ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧

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ハリー・ポッターシリーズ > ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧

ハリー・ポッターの登場人物一覧では、小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の人物を解説する。

名前は初登場時の「通常用いられる呼び名・(結婚後の)姓」に統一し、ミドルネームは省略(例:ロナルド・ビリウス・ウィーズリー→ロン・ウィーズリー)。ただしいくつかの例外もある(例:フィニアス・ナイジェラス・ブラック(作中では一貫してフィニアス・ナイジェラスと呼ばれているため)など)。また旧姓が判明している人物については旧姓も付記。

主要人物[編集]

ハリー・ポッター / ハリー・ジェームズ・ポッター
演 - ダニエル・ラドクリフ(映画版)、サンダース・トリプレットス(映画版・赤子時代) / ジェイミー・パーカー(舞台『Harry Potter and the Cursed Child』)
日本語吹き替え - 小野賢章(映画版) / 矢島晶子(ゲーム版第1作・第2作)、山口勝平(ゲーム版第3作、『クィディッチワールドカップ』)、山本泰輔(ゲーム版第4作)
本作の主人公。赤ん坊の頃にヴォルデモートに命を狙われ、襲われたが、歴史上唯一生き残り、ヴォルデモートを消滅させたことから「生き残った男の子」や「選ばれし者」と呼ばれる。額には当時受けた呪いのために出来た稲妻型の傷がある。くしゃくしゃの黒髪で母譲りの緑の目、丸い眼鏡を掛けている。後にジニー・ウィーズリーと結婚した。
ロン・ウィーズリー / ロナルド・ビリウス・ウィーズリー
演 - ルパート・グリント(映画版) / ポール・ソーンリー(舞台『Harry Potter and the Cursed Child』)
日本語吹き替え - 常盤祐貴(映画版) / 渕崎ゆり子(ゲーム版第1作)
ハリーの親友。ウィーズリー家の六男。生きているクモが苦手(魔法や調合などで使う死んでいるクモは平気)。兄たちが全員優秀なためひけ目を感じていたが、5巻では監督生となった。また、7巻の最終章では、ハーマイオニー・グレンジャーと結婚した。
ハーマイオニー・グレンジャー / ハーマイオニー・ジーン・グレンジャー
演 - エマ・ワトソン(映画版) / ノーマ・ドゥメズウェニ英語版(舞台『Harry Potter and the Cursed Child』)
日本語吹き替え - 須藤祐実(映画版) / 深見梨加(ゲーム版第1作・第2作)、氷上恭子(ゲーム版第3作)、河原木志穂(ゲーム版第4作)
ハリーの親友。マグル出身の魔女だが、学年一の秀才。両親は歯医者。初めはハリーやロンとそりが合わなかったが、トロールに襲われているところをハリーとロンに助けられ親友となった。5巻では監督生となった。また、7巻の最終章では、ロン・ウィーズリーと結婚した。

ホグワーツ魔法魔術学校[編集]

魔法省 [編集]

不死鳥の騎士団[編集]

闇の魔法使い[編集]

ヴォルデモート卿 / トム・マールヴォロ・リドル
演 - リチャード・ブレマー(映画版第1作)→レイフ・ファインズ(映画版第4作 - 第8作) / クリスチャン・コールソン(第2作・16歳)、ヒーロー・ファインズ・ティフィン(映画第6作・11歳)、フランク・ディレイン(映画第6作・16歳)
日本語吹き替え - 江原正士(映画版)、石田彰(映画版第2作・16歳)、小林翼(映画版第6作・11歳)、福山潤(映画版第6作・16歳) / 内海賢二(ゲーム版第1作)、大塚芳忠(ゲーム版第2作)、堀勝之祐(ゲーム版第4作)、えなりかずき(ゲーム版・青年時代)
魔法界の歴史上において最強と言われる魔法使いの一人。数多の闇の魔法使い、闇の生物を従え、魔法界に暗黒時代を招いた。「例のあの人」、「名前を言ってはいけないあの人」、「闇の帝王」などと呼ばれ、その名を口に出す事さえ恐れられている。サラザール・スリザリンの最後の子孫。(デルフィーニを除く)その強さと邪悪さは、一世代前に史上最強の闇の魔法使いと評されたグリンデルバルドの所業を人々の記憶から完全に拭い去ってしまったほどである。魔法界だけでなく人間世界にもその魔の手を伸ばしていたが、唯一ダンブルドアにだけは一目置いており、彼が校長を務めるホグワーツにだけは手出しをしなかった。
死喰い人
ヴォルデモートの部下でも特に上位の者たちを指す。総じて戦闘に長けている。
ゲラート・グリンデルバルド
演 - マイケル・バーン(映画版・老年時代)、ジェイミー・キャンベル・バウアー(映画版・青年時代)、ジョニー・デップ(映画「ファンタスティック・ビースト」・中年時代)
日本語吹き替え - 大木民夫(映画版・老年時代)、平田広明(映画「ファンタスティック・ビースト」・中年時代)
闇の魔法使いの中でもヴォルデモートに次いで強力と言われている人物。ヴォルデモートの出現までは『歴史上最も危険な闇の魔法使いのリスト』で王座に君臨しており、ヨーロッパやアメリカなどで活動を広げていた。容姿は美形で金髪の巻き毛が特徴。ダンブルドアも認める秀才であり、自由自在に姿を消せたと言われている。戦闘に関しても並の魔法使いよりはるかに秀でていたと言われているが、決闘の腕前という意味合いにおいてはダンブルドアが恐れるほどの存在ではなかったとされている。
標語は「より大きな善の為に」であり、抵抗者を投獄するために作った監獄「ヌルメンガード」にはその標語が刻まれている。これはダンブルドアの着想によるものであり、若き日のダンブルドアが考えたマグル支配の正当性がその言葉であり、グリンデルバルドは後年もそれを利用し続け、多くの悪事を正当化してきた。
学生時代はダームストラング専門学校で過ごし、在学中はハンサムな秀才で通っていたが、人道を軽視する面があり、同級生を攻撃したために16歳で学校を退学させられる。その後死の秘宝を探すために渡英し、大叔母のバチルダ・バグショットの家に身を寄せる。この時バグショット家の近所に住んでいたアルバス・ダンブルドアと出会い、グリンデルバルドとダンブルドアは意気投合するが、アリアナ・ダンブルドアの死に関与したため、イギリスから逃亡する。
逃亡後はグレゴロビッチからニワトコの杖を盗み、勢力拡大の過程でビクトール・クラムの親類を含む大勢の人間を殺戮する。しかし、ダンブルドアを恐れたグリンデルバルドはニワトコの杖を手に入れてからもイギリスでは一切事件を起こさなかった。しかしグリンデルバルドの悪行が最盛期を迎えた1945年、ついにダンブルドアとの決闘に際し、これに敗北。ニワトコの杖を没収された上で自らが作った監獄「ヌルメンガード」に収容され、ヴォルデモートに殺害されるまでをその監獄で過ごす事となった。
7巻で登場した時は痩せ衰え骸骨のような姿になっており、ヴォルデモートにニワトコの杖の在り処を尋ねられるも、死を受け入れてヴォルデモートに彼の無知と敗北を宣言し、最後まで口を割らなかったため殺害された。この行動に対しダンブルドアは「過去の行いに悔悟の念を示したため」、ハリーは「ヴォルデモートからダンブルドアを守るため」だとそれぞれ推測している。
映画では、第7作『死の秘宝 PART1』に登場。原作ではニワトコの杖のありかを最後まで明かさなかったために死亡したが、映画版では逆にニワトコの杖のありかを教えたためか殺された描写はなかった。
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では事件の黒幕として登場。無数の闇祓いを相手に手も足も出させない実力を見せるが、ニュートの不意打ちには対応できず捕縛された。続編にも登場予定で、脚本を担当したローリングは「今後もデップ演じるグリンデルバルドをたっぷり目にすることができるだろう」と宣言している[1]

ダーズリー一家[編集]

ハリーの伯母であるペチュニア・ダーズリーの一家。両親がいなかったハリーの養育を彼がホグワーツに入学するまでに毎日していた。ハリーがホグワーツへ入学して以降も、夏休みの間は帰宅していた。7巻ではリリーが遺したハリーの保護魔法が切れることに伴い、死喰い人の手から逃れるために家を離れて不死鳥の騎士団の保護下に入った。

ペチュニア・ダーズリー
演 - フィオナ・ショウ(映画版) / アリエラ・パラダイス(映画版・幼少期)
日本語吹き替え - さとうあい(映画版) / 諸星すみれ(映画版・幼少期)
ハリーの伯母でリリーの姉[2]。バーノンの妻でダドリーの母。痩せ型で馬のような顔と長い首が特徴で、整った容姿をしていた妹のリリーとは全く似ておらず美人とは言い難い。噂話が好きで、常に体裁を気にしており、長い首で近所を覗き見ることが趣味となっている。潔癖な一面もあり、寝る前にキッチンを磨いているため、キッチンにはしみ1つなく、5巻ではニンファドーラ・トンクスに「清潔すぎて不自然」と評されていた。近隣の住人であるアラベラ・フィッグと交流があり、よくハリーを嫌がらせを兼ねて預けていた。
マグルのエバンズ家の出身。リリーとの仲は非常によく、リリーからは「チュニー」と呼ばれていた。しかし、リリーが魔法力の兆候を示し、セブルス・スネイプと親友になったことで徐々に悪化する。リリーの元にホグワーツの入学案内が届いた際には、当時校長職にあったダンブルドアに「自分も入学させて欲しい」と手紙を送り、返事も受け取っている。同年9月、両親とともにリリーの見送りで、ダンブルドア宛の手紙をリリーとスネイプに知られていることを知って激しく動揺し、リリーを「生まれそこない」と罵った。これ以降、姉妹の仲は決定的に悪化した。
その後バーノンと結婚し、後にダドリーが誕生。1981年に、ヴォルデモートの襲撃によってリリーとジェームズ夫妻が死亡すると、ハリーはエバンズ家の血を引くペチュニア一家に預けられ、ハリーを引き取った際、夫妻は魔法族と縁を絶つことを誓い合う。以後、ダドリーを溺愛する一方、ハリーを冷遇したが、それでも11歳になるまで自宅で育てていた。1991年にハリーに入学案内が届いた際は、一家は可能な限り逃亡したが、最終的に入学を認める。以後も、ハリーは休暇の度に(嫌々)帰省し、17歳(魔法使いの成人年齢)になるまで、ダーズリー家が「実家」であった。
5巻でヴォルデモートの復活を知ると、恐怖に満ちた表情を見せ、ハリーを追い出そうとするバーノンに対し、ペチュニアはダンブルドアからの「吠えメール」を受け取った後、頑ななまでにハリーを家に置くことを主張した。7巻でのハリーとの最後の別れの際には、何か言いたげな素振りを見せるが、言えないまま立ち去った[3]
バーノン・ダーズリー
演 - リチャード・グリフィス(映画版)
日本語吹き替え - 楠見尚己(映画版)
ハリーの伯父。ペチュニアの夫でダドリーの父、マージョリーの兄。学生時代は息子と同じ「スメルティングズ男子校」に通っていた。でっぷりとした体付きで、首はほとんどない。赤ら顔で口髭が特徴的。妻との間には息子ダドリーがおり、息子を溺愛しているが、妻とは異なり事情によっては流石に怒ることもあった。穴あけドリルの製造会社「グランニングズ社」の社長。根っからのマグル至上主義者で、魔法を含む「まともでないもの」を嫌っており、実際の出来事であってもその存在を一切認めない。そのため魔法使いであるハリーのことも一方的に毛嫌いして差別的な態度で接しているが、それでも彼を引き取るなど、複雑な感情も向けている。
ダドリー・ダーズリー
演 - ハリー・メリング(映画版)
日本語吹き替え - 忍足航己(映画版)
ハリーの従兄。名門「スメルティングズ男子校」に在学しているが、成績は非常に悪い。学校ではいじめっ子で、ダドリー軍団という5人組のいじめグループを率いている。両親に甘やかされて育った為、我侭かつ意地悪な性格。自分の思い通りにならないとすぐに怒る他、5巻では未成年にも拘わらず喫煙や器物破損をする不良学生にまでなった。縦より横の方が長いと言われる程の肥満体形で運動も嫌いだが、いじめを率先しているだけあって腕っぷしは強い。5巻ではダイエットの効果が表れ、英国南東部ボクシングジュニアヘビー級のチャンピオンになっている。
ハグリッドに豚の尻尾を生やされたり、フレッドの「ベロベロ飴」を食べて舌が蛇のように大きくなったり、吸魂鬼に襲われて泣いたりと、魔法界に関して散々な目に遭っており、魔法界の事象に対しては弱気である。
ハリーとはかつては互いに軽蔑しており、仲間(ダドリー軍団)と一緒になってハリーを執拗にいじめていたが、シリーズが進むごとに、ハリーの魔法と魔法界の人脈(凶悪犯罪者として知られるシリウス・ブラックなど)を恐れ、良くも悪くも対話を重んじる形で、ハリーをいじめることなくなり、かなり対等な関係になった。ハリーもダドリーを心底嫌っているわけではなく、ダドリーが吸魂鬼に襲われた際は迷わず助け、恐怖心で動けないダドリーを家まで運んでいる。7巻では、ハリーと別れる際、吸魂鬼から自分を救ってくれたことに感謝を示し、ハリーと別れの握手を交わし和解、二人の関係は回復された。また、物語終了後は、クリスマスカードを送り合う間柄となった。
マージョリー・ダーズリー
演 - パム・フェリス(映画版)
日本語吹き替え - 磯辺万沙子(映画版)
ハリーとダドリーの伯母。バーノンの妹で、外見もバーノンと似通っている(原作では女性でありながら口髭を蓄えているという不自然な記述がある)。ダーズリー夫妻とは仲が良く、2人からは「マージ」と呼ばれる。傲慢不遜な性格で、一家以上にハリーを徹底的に見下して嫌っている。自宅では犬を12匹飼っている。バーノン同様金持ちで、甥のダドリーにはやはり甘く、20ポンドの束を小遣いに与えた。日本語版では当初、バーノンの「姉」と表記されていたが、後に翻訳者が著者に確認し「妹」と修正された。しかし、「ポッターモア」の作者の書下ろしコンテンツでは、マージが姉であるという記述がされている。
3巻でダーズリー一家のところに1週間遊びに来たが、滞在最終日にハリーの両親を「出来損ない」呼ばわりして真っ向から侮辱した為、怒ったハリーが魔法を暴走させてしまい、風船のように膨らませられ天井に飛ばされてしまった。その後、魔法省の魔法事故リセット部隊が駆けつけて彼女の記憶を修正、実害は発生しなかった。なお、その後ハリーはマージに会うことはなかったとのこと。
映画では『アズカバンの囚人』に登場。原作ではハリーの魔法により天井へ飛ばされてしまうが、映画では部屋を飛び出して上空まで飛ばされてしまった。
ファブスター大佐という退役軍人に好意を持っているそうだが、性格が災いして相手にされず、その叶わぬ想いがマージの横暴さを助長しているとされる。

ダイアゴン横丁[編集]

オリバンダー老人
演 - ジョン・ハート
日本語吹き替え - 小林勝也(映画版) / 緒方賢一(ゲーム版)
月のように輝く薄く淡い色をした大きな目を持つ、超一流の杖作り。ダイアゴン横丁にある杖専門店「オリバンダーの店」の店主であり、今まで売った杖は、買った人から杖の材質・長さ・特徴まで全て覚えている。多くの魔女や魔法使いが、彼の店で杖を買っている。1巻でヴォルデモートの行いを「形が違えど偉大だったかも知れない」と称した[4]ことから、ハリーに良い印象を持たれなかったが、7巻でヴォルデモートと対面した時は不快感を示すなど、実際は正義感の強い人物である。
4巻にて開催された三大魔法学校対抗試合では、各校の代表選手の杖調べのためにホグワーツに来校した。6巻でネビルに杖を売った翌日、行方不明となるが、7巻でヴォルデモートによりマルフォイ家の地下牢に監禁されていたことが判明する。ヴォルデモートに拷問され、ヴォルデモートとハリーの杖の芯に関する情報や、ニワトコの杖の情報を語らされたが、その後ハリーたちによって救出され、ビルの家に匿われ、ハリーたちの質問に答えた。体調が回復した後は、ビルの大叔母のミュリエルの家に匿われた。
映画では『賢者の石』、『死の秘宝』2部作に登場。『死の秘宝 PART2』では原作と違ってニワトコの杖のことを知っており、最初にハリーたちに尋ねられた時には知らないと嘘をついていた。
フローリアン・フォーテスキュー
ダイアゴン横丁「フローリアン・フォーテスキュー・アイスクリーム・パーラー」の店主[5]。3巻では夏休みの間、ハリーの魔法史の宿題を手伝っていた。6巻で死喰い人に襲撃され、行方不明になった。
トム
演 - デレク・デッドマン(映画版第1作)→トム・ダヴァレ(映画版第3作)
ダイアゴン横丁の入り口であるパブ「漏れ鍋」のマスター[6]。禿げて歯の抜けたクルミのような顔をしている。
マダム・マルキン
ダイアゴン横丁「マダム・マルキンの洋装店」の店主。
ベリティ
ダイアゴン横丁の悪戯用品専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」を経営するフレッドとジョージの助手。

夜の闇横丁[編集]

カラクタカス・バーク
かつてホグワーツを卒業した直後のヴォルデモートが働いていた「夜の闇横丁」の店「ボージン・アンド・バークス」の創設者の一人(もう一人はボージン)。2巻の時点では店を切盛りしているのはボージンだけなので、既に引退していると思われる。メローピー・ゴーント所有のスリザリンのロケットを不当な安値で買い取ったり、まだ若かったトム・リドルをこき使ったりと非情な性格をしていた。ヘプジバ・スミスと交友関係にあり、スリザリンのロケットをスミスに高値で売り渡したが、ロケットは後にメローピーの息子であったリドルに奪い返された。
ボージン
夜の闇横丁「ボージン・アンド・バークス」の店主。死喰い人であるマルフォイ一家に媚び、常にねっとりした作り笑いを浮かべていた。ドラコに「輝きの手」を売っていた。

ホグズミード村[編集]

アバーフォース・ダンブルドア
ホグズミード村「ホッグズ・ヘッド」の主人。
マダム・ロスメルタ
演 - ジュリー・クリスティ
日本語吹き替え - 弥永和子
ホグズミード村「三本の箒」の女主人。小粋な顔をした美しい曲線美を持つ女性[7]。ロンが長年憧れている女性でもあった。3巻では魔法大臣のコーネリウス・ファッジやホグワーツ副校長のミネルバ・マクゴナガルらと共にシリウス・ブラックについて語っていた[8]。6巻では服従の呪文によってドラコに操られ、ケイティ・ベルに呪いのかけられたネックレスを渡してしまう。映画版では第3作『アズカバンの囚人』のみ登場。

ダームストラング専門学校[編集]

イゴール・カルカロフ
演 - ペジャ・ビヤラク
日本語吹き替え - 清水明彦
元死喰い人。銀髪で背が高く、貧相な顎を先の縮れた山羊髭で隠している。
アラスター・ムーディに逮捕されてアズカバンに収監されていたが、その後魔法省司法取引を行い、他の死喰い人(オーガスタス・ルックウッドとバーテミウス・クラウチ・ジュニア)を告発して釈放された。その後はダームストラング専門学校の校長に就任し、4巻で「三大魔法学校対抗試合」の為にホグワーツを訪れる。4巻終盤、ヴォルデモートの復活に際しこれを感知するも、報復を恐れて失踪した。6巻では、その後彼が死喰い人に殺されていたことが明らかになった。
映画では、『炎のゴブレット』に登場。何故かゴブレットの置かれている部屋に入っていくシーンがある(一説ではバーテミウス・クラウチ・ジュニアがポリジュース薬でカルカロフに変装したとも言われている)。映画での消息は不明。
ビクトール・クラム
演 - スタニスラフ・アイエネフスキー
日本語吹き替え - 坂詰貴之(映画版)、堀越省之助(ゲーム版)
1977年生まれ。若くしてクィディッチのブルガリア代表チームのシーカーを務めるかたわら、4巻ではダームストラング専門学校の7年生としてホグワーツに来校し、三大魔法学校対抗試合のダームストラングの代表となる。初めて彼を見たハリーは「育ちすぎた猛禽類」と喩えている。また箒に乗っている時は格好いいが、地上ではO脚気味に加えて猫背とパっとしない(原作のみ)。家族とはブルガリア語で会話しているが、英語も話せる(ただし、少々訛りがある)。
容姿、口数の少なさから誤解を招きやすいが、実際は他者への感謝や賞賛を惜しみなく表す心優しい青年であり、原作ではハリーの飛行技術を賞賛し、ダームストラングの生徒である自分に対しても礼儀正しく接したセドリックにも好意を示し、彼の死を嘆いていた。また、闇の魔術の風潮が強いダームストラングの生徒だが、親族をグリンデルバルドに殺された事もあり、闇の魔法使いには反感を持っている。
ハーマイオニーに魅かれており、三大魔法学校対抗試合が終わってからもハーマイオニーと文通を続けていた。その為、ロンはクラムの話題が出るたびに機嫌を悪くしていたが、クラムの方も7巻でビルとフラーの結婚式に出席した際、ロンとハーマイオニーが仲良くしているのを見て嫉妬していた。その際、(変身していたため彼とは気付かなかったが)ハリーに対し「いくら有名になっても可愛い子が自分に振り向いてくれないのなら意味がない」と愚痴をこぼしている。
映画では、『炎のゴブレット』のみに登場。

ボーバトン魔法アカデミー[編集]

オリンペ・マクシーム
演 - フランシス・デ・ラ・トゥーア
日本語吹き替え - 久保田民絵
ボーバトン魔法アカデミー校長。洗練されたフランス人であり、話し方もフランス訛り(ハグリッドに半巨人の事に触れられた際の発言で骨をおねと発言していることからもわかる)。ハグリッド並みの巨大な女性で、巨人の血を引いていると思われるが、ハグリッドから発言された際には本人は「骨が太いだけ」と怒って否定している。ハグリッドからは上の名前の「オリンペ」と呼ばれる。ハグリッドとは仲の良い様子を見せていた。
ダンブルドアの要請を受け、ハグリッドと共に巨人の説得を試みる。好戦的な性格で、同じく巨人の説得を行っていた死喰い人に何度も攻撃を仕掛けようとしてハグリッドに制止されていた。魔法の実力も優秀で、死喰い人の説得を受け入れ、攻撃してきた巨人をいとも簡単に組み伏せた。映画版では『炎のゴブレット』と『死の秘宝 PART1』に登場。
フラー・デラクール
演 - クレマンス・ポエジー
日本語吹き替え - 小笠原亜里沙(映画版)、本多知恵子(ゲーム版)
「息を呑むほどの美しさ」「非の打ち所がない」と形容される美女。彼女自身もその自覚があり、若干ナルシスト気味な所もある。髪は腰まであるシルバーブロンドで、瞳は深い青色。フルネームは「フラー・イザベル・デラクール」。
1994年、ボーバトン魔法アカデミーの7年生としてホグワーツへ来校、三大魔法学校対抗試合の代表選手に選出される(代表選手唯一の女性である)。当初、ハリーのことは快く思っていなかったが、第二の課題でハリーが彼女の妹であるガブリエールを救ったことを境に、ハリーと親しくなる。
ボーバトン卒業後、英語の学習を兼ねてグリンゴッツ魔法銀行に就職し、同僚となったビルと交際するようになった。彼女の話す英語はフランス語訛りで、ビルと交際を始めてからはビルが英語の個人教授をしていた。
6巻冒頭(1996年夏)までにビルと婚約し、ウィーズリー家に住むようになるが、モリーやジニー、ハーマイオニーら女性陣から煙たがられていた。特にジニーからは「ヌラー」(粘液質)呼ばわりされていた。6巻終盤、ビルが人狼であるフェンリール・グレイバックに噛まれ、顔面に傷を負ってしまったが、それでもビルへの変わらぬ愛を示したことで、モリーからも認められるようになった。
7巻では、七人のポッター作戦に参加した。その後ビルと結婚式を挙げ、「貝殻の家」と呼ばれた海沿いの家に移り住んだ。終盤でのホグワーツ最終決戦にも、ビルと共に参戦した。その後、ビクトワール、ドミニク、ルイの3人を設けた。7巻では性格がモリーに似てきているとハリーに評されている。
祖母はヴィーラであり、杖の芯には祖母の髪の毛が使われている。
映画では『炎のゴブレット』、『死の秘宝』2部作に登場。原作に比べ出番はかなり少ない。原作のようなナルシストではなく、女性陣から嫌われている描写もなかった。
ガブリエル・デラクール
フラーの妹。4巻の時点では8歳。4巻ではボーバトンの一員としてホグワーツを訪れ、三大魔法学校対校試合の第2の課題では人質になるが、ハリーによって救助された。そのことでハリーに好意を持ったような様子を見せ、7巻前半で姉フラーの結婚式に出席するために隠れ穴に来訪してハリーに再会した際には、頬を赤らめていた。

ヴォルデモートの血縁者[編集]

マールヴォロ・ゴーント
モーフィンとメローピーの父親で、ヴォルデモートの祖父。リトル・ハングルトンの反対の谷にある荒小屋に住んでいた。パーセルマウスであり、純血主義者でもある。ウィゼンガモット法廷への召喚状を届けに来た魔法省の役人から息子を守る為に暴力を振るい、6ヶ月間アズカバンに収監された。出所後、自宅に戻ると娘は手紙を残したまま失踪しており、このショックとアズカバン収監による衰えから、息子の出所を待たずに1927年頃に死亡した。
マールヴォロは蘇りの石が埋め込まれた指輪を持っており、自身をペベレル家の子孫であると主張していた。この指輪は、後に孫のヴォルデモートによって分霊箱にされている。なお、孫ヴォルデモートのミドルネームは彼の名前を取っている。
モーフィン・ゴーント
マールヴォロの息子でメローピーの兄、ヴォルデモートの伯父。髪は埃塗れで目は小さく外斜視であり、歯が数本欠けているという不気味な風貌の男。パーセルマウスであるが、作中でパーセルタング以外での会話は見られず、父もわざわざ彼にはパーセルタングで話すことから、英語は話せないようである。
トム・リドルを魔法で蕁麻疹にした罪で逮捕され、マグルを魔法で襲った前科があったことから3年間アズカバンに収監された。出所後の1943年8月頃、ヴォルデモートの来訪を受けるが、杖とマールヴォロの指輪を奪われ、挙句に記憶を改竄されてリドル一家殺害の濡れ衣を着せられ、アズカバンに収監された。
再度収監されたアズカバンでは指輪を失ったことだけを気にしていた。その後獄中で死亡する。死の直前にアルバス・ダンブルドアとの面会で記憶を提供し、ダンブルドアは彼が無実であると推測するも、釈放は間に合わなかった。
メローピー・ゴーント
マールヴォロの娘でモーフィンの妹。ヴォルデモートの母親で、名前はギリシア神話に登場するメロペーに由来する。髪に光沢はなく、目は外斜視。顔は青白く、ぼってりとしているなど、その外見は美人とは言いがたい。加えて、父や兄から虐待を受けながら育った為、表情が打ちひしがれている。
近隣のリトル・ハングルトンに住むマグル、トム・リドルに恋をするが、純血主義のモーフィンは妹の恋に反対し、トムに危害を加える。これが原因で父と兄がアズカバンに投獄され、生まれて初めて家族から解放されたメローピーは、「愛の妙薬」を使ってトムと駆け落ちし、子供を身篭った。
しかしその数ヵ月後、トムは妊娠中の彼女を捨ててリトル・ハングルトンへ帰郷してしまい[9]、夫を失ったショックから魔法を使えなくなり、収入源でもあったトムが去ったことで生活が困窮する。そして1926年12月31日、マグルの孤児院に飛び込んで男の子を出産し、トム・マールヴォロ・リドルと名付けた後、約1時間後に死亡した。
トム・リドル・シニア
ヴォルデモートの父。マグルの家の生まれで、ハンサムだが傲慢で礼儀知らずだったため、両親共々村人からは嫌われていた。当時セシリアというマグルの女性と婚約していたが、近隣のゴーント家に住むメローピー・ゴーントに「愛の妙薬」を飲まされたことで、彼女と駆け落ちする。その後は2人でロンドンで暮らしていたが、その後彼女を棄て両親の元に帰った[9]
その後は生まれてきた息子を探そうともしなかったが、後にリドル家にやって来た息子のヴォルデモートによって、両親と共に殺害された。この時、ヴォルデモートは彼を生贄として「マールヴォロ・ゴーントの指輪」を分霊箱にしたほか、4巻で自身の肉体を復活させる際の材料として、彼の遺骨を使用した。

ダンブルドアの家族[編集]

ダンブルドアの家族。ある事件がきっかけで家族中が不幸に見舞われてしまう。

パーシバル・ダンブルドア
アルバスの父。後述の事件でアリアナに暴行したマグルの少年に報復を行ったことで、アズカバンに収容された後に獄死した。
ケンドラ・ダンブルドア
アルバスの母。アルバスがホグワーツを卒業した直後、アリアナの発作による事故で死亡した。
アバーフォース・ダンブルドア
アルバスの弟。後述の事故による妹アリアナの死を巡ってアルバスと仲違いしていた。その後仲直りし、不死鳥の騎士団に加わっていた。7巻に登場し、パブ「ホッグズ・ヘッド」のバーテンダーをつとめていたことが判明した。
アリアナ・ダンブルドア
アルバスとアバーフォースの妹。心優しい少女だったが、6歳の頃に魔法を使っているところをマグルの少年たちに見られてしまい、暴行を受ける。それが原因で精神的に不安定となってしまい、自分を抑えきれなくなると感情が爆発し、魔力が暴走する「発作」を起こすようになった。それを隠すため、一家はゴドリックの谷に引っ越し、アリアナは軟禁状態に置かれた。
14歳の頃アバーフォースが留守の間に「発作」を起こした彼女を静めることができず、母のケンドラが死亡。残されたアルバスとアバーフォースはどちらがアリアナを世話するかで争ったが、結局はアルバスが妹を世話することになった。
しかし数週間後にグリンデルバルドがゴドリックの谷に訪れたことで、アルバスはグリンデルバルドと行動を共にするようになり、その後、グリンデルバルドとアルバス、アバーフォースの間で暴力による争いが起こり、この争いの最中に「発作」を起こしたアリアナは、誰かが放った呪いによって命を奪われてしまった。3人が気づいた時には彼女は息絶えていた。

ペベレル家の三兄弟[編集]

遠い昔の、何世紀にも前に姓名が絶えてしまった純血の家系・ペベレル家の三兄弟。「吟遊詩人ビードルの物語」の物語に登場する三兄弟はこの家の三兄弟がモデルである。

アンチオク・ペベレル
三兄弟の長男。強力な杖(ニワトコの杖)を手に入れたために、力に飢えて杖を求めた人間に殺害された。
カドマス・ペベレル
三兄弟の次男。蘇りの石を手に入れたために死者への執着を断てなくなり、かつて『妻にと望んだ女性』と添い遂げるために自殺した。この時点で誰かと結婚しており、残された子供はゴーント家の先祖となった。
イグノタス・ペベレル
三兄弟の三男。透明マントを手に入れ、死の際にそれを息子に譲った。生前の時点で誰かと結婚しており、残された子供ははポッター家の先祖となった。ゴドリックの谷の墓地には彼の墓がある。

本の著者[編集]

バチルダ・バグショット
演 - ヘイゼル・ダグラス
『魔法史』の著者[10]。様々な人脈を持つ。ゲラート・グリンデルバルドの大叔母で、ゴドリックの谷に住んでいた。7巻前半でハリーとハーマイオニーの前に登場したが、正体は彼女に化けたナギニで、ハリー達を襲撃した。本人は闇の魔術によって殺害されていた。
ニュート・スキャマンダー
演 - エディ・レッドメイン
日本語吹き替え - 宮野真守
幻の動物とその生息地』の著者[10]。 映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では主人公を務め、ホグワーツ卒業後は魔法省に入省(魔法動物で人間の命を危機にさらした罪で一度追放されたが、ダンブルドアの計らいで復帰し魔法省に入省した経緯を持つ)。「魔法生物規制管理部」「屋敷しもべ妖精転勤室」「ドラゴンの研究および制御室」などで働く。1947年「狼人間登録簿」、1965年「実験的飼育禁止令」を作成。1979年、マーリン勲章勲二等を授与される。現在はポーペンティナ夫人とペットのニーズル(ホッピー、ミリー、モーラー)と共に暮らしている。孫のロルフはルーナ・ラブグッドと結婚した。
ケニルワージー・ウィスプ
クィディッチ今昔』、『奇跡のウィグタウン・ワンダラーズ』、『飛ぶときゃ飛ばすぜ(「危険な野郎」ダイ・ルウェリンの伝記)』、『ブラッジャーをぶっ飛ばせ-クィディッチの防衛戦略研究』の著者。クィディッチの専門家で熱狂的ファン。ノッティンガムシャーの自宅と、ウィグタウン・ワンダラーズの遠征先(毎週変わる)との間を行き来している。趣味はバックギャモン、ベジタリアン料理研究、クラシック箒の収集。
カッサンドラ・トレローニー(旧姓バブラッキー)
占い学の教科書『未来の霧を晴らす』の著者[10]。シビル・トレローニーの曾祖母で、偉大な予言者と謳われていた。
カンケンタラス・ノット
「間違いなく純血の血筋」である28の純血の名家・「聖28一族」を認定した「純血一族一覧」という本の著者とされている人物(この本は匿名で執筆された)。彼自身も、自身が制定した「聖28一族」の一つ、ノット家の出身の人物。
ビードル
15世紀の魔法使いで、『吟遊詩人ビードルの物語』の作者。詳しい生涯は不明であるが、ヨークシャー生まれで、豊かなあごひげを蓄えていたことだけが判明している。

ジャーナリスト[編集]

リータ・スキーター
演 - ミランダ・リチャードソン
日本語吹き替え - 勝生真沙子
フリーライター。中傷記事を書くのが得意。金髪で、いつも赤く塗っている爪と、宝石をちりばめた眼鏡、所有物の自動速記羽ペンQQQ、「~ざんす」という語尾が特徴。取材相手以外には高圧的な口調で喋る(ハーマイオニーを「馬鹿な小娘」、ビル・ウィーズリーを「長髪のアホ」呼ばわりした)。執筆する記事の多くは、断片的な事実を興味本位で繋ぎ合わせた上にでっち上げを付け加え、真実を歪曲したものである。またリータは無登録の動物もどき(コガネムシ)であり、これを活かした盗聴によって情報を集めていた。
4巻では三大魔法学校対抗試合を取材する為にホグワーツを訪れ、その過程でハリーやハグリッド、ハーマイオニーに関する記事を執筆して3人の名誉を傷つけたが、終盤ではハーマイオニーに無登録の動物もどきであることを見破られ、1年間の間記事の執筆を禁じられた。5巻では、協力しないと無登録の動物もどきであることを魔法省に通報するとハーマイオニーに脅され、ヴォルデモートの復活に関するハリーへのインタビュー記事を無償で書かされる。その記事はルーナ・ラブグッドを通じて『ザ・クィブラー』3月号に掲載され、数ヶ月の後『予言者新聞』にも掲載された。
7巻では、アルバス・ダンブルドアが語らなかった過去を暴きだした中傷記事を日刊予言者新聞に掲載、さらにそれを自身の著書「アルバス・ダンブルドアの真っ白な人生と真っ赤な嘘」として出版した。後の作者へのインタビューでは、7巻の終了後も執筆活動を続けていることが明かされた。
映画では第4作『炎のゴブレット』と第7作『死の秘宝 PART1』に登場。こちらでは日刊予言者新聞の記者という設定。原作同様人の話を聞かない性格だが、映画では暴言を吐かないなど、露骨な悪意を出すことはなかった。
ゼノフィリウス・ラブグッド
演 - リス・エヴァンス
日本語吹き替え - 佐々木睦
ルーナ・ラブグッドの父で、雑誌『ザ・クィブラー』編集長。幻の魔法生物を全て信じる動物愛護家。死の秘宝の存在を確信しており、死の秘宝の印をつけてフラーとビルの結婚式に出席した。同席していたビクトール・クラムは、自分の祖父を殺したゲラート・グリンデルバルドもその印を着けていたため、ゼノフィリウスをグリンデルバルドの仲間だと思い、論戦を吹っかけた。
「ザ・クィブラー」でハリー擁護の論陣を張っていたため死喰い人に目を付けられ、ルーナを人質にとられてしまう。娘かわいさのあまり、ハリーをヴォルデモートに売り渡そうとしたが失敗し、アズカバンへ投獄されてしまった。その後の消息は不明。

ブルガリア魔法界[編集]

オブランスク
ブルガリアの魔法大臣。
グレゴロビッチ
演 - ラデ・シェルベッジア
日本語吹き替え - 外谷勝由
ブルガリアの杖職人。かつてグリンデルバルドに「ニワトコの杖」を奪われた。最期はニワトコの杖を求めたヴォルデモートに殺された。
映画版では第7作『死の秘宝 PART1』に登場。

アメリカ魔法界[編集]

ポーペンティナ(ティナ)・エスター・ゴールドスタイン
演 - キャサリン・ウォーターストン
日本語吹き替え - 伊藤静
MACUSA勤務の魔女。かつては闇祓いだったが、現在(1926年)ではある事情から降格され、魔法の杖認可局職員となっている。後にニュート・スキャマンダーの妻となる。
クイニー・ゴールドスタイン
演 - アリソン・スドル
日本語吹き替え - 遠藤綾
ポーペンティナの妹で、開心術が使える。
パーシバル・グレイブス
演 - コリン・ファレル
日本語吹き替え - 津田健次郎
MACUSA所属の闇祓い。
クリーデンス・ベアボーン
演 - エズラ・ミラー
日本語吹き替え - 武藤正史
メアリー・ルーの2番目の養子。内向的で精神面も非常に脆く、養母の虐待も甘んじて受け入れている。
セラフィーナ・ピッカリー
演 - カルメン・イジョゴ
日本語吹き替え - 深見梨加
MACUSA議長。ジョージア州南東部のサバンナ出身。

ノー・マジ[編集]

ジェイコブ・コワルスキー
演 - ダン・フォグラー
日本語吹き替え - 間宮康弘
ノー・マジの男性。缶詰工場で働く傍ら、自分の手でパン屋を経営する夢を持っている。
メアリー・ルー・ベアボーン
演 - サマンサ・モートン
日本語吹き替え - 佐々木優子
魔法使いや魔女の根絶を掲げる過激団体「新セーレム救世軍」の代表を務める女性。
ヘンリー・ショー・シニア
演 - ジョン・ヴォイト
日本語吹き替え - 堀勝之祐

その他[編集]

オーガスタ・ロングボトム
ネビル・ロングボトムの祖母で、かつての闇払いだったフランク・ロングボトムの母。厳格かつ実力を重視する人物で学力や魔法の優秀さを第一に求めており、ハリーやハーマイオニーを高く評価している。一方で孫のネビルのことは昔は「一族の恥」と叱っていたが、5巻以降の著しい成長ぶりもきちんと評価しており、7巻では「一族の誇り」とネビルを称えている。戦闘能力も高く、7巻ではネビルの抵抗活動を辞めさせるために闇の陣営から送り込まれた、闇祓いでダンブルドアが一流と認める実力者のドーリッシュを返り討ちにし、聖マンゴ病院に長期入院するほどのダメージを負わせた。7巻終盤のホグワーツの戦いにも参戦した。
ニコラス・フラメル
錬金術賢者の石を作った人物。妻のペレネレと共にデボン州に居住するオペラ愛好家で、1巻の時点では665歳だった。1巻終盤でハリーがクィレルを倒した後には、ダンブルドアと協議の上で賢者の石を破壊した。
スタン・シャンパイク
演 - リー・イングルビー
日本語吹き替え - 岸尾だいすけ
夜の騎士バスの車掌[11]。ロンドン下町訛り(日本語版では江戸っ子訛り)の口調で話す[12]。4巻ではクィディッチ・ワールドカップの会場で、男を誘惑する魔法生物・ヴィーラに対し「自分は次の魔法大臣になる」と宣言していた。6巻では自分が死喰い人であるとホラを吹き、それが原因でアズカバンに収容され、無実の罪で収監中となっていた。7巻では再び起こった集団脱走により脱走。死喰い人に服従の呪文をかけられ、ハリーを襲うが武装解除される。その後の消息は不明。
映画では第3作『アズカバンの囚人』のみ登場。
アーニー・プラング
分厚い眼鏡を掛けた年配の魔法使いで、夜の騎士バスの運転手[13]。スタンからは「アーン」と呼ばれていた。映画版では『アズカバンの囚人』に登場。
フランク・ブライス
演 - エリック・サイクス
日本語吹き替え - 佐々木勝彦
リドルの館に勤める庭番。頑固で短慮だが勇敢な人物であり、殺人者(ヴォルデモート)に対しても果敢な態度を崩さなかった。1943年にリドル一家がヴォルデモートに殺害された時、鍵を持っていたのがフランクだけだったので殺人容疑で逮捕されるも、あまりに不自然な死だった為に釈放された。その後77歳の誕生日を迎えようとしていた頃、リドルの館に滞在していたヴォルデモートとピーター・ペティグリューの密談(映画版ではバーテミウス・クラウチ・ジュニアが加わっていた)を聞いてしまった為、ヴォルデモートに「死の呪い」で殺害された。
4巻の終盤にポッター夫婦(ジェームズ・ポッターリリー・ポッター)やバーサ・ジョーキンズセドリック・ディゴリーと共に霊として現れ、墓場でヴォルデモートと対峙するハリーを後押しした。
ヴァルブルガ・ブラック
シリウスの母。現在はブラック家に肖像画として残っている。肖像画では、涎を垂らし、白目を剥き、黄ばんだ顔の皮膚が引きつっている。名前の由来は、聖女ヴァルブルガ及びそれに由来する小惑星から。家訓に忠実な次男レギュラスを可愛がる一方、家訓に忠実でない長男シリウスとの関係は悪く、シリウスが家出した後、息子を家系図から抹消したのも彼女である。シリウスはそんな母に批判的で、皮肉をこめて「お優しい母上様」と呼んでいた。
マグルの首相
首相に就任したとき、当時の魔法大臣だったファッジやスクリムジョールに魔法界のことをいろいろ知らされる。7巻では秘書官に就いたキングズリー・シャックルボルトの警護を受けていた。
ミセス・コール
ロンドンの孤児院の院長。酒に強くジンが好みで、かなり鋭い人物。かつてメローピー・ゴーントに出産直後のヴォルデモートを預けられ、以来孤児となったリドルを11歳の時まで育てていた。
ヘプジバ・スミス
ヘルガ・ハッフルパフの末裔である資産家で、魔法具の収集家。でっぷりとしており、赤毛の鬘にけばけばしいピンク色のローブを纏っている。由緒正しい骨董品を収集しており、ボージン・アンド・バークスで働いていたトム・マールヴォロ・リドルに、ハッフルパフのカップとスリザリンのロケットを見せたその2日後に、突如死亡した。
彼女の死については、彼女に仕えていた屋敷しもべ妖精のホキーが誤って夜食用のココアに猛毒を入れたということで処理されたが、ハッフルパフのカップとスリザリンのロケットはどこを探しても見つからなかった。このことからハリー・ポッターやアルバス・ダンブルドアは、リドルが彼女を殺してカップとロケットを強奪し、魔法を使ってホキーの記憶を改竄し、罪を着せたのではないかと推測していた。映画には未登場。
ミュリエル・プルウェット
演 - マテロック・ギブス(映画版)
日本語吹き替え - 沢田敏子(映画版)
ロンの大叔母で7巻の時点で107歳。7巻のビルの結婚式に参加した。ウィーズリー兄妹の中ではビルを可愛がっており、新婦のフラー・デラクールに所蔵のティアラを貸していた。
メアリー・カターモール
演 - ケイト・フリートウッド
魔法ビル規制管理部に勤務するレジナルド・カターモールの妻。7巻では「マグル生まれ」であったため魔法省の尋問を受けるが、潜入していたハリー達3人によって運良く助けられ、夫や家族の元へ帰ることができた。

19年後の登場人物[編集]

ポッター家
ハリー・ポッターとジニー・ポッター
ハリーはジニーと結婚し、2男1女をもうけた。子供たちはポッター家、ウィーズリー家、ブラック家、ペベレル家の血を引く。また、ルーピン夫妻の息子、テディ・リーマス・ルーピンの後見人も務めている。
ジェームズ・シリウス・ポッター(長男)
演 - ウィリアム・ジューン
ハリーの父ジェームズ・ポッターと、ハリーの名付親シリウス・ブラックのファーストネームから名付けられている。性格も学生時代の2人に近く、加えて伯父のロン同様の鈍感さも持ち合わせている。ホグワーツでは、グリフィンドール寮に所属。
アルバス・セブルス・ポッター(次男)
演 - アーサー・ボーエン
ハリーの恩師で母校の校長でもあったアルバス・ダンブルドアとセブルス・スネイプのファーストネームから名付けられている。ホグワーツ入学以前のハリー同様、自分に自信がない描写があり、スリザリン寮に入ることに不安を感じていたが、父であるハリーから組分け帽子が生徒の希望を考慮することを聞いて安心し、ホグワーツ特急に乗り込んでいた。ハリーの子供たちの中では唯一祖母リリーと父ハリーの緑色の目を受け継いでおり、3人の子供の中では最もリリーとハリーに似ている。
8巻では、スリザリン寮に所属することが明かされる。父親の名声から、先入観と期待の目で見られていることで、自信を喪失しており、世界を変えたいと願っている。父親と犬猿の仲であったドラコ・マルフォイの息子、スコーピウス・ヒュペリオン・マルフォイは親友である。
リリー・ルーナ・ポッター(長女)
ハリーの母であるリリー・ポッターと、ジニーの親友のルーナ・ラブグッドのファーストネームから名付けられている。ホグワーツではグリフィンドール寮に所属。
ウィーズリー家
ホグワーツの戦いで戦死したフレッドを除く5人の兄弟のうち、チャーリーだけは結婚をせず独身を貫いたが、その他の兄弟はそれぞれ結婚し、子供をもうけている。
ビル・ウィーズリーとフラー・ウィーズリー(旧姓デラクール)
ビルは7巻で、以前から婚約していたフラーと結婚し、1男2女をもうけた。
ビクトワール・ウィーズリー(長女)
6年生の時点で、テディ・リーマス・ルーピンと恋仲にあった。
ドミニク・ウィーズリー(長男)
ルイ・ウィーズリー(次男)
パーシー・ウィーズリーとオードリー・ウィーズリー
パーシーは、物語終了後にオードリーという女性と結婚し、2女をもうけた。
モリー・ウィーズリー(長女)
パーシー達の母モリー・ウィーズリーのファーストネームから名付けられている
ルーシー・ウィーズリー(次女)
ジョージ・ウィーズリーとアンジェリーナ・ウィーズリー(旧姓ジョンソン)
アンジェリーナはフレッドに好意があったが、フレッドはホグワーツの戦いで戦死してしまった。その後、ジョージはアンジェリーナと結婚し、1男1女をもうけた。
フレッド・ウィーズリー(長男)
ジョージの双子の兄であったフレッド・ウィーズリーから名付けられている。
ロクサーヌ・ウィーズリー(長女)
ロン・ウィーズリーとハーマイオニー・ウィーズリー(旧姓グレンジャー)
ロンはハーマイオニーと結婚し、1男1女をもうけた。
ローズ・ウィーズリー(長女)
アルバス・セブルス・ポッターやスコーピウス・マルフォイとは同学年。母譲りで聡明らしい。終章に登場し、両親やハリーとジニーに見送られながら、ホグワーツ特急に乗り込んでいた。ホグワーツでは、グリフィンドール寮に所属。8巻では、スコーピウスからアプローチをかけられている。
ヒューゴ・ウィーズリー(長男)
終章に登場。キングス・クロス駅での見送りでは、父のロンにしがみついていた。
マルフォイ家
ドラコ・マルフォイとアステリア・マルフォイ(旧姓グリーングラス)
ドラコはホグワーツの戦いのあと、同寮の女子生徒、アステリア・グリーングラスと恋愛結婚し、子供をもうけた。アステリアは、「間違いなく純血の血筋」とされる「聖28一族」の一つ、グリーングラス家の出身の女性ではあったが、ドラコ同様にマグルに対する差別思想を脱した人物であったため、その後のマルフォイ家の集まりは、しばしば緊張をはらんだものとなった。8巻ではアステリアが、呪いの影響で早くに亡くなってしまうことが明かされた。
スコーピウス・マルフォイ(長男)
ドラコとアステリアの長男。外見はドラコと瓜二つだが、その性格は学生時代のドラコとはほぼ正反対である。ドラコとアステリアの唯一の子どもで、終章に登場。両親に見送られながら、ホグワーツ特急に乗り込んでいた。8巻では、スリザリン寮に所属し、父親と犬猿の仲であったハリー・ポッターの息子、アルバス・セブルス・ポッターと唯一無二の親友となることが描かれる。「魔法歴史」オタク。ヴォルデモートの子どもであるという噂をかけられ、中傷を浴びせられている。
ルーピン家
リーマス・ルーピンとニンファドーラ・ルーピン(旧姓トンクス)
テディ・リーマス・ルーピン(長男)
リーマスとニンファドーラの息子。本名はエドワード。ファーストネームは、母方の祖父テッド・トンクスから(テッドはエドワードの愛称)、ミドルネームは父から取られた。ビクトワール・ウィーズリーと同年齢である。
父リーマスは、テディが狼人間としての特徴を受け継ぐことを何よりも恐れていたが、母ニンファドーラの「七変化」(外見を自由自在に変えられる能力)だけを受け継いだ。ハッフルパフ寮の首席に選ばれるなど、両親と同じく学業は優秀である。
ホグワーツの戦いの終了後は、両親が戦いで死亡してしまったため、母方の祖母アンドロメダ・トンクスに引き取られ、養育された。また、両親の友人であった不死鳥の騎士団のメンバーの家に滞在することも多く、同じく孤児だった名付け親のハリーや、祖母に育てられたネビルとは異なり、多くの人々に囲まれて育った。
成長後はホグワーツに入学し、母と同じくハッフルパフ寮に組み分けされる。6年生の時点では、リータ・スキーターの記事によれば、青い髪のひょろりとした青年に成長しており、ビルとフラーの長女、ビクトワール・ウィーズリーとキスをしていたと書かれている。
終章にも登場し、キングス・クロス駅の9と4分の3番線ホームにビクトワールを見送りに来たが、その際にもビクトワールとキスをしている姿がハリーの長男ジェームズに目撃された。このとき、テディの後見人であるハリーは「テディは今でも週に4度はうちに夕食を食べにくる」と発言しており、ポッター家との親密な関係が続いていることが伺える。
スキャマンダー家
ロルフ・スキャマンダーとルーナ・スキャマンダー(旧姓ラブグッド)
ルーナはニュート・スキャマンダーの孫のロルフと結婚し、双子の男児をもうけた。
ローカン・スキャマンダー(長男)
ライサンダーの双子の兄。
ライサンダー・スキャマンダー(次男)
ローカンの双子の弟。
その他
デルフィーニ・ディゴリー
表向きはエイモス・ディゴリーの姪とされているが、実はヴォルデモートとベラトリックス・レストレンジの娘。その出自のためにホグワーツに通うことは無かったが、育ての親であるロドルファスによって闇の魔術を教え込まれた。

脚注[編集]

  1. ^ 「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」J・K・ローリング、ジョニー・デップ演じるグリンデルバルドにコメント - IGN
  2. ^ 原書においては長らくハリーのおばであることしか記述されていなかったが、2007年7月に刊行された原書7巻33章ではじめて「ペチュニアが年上」とはっきり記述された。日本語版では当初、松岡佑子の判断でペチュニアを姉としたが、その後著者に確認を取った上でリリーが姉、ペチュニアが妹と訳し、携帯版・映画版ともすべて統一されていた。
  3. ^ これについて作者は、「ペチュニアはハリーの幸運を願おうとし、魔法界への嫌悪は嫉妬によるものだと言おうとしたが、まともが一番という振りを長年してきて頑固になってしまったため、言えなかった」とコメントしている。
  4. ^ 1巻 P.130
  5. ^ 3巻 P.66
  6. ^ 1巻 P.105
  7. ^ 3巻 P.259~260
  8. ^ 3巻 P.259~272
  9. ^ a b ダンブルドアは、罪悪感に耐えられなくなったメローピーが「愛の妙薬」の使用をやめたために魔法が解けたと推測している。
  10. ^ a b c 1巻 P.102
  11. ^ 3巻 P.46
  12. ^ 3巻 P.46~58
  13. ^ 3巻P.49

外部リンク[編集]