バイきんぐ
バイきんぐ | |
---|---|
メンバー |
小峠英二 西村瑞樹 |
結成年 | 1996年 |
事務所 | ワタナベエンターテインメント→東京吉本→フリー→SMA NEET Project |
活動時期 | 1997年- |
出身 | 大阪NSC17期生 |
出会い | 大分県の自動車教習所 |
旧コンビ名 |
バイキング めすどり同好会 |
現在の活動状況 | テレビ、ライブ |
芸種 | コント |
ネタ作成者 | 小峠英二 |
過去の代表番組 |
イツザイ イツザイS |
同期 | ヤナギブソン(ザ・プラン9)、青空、梶本貴史(シェーン)、ゴリけん、 |
公式サイト | 公式プロフィール |
受賞歴 | |
『キングオブコント2008』 準決勝進出 『キングオブコント2011』 準決勝進出 『第2回オンバト+チャンピオン大会』 3位 『キングオブコント2012』 優勝 |
バイきんぐは、SMA NEET Project所属のお笑いコンビ。共に大阪NSC17期生。吉本時代の同期には、ヤナギブソン(ザ・プラン9)などがいる[1]。
『キングオブコント2012』王者。コンビ名の名付け親は飛石連休の藤井ペイジ[2]。
メンバー
小峠 英二(ことうげ えいじ、1976年6月6日 - )[3]主にツッコミ担当。
- 福岡県田川郡大任町出身。福岡県立東鷹高等学校[4]卒業。
- 身長170cm、体重55kg。血液型O型。
- 趣味:音楽鑑賞・映画鑑賞、特技:ギター。中学時代は野球部で3年間補欠だった。
- 芸人になりたいと思い始めたのは高校生の時だった[5]。
- 年齢の割に老けた顔とスキンヘッドが特徴。梶本貴史(シェーン)とトークライブ『同期の動機』を行っている。
- 害虫駆除のアルバイトをしており、『キングオブコント』の決勝当日も朝6時まで働いていた[6]。大和一孝(スパローズ)のバイト先の害虫駆除会社に駆除数で勝った。
- 同じく『キングオブコント』のチャンピオンである東京03のファンであることを公言している。じゅんいちダビッドソンとは昔から仲が良い[要出典]。
- 2015年、サンプラザ中野くんと音楽ユニット「坊坊主(ボーボーズ)」を結成し、8月26日にアルバム『励ます』をリリースした[7]。
- 持ちネタは『なんて日だ!!』
西村 瑞樹(にしむら みずき、1977年4月23日(47歳) - )[3]主にボケ担当。
- 広島県広島市出身、同県安芸郡府中町育ち。兵庫県立尼崎稲園高等学校卒業。
- 身長171cm、体重64kg。血液型O型。左利き。
- 趣味:映画・テレビゲーム・野球 特技:野球・カラオケ、休日の過ごし方:寝ること。
- 熱狂的なヤクルトファン[8]。
略歴
- 二人が初めて出会ったのは大分県の自動車教習所の合宿とのこと。この時はあまり話もしなかったが、後に大阪NSCの面接の時に再会し、「これは運命だ」と思って結成を持ちかけた[5]。
- 1996年5月結成。芸歴の浅い芸人が多いSMAにおいて数少ない結成15年を超えるコンビである。
- 1996年、NSC17期生としてNSCへ入学する。後に、活動へのモチベーションを保つのが難しくなった事をきっかけに上京。
- 1999年頃、ワタナベエンターテインメントに所属、2004年頃に東京吉本へ所属するも、ともに1年ほどで契約解除となっている[9][10]。
- 結成から数年間は『バイキング』の表記だったが、後に『バイきんぐ』に改名。改名の切っ掛けはホームページの作成で、『バイキング』だとレストランが多数ヒットしてしまうので検索されやすいように『バイきんぐ』にしたという。2005年頃は『めすどり同好会』と名乗って活動した時期もあった。
- 事務所ライブへの出演の他に、かつては同事務所の先輩であるハリウッドザコシショウとのユニットライブ『やんべえ』を2か月に1度のペースで開催していた。
- 『キングオブコント』では2008年と2011年に準決勝進出。2012年に決勝に初進出し、5代目チャンピオンに輝いた。
- 『第2回オンバト+ チャンピオン大会』に年間ランキング3位で出場。ファイナルステージに進出。(結果は3位)
- また、小峠はピンで『R-1ぐらんぷり2011』で準決勝に進出している。ネタは美味しすぎるロールケーキに文句を付けるという内容。
芸風
ネタは主にコント。これまでの持ちネタの中には、ジージャンにジーパン、サングラスという姿でワイルドな一言を言うネタがある(『エンタの天使』、『爆笑レッドカーペット』などで披露)一方で、SMを思わせるようなネタや、紙おむつで顔を叩いたりするなどという芸を『イツザイ』などで披露したことがあり、この番組中で「汚ねぇ系コント」と言われたことがあった。上記のネタでは小峠がボケを担当している。
現在のネタは小峠の怒り口調のツッコミが特徴。この他には、ファミコンを故人に見立てて遺影を持ってのコント、『何度も強盗に入られるコンビニ』、『帰省』、『処方箋』のコントなどがある。
元々ボケ・ツッコミが逆であった[12]ためか、今でも小峠がボケに転じたり、ボケを交えたツッコミをすることがある。小峠はこのコンビを「西村は“いかにも言いそうなことを言うバカの役”で、自分はそれを注意する役」で“バカと注意のコンビ”でもあるといったことを語っている[12]。
ネタ作りは小峠が担当しており、西村がアイデアを出すこともあるがあまり採用されていない[13]。小峠曰く「ボケ・ツッコミというよりも、バカと注意」ということを意識してネタを書いているという。特に「ボケにならないバカのラインを見つけるのは大変」とのこと[14]。
逸話
NHK「突撃!アッとホーム」の「ファミリー トレジャー ハンティング」コーナーにおいてロケ中に坂本竜馬直筆の手紙を発見している。時期的に見て暗殺直前の手紙ではないかと考えられるもので世紀の大発見であった。発見の一部始終は番組で放送され、所有者に小峠がしつこく食い下がった末に世に出たことから小峠の功績を評価する声は大きい。
出演
小峠単独での出演は、小峠英二の項を参照。
テレビ
- 準レギュラー(または不定期出演)
- 所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!(テレビ東京) - レポーター
- 趣味バカ(サンテレビ)- 小峠のみ、西村も出演経験あり
- 水曜日のダウンタウン(TBS)- 小峠のみ不定期出演。西村は1回だけ出演経験あり
- 過去のレギュラー
- 伊集院光のばらえてぃーばんぐみ(2012年7月 - 9月、東名阪ネット6) - 小峠のみ(西村も出演した回あり)
- その他の出演
- オンバト+(NHK総合)戦績7勝3敗 最高521KB
- 第2回チャンピオン大会 ファイナルステージ3位
- 虎の門(テレビ朝日)
- ワッチミー!TV×TV(2008年4月28日、BSフジ)
- あらびき団(2008年5月14日、TBS)
- お台場お笑い道(フジテレビ721)
- お笑い図鑑 ハマヌキ(tvk)
- エンタの天使(日本テレビ)
- 2008年7月27日(第5回)、キャッチコピーは「神出鬼没な笑金稼ぎ」
- 2010年3月24日(第15回)、キャッチコピーは「葬式中に喜ぶ男」。元々は『エンタの神様』の番組中で収録されたものだったが、未放映だったためこの回にこちらで放送。
- イツザイ(2008年9月27日・10月18日、テレビ東京) - キャッチコピーは「あと一歩で本格派」
- キングオブコント(TBS)
- 2008年・2011年、セミファイナリスト。
- 2012年、優勝。
- 爆笑レッドカーペット(2008年11月18日、フジテレビ) - キャッチコピーは「おもしろさ食べ放題」
- 新春ゴールデンピンクカーペットSP(2009年1月1日、フジテレビ) - キャッチコピーは「おもしろさ食べ放題」
- イツザイS(テレビ東京)
- バカヂカラ(TOKYO MX)
- 超能力スペシャル2010 今夜奇跡が?世界最強超能力者×最新脳科学 ナゾ解明プロジェクト(2010年1月4日、TBS)
- 芸人報道(日本テレビ)- 2012年4月2日 小峠のみ
- 新進気鋭(2012年8月11日、日本テレビ)
- サタネプ☆ベストテン (2012年9月1日、TBS)
- 笑点 (日本テレビ) - 2012年10月28日
- 雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!(テレビ朝日)
- 関ジャニ∞のジャニ勉 - 2013年3月27日
- ゴッドタン(テレビ東京)
- 第3回バカヤロウ徒競走(2012年12月1日・8日)
- マジギライ1/5(2015年11月14日)
- 内村さまぁ〜ず(2013年3月4日・2014年4月28日・2015年3月2日、内さま.com・TOKYO MXほか)
- 小力の小部屋 第162回(2013年6月17日、マシェリバラエティ、ニコニコ生放送、スカパー!275ch)
- 突撃!アッとホーム(2014年3月22日 - 2015年3月7日、NHK総合) - 「ファミリー トレジャー ハンティング」コーナー
- ごちそんぐDJ(NHK Eテレ) - ナレーション
- とんねるずのみなさんのおかげでした(2014年5月8日、フジテレビ)
- ピエール瀧のしょんないTV(2015年1月22日、静岡朝日テレビ) - 西村のみ
ネット配信
- 笑喫茶☆つっちー(2015年11月26日、Amazonプライム・ビデオ)
ラジオ
- ギガンティックロッキンボム(FM-FUJI)
- オールナイトニッポンR 決戦!お笑い有楽城(2012年9月22日、ニッポン放送) - 優勝
- おぎやはぎのメガネびいき(2014年4月24日、TBSラジオ)
CM
DVD
- 『まめ』Vol.1 〜若手芸人コンプリート・カタログ〜(2005年9月21日、徳間ジャパンコミュニケーションズ TKBU-5211)
- 群雄割拠!SMAお笑いカーニバル(2006年6月7日、日本クラウン CRBP-10042)
- 群雄割拠!SMAお笑いカーニバル2(2007年10月24日、ソニー・ミュージックマーケティング SSBX-2291)
- 群雄割拠!SMAお笑いカーニバル3(2008年10月22日、ソニー・ミュージックマーケティング SSBX-2292)
- 伊集院光のばらえてぃー(ポニーキャニオン)
- だるまさんが動いたらみんなバラバラの巻(2012年2月24日 PCBG-11141) - 小峠のみ
- ラジオの魅力に迫りまSHOW!〜投稿しNIGHT〜巻(2012年4月27日 PCBG-11143) - 小峠のみ
- 裸・裸・裸フィッシングの巻(2012年5月25日 PCBG-11144) - 小峠のみ
- ノンアルコールドミノ毒入りの巻(2012年6月29日 PCBG-11145) - 小峠のみ
- 体内時計でぴったんこの巻(2012年7月27日 PCBG-11146)
脚注
- ^ ヤナギブソンのブログ 2006年8月15日
- ^ 藤井のtwitter 2012年9月22日
- ^ a b SMA NEET Project バイきんぐ
- ^ 1994年校名改称のため、2年生までは田川東高等学校。
- ^ a b De☆View(オリコン・エンタテインメント)2012年12月号でのインタビューより。
- ^ KOC2012 紹介VTR、及び本人の発言より
- ^ “サンプラザ中野くんとバイきんぐ小峠、新ユニット「坊坊主」結成”. お笑いナタリー (2015年7月14日). 2015年7月14日閲覧。
- ^ 「"お笑い氷河期"が溶ける兆しは全くない」単独ライブ前にバイきんぐが語った"シビアな現状"!!
- ^ コメ旬によるインタビュー
- ^ M-1GPアーカイブ 2004年10月16日
- ^ 2013年大会でかもめんたるが982点を獲得し更新。
- ^ a b 『コメ旬』Vol.005(キネマ旬報社)内「バイきんぐインタビュー」より。
- ^ バイきんぐ:解散危機5回、コンビ結成は偶然 いまさら聞けないネクストブレーク芸人(MANTANWEB、2013年1月1日)
- ^ 2012年11月15日創刊コメ旬Vol.005
外部リンク
- 公式プロフィール
- バイきんぐオフィシャルサイト いろもんのススメ
- バイきんぐ小峠の「見ル前ニ跳べ」 - Ameba Blog
- 小峠英二 (@viking_kotouge) - X(旧Twitter)
- 西村瑞樹 (@vikingnishimura) - X(旧Twitter)
- 所属事務所によるインタビュー前篇・後篇