路地裏の少年
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「路地裏の少年」 | ||||||||||
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浜田省吾 の シングル | ||||||||||
初出アルバム『生まれたところを遠く離れて』 | ||||||||||
B面 | 壁にむかって | |||||||||
リリース | ||||||||||
規格 | EP | |||||||||
ジャンル | ロック | |||||||||
レーベル | CBSソニー | |||||||||
作詞・作曲 | 浜田省吾 | |||||||||
浜田省吾 シングル 年表 | ||||||||||
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『路地裏の少年』(ろじうらのしょうねん)は、浜田省吾の楽曲。デビュー・シングルでもある。
この楽曲は、多くのバージョンが存在している[1]。
目次
概要[編集]
- 1976年4月21日発売のソロ・デビューシングル。1stアルバム『生まれたところを遠く離れて』と同時発売された。両面ともアルバム・テイクとは別のEP用(シングル・バージョン)である。
- 浜田が16歳~22歳、浪人時代~神奈川大学在学中~横浜に住んでいた頃を歌っている。23歳の誕生日の前日に書かれた曲で、そのためラストが「22歳」となっている。この曲を聴いたスタッフは「これで行ける!」と盛り上がり、浜田もそれを聞いて喜んだという。
- もともと制作段階では「青い目の少女」というタイトルで、浪人時代に出会ったホームステイに来ていたアメリカ人の女子学生のことを歌ったものだった。浜田にとって初恋の相手ともいえる存在で、夏休み期間中のホームステイが終わり彼女がアメリカに帰ってからも、しばらく文通を続けながら交流があったという。しかし、作っている途中で「このことを歌にするのはやめよう」と思い、「路地裏の少年」として書き換えられた。そのことをジャクソン・ブラウンに話すと、「本当に大切な思い出は自分だけのものにするわけだね」と言われたという。
- HOUND DOGの大友康平は、アマチュア時代にラジオでこの曲を聴いて衝撃を受け、すぐさまレコード・ショップまで走ったという。プロになる決意をした楽曲だと語っている。
- 俵万智のベストセラー歌集『サラダ記念日』(1987年初版)に "「路地裏の少年」という曲のため少しまがりし君の十代"と詠まれた歌がある。
- 後にディレクターとなる須藤晃は、パチンコ屋で初めてこの曲を聴いたとき、"いつかはこの国目を覚す"の部分を"いつかは孤独に目を覚す"と聴き間違えて、「なんて文学的な表現をする人なんだ」と思ったという。
- 浜田省吾のファンであるSomething ELseがフジテレビ系『LOVE LOVE あいしてる』に出演したとき、この曲のカバーを披露した。
- 1989年3月21日、過去に発売されたアナログ・シングルからピックアップされCDシングル化された(後述:『路地裏の少年/愛のかけひき(再発シングル)』)。
収録曲[編集]
- 全作詞・作曲:浜田省吾
- 路地裏の少年
- 壁にむかって
路地裏の少年(12インチ)[編集]
「路地裏の少年 (FULL VERSION)」 | ||||||||||
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浜田省吾 の シングル | ||||||||||
初出アルバム『J.BOY』 | ||||||||||
B面 |
晩夏の鐘 Walking in the rain | |||||||||
リリース | ||||||||||
規格 | 12インチシングル | |||||||||
ジャンル | ロック | |||||||||
レーベル | CBSソニー | |||||||||
作詞・作曲 | 浜田省吾 | |||||||||
プロデュース | 浜田省吾 | |||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||
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浜田省吾 シングル 年表 | ||||||||||
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- 1986年発売のアルバム『J.BOY』の先行シングルとしてリリースされた。
- ソロデビュー時に、収録時間の関係上カットされていた3番の歌詞をほぼ当時のまま、新たにアレンジし直し歌いなおされている。アルバムとはヴァージョン違い。
- カップリングの「晩夏の鐘」は、アルバム収録のインストゥルメンタルバージョンとは違い、ボーカル入りバージョンとなっている。
- 「Walking in the rain」は1985年に時任三郎に提供した楽曲のセルフカバーで、アルバムには未収録である。
- 浜田のシングルとしては過去最高の11位を記録したが、惜しくもトップ10には入れなかった。
- 現在、本作収録バージョンの音源は、タイトル曲はダウンロード販売のみ、「晩夏の鐘」は1999年にリミックス版で再発されたアルバム『J.BOY』のエンディングにシークレット・トラックとして、「WALKING IN THE RAIN」はライブシングル「J.BOY (Live Version)」のカップリングとして収録されている。
収録曲[編集]
- 全作詞・作曲:浜田省吾
参加ミュージシャン[編集]
- ADDITIONAL MUSICIANS
- Percussion:Pecker
路地裏の少年/愛のかけひき(再発シングル)[編集]
「路地裏の少年/愛のかけひき」 | ||||
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浜田省吾 の シングル | ||||
リリース | ||||
規格 |
8cmCD マキシシングル(リサイズ版) | |||
ジャンル | ロック | |||
レーベル |
CBSソニー クリアウォーター(リサイズ版) | |||
作詞・作曲 | 浜田省吾 | |||
プロデュース | 鈴木幹治 | |||
チャート最高順位 | ||||
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浜田省吾 シングル 年表 | ||||
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1989年3月21日、過去に発売されたアナログ・シングルからピックアップされCDシングル化された。その際、2ndシングル「愛のかけひき」との両A面シングルとなった。2005年3月24日には8cmシングルから、マキシシングルにリサイズされ復刻された。
ジャケットは、再発された時期に撮影されたニュージャケットとなっている。
収録曲[編集]
- 全作詞・作曲:浜田省吾
- 路地裏の少年 (1st SINGLE VERSION)
- 編曲:浜田省吾
- 愛のかけひき (SINGLE VERSION)
- 編曲:高中正義
参加ミュージシャン[編集]
路地裏の少年 (1st SINGLE VERSION) |
愛のかけひき (SINGLE VERSION) |
脚注[編集]
- ^ 1stシングルヴァージョン、アルバム『生まれたところを遠く離れて』収録ヴァージョン、12インチシングルヴァージョン、アルバム『J.BOY』収録ヴァージョン(オリジナル盤、1999年リミックス盤の合わせて2ヴァージョン)、1996年公開映画『スーパースキャンダル』エンディング・ヴァージョン(シングル・アルバム共に未収録)がある。
外部リンク[編集]
- 路地裏の少年 SHOGO HAMADA OFFICIAL WEB SITE