レディーボーデン

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レディーボーデンLady Borden)は、米国・ボーデン社によるアイスクリームブランド。日本国内においてはライセンス供与によりロッテ子会社のロッテアイスが販売を行っている。

概要[編集]

ロッテリアアイスクリームショップアトレ川崎

レディーボーデンは1971年アメリカ合衆国ボーデン社と日本の明治乳業(現:株式会社明治)の共同開発商品として発売された。

1970年代には、当時雪印乳業(現:雪印メグミルク)から発売されていた「フレーバーランド」と共に、ホームサイズ用のアイスクリームのシェアを獲得したとされている。

1970年代後半には「アイスクリームの芸術品」というキャッチフレーズでテレビCM・ラジオCMが放送された。作曲家大野雄二で、当時の音源がEMIミュージックジャパン発売の「懐かしのCMソング大全Vol.4[1]」に収録されている。

1980年代までは日本における高級アイスクリームの代表格であった。しかしボーデン社は、レディーボーデンを明治乳業のトップブランドとして販売することを契約の条件としており、明治乳業がアイスクリームブランドとして「彩 Aya」を立ち上げたことで競合することになり関係が悪化。ボーデン社が日本法人を設立し契約を解消した。 そして、1990年頃よりボーデン社による単独販売を行なったものの、売上が落ち込み、撤退したことで一時は店頭より商品が消え去った。このため、1984年に日本進出したハーゲンダッツ・ジャパンのミニカップが受け入れられ、同社製アイスクリームの認知度とシェアを大きく引き伸ばす要因となった。

1994年、ボーデン社とロッテ(子会社のロッテアイスが担当)のライセンス生産契約により、復活。2009年にマルチパックの発売もあり、過去最高の販売額を記録している。

一方、1995年2月にロッテのグループ会社であるロッテリアはアイスクリームパーラー「レディーボーデンアイスクリームショップ」をオープン、ショッピングセンターフードコートなどで店舗を運営していたが、現在は「ロッテリアアイスクリームショップ」として営業している。また同社は、レディーボーデンのクリスマスアイスケーキを販売していたこともある。

なお、ボーデンの日本法人・ボーデンジャパンは、別事業の統括を目的として、現在も東京都渋谷区に存在している。

パッケージ[編集]

2007年秋から2008年春までのパッケージ

一部のカップ入りの商品を除いては茶色で統一されており、ふたの周りなど数箇所に金色のラベルがつき表面に白地に英語で「Lady Borden」と書かれたマークが入っている。

バリエーションはパイントカップ(470ml)の発売が主体で、他にミニカップ(85ml)2個入りのデュエットパック、チョコレートコーティングを施したアイスバーやソフトクリーム形状のシュガーコーンなどがマルチパックで発売されている。

2007年秋から自動販売機用など一部の商品を除き、金色のパッケージに茶色地のマークに変更され、2008年春に旧デザインに戻された。デザイン変更は恒久的なものだったのか、期間限定であったのかは公表されていない。

脚注[編集]

  1. ^ 規格番号:TOCT-24523 ASIN B00005HQLK

関連項目[編集]

外部リンク[編集]