Cashbee

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cashbee
通称 キャッシュビー
現地表記 캐시비(ケシビ)
使用エリア 大韓民国の旗 韓国
導入 2010年
規格
運営会社 EZL Corporation
通貨 ウォン (最高チャージ金額50万ウォン)
プリペイド機能 あり
取扱事業者
販売場所
ウェブサイト www.cashbee.co.kr
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キャッシュビー
各種表記
ハングル 캐시비
漢字 -
発音 ケシビ
英語 cashbee
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cashbee(キャッシュビー、: 캐시비) とは、大韓民国のEZL Corporationが発行する非接触型ICカード乗車券および電子マネーである。

概要[編集]

交通カードとしては韓国国内で広い地域の電車、地下鉄、バス等で使用する事ができる。中でも、釜山広域市やその周辺地域で特に普及している[1]

2010年12月にロッテグループのイービーカード(当時)が、ロッテグループで利用できるNFC対応プリペイド式電子マネーとして開始[2]2012年4月からcashbeeカードに、釜山・慶尚南道などで利用されていたマイビカードとハナロカードを統合した[1]2013年12月には国土交通部が推進する全国交通カード互換政策(One card, All pass)により、全国互換対応Cashbeeカードを発売し、また高速道路におけるハイパス対応カードも発売した。

なお、2013年12月に日本NTTドコモ[2]、2014年3月にはauを扱うKDDI[3]、6月にソフトバンク[4]モバイルcashbeeアプリの提供を開始したが、2018年3月に終了した[5]

運営会社はロッテグループのEZL Corporation(: 이동의즐거움、イドンエチュルゴウム、日本語訳で「移動の喜び」)である。

歴史[編集]

購入とチャージ方法[編集]

カード販売・チャージ機(釜山交通公社1号線釜山駅駅

釜山地下鉄駅構内、韓国国内の加盟コンビニエンスストア、街頭販売店で販売されている。1枚3,000ウォンだが、これは本体の代金であるため購入後にチャージする必要がある[1]

チャージできる場所はソウル首都圏・釜山地下鉄・釜山-金海軽電鉄空港駅の駅構内、「cashbee」のマークがあるコンビニエンスストア・該当販売店の他、一部銀行のATMなど。チャージ可能な金額は1回1,000ウォンから90,000ウォンまで、合計500,000ウォンまでチャージ可能[1]

駅構内では一般用、青少年用カードを購入でき、子供用は販売していない。青少年、子供用カードの場合、カード購入後10日以内に登録手続きをしないと、割引運賃が適用されない。登録手続き場所はcashbeeのウェブサイトまたはCUセブンイレブンGS25の各店舗[1]

導入事業者・加盟店[編集]

交通機関[編集]

加盟店舗[編集]

その他[編集]

など

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e cash beeカード・マイビカード・ハナロカード”. コネスト (2019年3月29日). 2023年11月26日閲覧。
  2. ^ a b c 「モバイルcashbee」の提供開始”. NTTドコモ (2013年12月18日). 2023年11月26日閲覧。
  3. ^ a b NFCを活用した韓国の電子マネー「モバイルcashbee (キャッシュビー)」の提供開始について”. KDDI (2014年3月26日). 2023年11月26日閲覧。
  4. ^ a b 韓国電子マネー「モバイルcashbee」を6月30日より提供開始”. ソフトバンク (2014年6月26日). 2023年11月26日閲覧。
  5. ^ 電子マネー「モバイル cashbee」残高払戻しのお知らせ” (pdf). SBI FinTech Solutions (2018年4月12日). 2023年11月26日閲覧。
  6. ^ 캐시비 교통카드, 전국 공중전화에서 사용 가능”. NAVER (2016年10月19日). 2023年12月3日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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