとケンタウルスの仲も修復されたと思われる。
ホグワーツではグリフィンドール寮に所属していた。しかし、3年生の時に「秘密の部屋」事件が起こり、当時密かに飼っていた巨大蜘蛛のアラゴグがある女子生徒を死亡させたとして、当時監督生を務めていたトム・マールヴォロ・リドルに告発され、ホグワーツを退学処分となった。しかし、実際は濡れ衣であり、真犯人はバジリスクを操っていたリドルである。なお、退学に際してハグリッドの杖は折られたことにされたが、実際には彼が持つピンク色のにそのまま隠され、現在でもたびたび使用している。こうして無実の罪で退学になったハグリッドだが、アルバス・ダンブルドアの配慮により森番として訓練され、ホグワーツに残ることになった。
2巻で「秘密の部屋」事件が再び発生すると、前回の犯人として再犯を疑われ、アズカバンへ収監される。後にハリーとロン・ウィーズリーが事件を解決し、真犯人が明らかになると釈放され、前回の事件も含めて名誉を回復した。
3巻では魔法生物飼育学の教授に就任した。4巻終盤でヴォルデモートが復活すると、不死鳥の騎士団にも参加する。5巻ではダンブルドアの命を受け、巨人の協力を仰ぐためにオリンペ・マクシームと共に巨人の頭を訪ねる。その後、異父弟グロウプを連れてホグワーツに戻る。その後、グロウプと共に巻終盤のホグワーツの戦いにも参戦した。
マダム・ポピー・ポンフリー
演 - ジェンマ・ジョーンズ
日本語吹き替え - 麻生美代子
ホグワーツの校医。傷病の原因を深く追求することはせず、明らかに学校の規則を破ったことが原因でもそれを咎めることはない。また基本的にどのような傷病にも対応できるため、ハリーもよく世話になっていた。ただし患者の安静を重視しており、面会の制限に関しては厳格である(とはいえ、制限時間を超えた面会を許すこともある)。また、周囲の人物に対して不平を言うこともしばしばあり、2巻でハリー・ポッターがクィディッチの試合中に怪我をしたときに、ギルデロイ・ロックハートがハリーの折れた右腕の骨を無くしてしまったせいで、マダム・ポンフリーが「骨生え薬」を飲ませざるを得ない状況になったとき、クィディッチを「危険なスポーツ」、ギルデロイ・ロックハートを「あんな能無しの先生」と評していた。7巻終盤でのホグワーツ最終決戦にも参戦し、ヴォルデモートによって戦闘が中断された間に負傷者の手当てを行っていた。
映画では、第2作『秘密の部屋』、第6作『謎のプリンス』、第8作『死の秘宝 PART2』に登場。
アーガス・フィルチ
演 - デイビッド・ブラッドリー
日本語吹き替え - 青野武(映画版第1作 - 第6作)→浦山迅(映画版第8作)
ホグワーツの管理人。非常に意地が悪く、酷い癇癪持ち。自身がスクイブであるため、魔法が使える生徒に嫉妬していることから、生徒に罰を与える事を生きがいにしている。そのため、5巻では生徒に対して厳しい罰を科せるよう約束したドローレス・アンブリッジに、積極的に協力している。猫のミセス・ノリスをペット兼相棒として溺愛しており、生徒からはペットと共に酷く嫌われている。また、悪戯好きのポルターガイスト、ピーブズとも敵対関係にある。司書のマダム・ピンスとも親しかった。
映画では、第1作『賢者の石』から登場。原作とは異なり、ホグワーツ最終決戦に参戦した。
マダム・イルマ・ピンス
演 - サリー・モルトモア
ホグワーツ魔法魔術学校の司書。ホグワーツの司書である。禿鷹そっくりの容姿をしており、短気な性格。本をとても大事にしており、本を大事にしない者は誰であろうと攻撃するよう自分の管理下にある本全てに異常な呪いがかけられている。
映画では第2作『秘密の部屋』に登場。

過去の教職員[編集]

歴代校長[編集]

アーマンド・ディペット
演 - アルフレッド・バーク
ダンブルドアの前任の校長。生徒の1人、トム・マールヴォロ・リドルを信頼していたが、ダンブルドアの助言によってリドルを教授職に採用しなかった。
映画では第2作『秘密の部屋』に登場。
フィニアス・ナイジェラス・ブラック
歴代校長の1人。ブラック家の一人で、シリウス・ブラックの高祖父。尖った山羊髭が特徴。甲高く不快な声で喋る。ホグワーツ在学中の出身寮であるスリザリンを特別視し、「穢れた血」といったマグル生まれを蔑視する言葉を平然と使うなど行き過ぎた純血主義の傾向はあるが、グリフィンドール寮出身のダンブルドアを「彼は粋だ」と擁護したこともある。後に母校の校長に就任したが、子供を「真理を理解しようとしない未熟な存在」として嫌っていたため、ホグワーツ歴代校長の中でも特に人望がなかった。
現在、ホグワーツ城の校長室とブラック邸に肖像画がある。ホグワーツの肖像画はどこかほかに掛かっている自分の肖像画とを自由に移動できることから、アルバス・ダンブルドアはブラック邸に伝達をするためにたびたびフィニアスを利用した。また7巻ではスネイプの校長就任を受け、ハーマイオニー・グレンジャーがブラック邸にいる自分たちの動向を探られないように、肖像画を外して自身のビーズバッグに入れて持ち歩いた。
玄孫のシリウスからは嫌われており、フィニアスも、純血主義の家風に反してウィーズリー家やハーマイオニーをブラック邸に招き入れたシリウスを「ろくでもない曾々孫」と呼んでいた。しかし、5巻終盤での校長室でシリウスが死んだと聞かされた時は衝撃を受け、即座にブラック邸に移動してシリウスを探しており、玄孫に対して全く愛情がなかったわけではないようである。
デクスター・フォーテスキュー
歴代校長の1人。赤鼻のでっぷりとした魔法使い。フローリアン・フォーテスキュー・アイスクリームパーラーの店主、フローリアン・フォーテスキューとは苗字が同じであり、そのため何らかの関係があると思われる。
エバラード
歴代校長の中で最も有名な人物の1人。5巻で肖像画として登場した。
ディリス・ダーウェント
歴代校長の中で最も有名な人物の1人。1722年から1741年まで聖マンゴ魔法疾患傷害病院で活躍した。
エルフリーダ・クラッグ
歴代校長の1人。魔法評議会委員長も務めており、「ヒトたる存在」を「ヒトの言葉を話すもの」と規定して会議を開いたが、簡単な言葉のみを話すトロールが会場を破壊するなどして再び成立しなかった。またクィディッチの試合でスニジェットを使用することを禁止した[9]
オッタライン・ギャンボル
歴代校長の1人。ホグワーツ特急開通時の校長であり、生徒を確実にホグワーツまで届けるために特急に様々な魔法を施した。

教師・職員[編集]

ガラテア・メリィソート
担当教科は闇の魔術に対する防衛術。この教科を約50年教えていた。それ以来、この教科を1年以上担当した教師はいない。
ヘルベルト・ビーリー
担当教科は薬草学。ダンブルドアが変身術教授であった頃の同僚。後に退職し、魔法演劇アカデミー(W.A.D.A)で教えるようになる。
アポリオン・プリングル
アーサー・ウィーズリーが学生だった頃の管理人。
オッグ
ハグリッドの前任の森番。

創始者[編集]

ゴドリック・グリフィンドール
「西の荒野」からホグワーツに移住し、他の3人と共にホグワーツを創設した。彼の出身地は、後に彼の名前をとってゴドリックの谷と名付けられた。蛙チョコレートのカードにもなっている。
寮の信条や組分け帽子の歌にもあるように、勇猛果敢で騎士のような人物と思われる。創設者の中でも特にスリザリンとは断琴の交わりを結んでいたが、純血主義のスリザリンとは考えが合わず、後に不和に転じる。マグルのホグワーツ入学を支持していたことからマグルに対してもある程度理解を示していたが、差別せず全ての者に教えを与えたのはヘルガ・ハッフルパフが唯一だったとされ、マグルに対しては寛容であり差別をしなかったが、サラザール・スリザリンのような純血主義者や、闇の魔術に傾倒していた者に対しては、差別意識があったようである。
サラザール・スリザリン
「東の湿原」からホグワーツに移住し、他の3人と共にホグワーツを創設した。寮の信条や組分け帽子の歌にもあるように、野心に溢れ狡猾さを備えた性格と思われる。また蛇語が堪能だった。マグルに対する差別意識が酷く、このことが創設者間の不和の一因となった。組分け帽子の歌によればグリフィンドールとの諍いは凄まじく、決闘もしたようだが、元は断琴の交わりを結んだ仲だった。やがて彼はホグワーツ城から去るが、去る前に「この学校で教えを受けるに相応しからざる者(=マグル生まれ)」を追放する為に「秘密の部屋」を設け、中にバジリスクを棲まわせたとされる。
ロウェナ・レイブンクロー
スコットランドからホグワーツに移住し、他の3人と共にホグワーツを創設した。寮の信条や組分け帽子の歌にもあるように、怜悧な頭脳を誇ると思われる。また素晴らしい創造性の持ち主で、動く階段を始めとする学校内の設備は全て彼女の手製だという。グリフィンドールとスリザリンの諍いが原因で病気がちになり、娘に宝の髪飾りを盗まれた不幸も重なって、若くして生涯を終えた。なお、娘のヘレナは現在、“灰色のレディ”としてレイブンクロー寮憑きのゴーストになっている。
ヘルガ・ハッフルパフ
ウェールズからホグワーツに移住し、他の3人と共にホグワーツを創設した。寮の信条や組分け帽子の歌にもあるように、包容力があり、心優しく温厚な性格と思われる。創設者の中で唯一差別をせず(これはサラザールの純血主義はもちろん、ゴドリックの勇気やロウェナの英知に優れるものを良しとする思想も差別として含まれる)、全ての者に教えを与えたため、人望が厚かった。料理上手でもあったらしく、ホグワーツで宴などに出される食事のレシピの多くを発明していた。

脚注[編集]

  1. ^ いずれも「R」で始まる名前だが、後者は映画版でロン役を演じたルパート・グリントに因む。
  2. ^ 吟遊詩人ビードルの物語』で名前が判明した。
  3. ^ ただし、魔法生物飼育学は3年次から履修可能な教科なので、ハリーはケトルバーンの授業は受けていない。
  4. ^ 後に日刊予言者新聞では教職を辞任したと掲載された。
  5. ^ スネイプが妨害してきたのも、スネイプがヴォルデモートに成り替わろうとしていた野心が一番の理由としか思っておらず、皮肉にもスネイプの本心が守られたことになった。
  6. ^ ハリーも、クィレル本人に真実を告白されるまで、スネイプがクィレルを暴力的に脅していると考えていた。
  7. ^ 当初はヒュー・グラントにオファーがあったがスケジュール調整の関係で実現しなかった。
  8. ^ シリウス・ブラックからは第1巻冒頭で空飛ぶ大型バイクを借りている。
  9. ^ スニジェットに代わるものとして創り出されたのがスニッチである。