祖母山

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祖母山
Mt.Sobo.jpg
標高 1,756.36 m
所在地 日本の旗 日本
大分県豊後大野市竹田市
宮崎県西臼杵郡高千穂町
位置 北緯32度49分41.2728秒
東経131度20分49.3647秒
座標: 北緯32度49分41.2728秒 東経131度20分49.3647秒
山系 祖母山系
祖母山の位置
Project.svg プロジェクト 山
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祖母山(そぼさん)は、大分県宮崎県の県境にある標高1,756mの山で、宮崎県の最高峰である。日本百名山の一つに選定されている。

概要[編集]

祖母山は熊本県、大分県ならびに宮崎県の3県にまたがる祖母連山の主峰で、山頂部は大分県豊後大野市竹田市および宮崎県西臼杵郡高千穂町の境にある。火山活動によって形成された山であるため巨大な花崗岩が随所に見られ、低山部では渓谷、中高山部では断崖が多い地形である。

ブナツガなどの原生林に覆われており、低地は照葉樹林帯、中腹は針葉樹林帯、山頂付近はスズ竹ブナ帯が見られる。ウバタケニンジンは祖母山系と四国の一部にしか見られない植物で、祖母山を別名、姥岳(ウバタケ)と呼ぶことから、発見者の牧野富太郎がこのように名付けた。ミヤマキリシマリンドウモミジも自生している。特別天然記念物ニホンカモシカの生息南限地帯とされているほか、ヤマネニホンジカも見られる。

祖母山周辺はマンガン水晶などの鉱物資源が豊富で江戸時代から昭和中期まで採掘が行われていた。祖母山の麓に遺構が残る尾平鉱山は、元和3年(1617年)に開鉱され、昭和29年(1954年)に閉山されるまで日本有数の鉱山として栄えた。このほかにも大分県側に九折鉱山木浦鉱山、宮崎県側に見立鉱山土呂久鉱山などがあった。

登山ルートは整備されたコースから、断崖を登りながら進むコースまであり、四季を通じて登山客が訪れる。頂上付近はどのコースを辿っても急な岩登りコースがあらわれる。

山の形成[編集]

2回の火山活動期によって祖母山系の基礎となる山地が形成されたとされる。1回目の火山活動は約1300万年前で、火砕流を伴う火山活動が始まり、祖母カルデラと傾カルデラと呼ばれる2つの陥没カルデラを形成した。これらのカルデラは2回目の火山活動により埋没し、現在はカルデラを地表面から確認することはできない。

約1290万年前に再び陥没カルデラの形成が始まり、鉱山の形成が行われたとされている。約1000万年前に火山活動は終了して、侵食により準平原になったのち、300万年前に隆起した。阿蘇山系の大規模な活動による火砕流の影響を受けて現在の祖母山の姿となった。

米軍機墜落事故[編集]

1945年(昭和20年)8月30日、福岡県の捕虜収容所に届ける物資を運搬するためにサイパン島を発った大型戦略爆撃機B-29濃霧による視界不良下にて障子岳に接触し、祖母山の南に位置する親父岳付近に墜落し、乗組員12名全員が死亡した。現在も機体の一部と星条旗が山中に残っている。

関連項目[編集]