コンテンツにスキップ

明治維新以前に日本に入国した欧米人の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

明治維新以前に日本に入国した欧米人の一覧(めいじいしんいぜんににほんににゅうこくしたおうべいじんのいちらん)は、明治維新以前に、日本の領土に上陸、滞在した、ウィキペディア内に既に記事が執筆されている(または近日中に執筆される予定の)欧州人および米国人の一覧である。自分の意思に反しての漂流もしくは拿捕による上陸を含む。

外交政治文化科学宗教などの分野においてある程度著名な者に限定する。例えば出島に滞在した一般のオランダ商館員などは除外する。日本の周辺の海域を通過しただけの者は含まない。来日年と国籍、簡潔な紹介も記載する。

15世紀以前

[編集]
  • 15 - 16世紀。考古・遺伝子学の成果として、沖縄県南城市玉城富里の納骨堂の石厨子(1706年製)内にあった人骨3体をミトコンドリアDNAの観点から調査した結果、西ヨーロッパ・中央アジア・朝鮮半島の母系の系譜だということが確認された[1]。人骨は男性で推定身長は148センチメートルと低く、中国に渡った集団の子孫が琉球に渡来したと推測されている[1]

16世紀

[編集]

17世紀

[編集]

18世紀

[編集]

19世紀

[編集]
1850年代
1860年代

架空の人物

[編集]

関連著作

[編集]
  1. ^ a b 沖縄に西ヨーロッパ系の人骨 南城市の古墓群、15~16世紀 異国から渡来か | 沖縄タイムス+プラス ニュース”. 沖縄タイムス+プラス. 2023年4月19日閲覧。
  2. ^ メンデス・ピント 『東洋遍歴記』岡村多希子訳、平凡社東洋文庫(全3巻) 1979年-1980年ISBN 978-4582803662、ISBN 978-4582803716ISBN 978-4582803730
  3. ^ ルイス・フロイス『完訳 フロイス日本史』全12巻、松田毅一川崎桃太訳、中央公論社/新版・中公文庫、2000年。
    1. 織田信長篇 I 将軍義輝の最期および自由都市堺 ISBN 4-12-203578-3(単行本では3巻、五畿内編I)
    2. 織田信長篇 II 信長とフロイス ISBN 4-12-203581-3(4巻、五畿内編II)
    3. 織田信長篇 III 安土城と本能寺の変 ISBN 4-12-203582-1(5巻、五畿内編III)
    4. 豊臣秀吉篇 I 秀吉の天下統一と高山右近の追放 ISBN 4-12-203583-X(1巻、豊臣秀吉編I)
    5. 豊臣秀吉篇 II 「暴君」秀吉の野望 ISBN 4-12-203584-8(2巻、豊臣秀吉編II)
    6. 大友宗麟篇 I ザビエルの来日と初期の布教活動 ISBN 4-12-203585-6(6巻、豊後編I)
    7. 大友宗麟篇 II 宗麟の改宗と島津侵攻 ISBN 4-12-203586-4(7巻、豊後編II)
    8. 大友宗麟篇 III 宗麟の死と嫡子吉統の背教 ISBN 4-12-203587-2(8巻、豊後編III)
    9. 大村純忠・有馬晴信篇 I 島原・五島・天草・長崎布教の苦難 ISBN 4-12-203588-0(9巻、西九州編I)
    10. 大村純忠・有馬晴信篇 II 大村・竜造寺の戦いと有馬晴信の改宗 ISBN 4-12-203589-9(10巻、西九州編II)
    11. 大村純忠・有馬晴信篇 III 黒田官兵衛の改宗と少年使節の帰国 ISBN 4-12-203590-2(11巻、西九州編III)
    12. 大村純忠・有馬晴信篇 IV キリシタン弾圧と信仰の決意 ISBN 4-12-203591-0(12巻、西九州編IV)
  4. ^ フランソワ・カロン 『日本大王国志』幸田成友訳、平凡社東洋文庫 ISBN 978-4-256-80090-4
  5. ^ ニコラス・クーケバッケル『オランダ商館長日記 訳文編之三(上)』東京大学史料編纂所 日本関係海外史料。ISBN 978-4130927208
  6. ^ エンゲルベルト・ケンペル『日本誌』霞ケ関出版(7冊組) 2001年、ISBN 978-4760302536
  7. ^ エンゲルベルト・ケンペル『江戸参府旅行日記』斎藤信訳、平凡社東洋文庫 1977年、ISBN 978-4582803037
  8. ^ カール・ツンベルク『ツュンベリー 日本植物図譜』丸善、ISBN 978-4839501181
  9. ^ シュンベリー『江戸参府随行記』高橋文訳、平凡社東洋文庫 1994年、ISBN 978-4582805833
  10. ^ イザーク・ティチング『ティチング 日本風俗図誌』沼田次郎編訳、雄松堂書店 1980年(『日本における婚礼と葬式』、『歴代将軍譜』を合わせたもの)、ISBN 978-4841901726
  11. ^ 『ドゥーフ 日本回想録』永積洋子訳、雄松堂出版「新異国叢書」、2003年、ISBN 978-4841903027
  12. ^ ニコライ・レザノフ 『日本滞在日記』 大島幹雄訳、岩波文庫 2000年、ISBN 978-4003347911
  13. ^ ゴローニン 『日本幽囚記』井上満訳、岩波文庫(上・中・下) 1943-1946年、ISBN 978-4003342114ISBN 978-4003342121ISBN 978-4003342138
  14. ^ 別訳版:ゴロウニン 『日本俘虜実記』徳力真太郎訳、講談社学術文庫(全3巻)1984-1985年
  15. ^ ヨハン・フイッセル 『日本風俗備考』 庄司三男・沼田次郎訳、平凡社東洋文庫(全2巻)1978年、ISBN 978-4582803266ISBN 978-4582803419
  16. ^ 『シーボルト 日本』岩生成一監修、雄松堂出版 全9巻
    1. 第1巻―日本の地理とその発見史/日本への旅、ISBN 978-4841910124
    2. 第2巻―日本民族と国家/江戸参府紀行 その1、ISBN 978-4841910131
    3. 第3巻―江戸参府紀行 その2/日本の神話と歴史、ISBN 978-4841910148
    4. 第4巻―勾玉/日本の度量衡と貨幣/日本の宗教/茶の栽培と製法/日本の貿易と経済、ISBN 978-4841910155
    5. 第5巻―朝鮮、ISBN 978-4841910162
    6. 第6巻―蝦夷・千島・樺太および黒竜江地方/琉球諸島、ISBN 9784841910179
    7. 図録 第1巻、ISBN 978-4841910186
    8. 図録 第2巻、ISBN 978-4841910193
    9. 図録 第3巻、ISBN 978-4841910209
  17. ^ フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト 『シーボルト日記―再来日時の幕末見聞記』石山禎一・牧幸一訳、八坂書房、2005年、ISBN 978-4896948554
  18. ^ 完訳版『ペリー提督 日本遠征記』宮崎壽子監訳、角川ソフィア文庫(上・下)、2014年
  19. ^ マシュー・ペリー『ペリー日本遠征日記』金井圓訳「第Ⅱ輯・新異国叢書」雄松堂出版「新異国叢書」以下略
  20. ^ W・ハイネ『ハイネ世界周航 日本への旅』中井晶夫訳、雄松堂出版、1983年 ISBN 9784841902037
  21. ^ サミュエル・ウェルズ・ウィリアムズ『ペリー日本遠征随行記』洞富雄訳、雄松堂出版、1978年/講談社学術文庫、2022年 ISBN 978-4065283974
  22. ^ イワン・ゴンチャローフ 『ゴンチャローフ 日本渡航記』高野明・島田陽訳、雄松堂書店/講談社学術文庫 2008年、ISBN 978-4061598676
  23. ^ タウンゼント・ハリス『日本滞在記』坂田精一訳、岩波文庫(上中下)、1953年、ISBN 978-4003342312ISBN 978-4003342329ISBN 978-4003342336
  24. ^ ヘンリー・ヒュースケン『ヒュースケン日本日記』青木枝朗訳、岩波文庫 1989年、ISBN 978-4003344910
  25. ^ ヴィレム・ホイセン・ファン・カッテンディーケ 『長崎海軍伝習所の日々』水田信利訳、平凡社東洋文庫 1964年、ISBN 978-4582800265
  26. ^ ポンペ『日本滞在見聞記―日本における五年間』沼田次郎・荒瀬進訳、雄松堂書店、1968年、ISBN 978-4841910063
  27. ^ ディルク・デ・グラーフ・ファン・ポルスブルック『ポルスブルック 日本報告―オランダ領事の見た幕末事情』ヘルマン・ムースハルト編、生熊文訳、雄松堂出版 1995年、ISBN 978-4841901542
  28. ^ ローレンス・オリファント 『エルギン卿遣日使節録』岡田章雄訳、雄松堂書店、1978年
  29. ^ ラザフォード・オールコック 『大君の都』山口光朔訳、岩波文庫(上中下) 1962年、ISBN 978-4003342411ISBN 978-4003342428ISBN 978-4003342435
  30. ^ 高谷道男編訳『フルベッキ書簡集』新教出版社 2007年、ISBN 978-4400260011
  31. ^ アレクサンダー・フォン・シーボルト『ジーボルト最後の日本旅行』斎藤信訳、平凡社東洋文庫、1981年、ISBN 978-4582803983
  32. ^ アレキサンダー マッケイ Alexander McKay 『トーマス・グラバー伝』 平岡緑訳、中央公論社、1997年。ISBN 412-0026523
  33. ^ フリードリヒ・オイレンブルク『オイレンブルク日本遠征記 上・下』中井晶夫訳、雄松堂書店、1969年
  34. ^ マックス・フォン・ブラント『ドイツ公使の見た明治維新』原潔・永岡敦訳、新人物往来社、1987年。ISBN 978-4404014092
  35. ^ ロバート・フォーチュン『幕末日本探訪記』三宅馨訳、講談社学術文庫、1997年。ISBN 978-4061593084
  36. ^ チャールズ・ワーグマン 『ジャパン・パンチ』金井圓解説、雄松堂書店(全10巻)、ISBN 978-4841931976
  37. ^ マーガレット・テイト・キンニア・バラ『古き日本の瞥見』有隣新書、1992年
  38. ^ 『宣教師ニコライの全日記』中村健之介訳・解説、教文館 全9巻、2007年完結
  39. ^ アーネスト・サトウ『一外交官の見た明治維新』坂田精一訳、岩波文庫(上・下) 1960年/鈴木悠訳、講談社学術文庫、2021年、ISBN 978-4065227763
  40. ^ 萩原延壽『遠い崖―アーネスト・サトウ日記抄』全14巻、朝日新聞社/朝日文庫
  41. ^ エメ・アンベール『絵で見る幕末日本』茂森唯士訳、講談社学術文庫 2004年、ISBN 978-4061596733。『続・絵で見る幕末日本』高橋邦太郎訳、講談社学術文庫 2006年、ISBN 978-4061597716
  42. ^ ハインリヒ・シュリーマン 『シュリーマン旅行記 清国・日本』石井和子訳、講談社学術文庫 1998年、ISBN 978-4061593251
  43. ^ エドゥアルド・スエンソン 『江戸幕末滞在記』長島要一訳、講談社学術文庫 2003年、ISBN 978-4061596252
  44. ^ 芝哲夫『オランダ人の見た幕末・明治の日本―化学者ハラタマ書簡集』菜根出版 1993年、ISBN 978-4782000939
  45. ^ リュドヴィック・ド・ボーヴォワール『ジャポン1867年』綾部友治郎訳、有隣堂新書、1984年。ISBN 4896600630

関連項目

[編集]

参考文献

[編集]