ホグワーツ・レガシー
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ジャンル | オープンワールドアクションRPG |
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対応機種 | |
開発元 | アヴァランチ・ソフトウェア |
発売元 |
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プロデューサー | James Cabrera |
ディレクター | Alan Tew |
シナリオ | Moira Squier |
音楽 | Alexander Horowitz |
美術 | Jeff Bunker |
シリーズ | 魔法ワールド |
人数 | 1人 |
メディア | BD-ROM - パッケージ版(Nintendo Switch、PC以外) |
発売日 |
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対象年齢 |
CERO:C(15才以上対象) ESRB:T(13歳以上) PEGI:12 USK:12(12歳未満提供禁止) ACB:M GRAC:12 |
エンジン | Unreal Engine 4 |
売上本数 |
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『ホグワーツ・レガシー』(英: Hogwarts Legacy)は、アヴァランチ・ソフトウェア制作・ワーナー・ブラザーズ ゲームズからポートキー・ゲームズのレーベルのもとで発売されたアメリカ合衆国のオープンワールドアクションロールプレイングゲーム[2]である。J・K・ローリングの『魔法ワールド』のホグワーツ魔法魔術学校を舞台としている[2]。
2023年2月10日にPlayStation 5版、Xbox Series X/S版、WindowsPC(Steam)版が発売され(デラックス・エディションは2月7日から先行プレイ可能)、同年5月5日にはPlayStation 4版とXbox One版、11月14日にはNintendo Switch版も発売されることが予定されている[2][3]。
概要[編集]
ハリー・ポッターシリーズの約100年前の世界を舞台とするアクションロールプレイングゲーム。プレイヤーは、オープンワールドで再現されたホグワーツ魔法魔術学校を中心とする世界を自由に探索することができる。禁じられた森やホグズミード村なども探索できる他、ホグワーツ城内では原作小説や映画に登場しなかったハッフルパフとレイブンクロー談話室なども訪れることもできる。ホグワーツ城の内外の様相は、メインストーリーを進行することで季節に合わせて変化する。
プレイヤーキャラクターは、性別・声・体型などを自由にカスタマイズでき、メガネなどのアクセサリー類の追加もできる。また、所属する寮は原作同様に組分け帽子によって決定されるが、必ずしもそれに従う必要はなく、最終的にはプレイヤーが自分の好みで入寮先を選択できる。
プレイヤーは戦闘、クエスト、探検、フィールドガイドページ、必要の部屋という5項目を通じて経験値を獲得し、その経験値で呪文やアビリティをアップグレードしたり、拠点となる『必要の部屋』の内装をカスタマイズすることができる。また、ストーリー進捗のアクティビティである授業に参加し、様々な魔法の呪文や魔法薬を活用して戦闘能力を習得できるほか、取引やクラフトで敵へのダメージや特殊効果を与えるアイテムの入手、ヒッポグリフやセストラルなどの魔法生物を飼育して騎乗できる[4]。友好関係を築いたNPCは能力を拡張し、それぞれの物語を知ることができる「同行者」になる。
なお、クィディッチは「前年に怪我人が出た」という理由でプレイすることはできず[5]、ゲームのストーリーで役割を果たす寮の得点はプレイヤーの行動に影響しない。
システム[編集]
キャラメイク[編集]
プレイヤーは、ゲーム開始時に主人公の容姿をカスタマイズできる。性別、顔、眉、髪型、髪色、傷跡、声、アクセサリーなどをカスタマイズ可能。なお、眉・髪型・傷跡については、ゲーム開始後でも、ホグズミードの美容室「トレス・エンポリアム」で変更可能。
マップ[編集]
プレイヤーは、オープンワールドで再現されたホグワーツの内部や周辺の地域を自由に探索できる。ホグワーツ内には様々な謎や仕掛けがあり、それを解くのがやり込み要素の一つになっている。周辺の地域にはホグズミードを始めとした村や集落があり、広大な大自然が広がっている。マップには、敵クリーチャーとしてモンスター・闇の魔法使い・密猟者などが徘徊しており、戦って倒すことができる。
ファストトラベルは、「煙突飛行粉」を使って行う。フィールドに設置された煙突飛行粉に近づくことでファストトラベルを解放でき、解放後はいつでもマップ上からその煙突飛行粉を選択してファストトラベルができる。
クエスト[編集]
本作には、大きく分けて3つのクエストが存在する。
- メインクエスト
- 本作の主軸となる物語。フィグ教授と共に、遥か昔に存在した古代魔術の秘密を探っていく。また、その中で、古代魔術の力を狙うランロク率いる小鬼軍や、ビクトール・ルックウッドら闇の魔法使いと戦っていく。
- サブクエスト
- ホグワーツの生徒達や周辺地域の住民たちから依頼を受け、彼らの悩み事や頼み事を解決していく。
- 人間関係クエスト
- ホグワーツの生徒の中でも、特に主人公と深くかかわる3人の生徒達と行動するクエスト。
- ナツァイ・オナイのクエスト
- 正義感の強いナツァイと共に、ホグズミードの住民に悪事を働く闇の魔法使いシオフィルス・ハーロウを倒すべく奮闘する。
- セバスチャン・サロウのクエスト
- セバスチャンに協力し、呪いを受けて絶え間ない痛みに苦しむ彼の妹アンの治療法を探す。このクエストを進めていくと、選択次第で3つの許されざる呪文を習得できる。
- ポピー・スウィーティングのクエスト
- 魔法動物こよなく愛するポピーと共に、密猟者の手から魔法動物を救うべく奮闘する。
呪文[編集]
呪文は、メインクエストの進行上で習得するか、ホグワーツの教授たちが主人公に出す課題をクリアすることで習得する。呪文は「必須呪文」「制御呪文」「攻撃呪文」「強制呪文」「万能呪文」「変身術」「許されざる呪文」というカテゴリで分類されており、〇×△□の各ボタンに割り当てて使用する。
「変身術」は必要の部屋でのみ発動可能。「許されざる呪文」は戦闘時のみ発動可能。
戦闘時は呪文にクールタイムが発生し、一度発動するとクールタイムが終わるまで再発動できない。クールタイムの長さは呪文によって異なり、強力な呪文ほどクールタイムが長い傾向にある。
必要の部屋[編集]
物語中盤で解放される、主人公専用の部屋。魔法薬調合台や植木鉢、家具などのオブジェクトを自由に配置でき、壁や床・天井などもカスタマイズできる。物語を進めて飼育場を解放すると、そこで捕獲した魔法生物を飼育することができる。
オブジェクトは「出現呪文」で呼び出し、その際には「呪文クラフト」が必要になる。呪文クラフトは、ホグズミードの学術書専門店で購入するか、マップ上にある宝箱で入手する。また、オブジェクトを呼び出す時には「ムーンストーン」を消費する。ムーンストーンは、マップ上にある鉱石を壊すことで入手できる
一度配置したオブジェクトは、変化呪文を使えば色やデザインを変えたり、場所を移動することができる。また、エバネスコの呪文でオブジェクトを消すことも可能。
- 魔法薬調合
- 魔法薬学の教室や必要の部屋に設置する魔法薬調合台で、様々な効果をもたらす魔法薬を調合できる。魔法薬の材料は、マップ上で採取したり自分で栽培する植物や、モンスターを倒した時にドロップされるアイテム。
- 植物栽培
- 薬草学の教室や必要の部屋に設置する植木鉢で、様々な植物を栽培できる。収穫した植物は、魔法薬の調合や戦闘で使用する。
- 魔法動物飼育
- 必要の部屋で飼育場を解放すると、マップ上で捕獲した魔法動物をそこで飼育できる。飼育場は最大で4つ解放される。捕獲は、呪文のスロットに捕獲袋を割り当てて行う。飼育場ではブラシがけや餌やりといった世話ができ、世話した動物から魔法動物の素材を入手できる。また、魔法動物にはオス(♂)とメス(♀)がおり、飼育場内にオブジェクト「繁殖場」を設置して同じ魔法動物のオスとメスを揃えると、魔法動物を繁殖させることができる(ただし、不死鳥は作中で1体しか出現しないので繁殖不可)。
装備品[編集]
装備品を身に着けることで、主人公のステータスを強化する。装備品はホグズミードの服飾店「グラドラグス魔法ファッション」で購入するか、マップ上の宝箱で入手する。宝箱で入手する装備品には最初は詳細が不明なものもあり、必要の部屋の「説明の机」で調べることで詳細が分かる。また、装備品は主人公のレベルが上がることに、入手できる装備品のステータスも上がっていく。
装備品にはレアリティが存在し、スタンダード(灰色)→上等(緑)→極上(青)→非凡(紫)→伝説(黄色)の順にレア度が高くなる。また、装備品の中には強化できるものがあり、必要の部屋で設置する「魔法の織機」の使うことでアップグレードと特性の付与を行える。アップグレードと特性の付与には、魔法動物の素材が必要になる。
レベル、チャレンジ、才能[編集]
主人公にはレベルが存在し、経験値を溜めることてレベルアップしてステータスが向上する。経験値を溜めるには、「戦闘」「クエスト」「探索」「フィールドガイドのページ」「必要の部屋」の5つに分類されたチャレンジの項目を達成する必要がある。
また、レベルとは別に「才能ポイント」があり、レベル5以降にレベルが1上がる毎に1ポイント獲得できる。このポイントで「呪文」「闇の魔術」「コア」「ステルス」「必要の部屋」の5つに分類された才能を強化できる。
ストーリー[編集]
1890年。魔法界は後のヴォルデモート卿やゲラート・グリンデルバルドが暗躍する時代のように暗雲が立ち込めていた。
過激派の小鬼(ゴブリン)を率いるランロクによる大規模なテロが勃発する中、ホグワーツの入学式に参加する主人公は魔法理論教授のエリエザー・フィグと共に魔法省高官のジョージ・オズリックが手配した馬車に乗車した。
5年生からの途中入学は異例と語るジョージは、フィグの亡き妻のミリアムからおそらく高度な魔法がかけられた謎の箱を死に際に預かったことを伝える。
主人公はジョージがどんな手を使っても開けられなかった箱の開け口が光っていることに気づく。しかしフィグとジョージにその光は見えない。そして主人公が箱を手に取った途端、開け口が自然に開き、中から鍵が現れる。
そんな奇妙な現象を目の当たりにした一同は、背後から襲撃を仕掛けたドラゴンにジョージを喰い殺されるも、鍵がポート・キーになっていることに気づいた主人公とフィグは、辛うじて生き残った。
だが、この襲撃は魔法界の運命を賭けた闘いの始まりに過ぎなかったのだった。
キャラクター[編集]
主人公[編集]
- 主人公
- 声(英語) - セバスチャン・クロフト / アメリア・ゲッチング
- 声(日本語) - 野田てつろう / 秋乃
- 本作の主人公。なんらかの理由で、ホグワーツに5年生から途中入学することになった。古代魔術の痕跡を視認し、さらにその力を行使する能力を持っており、フィグ教授とグリンゴッツ魔法銀行の12番金庫でペンシーブの記憶を見たことがきっかけで、守護者たちの試練に挑みながら古代魔術の真実を追うことになる。また、古代魔術を狙うランロクやビクトール・ルックウッドに狙われ、彼らの野望を止めるために戦っていく。
- デフォルトの名前は存在せず、プレイヤーが任意の名前を設定できる。また、性別、顔、髪型、体型、声などを選択できる。
ホグワーツの生徒[編集]
人間関係クエストの主要人物[編集]
- ナツァイ・オナイ
- 声(英語) - ジェシカ・ヘイルズ
- 声(日本語) - ニケライ・ファラナーゼ
- 女子生徒。グリフィンドール所属。人間関係クエストがあるキャラクター(同行者)の一人。
- 愛称は「ナティ」。アフリカ出身。占い学の教師を務める母の転任に伴って、1年前にウガンダの魔法学校であるワガドゥーから転校してきた。正義感が強く勇敢な性格で、才能溢れる優秀な魔法使い。
- 密猟者を許さず、シオフィルス・ハーロウと密猟組合を倒すべく危険を顧みず行動する。
- セバスチャン・サロウ
- 声(日本語) - 亀山雄慈
- 男子生徒。スリザリン所属。人間関係クエストがあるキャラクター(同行者)の一人。
- 呪いを受けた妹アンの治療法を、叔父のソロモンの反対を押し切って探している。闇の魔術に可能性を見出していることもあり、ソロモンとは折り合いが悪い。
- 本来は善良で成績もよく、教諭や生徒から一目置かれているが、目的の為に手段を選ばない一面があり、アンを救うために許可無く禁書の棚に忍び込むなど、校則違反も厭わない。
- 三つの許されざる呪文を、全て独学で習得できるほどの秀才。
- ポピー・スウィーティング
- 声(日本語) - 渡谷美帆
- 女子生徒。ハッフルパフ所属。人間関係クエストがあるキャラクター(同行者)の一人。
- 心優しい性格で、魔法生物への知識と深い愛情を持ち、密猟に関わる者たちを快く思っていない。
- かつて、ヒッポグリフのハイウィングを密猟者から救出しており、ハイウィングから信頼を寄せられている。
グリフィンドール[編集]
- ギャレス・ウィーズリー
- 男子生徒。副校長であるマチルダ・ウィーズリーの甥。とても優しい性格の持ち主だが、規則を無視する傾向にある。
- 魔法薬学に詳しく、新しい薬や飲み物をよく開発しているが、失敗することも多い。
- クレシダ・ブルーム
- 声(日本語) - 京花優希
- 女子生徒。早く先の勉強に進みたいと思っており、6年生から習う無言で魔法を発動する技術を練習している。
- ルーカン・ブラトルビー
- 男子生徒。「杖十字会」の調整役。
- ローレンス・デイビス
- 男子生徒。「杖十字会」のメンバーで、第1ラウンド(新人ラウンド)の相手。
- ヘクター・ジェンキンス
- 男子生徒。「杖十字会」のメンバーで、第2ラウンド(達人ラウンド)の相手。
- リアンダー・プルウェット
- 声(日本語) - 梶川翔平
- 男子生徒。「杖十字会」のメンバーで、第3ラウンド(最終ラウンド)の相手。
- エリック・ノースコット
- 男子生徒。「杖十字会」のメンバーで、第3ラウンド(最終ラウンド)の相手。
- ネリー・オグスパイア
- 女子生徒。「杖十字会」のメンバーで、第3ラウンド(最終ラウンド)の相手。
- 聡明で明るい性格。物事を様々な視点から見ることができ、多角的に考えることができる。
ハッフルパフ[編集]
- アーサー・ブラムリー
- 声(日本語) - 宮瀬尚也
- 男子生徒。
- アデレード・オークス
- 声(日本語) - 中村カンナ
- 女子生徒。両親を亡くしており、おじさん(ローランド)に面倒を見てもらっている。
- レノーラ・エバーリー
- 女子生徒。勤勉で頭が切れる。絵画の研究などをしている。
- サチャリッサ・タグウッド
- 声(日本語) - 中村カンナ
- 女子生徒。自信家で「美容の魔法こそ未来を拓く」と確信しており、新作の美容クリームを作りたがっている。
- シャーロット・モリソン
- 女子生徒。「杖十字会」のメンバーで、第3ラウンド(最終ラウンド)の相手。
レイブンクロー[編集]
- アミット・タッカー
- 声(英語) - アシフ・アリ
- 声(日本語) - 梶川翔平
- 男子生徒。頭脳明晰で博識。星空の観察が大好きで、最新かつ最高級の望遠鏡を手元に置いている。天文学のマニアを自称している。有名な歴史家になることを目指している。
- 小鬼の言葉「ゴブリディグック語」を読むことができる。
- エバレット・クロプトン
- 声(英語) - ルーク・ヤングブラッド
- 声(日本語) - 三木晶
- 男子生徒。好奇心旺盛な性格で、人の限界を試すのが好き。
- サマンサ・デール
- 女子生徒。植物が大好き。
- ソフロニア・フランクリン
- 女子生徒。マニアックな知識を持っており、好奇心旺盛。デパルソの達人へロディアナに憧れている。
- ゼノビア・ノーク
- 女子生徒。生徒の皆に理由もなく嫌われていると思っている。ゴブストーンを好み、その腕前も立つが、そのために負かした他の生徒が罰ゲームで幾度も腐乱臭のする液体を浴びせられており、このことが周囲と拗れている原因である。
- ダンカン・ホブハウス
- 声(日本語) - 宮瀬尚也
- 男子生徒。一部の生徒達から「腰抜ケインのダンケイン」と馬鹿にされている。
- アストリア・クリケット
- 声(日本語) - 京花優希
- 女子生徒。「杖十字会」のメンバーで、第1ラウンド(新人ラウンド)の相手。
- コンスタンス・ダグワース
- 女子生徒。「杖十字会」のメンバーで、第2ラウンド(達人ラウンド)の相手。
スリザリン[編集]
- オミニス・ゴーント
- 男子生徒。ホグワーツ創設者の1人であるサラザール・スリザリンの直系の血筋。聖28一族の中でも特に極端な純血思想であるゴーント家の出身だが、本人はその純血思想に嫌気が差している。
- 生まれつき盲目で、両目は白く濁っているが、杖を使って視覚を補っている。
- アンの治療法を見つけるためとはいえ、セバスチャンが闇の魔術に関わることに反対する。
- イメルダ・レイエス
- 声(日本語) - 芳野由奈
- 女子生徒。自信家で、特に箒による飛行技術に自信を持っている。昨年怪我人が出たという理由で今年クィディッチが中止されたことに不満を抱いている。
- グレース・ピンチ・スメドリー
- 女子生徒。主人公に、湖の底に沈んでいるアストロラーベを見つけてほしいと依頼する。
- ネリダ・ロバーツ
- 女子生徒。「杖十字会」のメンバーで、第2ラウンド(達人ラウンド)の相手。
ホグワーツの教職員[編集]
- フィニアス・ナイジェラス・ブラック
- 声(英語) - サイモン・ペッグ
- 声(日本語) - 堀総士郎
- 校長。気難しく自惚れ屋の純血主義者。近視眼的な世界観と不遜な態度が特徴的。仕事には全く向いていない怠け者で、できる限り働かず、生徒の目に触れないようにすることを目標としている。
- ハリー・ポッターシリーズに登場したシリウス・ブラックの高祖父にあたる人物で、シリウスはフィニアスを「ホグワーツ歴代校長の中で、最も人望のなかった人物」と酷評している。
- その評価に違わず、生徒から教師、ゴーストや肖像画を含むあらゆる存在から嫌われている。
- マチルダ・ウィーズリー
- 声(英語) - レスリー・ニコル
- 声(日本語) - 岸本百恵
- 副校長。「変身術」の教授も兼任している。元は魔法省の上級呪い破りで、人望が厚く、ユーモアと厳格さを兼ね備えた非常に優秀な魔女。シャープ・コガワ・オナイは彼女がスカウトした。
- エリエザー・フィグ
- 声(日本語) - 佐々木睦
- 「魔法理論」の教授。元旅人で、妻のミリアムに誘われ魔法省でのキャリアを捨てて古代魔法を探る旅を始めたが、やがて旅に疲れ果て、ホグワーツの教師として腰を落ち着けた。しかし、探求を続けていた妻を何者かに殺されており、彼女が遺した道筋を主人公と共に辿ることになる。
- イソップ・シャープ
- 声(日本語) - 野坂尚也
- 「魔法薬学」の教授。無愛想で鋭敏だが、授業で提示する高難度の課題に対して優秀な結果を出す教え子を心から誇りに思うなど、決して理不尽ではない。元は闇祓いで、任務中に相棒を亡くしており、自身も脚に後遺症を負っている。
- エイブラハム・ローネン
- 声(日本語) - 前田弘喜
- 「呪文学」の教授。陽気で親しみやすい好好爺。ゴブストーンが大好き。
- チヨ・コガワ
- 「飛行訓練」の講師。元は日本の魔法省職員。
- ダイナ・ヘキャット
- 声(日本語) - 幸田直子
- 「闇の魔術に対する防衛術」の教授。元魔法省職員で多くの実戦経験を持ち、神秘部で働いていたことも。知識と実力が凄まじく、たった1人でウェールズ東部最大の魔法生物密猟者集団を壊滅させたという。
- ミラベル・ガーリック
- 声(日本語) - 清水彩香
- 「薬草学」の教授。明るく優しい魔女で、生徒にも同僚にも評判が良い。教師の中では最年少。
- カスバート・ビンズ
- 声(日本語) - 佐藤せつじ
- 「魔法史」の教授。ハリー・ポッターシリーズにも登場していたが、本作の位置する1890年代でもすでにゴーストで、魔法史の授業を担当していた。歴史に関する知識は豊富だが、彼の授業は非常に退屈でつまらない。
- バイ・ホーウィン
- 「魔法動物学」の教授。幼少期にオカミーと出逢った体験から、動物に対して強い畏敬の念を抱いている。金目当てで彼らを狙う密猟者を嫌悪している。
- ムディワ・オナイ
- 声(英語) - キャンデイス・ケイン
- 声(日本語) - ニケライ・ファラナーゼ
- 「占い学」の教授で、ナツァイの母。1年前に転任してきた。ハーロウを倒そうと動くナツァイの行動をよく思っていない。
- サティヤヴァティー・シャー
- 声(英語) - ソーム・カピラ
- 声(日本語) - 岡田恵
- 「天文学」の教授。マグル生まれの科学好きな魔女。自分の研究と天体のことに熱心な一方、占い学を「曖昧で頼り甲斐のないもの」だと見下している。
- ノリーン・ブレイニー
- 校癒。ホグワーツを卒業したてで実務経験ゼロからこの仕事を始めたため、働きながらノウハウを学んでいる。
- アグネス・スクリブナー
- 司書長。厳格で規則を重んじているが生徒に本を紹介することには熱心で、生徒が規則を重んじるならば喜んで図書の利用の手伝いをしてくれる。
- グラッドウィン・ムン
- 声(日本語) - 佐藤せつじ
- 管理人。学生時代は人気がある生徒だったが、いつのまにか滑稽なほど傲慢で思い上がった性格になってしまった。本人はそのことに気づいていない。根は悪人ではない。
- デミガイズを大の苦手としている。
屋敷しもべ妖精[編集]
- スクロープ
- ブラック校長に仕えるしもべ妖精。校長室に入るための合言葉を知っている。
- ディーク
- マチルダ副校長と長年の友人であるしもべ妖精。必要の部屋が解放されると、部屋に常駐して主人公をサポートする。
- フィンキー
- ホグワーツのしもべ妖精。調理の腕前は一流。
ホグズミード村[編集]
- ゲボルド・オリバンダー
- 杖専門店「オリバンダーの店」の店主。「世界一の杖作り」を自称しており、店内の棚に大量に置かれた杖の中から客に合った杖を選ぶ。
- ハリー・ポッターシリーズに登場したダイアゴン横丁の杖職人、ギャリック・オリバンダーの先祖にあたる。
- トーマス・ブラウン
- 書店「学術書専門店」の店主。出現呪文で必要となる「呪文クラフト」を扱っている。
- パリー・ピピン
- 魔法薬店「J・ピピン」の店主。魔法薬やその材料、魔法薬のレシピを扱う。
- ティモシー・ティーズデイル
- 植物店「マジックニープ」の店主。魔法薬調合などで利用される植物とその種を扱っている。おしゃべりが好きで、野外に店を構えている。
- ベアトリス・グリーン
- 植物店「ドッグウィード・アンド・デスキャップ」の店主。戦闘植物とその種を扱っている。
- オーガスタス・ヒル
- 服飾店「グラドラグス魔法ファッション」を営む服飾師。主人公が身に着ける装備品を扱う。
- アルビー・ウィークス
- スポーツ用品店「スピントゥイッチーズ」の経営者。物語開始時は営業していないが、クエストをクリアすると箒の購入やアップグレードができるようになる。
- エリー・ペック
- 動物用品店「ブルード・アンド・ペック」の店主。魔法動物の素材を扱っている。また、主人公が捕獲した魔法動物を買い取ってくれる。
- 物語開始時は営業していないが、クエストをクリアして魔法動物を捕獲できるようになると店を利用できるようになる。
- カライオピー・スネリング
- 美容室「トレス・エンポリアム」の店主。主人公の髪型・眉・傷跡を変更できる。
- シローナ・ライアン
- 酒場「三本の箒」の女将。小鬼のロドゴクと友人関係にある。
- ルース・シンガー
- ホグズミード村の巡査[6]
過去の人物[編集]
- イシドーラ・モーガナーク
- 過去のホグワーツの女子生徒。古代魔法の痕跡を見ることができる。
- 主人公と同じく5年生からのホグワーツに途中入学し、パーシバルから訓練を受けて古代魔術の扱い方を習得する。ホグワーツの教授となって「闇の魔術に対する防衛術」を担当。
- 息子を失ったショックで弱っていく父親の苦痛を取り除きたいと考えており、パーシバルの説得を聞かず古代魔術を独自に研究し、人から苦痛を取り除く魔法を会得した。その後はこの魔法で人々を苦痛から救えると考え、守護者たちの懸念や制止を振り切り父親をはじめ多くの人々にその古代魔術を使用し続けた。
- しかし実態は「感情を除去することで痛みを消す」というもので、父親は感情を失って抜け殻のようになっていた。彼女の暴走を止めるためパーシバル達が「保管所」にやってくるが、彼らとまとめて互角以上に迎え撃てる力を付けていた。サンが止むなく放ったアバダ・ケダブラを受けて死亡。
- パーシバル・ラッカム
- 過去のホグワーツの教職員。最初の守護者。
- 古代魔術の潜在的な危険性を認識し、仲間と共にそれを守るために守護者を結成。干ばつの被害を受けたイシドーラの村の復興を行った。後にホグワーツに途中入学してきた彼女を指導し、古代魔術の使い方を指導する。しかしイシドーラが古代魔術を操って父親から苦痛を取り除いたのを目の当たりにし、その力が未知のもので副作用なども不明なことから、力の使用をやめるようイシドーラに注意する。彼女は聞き入れず生徒たちなどにも使用を広げた。サンの報告でその術が人から感情を奪っていることが分かると、イシドーラを止めるためホグワーツ地下の保管所に向かい、彼女と対峙する。
- イシドーラとの記憶をペンシーブに移し、保管所を封印を解く鍵となる「遺物」と共に、各試練の最奥の部屋に安置した。
- 物語冒頭で主人公とフィグ教授が訪れるグリンゴッツ魔法銀行の12番金庫の主であり、金庫の中にペンシーブとロケットを置き、古代魔術の痕跡が見える者への手掛かりとした。
- チャールズ・ルックウッド
- 過去のホグワーツの教職員。2番目の守護者。ビクトール・ルックウッドの祖先。
- イシドーラとの記憶をペンシーブに移し、保管所を封印を解く鍵となる「遺物」と共に、各試練の最奥の部屋に安置した。
- ニーフ・フィッツジェラルド
- 声(日本語) - 新井笙子
- 過去のホグワーツの校長。3番目の守護者。
- イシドーラとの記憶をペンシーブに移し、保管所を封印を解く鍵となる「遺物」と共に、各試練の最奥の部屋に安置した。
- サン・バカー
- 過去のホグワーツの教職員。最後の守護者。
- イシドーラとの記憶をペンシーブに移し、保管所を封印を解く鍵となる「遺物」と共に、各試練の最奥の部屋に安置した。
- ブラグボール
- イシドーラに「ゴブリンの銀」を提供した金属職人の小鬼。ランロクの祖先。
闇の勢力[編集]
- ランロク
- 声(日本語) - 野坂尚也
- ゴブリンの反乱軍を率いるリーダー。多くの信奉者を従えて大規模なテロを繰り返している。欲しいものは暴力で手中にし、逆らう者は同族でも容赦しない。ゴブリンでありながら強力な魔法を操る。
- 魔力の源として古代魔術を追っており、そのために主人公を狙っている。ビクトール・ルックウッドとは手を組んでいるが、互いに信用はしていない。
- 各地の古代魔術の保管所を暴き立てた末、ロドゴクを殺めて奪い取ったブラグボールの日記から最後の保管所がホグワーツの地下にあることを突き止める。
- ビクトール・ルックウッド
- 声(日本語) - 佐藤せつじ
- 闇の魔法使い。多くの闇の魔法使いを束ね、犯罪組織「アッシュワインダーズ」や密猟組合を率いている。ゴブリンの反乱の際にランロクと手を結んだが、互いに信用はしていない。
- ランロクが最後の保管所を見つけた後、ゴブリンを出し抜いて自分が保管所を奪おうと主人公の懐柔を試みるが拒否され、手下と共に主人公を殺して保管所を開く鍵である守護者の杖を奪おうとする。
- シオフィルス・ハーロウ
- 「アッシュワインダーズ」の一員で、ルックウッドの右腕。ホグズミードの町民を支配するために暴力を振るったり所持品を奪う等、極悪非道な悪党。
メインクエストの関係者[編集]
- ジョージ・オズリック
- 魔法省の高官。フィグ教授の妻のミリアムから謎の箱を預かっており、ホグワーツに向かう馬車の中でフィグ教授に渡す。
- ミリアム・フィグ
- フィグ教授の妻。故人。生前に夫と古代魔法を探る旅をしていた。高度な魔法が掛けられたポート・キーの箱を、死に際にジョージに託した。
- 銀行家
- グリンゴッツ魔法銀行の銀行家。主人公とフィグを12番金庫まで案内する。
- 番人
- グリンゴッツ魔法銀行の金庫の番人。めったに人が来ない、一番古い区画を担当している。
- ロドゴク
- シローナの友人であるゴブリン。かつては他の多くのゴブリンと同じく魔法族を毛嫌いしていたが、ミリアムやシローナに出会ったことで気持ちが変化し、魔法族のことを理解するようになった。
- ランロクを止めるべく主人公と同盟を結び、ランロクの狙いを探るべく行動する。
人間関係クエストの登場人物[編集]
- アン・サロウ
- セバスチャンの妹。フェルドクロフトの集落で叔父のソロモンと暮らしている。ランロクの手下に集落を襲撃された際に呪いを掛けられ、絶え間ない痛みに苦しめられており、ホグワーツに通えなくなった。
- ホグワーツに通っていた頃は、兄と同じくスリザリンに所属していた。
- ソロモン・サロウ
- セバスチャンとアンの叔父。元闇祓い。
- 闇の魔術に人一倍の忌避感を示し、度々精神的に不安定な一面を見せる。セバスチャン曰く、アンが呪われる前からなにかと彼からのあたりが強い。アンの治療法はないと諦めており、諦めないセバスチャンと対立する。
- ドラン
- 禁じられた森に住むケンタウロスの群れの長老。エレクなど他のケンタウロスが主人公とポピーを敵視する中で唯一、主人公たちの話に耳を傾け協力する。
- エレク
- ケンタウロスの群れのリーダー。魔法動物を狙う密猟者を憎んでおり、主人公とポピーのこともその同類だと考えて敵視する。
サブクエストの登場人物[編集]
- ドロシー・スプロットル
- シローナの友人。アッパー・ホグズフィールド(ホグズミードの北)に住んでいる。
- ノラ・トラッドウェル
- 歴史家で考古学者。中世に実在した魔術師マーリンの研究が専門。
- ローランド・オークス
- ゴブリンの中では割と有名な金属商人。アデレードの叔父。ゴブリディクック語に堪能。
- アクリ・バーンズ
- 問題を抱えているビジネスマン。薬草販売事業から自分を締め出した仲間に恨みを持っており、復讐を考えている。
- エドガー・アドリー
- 毒蜘蛛(アクロマンチュラ)から逃げてきた男。友人のマイロが毒蜘蛛に殺され、そこから逃げてきた。マイロの家宝の懐中時計を娘に渡せずに後悔している。
- クレメンティン・ウィラージ
- ホグワーツの卒業生。学生時代から、森の蝶が自分を見つける度に森の中に羽ばたいていく様子を見てずっと気になっている。
首無し狩り[編集]
- パトリック・デレニー・ポドモア卿
- 通称「すっぱり首無しポドモア卿」。「首無し狩り」を主催する幽霊。
- リチャード・ジャックドウ
- 「首無し狩り」のメンバーで最年少の青年。過去に杖を盗んだ後、ピーブスから盗んだ地図に従ったところ、そのまま死んで幽霊になった。
- ネスター・アムゼット卿
- 「首無し狩り」のメンバーの幽霊。地元州の行政が気に入らないために反逆したが、捕まり処刑された。
その他[編集]
- 組み分け帽子
- 声(英語) - ジェイソン・アンソニー
- 声(日本語) - 佐藤せつじ
- 新入生の組み分けを行う、喋る帽子。被った人物の特性や適性から、最適な寮を判断する。
- ほとんど首無しニック
- 声(英語) - ジェイソン・アンソニー
- 声(日本語) - 佐藤せつじ
- ハリー・ポッターシリーズにも登場した、グリフィンドール寮に住むゴースト。本名は「ニコラス・ド・ミムジー・ポーピントン」。渾名の通り、首と胴体が皮一枚でつながっている。
- ピーブズ
- 声(日本語) - 佐藤せつじ
- ホグワーツ城に住むポルターガイスト。いたずらと混沌を好む。
- アーン
- 小鬼の絵描き。魔法使いと長年の親交がある。
追加コンテンツ「ホグズミードの呪われた店」[編集]
- カサンドラ・メイソン
- 自分の店を売りに出したがっている夫人。大家でいることに嫌気がさしている。
- 実は店を買うと申し出た人間を騙し討ちにし、フォスティディオの潜む地下牢アトリウムに誘導しては聖マンゴ病院送りに追い込んでいた。
- ペニー
- 声(日本語) - 岸本百恵
- カサンドラの店のしもべ妖精。商才があり、トロールに紅茶を売れるほど接客が得意。店主の代わりに商品を売ってくれる。
- フォスティディオ
- 地下牢アトリウムに潜んでいるポルターガイスト、名前は「騒々しい幽霊」の意で、その名の通り騒々しい音を出すのが大好き。
魔法[編集]
呪文[編集]
制御呪文[編集]
- レヴィオーソ
- 物体や敵をその場で浮遊させる。
- アレスト・モメンタム
- 物体や敵の動きを遅くさせる。
- グレイシアス
- 敵を凍らせ、以降のダメージ量を増加させる。
- 変身術
- 物体や敵を別の姿に変身させる。
攻撃呪文[編集]
- インセンディオ
- 近距離の物体や敵を炎上させる。マップ上の蜘蛛の巣を破壊できる。
- エクスペリアームス
- 武装解除呪文。敵の杖や武器を吹き飛ばす。敵が何も持っていなくてもダメージを与える。
- コンフリンゴ
- 離れた物体や敵に炎の玉を放つ。マップ上の蜘蛛の巣や岩を破壊できる。
- ディフィンド
- 斬撃を放って離れた物体や敵を斬り裂く。
- ボンバーダ
- 周りの敵を巻き込む爆発を発生させ、敵に大ダメージを与える。
強制呪文[編集]
- アクシオ
- 呼び寄せ呪文。敵や物体を自分のほうに引き寄せる。
- デパルソ
- 敵や物体を遠くに吹き飛ばす。
- ディセンド
- 敵を地面に叩きつける。
- フリペンド
- 敵や物体をひっくり返す。
万能呪文[編集]
- ルーモス
- 杖の先に光を灯す。
- レパロ
- 修復呪文。壊れた物体を元の状態に戻す。
- ウィンガーディアム・レヴィオーサ
- 浮遊術。物体を浮遊させて自由自在に動かす。
- 目くらまし術
- 周りの環境に溶け込み、姿が見つかりにくくなる。
変身術[編集]
- エバネスコ
- 必要の部屋でのみ使用可能。オブジェクトを消し去りムーンストーンを入手する。
- 出現呪文
- 必要の部屋でのみ使用可能。ムーンストーンを消費してオブジェクトを呼び出す。呼びさせるオブジェクトは「呪文クラフト」を入手すると増える。
- 変化呪文
- 必要の部屋でのみ使用可能。オブジェクトの外観・色・大きさなどを変える。
必須呪文[編集]
- レベリオ
- フィールドの一定範囲内のギミックを可視化する。
- プロテゴ
- 盾の呪文。敵の攻撃を防ぐ球状のバリアを張る。
- ステューピファイ
- 麻痺呪文。敵を麻痺させる。プロテゴで敵の攻撃を防いだ後にカウンターとして放つ。
- アロホモラ
- 施錠された部屋や宝箱の鍵を開ける。
- ペトリフィカス・トタルス
- 全身金縛り術。透明薬や目くらまし術でステルス状態の時に敵を無力化する。
- 古代魔術
- 敵に大ダメージを与える。古代魔術メーターが溜まった時に発動できる。
- 古代魔術の投てき
- 周囲の物体を引き寄せて敵にぶつける。
許されざる呪文[編集]
- インペリオ
- 服従の呪文。敵を支配し、自分の仲間として戦わせる。
- クルーシオ
- 磔の呪文。敵に時間経過でダメージを受けさせ続ける。
- アバダ・ケダブラ
- 死の呪い。敵を即死させる。
魔法薬[編集]
- ウィゲンウェルド薬
- 回復力が向上し、ライフがわずかに回復する。材料は「ホークランプの体液」と「ハナハッカの葉」。
- エデュラス薬
- 防御力を強化する。材料は「アッシュワインダーの卵」と「野犬の毛皮」。
- 集中薬
- 呪文のクールダウンを短縮する。材料は「クサカゲロウ」「満月草の茎」「ダグボッグの舌」。
- マキシマ薬
- 呪文のダメージを一定時間増加させる。材料は「蜘蛛の牙」と「ヒルの汁」。
- 雷調合薬
- 近くの敵を気絶させてダメージを与える。材料は「ヒルの汁」「萎び無果実の果実」「死者の悪臭」。
- 透明薬
- しばらくの間感知されなくなる。材料は「飛び跳ね毒キノコの傘」「ニワヤナギの小枝」「トロールの鼻糞」。
- フェリックスフェリシス
- 48分間、箱(大)の隠し場所が全てミニマップ上に表示される。材料は「クサカゲロウ」と「満月草の茎」。
植物[編集]
- ゼニアオイ
- マーリンの試練で使用する植物。どの大きさの植木鉢でも栽培可能。
- ハナハッカ
- 魔法薬調合用の植物。どの大きさの植木鉢でも栽培可能。
- ニワヤナギ
- 魔法薬調合用の植物。どの大きさの植木鉢でも栽培可能。
- 萎び無花果
- 魔法薬調合用の植物。植木鉢(中)もしくは植木鉢(大)で栽培可能。
- 満月草
- 魔法薬調合用の植物。植木鉢(大)でのみ栽培可能。
- マンドレイク
- 戦闘用の植物。どの大きさの植木鉢でも栽培可能。
- 噛み噛み白菜
- 戦闘用の植物。植木鉢(中)もしくは植木鉢(大)で栽培可能。
- 毒触手草
- 戦闘用の植物。植木鉢(大)でのみ栽培可能。
魔法動物[編集]
- ディリコール
- ふくよかな体と体毛を持つ、飛べない鳥。危険から逃れるために姿を消したり現したりできる特別な能力を持つ。
- フウーパー
- 色鮮やかな鳥。人の正気を失わせる歌声を発する。
- 巨大紫ヒキガエル
- 大型の魔法ヒキガエル。イボは魔法薬の材料になる。
- ヒッポグリフ
- 巨大なワシの頭に前足、翼、後ろ足、ウマの尾を持つ魔法動物。主人公が乗って移動手段として利用できる。
- ジョバーノール
- 斑点のついた小柄なルツリグミ。死の瞬間まで声を発することはない。
- ニーズル
- 猫に似た動物で、大きな耳とふさふさのしっぽを持つ。攻撃的な性格だが、懐けば素晴らしいペットになる。知能が高く、不審者や信用に値しない人間を見破ることができる。
- ムーンカーフ
- 小ぶりで内気な魔法生物。大きな目をした子牛のような見た目が特徴。満月の夜になると姿を現し、月明かりの下で踊ることで知られている。
- ニフラー
- 柔らかな毛に包まれた小柄な動物。いたずら好きな性格で、キラキラ光るものを見つけるとよく騒ぎを起こす。手に入れたお宝は有袋類が持つような袋にしまう
- パフスケイン
- 丸くてフワフワな動物。抱きしめたくなるほど柔らかいが、投げ回せるほどに頑丈でもある。ほぼ何でも食べるが、一番の好物は鼻糞。世話が簡単なため、魔法使いの家庭では定番のペットとして親しまれている。
- セストラル
- 不気味で羽の生えた、馬のような動物。死を目撃した人にしか姿が見えない。主人公が乗って移動手段として利用できる。
- ユニコーン
- 美しい馬のような動物。用心深い性格で、頭部に一本角が生えている。幼体の毛皮はキラキラと黄金色に輝くと言われている。
- グラップホーン
- 極めて攻撃的な性格の獰猛な魔法動物。灰色がかった紫色の肌をしていて、皮はドラゴンのよりも強靭でほとんどの呪文をはね返す。主人公が乗って移動手段として利用できる。
- 不死鳥
- 滅多に見ることができない、優雅な鳥。強力な魔法を操り、全身を炎に包み込んでいる。残った灰から生まれ変わることもできる。不死鳥の忠誠心を勝ち取れるのは、非常に賢く、偉大な魔法使いだけである。
敵クリーチャー[編集]
- 野犬
- 闇の野犬
- 死神犬(悪名高い敵)
- 白狼(悪名高い敵)
- ダグボッグ
- 凶暴ダグボッグ
- 綿草ダグボッグ
- ストーンバックダグボッグ
- 凶暴ダグボッグ(悪名高い敵)
- カニ鬼蜘蛛
- カニ鬼蜘蛛の子供
- 見張りカニ鬼蜘蛛
- 奇襲するカニ鬼蜘蛛
- 糸吐きカニ鬼蜘蛛
- カニ鬼女王蜘蛛
- 強欲の蜘蛛(悪名高い敵)
- 毒蜘蛛
- 毒蜘蛛の幼虫
- 見張り毒蜘蛛
- 奇襲する毒蜘蛛
- 糸吐き毒蜘蛛
- 毒の女王蜘蛛
- アクロマンチュラ
- アクロマンチュラ
- 逃亡者(悪名高い敵)
- トロール
- 森トロール
- 山トロール
- 河トロール
- 甲冑トロール
- 強化されたトロール
- 戦士のトロール
- 沼地のトロール(悪名高い敵)
- 水辺のトロール(悪名高い敵)
- アレクサンドラのトロール(悪名高い敵)
- アッシュワインダーズ
- アッシュワインダーの偵察者
- アッシュワインダーの決闘者
- アッシュワインダーの暗殺者
- アッシュワインダーのレンジャー
- アッシュワインダーの兵士
- アッシュワインダーの処刑人
- エルサ・トラバース(悪名高い敵)
- グウェンドリン・チョウ(悪名高い敵)
- シルバヌス・セルウィン(悪名高い敵)
- カトリン・ハガーティー(悪名高い敵)
- 密猟組合
- 密猟組合の追跡者
- 密猟組合の決闘者
- 密猟組合の動物もどき
- 密猟組合のレンジャー
- 密猟組合の狩人
- 密猟組合の死刑執行人
- テンペステ・スローン(悪名高い敵)
- アイオナ・モーガン(悪名高い敵)
- ランロクの信奉者
- 信奉者の戦士
- 信奉者の衛兵
- 信奉者の暗殺者
- 信奉者のレンジャー
- 信奉者の指揮官
- パーギット(悪名高い敵)
- こん棒使いのベルグラフ(悪名高い敵)
- 変わり者のオグバード(悪名高い敵)
- グロドビク(悪名高い敵)
- 守護者の試練の空間
- 守護者
- ペンシーブの歩哨
- ペンシーブの衛兵
- ペンシーブの守護者
- ペンシーブの番人
- 死の影
- 死の闇の野犬
- 死のトロール
- その他
- 亡者
- バードロフ・ボーモントの死体(悪名高い敵)
- 荘園領主(悪名高い敵)
- ダンスタン・トリニティ(悪名高い敵)
- ボス(メインクエスト)
- 甲冑トロール
- ペンシーブの守護者
- ペンシーブの番人
- 強化されたトロール
- 湖畔の主(グラップホーン)
- ビクトール・ルックウッド
- 戦士のトロール
- ランロクのドラゴン
- ボス(人間関係クエスト)
- シオフィルス・ハーロウ
- ソロモン・サロウ
- 追加コンテンツ「ホグズミードの呪われた店」
- マネキン
- フォスティディオの怪物
- カサンドラ・メイソン
用語[編集]
古代魔術関連[編集]
- 古代魔術
- 遥か昔の時代に存在した強力な魔法。使える者はごく一部に限られており、使い手はあらゆる魔法と独特な繋がりを持つほか未知の部分が多い。今の魔法界では忘れ去られている。
- 数百年前、イシドーラ・モーガナークが古代魔術を悪用して多くの人から感情を奪った事件がおこる。
- 守護者
- イシドーラの恩師であった4人のホグワーツの教師たち。知識が悪者の手に渡った場合の潜在的な危険性を認識していたラッカムが、仲間と共にそれを守るために結成。フェルドクロフトの干ばつには古代魔術で復興を促進させた。イシドーラによって大勢の感情から抜き出した「副産物」は力が強過ぎて破壊できず、苦渋の策として「保管所」ごと封印する。そしてその力がそれを正しく扱うことができない者に渡らないように、守護者の活動の1つとして、古代魔術の痕跡が見える者を誘う試練を作り出した。
- ポート・キー(移動キー)
- 触れた者を決められた場所へ移動させる魔法の鍵。本作のポートキーは、グリンゴッツ魔法銀行の12番金庫の鍵になっている。古代魔術の痕跡が見える者にしか開けられない魔法の箱に納められており、ミリアムがジョージを通じてフィグ教授に託した。この鍵で主人公とフィグ教授が12番金庫に入ったことがきっかけで、主人公は古代魔術を巡る戦いに巻き込まれていく。
- ペンシーブ
- 石でできた魔法の水盆。頭の中の記憶や思い出を取り出したものを、その水盆で見ることができる。他の者は水盆の水に顔を付けることで、保存された記憶を見ることができる。4人の守護者の各試練の最奥の部屋にペンシーブの遺物と共に安置されており、試練を突破した者だけが守護者の記憶を見ることができる。
- ロケット
- グリンゴッツ魔法銀行の12番金庫の中に、ペンシーブと一緒に置かれていたロケット。
- 古の本
- 禁書の棚の地下に古代魔法で隠された部屋に、ペンシーブと一緒に置かれていた古い本。地図の間の台座に置くことで、試練の場所を示す地図を見ることができる。
- 地図の間
- 守護者4人の巨大な肖像がある部屋。ロケットに隠された地図を手に入れ、その地図を元に禁書の棚の隠し部屋に隠された古の本を手に入れた者しか来ることができない。肖像画を通して4人の守護者と会話することができ、台座に本を置くと床に試練の場所を示す地図が表示される。
- ペンシーブの遺物
- 守護者が作り出した遺物。4つあり、守護者の試練を突破した者だけが手にすることができる。4つの遺物を全て集め、それを使って作った「守護者の杖」を持つ者のみが、封印された最後の保管所に入ることができる。
- 保管所
- イシドーラが古代魔術で人々から抜き取った感情を保管していた箱(容器)を置いてある場所。容器はブラグボールが提供したゴブリンの銀で出来ている。
種族[編集]
- 魔法族
- 魔法使いや魔女など、魔法を扱う人間。一般的に彼らは杖[7]を用いて魔法を行使するが、熟練した魔法族は杖を用いずに魔法を行使することができる。
- 非魔法族[8]に魔法の存在を秘匿しながら、そのそばで非魔法族とは異なる独自の文化と歴史を持つ社会、「魔法界」を形成している。
- 17世紀の国際機密保持法制定を機に一部の魔法使いはマグルやマグルの血を引く魔法族を差別・迫害する「純血主義」を掲げるようになった。
- 多くの魔法族は、人間に近い知性を持つが人間ではない「ヒトたる存在」を「人間より劣る存在」と考えており、ゴブリンを「魔法族に対して従属的な存在」と見なしている。
- 小鬼(ゴブリン)
- 尖った耳と小躯が特徴の、人型の種族(ヒトたる存在)。非常に賢く、金属を扱うことに長けている。また、人間が使うものと似ているが、杖の要らない特殊な魔法を扱うことができる。
- その能力ゆえに古くより重要な社会的地位を確立しており、グリンゴッツ魔法銀行の管理・運営や通貨の発行において独占的な立場にある。
- 彼らと魔法族は歴史的に緊張的な関係を保っている。魔法評議会が1631年に魔法族以外の魔法生物が杖の持ち運びや使用を禁ずる法を制定したこと[9]は、ゴブリンたちの間で多くの議論を生み、18世紀後半のゴブリン反乱の原因の一つとなった。彼らは定期的に魔法族に対する反乱を起こしており、今作でもランロクとその信奉者達が暴れまわっている。
- ケンタウロス
- 禁じられた森に住む、馬の下半身を持つ半人半獣の種族。魔法動物を狙う密猟者たちが増えたことで、森に入ってくる魔法族を敵視している。
組織[編集]
- 杖十字会
- ホグワーツの生徒達の間で結成された、招待制の決闘クラブ。時計塔の入口を拠点に活動し、グリフィンドールのルーカン・ブラトルビーが調整役を務めている。教授たちには内密で活動しているが、教授が主人公に出す課題の中に杖十字会での勝利があることから、実際には会の存在や活動は教授たちに認識されていると思われる。
- 「新人ラウンド」「達人ラウンド」「最終ラウンド」の3ラウンドがあり、最終ラウンドを制覇すると杖十字会のチャンピオンとなる。
- アッシュワインダーズ
- ビクトール・ルックウッドが率いる、闇の魔法使いで構成された犯罪組織。ギャング。マップ全域で野営を設置して活動しており、主人公と敵対する存在となる。
- 密猟組合
- ビクトール・ルックウッドが率いる、魔法動物の密猟・密売を生業とする組織。メンバーは闇の魔法使いだが、骸骨のようなマスクを着用しているのが特徴。アッシュワインダーズと同じく、マップ全域で野営を設置して活動しており、主人公と敵対する存在となる。
- ドラゴンの闘技場「ホーンテール・ホール」の運営も行っており、特殊な首輪で捕獲したドラゴンを闘わせ見世物にしている。
脚注[編集]
- ^ “『ホグワーツ・レガシー』売上1500万本突破。「ハリー・ポッター」ゲームの勢いが止まらない”. AUTOMATON (2023年5月6日). 2023年7月31日閲覧。
- ^ a b c 公式ウェブサイト
- ^ 「ホグワーツ・レガシー」Switchパッケージ版の予約受付開始!
- ^ ドラゴン、トロール、アクロマンチュラ、グラップホーン、ムーンカーフ、フウーパ―、ニーズル、ニフラーなどともゲーム内で出会うことができるほか、マンドレイクなどの一部の生き物は戦闘中に使用することができる。
- ^ 『ホグワーツ・レガシー』の「クィディッチはできません」宣言の潔さが反響呼ぶ。何よりも先に伝える「クィディッチできません」
- ^ 原語ではMagical Law Enforcement Officer(直訳すると魔法法執行官), 2016年にリリースされた「魔法同盟」で同役職は“警部”と邦訳されていた[1][2]。
- ^ 杖は魔法をより強く正確なものにする。
- ^ 魔法が使えない人間たち。
- ^ 制定の12年前の1612年には、「悪質で血なまぐさい」ゴブリン反乱がホグズミードで起こっている。
外部リンク[編集]
- ホグワーツ・レガシー
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