愛の世代の前に

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愛の世代の前に
浜田省吾スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル CBSソニー(LP)
ソニーレコード(再発)
クリアウォーター(再々発)
プロデュース 鈴木幹治
チャート最高順位
  • 週間12位(オリコン)
  • 週間2位(再発盤、オリコン)
  • 1992年度年間19位(オリコン)
  • 週間22位(再々発盤、オリコン)
浜田省吾 年表
Home Bound
1980年
愛の世代の前に
1981年
ON THE ROAD
1982年
『愛の世代の前に』収録のシングル
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愛の世代の前に』(あいのせだいのまえに)は、1981年9月21日に発売された日本ミュージシャン浜田省吾アルバム1982年1月12日日本武道館コンサートに向けて作成したアルバムである。

概要[編集]

1982年1月に初の日本武道館コンサートを行うことが決定し、その公演の為に僅か2週間でレコーディングを終了させた。アルバム・タイトルには「地球上から核兵器が根絶されない限り、本当のラブ・ジェネレーション(愛の世代)は訪れない」という意味が込められている。またジャケットに記載されている「I was born in 1952」(1999年版では「Born in 1952」)という言葉は、浜田本人が生まれた年を表しており、自分の世代としての意識を示している。

1981年7月、ディレクター須藤晃から「9月にアルバムを出したい」とソニーの意向を伝えられていたが、浜田は「そんなに早く出来るわけがない」と拒否していた。しかし、須藤の説得により要請を受け入れ、六本木にワンルーム・マンションを借りて曲作りを始めた。時間的な余裕がない状況ではあったが、見る見るうちに曲が出来上がったという。

アルバム・ジャケットのデザインは、浜田が敬愛するミュージシャン、ジャクソン・ブラウンのアルバム『Late For The Sky』を模したものになっている。

発売当時のオリコンアルバム(当時LP)チャートでの最高位は12位であったが、1992年テレビドラマ愛という名のもとに』の主題歌として「悲しみは雪のように」が使用され、原曲を収録している本作もリバイバル・ヒットした。この再発CD盤は同チャート最高2位を獲得、14週連続でトップ10にランクインし、年間チャートでも19位という大ヒットを記録した。レコード版とCD版の累計で90万枚近くを売り上げている。

1999年リマスタリングされ再発された。

収録曲[編集]

全作詞・作曲:浜田省吾、全編曲:水谷公生

  1. 愛の世代の前に (Before The Love Generation)
    反核をテーマにしたロック・ナンバー。歌詞に出てくる「一瞬の閃光(ひかり)」とは、原爆のことを指している。
  2. モダンガール (Modern Girl)
    2003年にシングル「君に捧げるlove song」のカップリング曲としてリメイクされている。
  3. 愛という名のもとに (In The Name Of Love)
    後にフジテレビ系テレビドラマ『愛という名のもとに』のタイトルとしても用いられた。
  4. 独立記念日 (Independence Day)
    歌の中に教科書問題も登場するロック・ナンバー。
  5. 陽のあたる場所 (A Place In The Sun)
  6. 土曜の夜と日曜の朝 (Saturday Night And Sunday Morning)
  7. ラストショー (Last Show)
    1991年のバラード・コレクション『EDGE OF THE KNIFE』とは全く違うアレンジ。
  8. センチメンタルクリスマス (Sentimental Chiristmas)
    「悲しみは雪のように」(オリジナル・バージョン)のB面曲としてシングルカットされた。
  9. 悲しみは雪のように (Sorrow Falling Down Like Snowflakes)
    フジテレビ系テレビドラマ『愛という名のもとに』の主題歌として大ヒットを記録した曲のオリジナル・バージョン。当時もシングル・カットして発売されたが、チャートインしなかった。
  10. 防波堤の上 (On The Breakwater)
    「俺はいつでも死ねるよ」という虚無感をテーマにした歌。「ライブでは絶対に歌わない」と語っており、実際に今まで一度も歌われていない。

外部リンク[編集]