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六郷土手駅

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六郷土手駅
駅入口
ろくごうどて
Rokugōdote
KK18 雑色 (1.2 km)
(1.2 km) 京急川崎 KK20
所在地 東京都大田区仲六郷四丁目27番11号
北緯35度32分27秒 東経139度42分28秒 / 北緯35.54083度 東経139.70778度 / 35.54083; 139.70778座標: 北緯35度32分27秒 東経139度42分28秒 / 北緯35.54083度 東経139.70778度 / 35.54083; 139.70778
駅番号 KK19
所属事業者 京浜急行電鉄
所属路線 本線
キロ程 10.6 km(品川起点)
駅構造 高架駅
ホーム 相対式 2面2線
乗降人員
-統計年度-
14,430人/日
-2010年-
開業年月日 1906年明治39年)10月1日
備考 六郷堤駅より改称
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プラットホーム
コンコース

六郷土手駅(ろくごうどてえき)は、東京都大田区仲六郷四丁目にある京浜急行電鉄本線である。駅番号KK19

東京23区内の最南端の駅である。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、改札口は高架下にある。1番線・2番線ホームへのエレベーターが各1基設置されており、駅入口から段差なしでホームへと上がることができる。

京急川崎方のホームの一部が多摩川土手に突き出ており、その先にはすぐに六郷川橋梁が迫っている。

改札内コンコース部に、トイレコインロッカー自動体外式除細動器 (AED) が設置されている。

改札外には、喫茶コーナーが併設されたベーカリー「Peter Deli」と、京急ステーションストア(駅売店)がある。

のりば

1 本線  京急川崎横浜浦賀三浦海岸方面
2 本線 品川新橋浅草成田空港方面

利用状況

2010年度の1日平均乗降人員は14,430人である[1]。近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1992年 8,353 [2]
1993年 8,329 [3]
1994年 8,359 [4]
1995年 8,213 [5]
1996年 8,112 [6]
1997年 7,827 [7]
1998年 7,345 [8]
1999年 6,795 [9]
2000年 6,795 [10]
2001年 6,704 [11]
2002年 6,699 [12]
2003年 6,984 [13]
2004年 7,016 [14]
2005年 6,923 [15]
2006年 6,986 [16]
2007年 7,205 [17]
2008年 7,200 [18]
2009年 7,115 [19]

駅周辺

公園・娯楽スポット

  • 多摩川六郷橋緑地 - 東海道本線六郷川橋梁より上流側を多摩川緑地、六郷橋より下流側を六郷橋緑地という。
  • 六郷温泉 - 黒湯を使用した銭湯
  • 宮本台緑地
  • 鉄橋間広場 - JR橋梁と京急橋梁の間にある広場。その形状から、バイオリン公園と呼ばれている。
  • ひょうたん池 - 多摩川緑地にある池。多摩川に通じている。
  • 大田区多摩川緑地管理事務所
  • 六郷ゴルフ倶楽部 - 京急橋梁と六郷橋の間にあるゴルフ練習場
  • 大田区軟式野球連盟

学校

  • 大田区立六郷小学校 - 1876年、宝珠院にて開校。
  • 大田区立高畑小学校 - 1953年、六郷小学校より分離独立。
  • 大田区立南六郷小学校 - 1985年、六郷小学校より分離独立。
  • 大田区立南六郷中学校

公的施設

史跡、神社・仏閣など

企業

  • 六郷土手郵便局
  • 大田西六郷三郵便局
  • 関西ペイント株式会社東京事業所
  • ファイザー株式会社アポロ・ラーニングセンター
  • 五十鈴株式会社本社
  • 山武環境技術センター
  • シャープ東京第一流通センター
  • 東京グリコ
  • 株式会社栗泉堂
  • 中央電気株式会社
  • 株式会社カリタ本社
  • アットホーム本社・コンピュータセンター
  • 日本調理器株式会社本社
  • 株式会社測範社本社・工場

バス路線

歴史

  • 1906年明治39年)10月1日 - 京浜電気鉄道六郷堤駅として開業。雑色駅との間に六郷駅(1907年に八幡塚駅に改称、1911年9月に廃止)があった。六郷土手駅に改称された時期は不詳であるが、戦前のことと思われる。
  • 1945年昭和20年)4月15日 - 太平洋戦争による京浜空襲によって全焼する。
    • (時期不詳) - 終戦後、駅が再建される。この頃の駅は、旧堤通りの蒲田側にあり、相対式ホーム2面2線で、駅事務所、出札口、改札口は下りホーム側にあり、上りホームには構内踏切を経由して行くようになっていた。
  • 1971年(昭和46年) - 1972年(昭和47年) - 六郷川鉄橋(現・六郷川橋梁)架け替えに伴い高架化。これに伴い駅を京浜川崎駅(現・京急川崎駅)よりに移設。
  • 2003年平成15年) - 改札内とホームを連絡するエレベーターを設置。

その他

  • イベント
    • 大田区平和都市宣言記念事業「花火の祭典」
      • 大田区が主催し、毎年8月15日に多摩川河川敷において開催される花火大会で、楽器演奏などのアトラクションもある。
      • 当駅はその最寄駅であり、花火大会終了後は多数の観客が押し寄せる。普通電車のみ停車する通常ダイヤでは乗客をさばききれないため、この日に限り当駅始発の羽田空港行きや、「京急ウィング号」の回送(開催日が平日の場合)を営業扱いとした品川行きなどの臨時特急電車が数本運行される。このため、特急が臨時停車する場合は非常用ドアコックで対応する。
    • 七草こども流鏑馬祭 - 正月7日に、六郷神社で催される行事。流鏑馬(やぶさめ)といっても実際の馬ではなく木馬を用いる。
    • とんび凧あげ大会 - 1月中の日曜日に、古川薬師(の傍の河川敷)にて六郷の郷土玩具「とんび凧」を用いて行われる。とんび凧は、とんび型の凧で、六郷の地にあった羽田屋という魚屋が、魚の干物を干す際に、その干物を狙うカラスなどを追い払うために作られたといわれている。
    • 六郷神社例祭 - 6月3日(例祭日)に近い週末に行われる。2007年は950年大祭であった。

隣の駅

京浜急行電鉄
本線
京急ウィング号快特・特急・エアポート急行
通過
普通
雑色駅 (KK18) - 六郷土手駅 (KK19) - 京急川崎駅 (KK20)

脚注

関連項目

外部リンク