樽見駅

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樽見駅
全景(2005年5月11日)
たるみ
Tarumi
水鳥 (2.0km)
所在地 岐阜県本巣市根尾樽見
北緯35度38分6.42秒 東経136度36分56.97秒 / 北緯35.6351167度 東経136.6158250度 / 35.6351167; 136.6158250座標: 北緯35度38分6.42秒 東経136度36分56.97秒 / 北緯35.6351167度 東経136.6158250度 / 35.6351167; 136.6158250
所属事業者 樽見鉄道
所属路線 樽見線
キロ程 34.5 km(大垣起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1989年(平成元年)3月25日[1]
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樽見駅(たるみえき)は、岐阜県本巣市根尾樽見字下川原にある樽見鉄道樽見線。同線の終着駅である。

歴史

1956年に国鉄樽見線が最初に大垣駅から谷汲口駅までを開通させてから30年余り、「名前が樽見でも樽見を通らない樽見線」といわれてきた樽見線がついに樽見まで全通したのは平成に入った1989年のことであった。樽見は旧根尾村の中心集落であり、ここまでの鉄道の便は長らく望まれていたものであった。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。線路は駅の北で合流し、数十メートル先まで続いており、かつては客車列車の機関車の付け替えに使われていた。駅前広場には中部電力上大須ダムのための物資を樽見線からトラックに積み替えるための側線が敷設されていた。

初代駅舎は地元観光物産館との合築で、古民家風の屋根が特徴的であったが2007年4月28日に起きた火事で全焼した(後述)。

普段は無人駅であるが、淡墨桜のシーズン中(桜ダイヤ期間中)のみ駅員が配置される[1]。初代駅舎が焼失するまでは自動券売機を設置していた。

2008年(平成20年)4月、新しい駅舎「うすずみふれあいプラザ」が完成した。

駅周辺

駅全景(2012年6月)

根尾村の玄関口。樽見行きの列車は板所トンネルを出てすぐ当駅に着く。なお駅構内は本巣市根尾樽見と根尾板所にまたがっている。

バス路線

隣の駅

樽見鉄道
樽見線
水鳥駅 - 樽見駅

その他

  • 2007年(平成19年)4月28日午前0時15分頃に出火。駅舎が全焼する。無人であり、火の気は無いことから、不審火と考えられている。28日の列車の運行については、始発からほぼ平常どおり運行された。

脚注

  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、pp.15-17頁。 

関連項目