アラン・リックマン

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アラン・リックマン
Alan Rickman
Alan Rickman
2011年
本名 アラン・シドニー・パトリック・リックマン
Alan Sidney Patrick Rickman
生年月日 1946年2月21日(68歳)
出生地 イングランドの旗 イングランド ロンドン・ハマースミス
国籍 イギリスの旗 イギリス
ジャンル 俳優
活動期間 1985年 -
活動内容 舞台、映画
主な作品
『ハリー・ポッター』シリーズ
ダイ・ハード
乙女座殺人事件
いつか晴れた日に
シャンプー台のむこうに
ラブ・アクチュアリー
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

アラン・シドニー・パトリック・リックマンAlan Sidney Patrick Rickman, 1946年2月21日 - )は、イギリス舞台および映画俳優

来歴[編集]

4人兄妹の次男としてロンドンのハマースミス(Hammersmith)の労働者階級の家庭に生まれた.[1]。兄弟には上から兄・弟・妹がいる[2][3]。父はアイルランド系でアランが8歳の時に亡くなっている。

リックマンはグラフィックデザイナーだったが[4]、ロンドンの王立演劇学校に入り[5]、英国の舞台演劇で活躍していた。1985年ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによるLes Liaisons Dangereusesでは男性のリード役として印象を残し、同作のブロードウェイ・プロダクション(1987年)ではトニー賞にノミネート。またテレビではBBCの『バーチェスター・タワーズ』においてスロープ氏役を演じた。日本演出家蜷川幸雄が手がけた舞台Tango at the End of Winterでは主役を演じた。

イギリス映画において多く活躍しているものの、アメリカ映画にも悪役を当たり役として登場している(例:『ダイ・ハード』『ロビン・フッド』『ラスプーチン』など)。『ロビン・フッド』では英国アカデミー賞助演男優賞を受賞。『ラスプーチン』ではゴールデングローブ賞の男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)とエミー賞プライムタイム・エミー賞)のミニシリーズ/テレビ映画部門の主演男優賞を受賞。

近年では『ハリーポッター・シリーズ』でセブルス・スネイプ役を演じたことでも知られ、原作ファンからもスネイプそのものだと高い評価を得る。原作者のJ・K・ローリングは万が一に備えてシリーズの最終話を先に書いておいて銀行に預けていたが、意外な展開になるからそれを知った上で演技して欲しいというJ・K・ローリングの意向でアランだけが唯一、最終話とスネイプの過去を知っており、自分のせいでネタバレにならないかずっと不安だったらしい。

2002年にはロンドン(2001年)とブロードウェイで大成功した舞台『Private Lives (私生活)』でトニー賞に再びノミネートされた。

学生時代からの付き合いであるパートナーで労働党 (イギリス)の元地方議会委員リマ・ホートン (Rima Horton) と1977年からロンドン市内(ウエストボーン・グローブ)で同棲中である[6][7][8]

独特の低音で甘い声も魅力のひとつであり、「ミルクチョコレート・ヴォイス」、「ベルベット・ヴォイス」などと形容されている。日本語吹き替え版ではその声の印象に合わせて土師孝也が主に務めている。

主な出演作品[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
1988 ダイ・ハード
Die Hard
ハンス・グルーバー
1989 乙女座殺人事件
The January Man
エド
1990 ブラッディ・ガン
Quigley Down Under
エリオット・マーストン
1991 愛しい人が眠るまで
Truly Madly Deeply
ジェイミー
クローズ・マイ・アイズ
Close My Eyes
シンクレア・ブライアント
クローゼット・ランド
Closet Land
尋問官
ロビン・フッド
Robin Hood: Prince of Thieves
ノッティンガムの司法官ジョージ 英国アカデミー賞 助演男優賞 受賞
1992 ボブ★ロバーツ
Bob Roberts
ルーカス・ハート三世
1994 Mesmer フランツ・アントン・メスメル 日本未公開
モントリオール世界映画祭 男優賞 受賞
1995 恋する予感
An Awfully Big Adventure
P・L・オハラ
いつか晴れた日に
Sense and Sensibility
クリストファー・ブランドン大佐
1996 ラスプーチン
Rasputin
ラスプーチン エミー賞主演男優賞(テレビ映画・ミニシリーズ部門) 受賞
ゴールデングローブ賞 主演男優賞(テレビ映画・ミニシリーズ部門) 受賞
全米映画俳優組合賞男優賞 (テレビ映画・ミニシリーズ) 受賞
マイケル・コリンズ
Michael Collins
エイモン・デ・ヴァレラ
1997 ウィンター・ゲスト
The Winter Guest
通りの男 兼監督・脚本
ヴェネツィア国際映画祭CinemAvvenire賞 受賞
1998 裏切りのキス
Judas Kiss
デイビット・フリードマン
ドグマ
Dogma
大天使:メタトロン
ギャラクシー・クエスト
Galaxy Quest
アレキサンダー・デーン、ドクター・ラザラス
Dark Harbor デイビット・ウェインバーグ 日本未公開
2000 シャンプー台のむこうに
Blow Dry
フィル・アレン
とび★うおーず
HELP, I'm A FISH!
ジョー
2001 ハリー・ポッターと賢者の石
Harry Potter and the Sorcerer's Stone
セブルス・スネイプ
The Search for John Gissing John Gissing 日本未公開
2002 ハリー・ポッターと秘密の部屋
Harry Potter and the Chamber of Secrets
セブルス・スネイプ
2003 ラブ・アクチュアリー
Love Actually
ハリー・トレバー
2004 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
セブルス・スネイプ
ボルチモアの光
Something the Lord Made
アルフレッド・ブラロック教授
2005 銀河ヒッチハイク・ガイド
The Hitchhiker's Guide to the Galaxy
マーヴィン(声のみ)
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
Harry Potter and the Goblet of Fire
セブルス・スネイプ
2006 スノーケーキを君に
SNOW CAKE
アレックス・ヒューズ 洋画★シネフィル・イマジカでの放送のみ
パフューム ある人殺しの物語
Perfume: The Story of a Murderer
アントワーヌ・リシ
2007 プロフェッサー
Nobel Son
イーライ・マイケルソン
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
Harry Potter and the Order of the Phoenix
セブルス・スネイプ
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street
ターピン判事
2008 ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡
Bottle Shock
Steven Spurrier
2009 ハリー・ポッターと謎のプリンス
Harry Potter and the Half-Blood Prince
セブルス・スネイプ
2010 アリス・イン・ワンダーランド
Alice in Wonderland
アブソレム(声のみ)
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
Harry Potter and the Deathly Hallows - Part 1
セブルス・スネイプ
2011 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
Harry Potter and the Deathly Hallows - Part 2
セブルス・スネイプ
2012 モネ・ゲーム
Gambit
ライオネル・シャバンダー
2013 大統領の執事の涙
Lee Daniels' The Butler
ロナルド・レーガン

CD[編集]

  • When Love Speaks (2002/4/23) 詩を朗読

参照[編集]

  1. ^ Solway, Diane (1991年8月). “Profile: Alan Rickman”. European Travel and Life. オリジナル2007年10月6日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20071006174932/http://www.alan-rickman.com/articles/profile.html 2007年10月3日閲覧。 
  2. ^ Mackenzie, Suzie (1998年1月3日). “Angel with Horns”. The Guardian (UK). オリジナル2007年10月6日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20071006004652/http://www.alan-rickman.com/articles/angel.html 2007年10月3日閲覧。 
  3. ^ Alan Rickman Family Info NNDB.com. Retrieved 4 September 2010.
  4. ^ Alan Rickman Biography. TVGuide.com. Retrieved 6 September 2010.
  5. ^ Interview: Evil Elegance”. Alan-rickman.com. 2011年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年7月9日閲覧。
  6. ^ Rima Horton
  7. ^ McGlone, Jackie (2006年7月30日). “A man for all seasons”. The Scotsman (UK). http://living.scotsman.com/features/A-man-for-all-seasons.2796621.jp 2011年4月23日閲覧。 
  8. ^ Sheridan, Patricia (2008年12月15日). “Rickman never mixes acting with personal life”. GoErie.com. http://www.goerie.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20081215/ENTERTAINMENT0702/312159963/-1/ENTERTAINMENT07 2011年4月23日閲覧。 

外部リンク[編集]