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京成船橋駅

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京成船橋駅
京成船橋駅(2011年10月)
けいせいふなばし
Keisei-Funabashi
KS21 海神 (1.5 km)
(1.3 km) 大神宮下 KS23
所在地 千葉県船橋市本町1丁目5番1号
北緯35度41分59.88秒 東経139度59分6.46秒 / 北緯35.6999667度 東経139.9851278度 / 35.6999667; 139.9851278 (京成船橋駅)
駅番号 KS22
所属事業者 京成電鉄
所属路線 本線
キロ程 25.1 km(京成上野起点)
駅構造 高架駅
ホーム 相対式2面2線
乗降人員
-統計年度-
91,071人/日
-2011年-
開業年月日 1916年大正5年)12月30日
乗換 船橋駅
東日本旅客鉄道(JR東日本)総武線(快速)総武線(各駅停車)東武鉄道野田線
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船橋フェイスビル直結の入口(2011年10月)
東口改札口(2007年12月23日撮影)
ホーム(2007年4月1日撮影)

京成船橋駅(けいせいふなばしえき)は、千葉県船橋市本町1丁目5番1号にある、京成電鉄本線である。駅名標と旅客向け案内では「京成」を省略し、船橋とされている。駅番号はKS22

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する高架駅

以前は、跨線橋も地下道もない地上駅であった。しかし、列車の本数が多く、成田寄りの「船橋1号踏切」は「開かずの踏切」になることもしばしばあり[1]、これを解消するべく、1983年より海神 - 船橋競馬場間2.5kmの高架化工事が進められてきた。2006年11月25日に線路は高架化されたため、駅周辺の鉄道との平面交差はなくなり、渋滞はほぼ解消されている。

2007年11月17日には2階コンコース部分が完成、2009年3月24日には商業施設「ネクスト船橋」も開業し、長期にわたって行われてきた高架化工事が終了した。

かつて、ホーム上のLED発車標は、東芝製の旧式のものが使われていた。高架化に伴い、新デザインの京三製作所製のものが設置されている。この更新に伴い、放送装置も更新されたが、合成音声の種声はそのままである。

西口は遠隔操作になっており、無人対応。営業時間は6時~23時だが、ネクスト船橋開業以前は21時に閉鎖されていた。

のりば

1 本線 日暮里京成上野押上都営浅草線京急線方面
2 本線 京成津田沼京成成田成田空港東成田芝山千代田千葉ちはら台方面
  • 以前の車内アナウンスでは、当駅でのJR線・東武線への乗り換え案内を行っていなかった。

利用状況

2011年度の1日平均乗降人員は91,071人。京成線内69駅中では他社線からの乗り入れ客がある押上に次いで第4位である。

当駅以東の京成線利用者が都心に出る際に、船橋駅でJR線に乗り換えた方が便利な場合が多いため、乗換駅である当駅の乗降人員が多くなっている。 なお総武快速線・京成本線相互で連絡運輸が設定されている駅は当駅のみである。

駅周辺

船橋駅#駅周辺」も参照。

ペデストリアンデッキ再開発ビルFace」により、当駅と船橋駅の駅舎が接続されている。さらに2007年11月17日からは駅コンコースにも直結した。「Face」とコンコースをつなぐ通路は「Face」2階通路と同様に、早朝深夜帯に限り閉鎖される。

路線バス

船橋駅#バス路線」も参照。なお、当駅始発のバス停は船橋駅(南口)の3番のりばという扱いとなっている。また、船橋駅始発の路線にも「京成船橋駅」バス停がある。逆に、終点としては基本的に京成船橋駅を終点とする。

乗場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 所管 備考
1番       京成バス
京急バス
ちばグリーンバス
  船橋駅#バス路線を参照
2番
3番 船61 日の出町・丸善 船橋海浜公園 京成バスシステム   下り(当駅発)のみ
日の出町・二俣新道
日の出町 丸善
船62 日の出町・二俣新道・潮見町 船橋海浜公園
船63 南本町小学校・二俣新道
南本町小学校 丸善

歴史

当初計画では船橋駅より北に駅を造るつもりだった。中心地から離れすぎるということから南側に変更された。当駅付近ではもっと直線的に市街地を貫通する予定が、住民の反対で急曲線ができた[2]

隣の駅

京成電鉄
本線
快速特急・特急・通勤特急
京成八幡駅 (KS16) - 京成船橋駅 (KS22) - 京成津田沼駅 (KS26)
ファイル:TRON 9-9145.gif快速(早朝の上り1本のみ)[4]快速
東中山駅 (KS19) - 京成船橋駅 (KS22) - 船橋競馬場駅 (KS24)
普通
海神駅 (KS21) - 京成船橋駅 (KS22) - 大神宮下駅 (KS23)

脚注

  1. ^ ラッシュ時などは、国鉄線との乗り換え客らが踏切が開くのを待ちきれず強行横断するなどしており、一部では「マラソン踏切」とも呼ばれていた。
  2. ^ 白土貞夫著『ちばの鉄道一世紀』による。
  3. ^ 「モーニングライナー」「イブニングライナー」は従来通り当駅を通過する。
  4. ^ 京成時刻表vol.25

関連項目

外部リンク