大無間山
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大無間山 | |
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北に位置する聖岳から望む | |
標高 | 2330[1] m |
所在地 |
静岡県静岡市葵区 榛原郡川根本町 |
位置 |
北緯35度15分22秒 東経138度9分42秒座標: 北緯35度15分22秒 東経138度9分42秒[1] |
山系 | 赤石山脈 |
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大無間山(だいむげんざん)は、静岡県の赤石山脈の深南部にある標高2,330 mの山[2][3]。日本二百名山に選定されている[4]。
概要[編集]
山頂には一等三角点が置かれている[5]。南アルプスで一等三角点を持つ山は、甲斐駒ヶ岳、赤石岳、黒法師岳とこの山の4山のみ。麓には大井川が流れ、井川ダムの人造湖である井川湖が水をたたえる。大井川の支流の明神谷、関の沢川、栗代川の源流の山である。周辺の山域は1968年(昭和43年)4月1日に、静岡県から奥大井県立自然公園に指定された。
登山[編集]
頂上はシラビソやコメツガなどの樹林に囲まれ展望はないが、小無間山を通過する登山道では、途中何カ所か展望が開けており、富士山や南アルプスの南部の山々を眺められる。どこから登っても山頂まで7時間以上を有する日本二百名山の中でも厳しい山のひとつである。
近年、小無間山手前の鋸歯と呼ばれる辺りの崩壊が激しく、山と高原地図では赤実線ではなくなっている。
登山ルート[編集]
- 静岡市葵区田代 → 小無間山 → 大無間山
- 寸又峡 → 日向沢 → 大無間山
- 尾盛 → 大無間山
- その他、沢からの登頂記録がある
山小屋[編集]
- 小無間小屋(無人、収容人数10人、近くに水場はない、標高約1,790 m)
ギャラリー[編集]
周辺の山[編集]
脚注[編集]
- ^ a b “日本の主な山岳標高(静岡県の山)”. 国土地理院. 2014年6月27日閲覧。
- ^ “標高値を改定する山岳一覧 資料1”. 国土地理院 2014年3月26日閲覧。
- ^ GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は2,329m。
- ^ 深田クラブ『日本200名山』昭文社、1992年4月、p.128。ISBN 4398220011。
- ^ “基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2014年6月24日閲覧。 “基準点コード TR15238710201”
関連図書[編集]
- 『日本の山1000』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、1992年8月、p.476。ISBN 4635090256。
- 『日本三百名山』毎日新聞社、1997年3月、p.252。ISBN 4620605247。
- 山下春樹『赤石・聖・荒川三山を歩く』山と溪谷社〈フルカラー特選ガイド〉、1998年7月、pp.84-88。ISBN 4635171213。
- 『改訂版 静岡県の山』山と溪谷社〈新・分県登山ガイド〉、2009年12月、68-69頁。ISBN 9784635023719。
- 『塩見・赤石・聖岳』昭文社〈山と高原地図 2011年版〉、2011年3月。ISBN 978-4398757821。
関連項目[編集]
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