ケプラー62e

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ケプラー62e
太陽系外惑星 太陽系外惑星の一覧
Kepler-22b, Kepler-69c, Kepler-62e, Kepler-62f and Earth.jpg
ケプラー22bケプラー69c、ケプラー62e、ケプラー62f地球の比較(地球以外は想像図)
主星
恒星 ケプラー62 (KOI-701)
星座 こと座
赤経 (α) 18h 52m 51.06019s
赤緯 (δ) +45° 20′ 59.507″
視等級 (mV) 13.654[1]
距離 ~1200 ly
(~368[2] pc)
質量 (m) 0.69 (± 0.02)[2] M
半径 (r) 0.64 (± 0.02)[2] R
温度 (T) 4925 (± 70)[2] K
金属量 [Fe/H] -0.37 (± 0.04)[2]
年齢 7 (± 4)[2] Gyr
物理的性質
半径 (r) 1.61 (± 0.05)[2] R
軌道要素
軌道長半径 (a) 0.427[2] AU
離心率 (e) ~0[2]
周期 (P) 122.3874[2] d
軌道傾斜角 (i) 89.98[2]°
発見
発見日 2013年[2]
発見者 NASA ケプラー・ミッション
発見方法 トランジット法[2]
現況 公表
他の名称
KOI-701.03

ケプラー62e (Kepler-62e) は、アメリカ航空宇宙局ケプラーによって、ケプラー62の周囲を公転していることが発見された5つの太陽系外惑星のうち、外側から2番目のスーパーアースである。ケプラー62eは、こと座の方角に地球から約1200光年離れた位置にある。トランジット法により発見され、主星のハビタブルゾーンの内部にある地球型惑星であると考えられている[2][3][4]

惑星の年齢は70±40億歳、放射束は地球の1.2±0.2倍、半径は1.61±0.05地球半径、組成はケイ素系の岩石質で、かなりの量のを含むと考えられている[2]アストロフィジカルジャーナルに投稿されたモデル研究では、ケプラー62f(約1.41地球半径)程度の大きさの惑星の大部分は完全に海に覆われているとされた[5][6]

ケプラー62eは、122日の公転周期で主星の周りを公転しており、地球よりも約60%大きい[7]

- ← 地球に似た太陽系外惑星(上位1位-10位) → 上位11位~20位
惑星 質量
(ME)
半径
(RE)
表面温度
(K)
公転周期
()
ESI 公表年 主星 距離
(光年)
- 地球 1.00 1.00 288 365.25 1.00 - 太陽 0 G
1 ケプラー438b (1.3+2.7
−0.7
)
1.12 273 35.23319 0.88 2015年 ケプラー438 473 M
2 ケプラー296e (3.3+9.2
−1.9
)
1.53 244 34.14211 0.85 2014年 ケプラー296A 737 M
3 グリーゼ667Cc ≥3.8 (1.5+0.5
−0.4
)
247 28.14 0.84 2011年 グリーゼ667C 22 M
3 ケプラー442b (2.3+5.9
−1.3
)
1.34 233 112.3053 0.84 2015年 ケプラー442 1115 K
5 ケプラー62e <35 1.61 270 122.3874 0.83 2012年 ケプラー62 1200 K
5 ケプラー452b (4.7+15.1
−2.8
)
1.63 265 384.843 0.83 2015年 ケプラー452 1402 G
7 グリーゼ832c ≥5.4 (1.7±0.5) 253 35.68 0.81 2014年 グリーゼ832 16 M
8 K2-3d 11.1 1.54 280 44.6 0.80 2014年 K2-3 137 M
8 ケプラー1544b (6.6+25.1
−4.0
)
1.8 248 168.8 0.80 2016年 ケプラー1544 1138 K
10 ケプラー283c (7.0+28.3
−4.2
)
1.82 321 37.514456 0.79 2014年 ケプラー283 1741 K
出典: [1][2]
注釈1: Earth Similarity Index (地球類似性指標) の略。太陽系外惑星の半径、密度、脱出速度、表面温度によって、地球にどれだけ似ているかを0から1の数値で示した指標。1が最も地球に近い。

注釈2: ()内の数値はPlanetary Habitability Laboratoryが提供している推測値である。


出典[編集]

  1. ^ Kepler Input Catalog search result”. Space Telescope Science Institute. 2013年4月18日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o Borucki, William J.; et al. (18 April 2013). “Kepler-62: A Five-Planet System with Planets of 1.4 and 1.6 Earth Radii in the Habitable Zone”. Science Express. doi:10.1126/science.1234702. http://www.sciencemag.org/content/early/2013/04/17/science.1234702 2013年4月18日閲覧。. 
  3. ^ Kepler-62e: Super-Earth and Possible Water World
  4. ^ 3 Potentially Habitable 'Super-Earths' Explained (Infographic)
  5. ^ Water worlds surface: Planets covered by global ocean with no land in sight”. Harvard Gazette (2013年4月18日). 2013年4月19日閲覧。
  6. ^ Kaltenegger, L.; Sasselov, D.; Rugheimer, S. (2013-04-18 [preprint]). “Water Planets in the Habitable Zone: Atmospheric Chemistry, Observable Features, and the case of Kepler-62e and -62f”. The Astrophysical Journal. arXiv:1304.5058. 
  7. ^ Indian Express

座標: 星図 18h 52m 51.06019s, +45° 20′ 59.507″