コンテンツにスキップ

ハリー・ポッターと秘密の部屋 (サウンドトラック)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
ジョン・ウィリアムズ映画音楽
リリース
ジャンル サウンドトラック
時間
レーベル アトランティック・レコード
ジョン・ウィリアムズ アルバム 年表
マイノリティ・リポート
(2002年)
ハリー・ポッターと秘密の部屋
(2002年)
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
(2002)
『ハリー・ポッター』 年表
賢者の石
(2001年)
秘密の部屋
(2002年)
アズカバンの囚人
(2004年)
テンプレートを表示
専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
Filmtracks4/5stars
Movie Music UK5/5stars
Movie Wave4/5stars
SoundtrackNet4/5stars

ハリー・ポッターと秘密の部屋 オリジナルモーションピクチャー・サウンドトラック』 (Harry Potter and the Chamber of Secrets original motion picture soundtrack) は、2002年11月12日にリリースされた。楽曲はもともとジョン・ウィリアムズによって完全に作曲、指揮される予定であったが、スティーヴン・スピルバーグの映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のためにスケジュールが合わなかったことから、作曲家のウィリアム・ロス英語版がウィリアムズの音楽を編曲し、ロンドン交響楽団とのセッションを実施した。

前作『賢者の石』からのテーマ(ライトモチーフ)に加えて、以下の6つを新しいテーマとして用いている:「不死鳥フォークス」、「秘密の部屋」、「ギルデロイ・ロックハート」、「屋敷しもべ妖精ドビー」、「蜘蛛軍団」、「嘆きのマートル」。

サウンドトラックのリリースに際し、5種類のカバーが製作された。各カバーには、それぞれハリーロンハーマイオニーの、異なる登場人物の描かれたメインカバーの上に異なるキャラクターのパッケージがされている。

サウンドトラックはグラミー賞の2003年映画・テレビサウンドトラック部門にノミネートされた。また、Billboard 200で81位、トップサウンドトラックチャートで5位に達した[1]。日本では100,000枚を売り上げ、アルバムはRIAJによってゴールドに認定された[2]

サウンドトラック・アルバムには収録されていないが、クィディッチのシーンでは、同年の始めにウィリアムズによってリリースされた『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』のサウンドトラックから、「暗殺者ザム - コルサントでの追走劇」が使用されている。なぜこれが使用されたかは不明だが、時間の制約によるものだと思われる[要出典]

収録曲

[編集]
オリジナル・トラックリスト
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「プロローグ - ハリー・ポッターのテーマ : 第2巻とダーズリー家からの脱出」(Prologue: Book II and the Escape from the Dursleys)  
2.「不死鳥フォークス」(Fawkes the Phoenix)  
3.「秘密の部屋」(The Chamber of Secrets)  
4.「ギルデロイ・ロックハート」(Gilderoy Lockhart)  
5.「空飛ぶ車」(The Flying Car)  
6.「夜の闇横町」(Knockturn Alley)  
7.「コリンの紹介」(Introducing Colin)  
8.「クラブでの決闘」(The Dueling Club)  
9.「屋敷しもべ妖精ドビー」(Dobby the House Elf)  
10.「蜘蛛軍団」(The Spiders)  
11.「嘆きのマートル」(Moaning Myrtle)  
12.「アラゴグとの出会い」(Meeting Aragog)  
13.「フォークスの生まれ変わり」(Fawkes Is Reborn)  
14.「トム・リドルとの出会い」(Meeting Tom Riddle)  
15.「ピクシー小妖精」(Cornish Pixies)  
16.「ポリジュース薬」(Polyjuice Potion)  
17.「クラップとゴイルのためのケーキ」(Cakes for Crabbe and Goyle)  
18.「バジリスクとの闘い」(Dueling the Basilisk)  
19.「友達との再会」(Reunion of Friends)  
20.「ハリーの不思議な世界」(Harry's Wondrous World)  
合計時間:

出典

[編集]
  1. ^ Trust, Gary (24 November 2010). “Weekly Chart Notes: Rihanna, Gwyneth Paltrow, the Beatles”. Billboard (Nielsen Business Media, Inc). http://login.vnuemedia.com/bbbiz/search/article_display.jsp?vnu_content_id=1004130545 25 November 2010閲覧。 
  2. ^ “GOLD ALBUM 他認定作品 2003年1月度 [Gold Albums, and other certified works. January 2003 Edition]” (Japanese) (PDF). The Record (Chūō, Tokyo: Recording Industry Association of Japan) 520: 13. (March 10, 2003). オリジナルの2013年9月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130928075751/http://www.riaj.or.jp/issue/record/2003/200303.pdf January 29, 2014閲覧。.