かすかべ防衛隊

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かすかべ防衛隊(かすかべぼうえいたい)とは、臼井儀人の漫画『クレヨンしんちゃん』に登場する架空組織

春日部情報発信館に設置されているパネル。
かすかべ防衛隊メンバーの5人が描かれている。

概要

野原しんのすけがアクション幼稚園(アニメではふたば幼稚園)の級友を誘って結成した、春日部の愛と平和を守ることを目的とした組織。もともとはみさえがしんのすけをのせるときのフレーズで、現在のかすかべ防衛隊が結成される以前もしんのすけ一人で「かすかべ防衛隊」という名称を使用していた。 現在の5人によるかすかべ防衛隊は、原作では11巻、アニメでは「かすかべ防衛隊だゾ」(1995年5月1日放送)で結成。幼稚園の教諭、よしながみどりまつざか梅の自宅を勝手に秘密基地にし(まつざかは原作のみ)、そこで作戦会議を行う。アニメ「ガキ大将むさえだゾ」(2011年8月5日放送)ではむさえの住んでいるまたずれ荘の部屋が一時的に秘密基地として使われた。

かすかべ防衛隊という名前だが、「防衛隊」らしいことをすることはあまりない。幼稚園や幼稚園外でこのメンバーとよく遊んでいる点からして、遊び仲間という意識の方が強い。

「かすかべ防衛隊」としては『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』にて劇場版初登場。以降、劇場シリーズでは隊員メンバーは「単なる友人」以上に「強い絆で結ばれた仲間」として登場し、主役に劣らない活躍を見せるようになる。特に『夕日のカスカベボーイズ』では防衛隊5人の友情が第一のテーマとなり、ひろしやみさえ以上の活躍を果たした。その後の劇場版でもひまわりやシロと共に大人達がいない状況下で数々の修羅場をくぐり抜け、映画内の敵対勢力を苦戦させている。『B級グルメサバイバル』ではシリーズ初、解散の危機に陥った(実際は解散していない)。

5人がふんばりどころや気合いを入れる場面で言い合う言葉は、「かすかべ防衛隊、ファイヤー!」。

隊員

野原しんのすけ

野原しんのすけの詳細についてはこちらを参照。イメージカラーは

風間トオル(かざま トオル)

春日部第1児童センターに設置されているかすかべ防衛隊の立体像
(左から佐藤マサオ・桜田ネネ・風間トオル・ボーちゃん)
声:真柴摩利
しんのすけの友人。しんのすけ曰く「大親友」で「お互いのほくろの数まで知り尽くした関係」[1]。アクション幼稚園(アニメではふたば幼稚園、以下同じ)ひまわり組の園児。5歳。身長108.7cm、体重20.7kg[2]。血液型はO型。髪の色は原作では黒、アニメでは藍色。イメージカラーは
塾に通っていて頭が良く、5歳にして中学生並の知能レベルを持ち、常識人でもある。スポーツ万能で短距離走ではチーター(河村)を追い抜いたこともある。またアニメでは(幸運も味方して)しんのすけに相撲で勝ったこともある(しかし、マサオと相撲をとったきは、勝負には勝ったが、廻しにあたるタオルが取れ、負けてしまった)。しんのすけのツッコミ役でいつも世話を焼かされている(最近はノリツッコミをする例も見られる)。また、酢乙女あいの第二の恋の生贄である。女運は割りと良いが、毎回奇怪な行動を取るしんのすけのせいで縁を切られたり、しんのすけに惚れられたりしてしまう[3]。しんのすけとはしばしばもめたり、世間体や将来を考えて絶交したがったりするものの、しんのすけがいないと寂しがっている節がある。1994年11月7日放送「風間君とお別れだゾ」では、父親の転勤の為アメリカへ行くことなりお別れ会でしんのすけに『今日の日はさようなら』を歌われ号泣、しんのすけに別れの言葉を言われ他の園児、よしなが先生も涙を流し別れを惜しんだ(しかし3日後、アメリカ行きが中止になり戻ってきている)。2006年1月13日放送「オラの心はエリートだゾ」では、塾の友達と一緒にいた時に冷たくしたにもかかわらず、下痢をしておもらしをした時にしんのすけがこれまで通り優しく接してくれたことで涙を流している(但し原作では最初臭がられていた)。初期はしんのすけのことを「しんのすけ君」「しんちゃん」と呼んでいたが、現在は防衛隊のメンバーで唯一しんのすけを呼び捨て(二人称も「お前[4]」)で呼んでいる。
家庭は裕福で、高級マンション「マングースマンション」在住。かつては課外活動のバーベキューマツタケを持ってきたり、臨海学校へ行った回ではメロンを一個丸ごと持ってきたりと、幼稚園にやたらと高級なものを持ち込む金持ちキャラが強く、また最初期の頃はしんのすけの不幸に対し「ざまぁみろ」と言ってしんのすけと喧嘩するなど少々意地悪な性格だったり、何かにつけて自分のインテリぶりをひけらかすキザな性格も強かったが、徐々にこれらの性格は薄れ、現在はスーパーへ醤油の特売にいく[5]など優等生キャラとなっている。また、それと同時にマザコン振りや少女アニメ好きなどの本性が顕になり始める(後述)。「オラたち女の子だゾ」では、幼女向けのファッションのコーディネートのセンスがいいとしんのすけたちからも誉められており、自分でも女装ではSHAZNAにも負けていないと語っている。
また、仕切りたがる性格ゆえか、ネネやしんのすけからは「だ~れ、呼んだの」などと言われることもあり、よしなが先生のアパートでのクリスマスパーティには呼ばれていない。
オカルトなどの非科学的現象を信じていないところもあり、劇場版『踊れ!アミーゴ!』ではその性格が仇となって、敵に捕まってしまった。
人前では優等生を演じているが、実はマザコン少女向けアニメの「ふしぎ魔女っ子マリーちゃん」や「ま・ほー少女もえP」の隠れファン。特にもえPにいたってはコスプレに手を出すほどの熱中ぶりで、知識もかなりマニアックな域に達している。DVDも大量に所持しており、風邪をひいた時にもポータブルDVDプレーヤーでベッドに入ったまま観賞している。それらの趣味は既に周囲にバレているものの、プライドが高く世間体や評判を気にして[6]、人前では必死に否定するのが定番になっている(話の流れで自らばらす言動をとることもある)しかし、ごまかした結果損な展開になることが多い。アニメ「もえPに大変身だゾ」では、もえPのコスプレをしていたところをネネちゃんに見つかり、「いつもの風間君じゃない」とまで言われてしまった。また、少女向けアニメ以外にも密かにアクション仮面も見ているが、周囲には「たまたまテレビをつけたから見ただけ」等の理由でごまかしている。所謂むっつりスケベな面もあり、ハンカチを拾ってくれたおねえさんのパンチラを夢の中でまで見ては鼻の下が伸びただらしない表情をしていた。マザコンに関しても少女向けアニメファン同様、周囲に知られており、しんのすけに「カザマザコン」と呼ばれた事もあった。「みんなでサバイバルするゾ」で洞穴で眠っていた時は夢で赤ちゃんになってママのおっぱいを吸っていた。その際は隣で寝ていたしんのすけのほっぺを吸っていて、翌朝のしんのすけのほっぺは一部分だけ吹き出物のようになっていた(すぐに元に戻っている)。また、そのほっぺを吸う場面はマサオとボーちゃんも見ており、ドン引きしていた。
耳が弱点で、しんのすけに息を吹きかけられたり、唇で甘噛み(ハミハミ)されると恍惚状態に陥り、ときには立てなくなるほどらしく、地面に崩れ落ちることがある。その他にも、腕を指で一撫でされ恍惚状態に陥る描写がある。しんのすけからも「感じやすい」とのコメントを受けており、その度に顔を真っ赤に染めながら大声で否定している。原作ではあまり強調されないが、アニメ、特に映画で強調される傾向にあり、特に『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』では、かすかべ防衛隊を拉致した敵にまで「最近のガキは進んでいる」とまでの感想を述べられている。
一度、タイムマシンで大人になり東大に進学した風間本人が現代の野原家に現れたことがあった。みさえの様にしんのすけにグリグリ攻撃をしたことがある。
近年のアニメ版ではシロに溺愛といえる感情を抱いており、シロと一緒にいる時だけ抱きついて顔に頬ずりする場面が見受けられる(なお、ボーちゃんはこの秘密を知っている)。アニメ「ぼく野原シロのすけです」では人間になったシロと風間くんが同時にしゃべったシーンでしんのすけに「風間くんとシロのすけ(シロ)、キャラがかぶってるゾ」と言われた事がある。また、風間くんとシロの会話のみで構成された次回予告の中で「僕とシロが会話していると変な感じがする」と自虐的な発言をした事もある。
ちなみにアニメ版ではふたば幼稚園の高倉園長のことを初めて「組長」と呼んだのは彼である(それがしんのすけに影響した)[7]。ちなみにしんのすけは園長先生を最初に見たとき「地上げ屋」と呼んだ。また、ネネちゃんの「リアルおままごと」を発案したのも彼である(アニメ「ネネちゃんがおこったゾ」より)。その第一回目の「リアルおままごと」では、ネネちゃんが「現状に満足している母親」、風間が「一流デザイナーのお父さん1号」、しんのすけが「現状に不満ありのサラリーマンのお父さん2号」、ネネの持つウサギの人形が「一家の子供」という役柄で、「お父さん1号と2号は仲が悪い」、「しかし子供は、お父さん2号の子供」という設定だった(その設定を決めたのも風間くん)。その際、しんのすけも「ギスギスしてて面白そう」とその案に賛成している。
嫌いな食べ物はタマネギブロッコリーだが、マヨネーズがかかっている場合は別で食べられる。
ふたば幼稚園の園児の中では、よしなが先生に対して酢乙女あいと共に敬語を使う。
番外編の『エンピツしんちゃん』では防衛隊メンバーの中で唯一私立小学校に通っている。
1998年12月25日放送の番外編『クレヨン大忠臣蔵』では、浅野内匠頭長矩の役をあてがわれ風間内匠頭トオルとして登場。吉良上野介ぶりぶりざえもんによって、殿中松の廊下でぞうさんを丸出しにした罪で切腹させられた[8]。しかし、大石しんのすけたち春我部浪士[9]たちをツッコむ為に切腹後も幽霊として登場した。
しんこちゃんと初対面したとき、顔が赤くなって片思いしたことがある。その時「かわいいなぁ」と言ってみんなから白い目で見られた事がある。
ひまわりからは懐かれている。

桜田ネネ(さくらだ ネネ)

声:林玉緒
しんのすけの友人で、かすかべ防衛隊の紅一点。アクション幼稚園ひまわり組の園児。5歳。血液型はB型、身長104.2cm、体重14kg。イメージカラーはピンク
見た目は典型的美少女だが、ギャップが激しく性格はでしゃばりかつ自分勝手で、しんのすけ達はおろか大の大人をも出し抜いたり、様々な局面でおいしいところをちゃっかり持っていこうとする狡猾さや抜け目の無さをも兼ね揃えている。また常人が理解し難い発言や矛盾した発言も極端に多く、相手(特にマサオ)を混乱させることもある。キャラメル色の髪(アニメでは、赤茶色の髪)の二つ分けが特徴。しんのすけからは一度「他人の心は読めるのに、場の空気は読めない」と言われてしまった。
自らを「アクション幼稚園のアイドル」と自負し、ひまわりが生まれた時、「素直な子になるように」と言って、ひまわりの名前を「ネネ」や自分の名前から取って「ネネ美」にしたらいいと言ったり、風間がしんのすけ達を他の幼稚園の女子達との合コンに誘ったのを知ると、「ネネというアイドルがいるのに合コンなんて(許せない)」と身勝手な持論を振りかざして妨害を目論んだり、酢乙女あいやきゃりーちゃんなど自分以外の女の子が周囲からチヤホヤされているのを見ると、露骨に嫉妬心や敵愾心を露わにするなど、非常にナルシストな一面も見せる。
さらに、芸能ジャーナリストの如く他人のゴシップには嬉々と首を突っ込み、周囲を巻き込んででも徹底的に調べ上げようとする野次馬根性の持ち主でもあり、たまにその行動がエスカレートして騒動の原因となってしまうことがある(原作では自身の野次馬根性が原因で、まつざか先生と徳郎が破局直前に陥ってしまった時は深く反省し、涙を見せた)。低血圧で朝早く起きるのが大の苦手。思い通りにならないとすぐキレるが、逆に自分が叱責されると泣いたり、萎縮する事がある。
初期は現在のマサオと同じく泣き虫という設定であり、優しく大人しくおしとやかでおませな女の子だったが、野原ひまわり及び酢乙女あいの登場を境に性格が凶暴化。しんのすけがふざけていると彼の母親であるみさえの代わりにげんこつやグリグリ攻撃[10]などで制裁を加えることがある他、時折、風間のことを「バカザマ」、マサオのことを「オニギリ」と脅すなどのいじめをしている。特にマサオに対する扱いは荒く恫喝したり、おならをした瞬間を見ていたマサオを脅迫したり、プロレス技をはじめとする暴行を加えたりもするなど、普段からマサオをいじめているひとし・てるのぶよりも性質が悪くなっている。最初にマサオに対していじめたのは隊長は誰かという口論でマサオが号泣した際に行動したのは、うさぎのぬいぐるみを殴ることである(アニメ「防衛隊第二のひみつ基地だゾ」1998年3月13日放送)。しんのすけを軽々と持ち上げかつ投げ飛ばして悶絶させたことがあるほどの怪力の持ち主でもあり、(アニメ「ひまわりを寝かせるゾ」(2006年11月24日放送))かすかべ防衛隊では最も高い戦闘能力を有している。
常にうさぎのぬいぐるみを懐にひそめ、嫌なことがあると殴ってストレスを発散している。そんなストレス解消をするネネちゃんの姿を物陰から目撃したよしなが先生が心配のあまり、家庭訪問をする始末であった。 だが、この癖はもともと母親のもので、ネネもその光景を見るたび「いつものママじゃなーい」と泣きわめいていたが、いつしか「いつものネネちゃんじゃなーい」と友人に言われるようにまでなってしまう。
ただ、全てが凶暴になってしまったわけではなく、まだ女の子らしい一面も持っている。そのため、優しくされたマサオがネネを好きになったことがあり、年上が好きなしんのすけがネネに照れているような描写もみられる(「オラとの事は遊びだったのォ?」等)。また、前述した自分の野次馬精神が原因でまつざかと徳郎の仲を崩壊させてしまった際は、深い後悔と罪悪感、そして良心の呵責から自室に引きこもってしまう程に落ち込み、2人が完全に終わったわけではない事に気がつくと罪滅ぼしの為に2人の仲を修復しようと尽力する等、完全に無責任な性格というわけではない。リアルおままごと等でしんのすけたちを恐怖に陥れることも多々あるが、特に風間はネネが落ち込んでると心配するなどネネを好意的には思っているようである。
趣味は「リアルおままごと」という、脚本が用意された昼ドラ仕立てのリアル(現実的)なおままごとだが、しんのすけ(特にマサオ)たちはごり押しに役を任され迷惑している。内容は「ドメスティックバイオレンスに耐える美人妻」、「離婚をしてくれない酔っぱらい夫」など内容はさまざまだが、結局最後は実家に帰るか離婚と言う結末となる。また、しんのすけたちを「リアルおままごと」に参加させるためには手段を選ばず、巧妙な手段で殆ど強制的に参加させている。そのため他の4人はネネが提案する前にそろって却下してしまう。ただ、この「リアルおままごと」はネネが発案したものではなく、元の発案者は風間くんである(それが、ネネちゃんに影響した)。しかし、おままごとに賛成したり、かなりノリノリで役になりきり、おままごとをしていることがまれにある。なお、おままごとをするときは、しんのすけ達の都合は一切考慮しない。なお配役に関してもしんのすけや風間くんが夫の場合それなりにいい扱いを受ける(しんのすけはダンサーで夫婦ラブラブという設定があり、風間くんはエリート社員等)が、マサオの場合安月給や無計画などと言っただらしない夫というポジションが与えられる場合が多いが、どちらにせよ離婚や実家に帰ることになる。
酢乙女あいと何かにつけて張り合っていたが、現在はそれほど仲は悪くなく、最近では意気投合して共同戦線を張る場面も見せる様になった。幼稚園で一人だけ熱繰椎造のことが嫌いだったが、椎造の退任が迫ったとき、恋をしてしまった。原作30巻では傷口の手当をしてくれた黒磯に恋をし、ラブレターを送ったが翌日には忘れてしまった(このラブレターはネネちゃんがしんのすけに(半ば脅す形で)頼んで黒磯に渡させたものだが、名前が書かれていなかったため黒磯はしんのすけが恋をしているのだと誤解した。アニメでは更にそのラブレターをあいちゃんが読んで、しんのすけが自分に恋をしたものと勘違いしてしまうという更にややこしい展開となった)。
嫌いな食べ物は、ベビーコーン
将来の夢は女優である。20代はアイドルから女優に転身、その後引退するも再び復帰する、という具体的なビジョンも持ち合わせている(一度アニメ版で、しんのすけ達が高校生になった派生版が放送されたときは、ネネは演劇部に所属していた)。また、歌手やアイドルになりたいと言ったこともあり、女優に、というよりは芸能界に進みたいという意志があるようである。
しあわせうさぎ / なぐられウサギ
声 - 矢島晶子
ネネちゃんが持っているうさぎのぬいぐるみ。最初に登場したときは今のような怖いキャラではなく、些細な事でしんのすけに激怒したネネに夢の中で、「しんちゃんを許してあげて」と諭すような優しい性格だったが、ひまわり及びあいの登場を境にネネが凶暴化したことによって、彼女の性格も変化した。また、時々ネネに復讐を企てたり(歯が痛くて幼稚園内の片隅でなぐられウサギを殴ったとき、なぐられウサギはこの振動を跳ね返し、ネネの虫歯に当てている)、マサオをビビらせたりする。
2003年6月7日放送「殴られうさぎの逆襲だゾ」以降はなぐられうさぎが主役のエピソードが放送され、同年12月6日放送「ネネちゃんのうさぎがしゃべったゾ」、2006年8月25日放送「なぐられウサギたびたびだゾ」では主にホラーなキャラクターとして描かれている。2014年8月29日放送の「レジェンド オブ なぐられウサギだゾ」で久しぶりに登場し、翌年2015年9月11日には「なぐられうさぎ〈泡〉だゾ」が放送された。

佐藤マサオ(さとう マサオ)

声:一龍斎貞友
しんのすけの友人。アクション幼稚園ひまわり組の園児。5歳。身長106.2cm[2]。体重は20kg。血液型はA型。イメージカラーは
坊主頭とまるい顔からあだ名は「オニギリ(君)」。友人達からは「マサオ君」と呼ばれているが、原作の初期では「マー君」、「まーちゃん」とも呼ばれる一方、しんのすけによると「泣き虫オニギリ」という蔑称も存在する。
風間と同じく常識人の感性を持っており、優しく素直な性格だが、気が弱く非常に泣き虫で、極度の怖がり。運動も苦手。いじめられっ子でもあり、かすかべ防衛隊隊員の中でも、貧乏くじを引いてしまう事が多い。ネネに頭が上がらず、ネネの「リアルおままごと」の一番の被害者となっている。
酢乙女あいの最初の恋の生贄で、一番のめり込んでしまい、いまだに呪縛は解けていない。彼女がしんのすけに恋心を向けていることには複雑な表情を見せることはあるが、自身も恋の虜にされたことのある風間から、「君はあいちゃんに利用されているだけ。いい加減目覚めた方が良い」と忠告されたこともあるが、マサオ本人は「それでも(自分に気がない上に奴隷扱いでも)いい」らしいので、彼女とさえ関われれば十分な模様。このことから、割と図太い一面もあるようである。劇場版『踊れ!アミーゴ!』では、いつもなら自分に対して無関心なあいが優しく振る舞ってくることに不信感を抱き、あいが偽者にすり変わっていることに最初に気がつくが、一度は彼女の言葉に誘惑されて捕まりそうになるも風間の言葉で涙ながらに思い留まった。一度しんのすけがあいを泣かしたと勘違いした[11]際にはしんのすけに決闘を申し込んだが、しんのすけの言葉で思い留まり、泣きながら謝罪した。しかししんのすけは「決闘」を「結婚」と聞き間違えており、マサオに結婚を申し込まれたと思い込んでしまっていた。さらにそのことをよしなが先生ら幼稚園職員たちに相談したため、よしなが先生や高倉園長らにそっちの趣味があると思われてしまった。
しかし、普段から災難続きの反動からか、時々ふとしたきっかけ(園長先生のサングラスをかけた時や、劇場版『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』でバスのハンドルを握らされた時など)や、酢乙女あいへの恋心、恐怖心がある一線を超えた場合、今までの気弱な性格が一転して変貌し、野性味と男気溢れる熱血漢な性格に変わり、口調も変わる。『ヤキニクロード』ではスウィートボーイズの作戦に従ってしまい、悪そうな表情でマサオの家に呼び、部隊をしんのすけにけしかけた事もある[12]。劇場版では大人になった彼が登場するが、一人称が「オレ」になり、変貌した後の性格に近くなっている他、髪も伸ばしていた。コンビニの中で他の漫画を口汚く罵るなど、荒々しい言動が目立ったが、根本的な優しい性格は変わっていない。
姓の佐藤は元々アニメオリジナルの設定だったが[13]、2011年4月に出版された「クレヨンしんちゃん大全」においてはマサオの姓は佐藤だとされ、後に原作にも登場した[14]
母譲りの几帳面な性格で、散らかった部屋とスケジュールを破ることを嫌い、しんのすけにスケジュールの邪魔をされると非常に落胆する。一時期散らかった部屋を片づけないと気が済まない「お片づけ症候群」にかかったことがあり、ひろしの靴下をも臭いに気絶しながら片付けようとするほどだったが、野原家に来て治った。しかし逆に野原家の影響で、片付けることがバカらしくなってしまい、散らかった状態が好きになってしまった。2009年2月13日放送の「ママサミットだゾ」では、マサオの母親から「うちの子もお片づけしなさいって言っても、全然してくれない」といった発言から、現在でも散らかった状態が好きなことがうかがえる。
単行本未収録作品では「トップレス」という言葉を聞きそれを想像して鼻血を出したことがある。
手先は不器用で、初期の話では、粘土遊びをしていて、動物を作っている時に、よしなが先生に違う動物を作っていると勘違いされたり(例:犬が牛、虎が豚など)、自分が描いた絵をしんのすけに見られて「下手だね」と言われて泣いたことがある。しかし編み物はボーちゃんも絶賛するほど上手い。
しんのすけ(や風間)同様、アクション仮面が好き。特にしんのすけとは好きなキャラクターがとてもよく被る。コレクションが趣味。菓子の付属のキャラクターシールやカードはたくさん持っており、テレホンカードはファイリングしている。レアな物が手に入るまでのめり込んでしまうタイプなため、大抵は持っているのでよく自慢している。
モノマネが得意で人前でまつざか先生のモノマネをしていた際、よしなが先生が本人が言っていると勘違いして激怒させるほど。
嫌いな食べ物はナスキャベツ
将来の夢は漫画家。すでにオリジナルの作品も描いているが、ネネや風間、しんのすけ達に酷評された(その際、ボーちゃんの方が漫画家に向いているとも言われてしまい、落ち込んでしまう)。しかし、漫画家を目指しているため、画才はある。特に近所に住む漫画家のよしいうすとを尊敬しており(ただし、人間としては「最低」と評している)、アシスタントになりたいと自ら懇願したこともある。
一度みさえからしんのすけと間違われて[15]グリグリ攻撃をされたことがある。
しんのすけとはよく遊ぶらしく、しんのすけが出かける理由としてマサオと遊ぶことを理由にすることが多い。その際しんのすけはマサオの家ではなく必ず別の家に向かって声をかけており、何度教えても変わらないため近年では「わざとやってるでしょ」と突っ込みを入れている。

ボーちゃん

声:佐藤智恵
しんのすけの友人。アクション幼稚園ひまわり組の園児。5歳。血液型はAB型、身長116.9cm、体重25kg。イメージカラーは黄色
名前の通り『ボー』っとしており5歳にしては大柄な体格である男の子。隊員では唯一本名不明だが、「石橋ボー」と呼ばれた回が一回だけある[16]。家族構成については後述参照。自己紹介時も「ボーちゃんと呼んでください!」などと言うだけである。また、酢乙女あいの第三の恋の生贄。
いつも垂らしている鼻水は意のままに操ることができ(新体操のリボンのように動かしたり、形を中指を立ててるものにしたことがある)、一発芸を披露したり武器として利用したりもする。その鼻水は、ティッシュで拭き取っても大抵は次の瞬間に元に戻っている。が、たまに戻るまでに時間がかかることがあるらしく、出ていないと体のバランスが悪くなり、くらくらしてしまう。
たまに鋭い指摘をしたり幼稚園児には出来ない作業をしたりする侮れない性格の影の実力者である。モーターボートの起動ができる[17]、当然免許は無いが幼稚園の送迎バスの運転(しかもMT車)に関する知識があり、カスカベ防衛隊の面々に教える[18]湯呑みに書かれたの複雑な漢字を次々に読破する[19]。野球のボールが自分の横を通り過ぎる一瞬の間にボールの縫い目の数を数える、プロの書家顔負けの達筆で習字を書くなど、知識技能は大人をも軽く凌駕するものがある。現在こそは隠れた才能を発揮するなどしているが、アニメ初期は動きが鈍いキャラクターだった。2代目OP「夢のENDはいつも目覚まし!」では防衛隊5人で踊るシーンがあるが、ボーちゃんは野原しんのすけ、風間トオル、桜田ネネよりも遅く踊っていた(ちなみに佐藤マサオは「ついていけてない」踊りをしている)。
趣味は珍しい形をした集め(理由は石は人間と同じくそれぞれ違い二つと同じものはないため)。得意技は「気配を消すこと」。普段は無口で目立たないが、鼻水の事や石集めの事を馬鹿にされると、普段からは想像できない怒りぶりを見せる。
一度しんのすけ達かすかべ防衛隊がボーちゃんを探ろうとする話が原作10巻で登場しており、かすかべ防衛隊メンバー全員がボーちゃんの母親や家の場所を知らないということを暗示している。なおこの話で母親が影だけで登場しており(台詞もある)、年の離れた姉の存在も明らかになっている。アニメ「みんなでアミアミするゾ」では祖母の存在も確認されている。しかし現在、防衛隊メンバーは皆、ボーちゃんの自宅を知っている。
ちなみに野原しんのすけ・桜田ネネ・佐藤マサオが想像したボーちゃんのお母さんはボーちゃんをそのまま大きくし、髪型を変えただけで口調もそのままなお母さんだったが、風間トオルの想像は野原しんのすけ好みの綺麗なおねいさんであった。
同じ天才肌であるのか、しんのすけと奇妙な遊び(死体ごっこ、鬼のいないかくれんぼなど)をしたり、協力技をみせたりとしんのすけとは馬が合うようである。未来でもしんのすけとはかすかべ防衛隊のメンバーの中で一番の親友である描写がある。
原作初登場時は何一つ言葉を話しておらず、髪型は現在と異なっており、当時はややボサボサしていた。また原作初期では体型がぽっちゃりしていた。また、一度だけ『天才バカボン』に出てくるレレレのおじさんの顔になったことがある(その際に、ボボボのボと言っていた)。
原作11巻で、鼻水を拭きとってくれたまつざか先生に恋をし、他のかすかべ防衛隊隊員に相談してトイレにおいてあったを持っていってプロポーズをしたことがある。まつざか先生は「15年後にもう一度プロポーズして」と言い、ボーちゃんも「じゃ15年後にまた来ます」と言った。まつざか先生も満更ではなかったらしい。また他にも、道路工事で働く女性に恋心を持ったこともある。
嫌いな食べ物はあまり無いが、くさやが苦手。2009年2月13日放送の「ママサミットだゾ」では、ピーマンを丸ごと食べたこともある。
将来の夢はパイロットだったり、ビジュアル系ロックバンドボーカルになって大ヒットを飛ばすことだったり、発明家など様々。抽象画の才能がある。また別の回では、石の博物館を開きたいと言ったこともある。

過去の隊員及び臨時隊員

酢乙女あい(すおとめ あい)

声:川澄綾子
アニメにおいては過去に隊員になったことがある。イメージカラーは。原作では25巻、アニメでは「嵐を呼ぶ園児・酢乙女あい登場だゾ」(1999年11月12日放送)から登場。モデルは早乙女愛[要出典]
世田谷区の一等地から庶民の生活を知るために春日部に引っ越し、ふたば幼稚園に転園してきた。登場初期は通園時(車から出る時)にBGM(モーリス・ラヴェルの『ボレロ』)をかけて通園。黒磯というボディガードの男を引き連れている。無自覚にも一般庶民を馬鹿にする発言を繰り返すので、特にネネちゃんといさかいを起こしていた。多くの男子園児(特にマサオくん)を恋の虜とし、ただ一人まったく興味を示さなかったしんのすけをも虜にしようと紛糾するも、「オラ、子供には興味ありません」と断られ、逆にしんのすけに恋をした。しんのすけを「しん様」と呼んでおり、しんのすけがすることならほぼどんなことでもプラス思考に感動する。また、非常に運動能力や思考能力に優れている。そしてしんのすけからも「なんてマイペースなんだ……」と言われるほど自由な女の子(みさえは「あんたと良い勝負よ」と述べている)。
「酢乙女あい編」終了後も端役や背景役などでよく登場するが、以前のような嫌味さが半減しており、椎造先生への想いに躊躇しているネネにアドバイスしたり、まつざか先生のためを思うネネの気持ちに応えてFBIを要請して徳郎を探すための手助けをしたりパーティードレスのまま防衛隊の面々と泥遊びに興じるなどと友情は深まってきている。
アニメ「あいちゃんと駆け落ちだゾ」では母親の後ろ姿のみ登場しており、容姿や年齢は一切不明である。また、アニメ「あいちゃんの家出だゾ」では祖母の存在も確認されている[20]
彼女により、キャンピングカーを秘密基地としたりオリジナルのコスチュームを作ったりしたが、漫画を読んだりお菓子を食べるだけの防衛隊になってしまい、その後普段のかすかべ防衛隊に戻った。
しんのすけの親族に気に入られようとみさえ、ひろし、ひまわりと接したことがある。両親からはそのマイペース振りで「疲れる、苦手」と評されたが本人はすっかり仲良くなったと思っている。唯一ひまわりだけは、30万円のネックレスを気前よくプレゼントしたことで「ねーたん♥」と懐かれた。アニメではあいの素性を知ったみさえが、将来的にしんのすけと結ばれるのなら悪くないと考えている。
原作では、しんのすけを賭けてななことフェンシング対決をしたり、事業に失敗して一気に貧乏人になってしまったりしている。その際には庶民を馬鹿にしていた報いだとネネから言われるが、あいは否定。むしろ憧れており、今の状況をどこか楽しんでいる様子だった(最終的に事業に成功して以前以上の大富豪となって復帰する)。

野原ひまわり

野原ひまわりについてはこちらを参照。劇場版で防衛隊メンバーとして入る事がある。イメージカラーはオレンジ

シロ

シロについてはこちらを参照。 劇場版で防衛隊メンバーとして入る事がある。イメージカラーは

隊長について

誰が隊長かは正確には決まっておらず、時折誰が隊長か揉めることがある。しかし、一度だけ町の交番のお巡りさんに隊長就任を依頼したことがある。このときの反対者は、自身を隊長だと確信している、風間トオルのみである。お巡りさんは、隊長就任を快く受け入れ、町のパトロールを指示した。なお、その後この「隊長」は、隊長としては登場していない。

発足当初は風間が「リーダー」、しんのすけが「隊長」、ネネが「女王様」、マサオが「キャプテン」、ボーちゃんが「ボス」となっていた。

劇場版『嵐を呼ぶジャングル』では隊長を巡る口論の末、風間トオルが「ジャングル隊長」、桜田ネネが「セクシー隊長」、佐藤マサオが「サイバー隊長」、ボーちゃんが「ファミレス隊長」、しんのすけが「コンビニ隊長」になった。

そのほかにも、「社長」「筆頭株主」などの肩書きが「隊長」と併用されるケースもある。

その他

  • 1994年発売のスーパーファミコン用ソフト『クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲』においては、しんのすけ以外の4人が映画の1作目に登場したハイグレ魔王に捕まり、敵として改造された。
  • 1998年4月24日放送の「ケータイ電話はおもしろいゾ」でかすかべ防衛隊の最終目標総員は1327人であることが判明した。現在員数は5人(達成率は0.38%)である。
  • ライバルとして、クローバー幼稚園に通う園児による「かすかべガーディアンキッズ」なる5人組が登場したことがあるが、数回登場したのみであった。初登場は1998年4月10日放送の「防衛隊のライバル登場だゾ」。
  • かすかべ防衛隊の隊員それぞれが個性的なのだが、隊員同士の個性を尊重した(?)結束力は類を見ないほどのもの。その結束力を一番窺えるのは、劇場版『嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』の劇中。それぞれがバラバラになりながらも、しんのすけが中心になってカスカベボーイズとして防衛隊を再結成してハッピーエンドを迎えた。
  • 劇場版『嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』では、マサオくんの密告でしんのすけが裏切られるという、かすかべ防衛隊が解散の危機に直面する場面もあったが、その後に全員が考えを改めて改心、しんのすけに謝罪し、しんのすけをスウィートボーイズから守ったことでさらに結束し危機は免れた。しかし、しんのすけはマサオの表情などの事がよほど頭にきたらしく、その後もマサオくんの事を「裏切りおにぎり」「裏切り大臣」と呼んで疑い、マサオが堂ヶ島に命懸けの特攻をするまでは白眼視していた。なお、2013年公開の『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』でも解散の危機に陥ったらしいが、解散はしていない。
  • 劇場版『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』ではカスカベ防衛隊と映画オリジナルキャラクターのタミコ、未来のひろしみさえひまわり、しんのすけ以外のカスカベ防衛隊でカスカベ最強防衛隊を名乗った。

脚注

  1. ^ あくまでしんのすけ曰くであり、実際に知っているかは不明。
  2. ^ a b 単行本4巻
  3. ^ 逆に、しんのすけを警戒し過ぎて自ら墓穴を掘った例もある。
  4. ^ 字幕放送では「オマエ」と表記される。
  5. ^ 単行本34巻にて。
  6. ^ 最初期においては、給食をこぼしたせいで周囲からそれを理由に幼稚園卒園後から老後、逝去後も責められることを想像したり(「給食は楽しいゾ」)、落としたマリーちゃんキーホルダーを知人に拾われて趣味がバレ、陰口を叩かれるのを想像するなど、いわゆる被害妄想の気が高かった。
  7. ^ アニメ「任侠ひまわり組だゾ」(1992年5月4日放送)にて、「園長というより、どちらかというと組長という感じ」と発言している。
  8. ^ 辞世の歌は「風さそう 花よりもなお 我がおまた ぞうさん丸出し ああ恥ずかしや」
  9. ^ かすかべ防衛隊のほかのメンバー4人
  10. ^ ちなみに風間君も、グリグリ攻撃をしんのすけにしたことがある。
  11. ^ あいはこの時目に入ったゴミを取ろうと目を擦っていただけであり、その動作を見たマサオが泣いていると勘違いしただけである。
  12. ^ 後にやはりしんのすけを裏切りきれず、他の防衛隊メンバーと共に助けたが、その後もしんのすけから「裏切りオニギリ」と呼ばれるなどしばらくの間、根に持たれる羽目になった。
  13. ^ 「身体測定の時間だゾ」(1992年11月2日放送)が初出。
  14. ^ 「新クレヨンしんちゃん」Vol.14 その際にしんのすけからは「マサオくんて名字あったんだ」と言われ、「あるにきまってるでしょ」とツッコんでいた。
  15. ^ この時は赤い服を着ていたのも間違われた要因の一つであった(しんのすけのとは違い、ややオレンジがかっている)
  16. ^ 近年では「井川 棒太郎(いかわ ぼうたろう)」とも噂されている[要出典]。家族構成がほとんど不明で、両親ともにまったく素性が明かされていない(母親たちの井戸端会議にも彼の母親だけは出席したことがないが、『嵐を呼ぶジャングル』によるとボーちゃんの母親とは顔見知りである模様)。
  17. ^ 映画『嵐を呼ぶジャングル
  18. ^ 映画『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』にて。本人曰く、園長先生の運転をいつも見ていたとのこと。
  19. ^ アニメ「給食セットを洗うゾ」(1994年9月5日放送)。
  20. ^ 祖母のペットの尻尾を黒磯が踏んでしまったという話から。