石橋美術館

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Japanese Map symbol (Museum) w.svg 石橋美術館
Kurume ishibashi bunka center.jpg
施設情報
専門分野 美術
管理運営 公益財団法人 石橋財団
開館 1956年(昭和31年)4月26日
閉館 2016年(平成28年)8月28日
所在地 839-0862
福岡県久留米市野中町1015番地
位置 北緯33度18分43.4秒
東経130度31分49.1秒
座標: 北緯33度18分43.4秒 東経130度31分49.1秒
公式サイト 公式サイト
プロジェクト:GLAM
Japanese Map symbol (Museum) w.svg 久留米市美術館
Kurume ishibashi bunka center.jpg
施設情報
専門分野 美術
管理運営 公益財団法人 久留米文化振興会
開館 2016年(平成28年)11月19日
所在地 839-0862
福岡県久留米市野中町1015番地
位置 北緯33度18分43.4秒
東経130度31分49.1秒
座標: 北緯33度18分43.4秒 東経130度31分49.1秒
公式サイト 公式サイト
プロジェクト:GLAM

石橋美術館(いしばしびじゅつかん)は、かつて福岡県久留米市野中町に所在した福岡県の登録博物館。2016年(平成28年)8月28日に閉館した[1]。同地には久留米市美術館(くるめしびじゅつかん)が2016年(平成28年)11月19日に開館した[2][3][4]

概要[編集]

1956年(昭和31年)4月26日石橋正二郎がブリヂストンタイヤ株式会社(現・株式会社ブリヂストン)創業25周年を記念して、社会公共の福祉と文化向上のために、出身地である久留米市に建設・寄贈した石橋文化センターの中心施設として開館した。収蔵品は、ブリヂストン創業者の石橋正二郎の収集した美術コレクション、いわゆる「石橋コレクション」を基にしている。同じ財団が運営するブリヂストン美術館と役割を分担して、日本近代洋画、並びに日本と中国の書画陶磁器等の古美術品を収蔵展示する形となっていた。特に、久留米出身である青木繁坂本繁二郎古賀春江については随一のコレクションを誇っていた。

石橋財団が2012年に公益財団法人となったのを契機に運営方針を見直して、東京に新しく施設を建設して財団保有の収蔵品を1箇所で一元的に保存管理することとし、石橋美術館の運営から撤退を決定、財団所有の美術品は全て東京の石橋財団アートリサーチセンター(ARC)(東京都町田市に2015年(平成27年)竣工)で保存管理されることになった[5]。2016年(平成28年)8月28日に閉館し、石橋財団は2016年(平成28年)9月をもって石橋美術館の運営から撤退した。

美術館の運営は2016年(平成28年)10月から公益財団法人久留米文化振興会に移行され、同年11月19日に久留米市美術館が開館することとなった。なお、久留米ゆかりの作品など約200点は石橋財団から久留米市に寄託という形で2年間の契約で地元に残される[6]

沿革[編集]

  • 1956年(昭和31年) - 石橋文化センターの中心施設として、石橋正二郎が久留米市に建物を寄贈して開館。
  • 1977年(昭和52年) - 外壁の老朽化が目立ち、展示壁面も手狭になったため、石橋家の寄付金5億円を基に改装。管理運営を久留米文化振興会から石橋財団に移管。
  • 1978年(昭和53年) - 改装が完了し、1月6日に再開館。
  • 1996年(平成8年)10月 - 東洋の書画、陶磁器を収蔵する別館が石橋幹一郎の寄贈により開設された。
  • 2014年(平成26年) - 6月、石橋財団は、2016年9月をもって石橋美術館に関わる全ての運営管理の受託を解消することを明らかにした。これにより、石橋財団が所有して石橋美術館に保管されている重要文化財、青木繁『海の幸』をはじめとする美術品960点は、同財団が運営する東京の石橋財団アートリサーチセンターで一元管理されることとなる[7][5][8]
  • 2016年(平成28年)8月28日 - 閉館。
  • 2016年(平成28年)10月1日 - 美術館の運営が公益財団法人久留米文化振興会に移行(一般公開は同年11月19日から)[9]
  • 2016年(平成28年)11月19日 - 久留米市美術館が開館。

交通アクセス[編集]

過去の主な収蔵作品[編集]

青木繁 『海の幸』

(閉館に伴い、以下全ての作品は2016年をもって東京のブリヂストン美術館の所蔵となった。)

  • 禅機図断簡(丹霞焼仏図) 因陀羅筆 1幅 紙本墨画 元時代(国宝福岡藩黒田家伝来
  • 雪舟「四季山水図」4幅 絹本墨画淡彩 15世紀(重要文化財)福岡藩黒田家伝来で、正二郎が黒田家から直接譲り受けた
  • 円山応挙「竹に狗子・波に鴨図」(襖絵)8面 紙本墨画淡彩 18世紀 
  • 黒田清輝「針仕事」(1890年)
  • 藤島武二 「天平の面影」(1902年)(重要文化財)・「チョチャラ」(1908 - 09年)
  • 青木繁 「海の幸」(1904年)(重要文化財)・「大穴牟知命」(1905年)・ 「わだつみのいろこの宮」(1907年)(重要文化財)
  • 佐伯祐三 「コルドヌリ」(1925年)
  • 古賀春江 「鳥籠」(1929年)
  • 坂本繁二郎 「放牧三馬」(1932年)
  • 古今和歌集 巻第一断簡(高野切第一種)(重要文化財)福岡藩黒田家伝来
  • 青磁鉄班文瓶(飛青磁花瓶) 元時代(重要文化財)福岡藩黒田家伝来

脚注[編集]

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  1. ^ 渡辺亮一 (2016年8月14日). “久留米市美術館:石橋美術館からバトン、10月誕生 「遺産」200作品寄託受け 苦境越え「九州グローバル」へ”. 毎日新聞. http://mainichi.jp/articles/20160814/ddp/014/040/009000c 2016年10月6日閲覧。 
  2. ^ “久留米市美術館11月19日開館 館長に市長”. 読売新聞. (2016年7月21日). http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/odekake/museum/20160721-OYS1T50029.html 2016年10月6日閲覧。 
  3. ^ “久留米・石橋美術館が60年の歴史に幕 青木繁「海の幸」などブリヂストン創業者が集めた至極のコレクションをじっくりと…”. 産経ニュース (産経新聞社). (2016年8月20日). http://www.sankei.com/life/news/160820/lif1608200002-n1.html 2016年10月1日閲覧。 
  4. ^ “新生久留米市美術館が開館 [福岡県”]. 西日本新聞. (2016年11月20日). http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikugo/article/290400 2016年12月1日閲覧。 
  5. ^ a b 館報 2015年度 64号』、[要ページ番号]
  6. ^ “石橋美術館 200点を久留米市に寄託”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2016年6月4日). http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/odekake/museum/20160604-OYS1T50022.html 2016年10月1日閲覧。 
  7. ^ “石橋美術館のコレクション960点、東京へ 16年秋、財団が運営撤退 [福岡県]”. 西日本新聞 (西日本新聞社). (2014年6月29日). オリジナル2014年6月30日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140630074014/http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikugo/article/98105 
  8. ^ 海の幸”. 国指定文化財等データベース. 文化庁. 2016年10月1日閲覧。
  9. ^ “石橋美術館 200点を久留米市に寄託”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2016年6月4日). http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/odekake/museum/20160604-OYS1T50022.html 2016年10月1日閲覧。 

参考文献[編集]

  • 石橋財団石橋美術館編集 『石橋美術館50年史 1956-2005』 石橋財団石橋美術館、2006年4月26日
  • 国華』第1333号「特輯 石橋コレクション 古美術篇」、2006年11月20日
  • 館報 2015年度 64号』 石橋財団ブリヂストン美術館・石橋財団石橋美術館、2016年3月

外部リンク[編集]