ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(ハリー・ポッターとふしちょうのきしだん、原題: Harry Potter and the Order of the Phoenix)は、J・K・ローリング2003年に発表した、小説『ハリー・ポッター』シリーズの第5巻である。2007年7月20日に同じ題名で映画が公開された。

概要[編集]

ホグワーツ魔法魔術学校の5年生となったハリー・ポッターが、真実を受け入れようとしない魔法省と対立しながら、ヴォルデモートの謀略を阻止するまでの1年間を描く。

あらすじ[編集]

夏休み、路地を歩いていたハリーとダドリー・ダーズリーは、突如として現れた吸魂鬼に襲われる。ハリーは魔法を使って窮地を脱するが、魔法省は、未成年の魔法使いは、自衛以外の魔法の使用を禁じられているとして、ハリーをホグワーツ魔法魔術学校から退学させようとする。だが、魔法省とアルバス・ダンブルドアの話し合いの結果、退学処分の是非については後日、魔法省で行われる懲戒尋問によって決定されることとなった。

その後ハリーは、ハリーを迎えに来た不死鳥の騎士団のメンバーと共にダーズリー家を発つ。向かった先は騎士団の本部、ブラック邸であった。そこにはシリウス・ブラックロン・ウィーズリーとその家族、ハーマイオニー・グレンジャーといった面々がいた。そして到着した夜、ハリーは騎士団のメンバーから、ヴォルデモートが「極秘にしか手に入らないもの」を探していることを聞かされる。

8月12日、ハリーの尋問が行われる。尋問官として、魔法大臣コーネリウス・ファッジ、魔法法執行部部長アメリア・ボーンズ、上級次官ドローレス・アンブリッジが、被告側の証人としてダンブルドアとアラベラ・フィッグが出席。尋問の結果、ハリーが自衛の為に魔法を使ったことが証明され、ハリーは無罪放免となる。

夏休み終盤、ロンとハーマイオニーがグリフィンドール寮の監督生に選ばれる。このため、ハリーはホグワーツ特急では2人と別のコンパートメントに座ることになるが、レイブンクロー生のルーナ・ラブグッドと出会うきっかけになった。ホグワーツに到着すると、そこにはルビウス・ハグリッドの姿はなく、更に「闇の魔術に対する防衛術」の教授にアンブリッジが就任していた。

アンブリッジの授業は「防衛術の理論」という本を読ませ、実技を全く扱わないというものだった。これについてハリー、ロン、ハーマイオニーは、シリウスから「魔法省は、ダンブルドアが学生を率いて私設軍団を組織するのを阻止する為、アンブリッジを派遣して学生に闘う訓練をさせないようにしている」という話を聞く。これを受けてハーマイオニーは、学生たちで「闇の魔術に対する防衛術」の実技を学ぶこと、その教師役をハリーが務めることを提案、ダンブルドア軍団(通称DA)が結成される。一方でアンブリッジはホグワーツ高等尋問官に就任し、シビル・トレローニーを停職にするなど、魔法省の力を背景に権力を振るう。

寮対抗クィディッチ試合では、3巻を最後にオリバー・ウッドがホグワーツを卒業した為、彼の後任としてロンがグリフィンドール代表チームのキーパーになる(キャプテンにはアンジェリーナ・ジョンソンが就任)。しかしグリフィンドール対スリザリン戦の終了後、ドラコ・マルフォイがウィーズリー一家やハリーの母親を侮辱、これに反応してドラコに殴りかかったハリーとフレッドとジョージ・ウィーズリーは、アンブリッジによって終身クィディッチ禁止令を出されてしまう。

そしてその日の午後、ハリー達3人はついにハグリッドが戻って来たことを知り、早速彼のもとを訪れる。しかし切り傷だらけのハグリッドの姿を見て、ハリー達は愕然とする。巨人への友好を求めに行っていたハグリッドはその理由を話した。途中で巨人の長が変わったため、はっきりとした良い成果が出たわけではないという。だがどうしてそこまで惨めな姿に…?半人間を憎むアンブリッジはハグリッドを首にしようと目論んでいるため、ハリーは心配する。

後日、アズカバンから死喰い人が10人脱獄したというニュースが入り、DAにも活が入る。その中にはネビル・ロングボトムの両親を廃人にしたとされるベラトリックス・レストレンジも含まれていた。そしてハリーは、先学期死んでしまったセドリック・ディゴリーの恋人、チョウ・チャンと付き合うこととなる。

O.W.Lの試験(通称ふくろう、普通レベル魔法試験)の途中、ハリーはシリウスが拷問される夢を見て、ハリー、ロン、ハーマイオニー、ネビル、ジニー・ウィーズリー、ルーナと共に夢に出てきた魔法省の神秘部へと向かう。12個の回る部屋、謎の石のアーチの部屋、時計の部屋などを巡り、ついにハリーは「武器」である「予言」を見つけるが、同じく予言を手に入れようとする死喰い人が突入してきた。多勢に無勢、六人の力では歯が立たない。しかし、そこに不死鳥の騎士団のメンバーが救援に駆けつける。激しい戦いの最中に予言は砕かれてしまった。そしてその直後、シリウスはベラトリックスの放った呪文に斃れ、「ベールの彼方に」姿を消す。怒りと悲しみで見境をなくしたハリーは、ベラトリックスを殺そうとする。その後、ダンブルドアが現れ、死喰い人を捕らえて神秘部の戦いは騎士団の勝利に終わった。だが、トンクス、シリウス、キングズリーを倒していたベラトリックスを逃がしてしまう。ハリーはベラトリックスを追い、魔法省のアトリウムで対峙するが、そこにヴォルデモート本人が現れる。ヴォルデモートはハリーの後を追ってきたダンブルドアと決闘を繰り広げるが敗北し、ベラトリックスと共に逃亡する。

酷く損傷したアトリウムにはコーネリウス・ファッジを初めとする魔法省の高官が駆けつけ、遂にファッジもヴォルデモートの復活を認める。ハリーはダンブルドアの手で校長室に移され、予言の内容を知らされるのだった。父親が捕えられたドラコはハリーへの憎しみを燃やし、アンブリッジはホグワーツを去る。ファッジはヴォルデモート復活を公言し、魔法界は再び暗雲に包まれようとする中、自らの使命を知ったハリーは友人たちに励まされ、邪悪との対決の決意を新たにダーズリー家へ戻っていく。

教育令[編集]

この巻では、魔法省からホグワーツに対して「教育令」が何度か公布・施行された。

教育令第22号
ホグワーツ魔法魔術学校の校長が空席の教授職に候補者を用意することができなかった場合、魔法省がその人選を行う。
この教育令により、アンブリッジは「闇の魔術に対する防衛術」の教授に就任した。
教育令第23号
ホグワーツ高等尋問官を新たに設ける。
ホグワーツ高等尋問官は、同僚の教師を査察する権利を有し、教師たちが魔法省の要求する基準を満たしているかどうかを判断する。基準を満たしていないと判断された場合、ホグワーツ高等尋問官はその教師を停職・解雇することができる。
ホグワーツ高等尋問官に就任したアンブリッジは、作中でシビル・トレローニールビウス・ハグリッドセブルス・スネイプを停職とし、トレローニーについては解雇している(ホグワーツ城から追い出そうとしたが、それはダンブルドアに阻止される)。ただしスネイプの停職については彼がアンブリッジの指示に従わなかったがゆえの処置であり、このことからも分かるように非常に恣意的な省令である。
教育令第24号
これに則って告示された「ホグワーツ高等尋問官令」によって、ホグワーツにおける各種団体、チーム、クラブなどは一旦解散させられ、ホグワーツ高等尋問官から再結成の許可を受けなければならなくなった。なお、この省令に違反した場合は退学処分となる。
この法令が公布される2日前、魔法省が嫌う「闇の魔術に対する防衛術」の実技訓練を目的とした秘密組織が結成されており、その報告を受けたアンブリッジと魔法省が組織の解散を狙って急遽制定を図ったと思われる。
また、寮対抗クィディッチ試合の代表チームもこの省令に該当したが、この時、スリザリン代表チームは再結成申請直後に許可が下りたのに対し、グリフィンドール代表チームはなかなか許可が下りなかった。
教育令第25号
ホグワーツ高等尋問官は、ホグワーツの生徒に関する処罰、制裁、特権の剥奪に最高の権限を持つ。
この省令によりアンブリッジは、他の教職員が命じた処罰、制裁、特権の剥奪を変更することができるようになった。

映画[編集]

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
Harry Potter And The Order Of The Phoenix
監督 デヴィッド・イェーツ
脚本 マイケル・ゴールデンバーグ
原作 J・K・ローリング
製作 デヴィッド・ハイマン
デヴィッド・バロン
製作総指揮 ライオネル・ウィグラム
出演者 ダニエル・ラドクリフ
ルパート・グリント
エマ・ワトソン
ヘレナ・ボナム=カーター
ロビー・コルトレーン
レイフ・ファインズ
マイケル・ガンボン
ブレンダン・グリーソン
リチャード・グリフィス
ジェイソン・アイザックス
ゲイリー・オールドマン
アラン・リックマン
フィオナ・ショウ
マギー・スミス
イメルダ・スタウントン
デヴィッド・シューリス
エマ・トンプソン
デイビッド・ブラッドリー
ワーウィック・デイヴィス
トム・フェルトン
ロバート・ハーディー
ジョージ・ハリス
ナタリア・テナ
ジュリー・ウォルターズ
マーク・ウィリアムズ
音楽 ニコラス・フーパー
撮影 スワヴォミール・イジャック
編集 マーク・デイ
製作会社 ヘイデイ・フィルムズ
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗イギリスの旗 2007年7月13日
日本の旗 2007年7月20日
上映時間 138分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イギリスの旗 イギリス
言語 英語
製作費 $150,000,000[1]
興行収入 $938,212,738[1]
94億円[2] 日本の旗
前作 ハリー・ポッターと
炎のゴブレット
次作 ハリー・ポッターと
謎のプリンス
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日本では2007年7月20日に公開された。

ワールド・プレミア及び世界最速上映は6月28日に東京・六本木ヒルズ内にて行われ、それに際して、ダニエル・ラドクリフが2度目の来日をした。一部のシーン(約20分間)を3次元映像化したIMAX 3D版も制作された。

原作の長さはシリーズ最長だが、サブストーリーが極端に削り落とされた為、映画の長さ自体は短い(上映時間の最長は「秘密の部屋」の161分、最短は「死の秘宝 PART2」の130分)。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替え
ハリー・ポッター ダニエル・ラドクリフ 小野賢章
ロン・ウィーズリー ルパート・グリント 常盤祐貴
ハーマイオニー・グレンジャー エマ・ワトソン 須藤祐実
アルバス・ダンブルドア マイケル・ガンボン 永井一郎
ミネルバ・マクゴナガル マギー・スミス 谷育子
セブルス・スネイプ   アラン・リックマン 土師孝也
学生時 アレック・ホプキンス
ドローレス・アンブリッジ イメルダ・スタウントン 小宮和枝
シリウス・ブラック   ゲイリー・オールドマン 辻親八
学生時 ジェームズ・ウォルターズ
リーマス・ルーピン   デイビッド・シューリス 郷田ほづみ
学生時 ジェームズ・ウテツィン
アラスター・ムーディ ブレンダン・グリーソン 小林修
ルビウス・ハグリッド ロビー・コルトレーン 斎藤志郎
シビル・トレローニー エマ・トンプソン 幸田直子
フィリウス・フリットウィック ウォーウィック・デイビス 田村錦人
ウィルヘルミーナ・グラブリー=プランク アップルブルック
アーガス・フィルチ デイビッド・ブラッドリー
ルーナ・ラブグッド イバンナ・リンチ 三村ゆうな
チョウ・チャン ケイティ・リューング 川庄美雪
ネビル・ロングボトム マシュー・ルイス 上野容
ジニー・ウィーズリー ボニー・ライト 高野朱華
ルーナ・ラブグッド マシュー・ルイス 上野容
フレッド・ウィーズリー ジェームズ・フェルプス 尾崎光洋
ジョージ・ウィーズリー オリバー・フェルプス
ニンファドーラ・トンクス ナタリア・テナ 日野未歩
キングズリー・シャックルボルト ジョージ・ハリス 立川三貴
モリー・ウィーズリー ジュリー・ウォルターズ 一龍斎貞友
アーサー・ウィーズリー マーク・ウィリアムズ 梅津秀行
ベラトリックス・レストレンジ ヘレナ・ボナム=カーター[3] 高乃麗
ルシウス・マルフォイ ジェイソン・アイザックス 諸角憲一
ドラコ・マルフォイ トム・フェルトン 三枝享祐
コーネリウス・ファッジ ロバート・ハーディ 篠原大作
バーノン・ダーズリー リチャード・グリフィス 楠見尚己
ペチュニア・ダーズリー フィオナ・ショウ さとうあい
ダドリー・ダーズリー ハリー・メリング 忍足航己
シェーマス・フィネガン デヴォン・マーレイ 渡辺悠
ディーン・トーマス アルフレッド・イーノック 山本隆平
パーバティ・パチル シェファーリ・チョウドリー 沢城みゆき
パドマ・パチル アフシャン・アザド 斎藤千和
ナイジェル・ウォルバート ウィリアム・メリング 海鋒拓也
ビンセント・クラッブ ジェイミー・ウェイレット 忍足航己
グレゴリー・ゴイル ジョシュア・ハードマン 海宝直人
クリーチャーの声 ティモシー・ベイトソン 柴田秀勝
アラベラ・フィッグ キャスリン・ハンター 京田尚子
アメリア・ボーンズ シアン・トーマス 一柳みる
パーシー・ウィーズリー クリス・ランキン
ドーリッシュ リチャード・リーフ
マファルダ・ホップカークの声 ジェシカ・スティーブンソン 堀越真己
グロウプ トニー・モーズレー
マゴリアン マイケル・ウィルドマン
ベイン ジェイソン・パイパー
アントニン・ドロホフ アーベン・バジラクタラジ
ワルデン・マクネア ピーター・ベスト
トラバース Tav MacDougall
オーガスタス・ルックウッド ガンディー・エバンズ
エルファイアス・ドージ ピーター・カートライト
エメリーン・バンス ブリジット・ミラー
アバーフォース・ダンブルドア ジム・マクマナス 石住昭彦
フィニアス・ナイジェラス・ブラック ジョン・アッタベリー
エバラード サム・ビーズリー
フランク・ロングボトム ジェームズ・ペイトン
アリス・ロングボトム リサ・ウッド
ピアーズ・ポルキス ジェーソン・ボイド
マルコム リチャード・マックリン
テレビの天気予報士 マイルズ・ジャップ
ホグワーツの生徒#セドリック・ディゴリー(回想) ロバート・パティンソン
ホグワーツの生徒#ザカリアス・スミス ニック・シム
(ノンクレジット)
ゴブリン ラスティ・ゴフ
(ノンクレジット)
浦山迅
ジェームズ・ポッター 写真 エイドリアン・ローリンズ
学生時 ロビー・ジャーヴィス 大原崇
リリー・ポッター 写真 ジェラルディン・ソマーヴィル
学生時 スージー・シンナー
ピーター・ペティグリュー 写真 ティモシー・スポール
(ノンクレジット)
学生時 チャールズ・ヒューズ
ヴォルデモート レイフ・ファインズ 江原正士
  • 日本語版制作スタッフ
    その他声の出演:梯篤司小泉修平
    演出:木村絵理子/三好慶一郎、翻訳:岸田恵子、翻訳監修:松岡佑子
    録音・調整:金谷和美/高久孝雄、制作担当:筋野茂樹/直原涼子(東北新社)
    日本語版制作:東北新社

原作との相違点[編集]

  • ハリーがプリペット通りで受け取るふくろう便は最初の一通のみで、不死鳥の騎士団は事前予告なしに到着する。
  • ペチュニアが「アズカバン」について触れるシーンがカットされ、ペチュニアはハリーを庇わない。
  • 監督生に関する内容が登場しない。
  • ルーナとハリーが初めて出会う場面はホグワーツ特急から馬車の上に変更。
  • パーシーは一瞬しか登場せず、家族との仲違いは描かれない。
  • クィディッチが登場しない。
  • 聖マンゴ魔法疾患障害病院が登場せず、ウィーズリー家は退院したアーサーと共にグリモールド・プレイス十二番地でクリスマスを迎える。
  • ハリーとチョウ・チャンが決裂する場面が削除。
  • 「ザ・クィブラー」に関する内容が削除。
  • ダンブルドア軍団の存在が発覚して部屋がアンブリッジに見つかる理由が変更。
  • 進路指導のシーンが削除。
  • ジョージ、フレッドの「大脱出」と「ウィーズリーの暴れバンバン花火」のシーンはO.W.L.試験の当日に変更されている。
  • ハグリッドが捕らえられようとするシーンがカット。
  • 神秘部の構造が原作と異なる。
  • クリーチャーは登場するが、「出て行け!」のシーンの後は登場せず、ダンブルドアとの会話にも出てこない。
  • 「両面鏡」が登場しない。

ソフト化[編集]

日本ではワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントよりブルーレイ、DVDが発売。

  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 期間限定生産版(DVD1枚組、2007年11月21日発売)
  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 特別版(DVD3枚組、2007年11月21日発売)
  • 【初回限定生産】ハリー・ポッター 第1章〜第5章 プレミアム・ボックス(DVD12枚組、2007年11月21日発売)
  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ブルーレイ(1枚組)
  • 【初回限定生産】ハリー・ポッター 第1章〜第5章 Blu-rayお買い得パック(ブルーレイ5枚組、2008年12月17日発売)
  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 コレクターズ・エディション(Blu-ray版:2枚組、DVD版:3枚組、2016年5月11日発売)

サウンドトラック[編集]

ゲーム[編集]

対応機種 ニンテンドーDS
PlayStation 2
PLAYSTATION 3
Xbox 360
Wii
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エレクトロニック・アーツより5機種で発売されている。

ニンテンドーDS版、PlayStation 2版、PLAYSTATION 3版、Xbox 360版は2007年11月22日発売。Wii版は2007年8月2日に発売された。

ただし、国外ではゲームボーイアドバンス版、PlayStation Portable版が発売されており合計8つのハードで展開された。

この他にゲームではないがトレーディングカードシリーズが作成されている。

日本語版の訳題について[編集]

出版元の静山社は最初、『ハリー・ポッターと不死鳥の勲章』の仮題を発表していたが、後に『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』と改めた。

変更の原因となったorderについては多数の訳語があるため、無難に「不死鳥の勲章」として仮題を発表した。orderは「騎士団」のほか、同時にその構成員であることを示す「記章(勲章)」の意味もあり、「騎士団勲章」の意味で使われることも多い(例:ガーター勲章/The Order of the Garter)。ハリー・ポッターシリーズにおける「マーリン勲章」も原文では「Order of Merlin」である。

その後、原書第5巻が発売され、4章でハーマイオニーがsecret society(秘密同盟)の意味であると説明している等、作品内での意味が判明すると、訳題も変更された。

脚注[編集]

  1. ^ a b Harry Potter And The Order Of The Phoenix (2007)”. Box Office Mojo. 2009年11月29日閲覧。
  2. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)670頁
  3. ^ ヘレン・マックロリーが演じる予定だったが、妊娠のため降板

外部リンク[編集]