第81回天皇杯全日本サッカー選手権大会
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開催国 | 日本 |
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開催期間 | 2001年11月25日-2002年1月1日 |
参加チーム数 | 80 |
優勝 | 清水エスパルス |
準優勝 | セレッソ大阪 |
試合総数 | 79 |
第81回天皇杯全日本サッカー選手権大会(だい81かい てんのうはいぜんにほんさっかーせんしゅけんたいかい)は、2001年(平成13年)11月25日から2002年(平成14年)1月1日まで開催された天皇杯全日本サッカー選手権大会である。
この大会は清水エスパルスが初優勝。
概要
[編集]- 1回戦で横浜FCが埼玉SCに14-0で勝利したが、1958年の第38回天皇杯1回戦で関学クラブ対南部蹴球団戦で記録した18-0に次ぐ、1試合でのチーム最多得点・最多得点差・合計最多得点試合の各部門で2位の本大会記録となっている。
- 決勝は清水エスパルスとセレッソ大阪が対戦し、2大会連続3度目の決勝進出だった清水がマルセロ・バロン・ポランクジックのVゴールで初優勝を果たした。天皇杯決勝でのVゴール決着は前回の第80回に続く2度目で、その後にVゴール方式が廃止されたために最後となった。
スケジュール
[編集]1回戦 | 11月25日 | 都道府県代表、J2、JFL、大学、ユースチームの出場 |
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2回戦 | 12月2日 | |
3回戦 | 12月9日・12日 | J1チーム16チームの出場 |
4回戦 | 12月16日 | |
準々決勝 | 12月24日 | |
準決勝 | 12月29日 | |
決勝 | 2002年1月1日 | 国立霞ヶ丘競技場陸上競技場 |
出場チーム
[編集]- コンサドーレ札幌(21回目)
- 鹿島アントラーズ(18回目)
- 浦和レッドダイヤモンズ(37回目)
- ジェフユナイテッド市原(37回目)
- 柏レイソル(34回目)
- FC東京(8回目)
- 東京ヴェルディ1969(27回目)
- 横浜F・マリノス(24回目)[1]
- 清水エスパルス(10回目)
- ジュビロ磐田(25回目)
- 名古屋グランパスエイト(25回目)[2]
- ガンバ大阪(21回目)
- セレッソ大阪(33回目)
- ヴィッセル神戸(15回目)
- サンフレッチェ広島F.C(50回目)
- アビスパ福岡(10回目)
JFL
[編集]大学
[編集]2種
[編集]- 国見高校(3回目)
都道府県代表
[編集]- 北海道 道都大学(4回目)
- 青森県 アステール青森FC(3回目)
- 岩手県 盛岡ゼブラ(3回目)
- 宮城県 ソニー仙台FC(5回目)
- 秋田県 秋田商業高校(初出場)
- 山形県 山形FC(4回目)
- 福島県 FCプリメーロ(5回目)
- 茨城県 流通経済大学(初出場)
- 栃木県 栃木SC(4回目)
- 群馬県 群馬FCフォルトナ(2回目)
- 埼玉県 埼玉SC(3回目)
- 千葉県 順天堂大学(10回目)
- 東京都 法政大学(11回目)
- 神奈川県 東海大学(6回目)
- 山梨県 韮崎アストロス(7回目)
- 長野県 大原学園JaSRA(初出場)
- 新潟県 アップルスポーツカレッジFC(2回目)
- 富山県 アローズ北陸(6回目)
- 石川県 テイヘンズFC(8回目)
- 福井県 福井工業大学(初出場)
- 静岡県 ジヤトコ・TT(5回目)
- 愛知県 デンソー(9回目)
- 三重県 マインドハウスTC(5回目)
- 岐阜県 岐阜工業高校(3回目)
- 滋賀県 マッチーズFC(初出場)
- 京都府 FC KYOKEN京都(3回目)
- 大阪府 大阪体育大学(10回目)
- 兵庫県 関西学院大学(16回目)[4]
- 奈良県 奈良産業大学(3回目)
- 和歌山県 海南FC(初出場)
- 鳥取県 SC鳥取(4回目)
- 島根県 石見FC(5回目)
- 岡山県 吉備国際大学(2回目)
- 広島県 福山大学(2回目)
- 山口県 山口県サッカー教員団(4回目)
- 徳島県 大塚製薬(13回目)
- 香川県 サンライフFC(6回目)
- 愛媛県 愛媛FC(3回目)
- 高知県 高知大学(7回目)
- 福岡県 福岡大学(21回目)
- 佐賀県 佐賀楠葉クラブ(初出場)
- 長崎県 長崎大学(初出場)
- 熊本県 NTT西日本熊本(2回目)
- 大分県 新日鐵大分(4回目)
- 宮崎県 ホンダロック(3回目)
- 鹿児島県 ヴォルカ鹿児島(2回目)
- 沖縄県 沖縄かりゆしFC(初出場)
試合
[編集]1回戦
[編集]- 大原学園JaSRA 1-3 駒澤大学(松本)
- 順天堂大学 3-4 佐川急便SC(鴨川)
- サンライフFC 0-4 国見高校(香川)
- 佐賀楠葉クラブ 1-0 吉備国際大学(岡山)
- 東海大学 2-0 大宮アルディージャ(大和)
- 沖縄かりゆしFC 1-2 大分トリニータ(沖縄)
- 長崎大学 1-3 新日鐵大分(長崎)
- SC鳥取 1-0 アップルスポーツカレッジFC(鳥取)
- 埼玉SC 0-14 横浜FC(大宮)
- マッチーズFC 0-7 湘南ベルマーレ(皇子山)
- NTT西日本熊本 3-1 山形FC(水前寺)
- ソニー仙台 0-1 奈良産業大学(仙台)
- 関西学院大学 0-5 川崎フロンターレ(加古川)
- 福岡大学 1-1(1PK3) サガン鳥栖(博多陸)
- 法政大学 1-0 ホンダロック(西が丘)
- 石見FC 0-4 ジヤトコ・TT(松江)
- 岐阜工業高校 1-7 水戸ホーリーホック(長良川球)
- 大阪体育大学 0-4 ヴァンフォーレ甲府(高槻萩谷)
- デンソー 4-2 秋田商業高校(港)
- アローズ北陸 2-1 道都大学(富山岩瀬)
- マインドハウスT.C 1-3 アルビレックス新潟(鈴鹿)
- ヴォルカ鹿児島 2-3 モンテディオ山形(鴨池)
- 栃木SC 3-1 福井工業大学(栃木)
- 愛媛FC 3-2 福山大学(愛媛)
- FCプリメーロ 0-4 ベガルタ仙台(福島あずま)
- 韮崎アストロス 0-4 京都パープルサンガ(山梨小瀬)
- FC KYOKEN京都 4-0 盛岡ゼブラ(西京極)
- 群馬FCフォルトナ 6-1 アステール青森(群馬)
- 高知大学 0-1 本田技研(高知)
- 流通経済大学 3-1 阪南大学(ひたちなか)
- 海南FC 1-1(4PK2) テイヘンズFC(橋本)
- 山口教員団 0-8 大塚製薬(山口)
2回戦
[編集]- 駒澤大学 4-1 国見高校(福山)
- 佐川急便SC 10-0 佐賀楠葉クラブ(西が丘)
- 東海大学 4v-3 新日鐵大分(大宮)
- 大分トリニータ 2-1 SC鳥取(大分)
- 横浜FC 5-0 NTT西日本熊本(三ツ沢)
- 湘南ベルマーレ 0-0(3PK4) 奈良産業大学(平塚)
- 川崎フロンターレ 1-0 法政大学(栃木)
- サガン鳥栖 1-0 ジヤトコ・TT(鳥栖)
- 水戸ホーリーホック 1-0 デンソー(ひたちなか)
- ヴァンフォーレ甲府 1-0 アローズ北陸(山梨小瀬)
- アルビレックス新潟 2-1 栃木SC(新潟)
- モンテディオ山形 1-0 愛媛FC(いわき)
- ベガルタ仙台 4-1 FC KYOKEN京都(仙台)
- 京都パープルサンガ 3-0 群馬FCフォルトナ(西京極)
- 本田技研 6-0 海南FC(都田)
- 流通経済大学 2-3 大塚製薬(鳴門)
3回戦
[編集]- ジュビロ磐田 3v-2 駒澤大学(磐田)
- 名古屋グランパスエイト 0-4 佐川急便SC(瑞穂)
- 東京ヴェルディ1969 2-0 東海大学(西が丘)
- セレッソ大阪 3v-2 大分トリニータ(長居2)
- FC東京 0-1 横浜FC(東京ス)
- 鹿島アントラーズ 6-0 奈良産業大学(カシマ)
- コンサドーレ札幌 2-3v 川崎フロンターレ(富山)
- 柏レイソル 1-2 サガン鳥栖(柏)
- ガンバ大阪 5-0 水戸ホーリーホック(万博)
- 浦和レッズ 2-0 ヴァンフォーレ甲府(大宮)
- アビスパ福岡 2-3v アルビレックス新潟(博多球)
- ヴィッセル神戸 1-0 モンテディオ山形(神戸ユ)
- サンフレッチェ広島 1-0 ベガルタ仙台(広島ス)
- 横浜F・マリノス 0-1 京都パープルサンガ(三ツ沢)
- 清水エスパルス 2-1 本田技研(日本平)
- ジェフユナイテッド市原 5-0 大塚製薬(市原)
4回戦
[編集]- ジュビロ磐田 1-3 東京ヴェルディ1969(熊本)
- 佐川急便SC 0-2 セレッソ大阪(豊田)
- 横浜FC 1-3 川崎フロンターレ(鳴門)
- 鹿島アントラーズ 6-0 サガン鳥栖(愛媛)
- ガンバ大阪 1-0 アルビレックス新潟(鳥取)
- 浦和レッズ 4-1 ヴィッセル神戸(西京極)
- サンフレッチェ広島 0-4 清水エスパルス(日本平)
- 京都パープルサンガ 0-4 ジェフユナイテッド市原(長崎)
準々決勝
[編集]- 東京ヴェルディ1969 0-3 川崎フロンターレ(東京スタジアム)
- セレッソ大阪 4-2 鹿島アントラーズ(長居スタジアム)
- ガンバ大阪 0-2 清水エスパルス(香川県立丸亀競技場)
- 浦和レッズ 2-1 ジェフユナイテッド市原(仙台スタジアム)
準決勝
[編集]- 川崎フロンターレ 1-2 清水エスパルス(神戸ウイングスタジアム)
- 浦和レッズ 0-1 セレッソ大阪(埼玉スタジアム2002)
決勝
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 日産自動車サッカー部→横浜マリノスからの出場回数を含む。なお、横浜フリューゲルス(1999年に統合)の出場回数(13回)は含まない。
- ^ トヨタ自動車工業サッカー部(15回出場)の出場回数を含む
- ^ 鳥栖フューチャーズ(5回出場)の回数を含む。
- ^ 関学クラブ(10回出場)および全関学(4回出場)の出場回数は含まない。