A1グランプリ
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A1グランプリ(A1 Grand Prix・A1GP)は、モータースポーツの国別対抗戦。「モータースポーツにおけるワールドカップ」という位置づけとして2005年よりスタート。他の多くのレースと異なり、秋開幕・春閉幕という形で開催されている。
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[編集] 概要
ドバイが提唱し、同国のハムダン・ビン=ムハンマド・アール=マクトゥームを会長とする団体が主催、欧米諸国や中国、東南アジア、アフリカ、オーストラリアで開催されている。
主催者側は3年以内に利益を上げる事を目指しており、またレースの全世界視聴者は6億人を見こんでいる。初年度は決勝レースの模様をインターネットで無料配信するなどの思い切った試みで、それまでフォーミュラカーレースへの参戦実績が全く無かった国々を中心に、徐々にではあるが新たな客層を開拓しつつある。 2006-2007シーズンからは代表がトニー・ティシェイラに代わり、現在ドバイは関与していない。
決勝レースはスプリントレース、フィーチャーレースの2ヒート制。両レースとも上位入賞者にポイントが与えられる。スプリントレースは予選で決定した順位を元に全車が隊列を組み、ローリングスタートでレース開始。30分の制限時間もしくは50マイルの距離で争われ、終了時の順位がそのままフィーチャーレースのスターティンググリッドとなる。フィーチャーレースはF1等と同じく、静止した状態からスタンディングスタートでレース開始。60分の制限時間もしくは100マイルの距離で順位を競う。
チームは参加国それぞれの代表チームとして、最大25チームが参戦可能。各国の有力レーシングチームがA1グランプリチームを組成してエントリーしているが、マシンメンテナンスの能力を持たないチームも存在するため、イギリスのカーリンモータースポーツやフランスのDAMSなどといった有力チームが国の垣根を越えてメンテナンスを請け負うなどの対応が行われている。
ドライバーは国際B級ライセンスを持ち、参加国の国籍を有する者ならば誰でも参加可能とされており、決勝2レースをそれぞれ別のドライバーが走行する事も可能。参加国によってはGP2、IRL等の他カテゴリーのレギュラードライバーや元F1ドライバーが参戦している例もある。日本からは、2005-2006シーズンは福田良・野田英樹の2名をドライバーに起用したチームが参戦していたが、第3戦を欠場。前記の2名に代わって、下田隼成が第4戦より参戦した。2006-2007シーズンは日本からの参戦はない。
通常モータースポーツがオフシーズンに入る秋・冬の開催ということでメディアからの注目度も高く、これまでのところは比較的成功を収めている。ただ、本シリーズからスタードライバーといえる存在を生み出せていない点や、2007年よりGP2の主催者がほぼ同時期に開催する予定の「GP2アジアシリーズ」など対抗カテゴリーも登場してきている点など、今後に向けた課題も多い。
[編集] マシン
マシンはワンメイクとなっており、シリーズ初年度から2007-2008シーズンまではローラ製シャシーにザイテック社製のV8エンジン(3.4リットル/最大550馬力)、クーパー社製タイヤを採用している。A1マシンの特徴としては、純粋にドライバーの腕を競う意味で特殊なドライバーアシスト機能が一切搭載されていない他、レース中決められた回数のみエンジン出力を高める事が出来る「パワーブーストボタン」が備えられている点が挙げられる。
環境問題への配慮から、2007-2008シーズンからはバイオ燃料が使用すること(インフラ整備の遅れから使用が延期されていたが、第5戦ニュージーランドから使用が開始される)になった。この燃料は、砂糖大根から製造されたバイオマスエタノールをガソリンに30%混同した「E30」で、二酸化炭素の排出量が約20%低減されると予測されてる。
2008-2009シーズンからは、新たにフェラーリがエンジン・シャシーを供給する。マシンスペックの詳細はまだ決定していないが、フェラーリは向こう6年間に渡りエンジン・シャシーを供給するだけでなく、シリーズ名にも「Powered by Ferrari」の名称が冠せられることが発表されている。一部報道によればシャシーはフェラーリのF1マシン・F2007に準拠したものになるほか、エンジン出力も650~700馬力と従来よりもパワーアップすると伝えられている[1]。
[編集] チーム及びシリーズ成績
| チーム | 2005-2006 シーズン | 2006-2007 シーズン | 2007-2008 シーズン | 2008-2009 シーズン |
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