アラン・リックマン

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アラン・リックマン
Alan Rickman
Alan Rickman
2011年
本名 アラン・シドニー・パトリック・リックマン
Alan Sidney Patrick Rickman
生年月日 1946年2月21日
没年月日 2016年1月14日(満69歳没)
出生地 イングランドの旗 イングランド ロンドン・ハマースミス
国籍 イギリスの旗 イギリス
身長 185
ジャンル 俳優
活動期間 1985年 - 2016年
活動内容 舞台映画
配偶者 リマ・ホートン(2012 - 2016)
主な作品
『ハリー・ポッター』シリーズ
ダイ・ハード
ロビン・フッド
いつか晴れた日に
ギャラクシー・クエスト
ラブ・アクチュアリー
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

アラン・シドニー・パトリック・リックマンAlan Sidney Patrick Rickman, 1946年2月21日 - 2016年1月14日)は、イギリス舞台および映画俳優

来歴[編集]

4人兄妹の次男としてロンドンのハマースミス(Hammersmith)の労働者階級の家庭に生まれた[1]。兄弟には上から兄・弟・妹がいる[2][3]。父はアイルランド系で、アランが8歳の時に亡くなっている。

当初はグラフィックデザイナーをしていたが[4]、その後ロンドンの王立演劇学校に入り[5]、英国の舞台演劇で活躍する。1985年ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによるLes Liaisons Dangereusesでは男性のリード役として印象を残し、同作のブロードウェイ・プロダクション(1987年)ではトニー賞にノミネート。またテレビではBBCの『バーチェスター・タワーズ』においてスロープ氏役を演じるなど、更に活躍の場を広げた。日本演出家蜷川幸雄が手がけた舞台Tango at the End of Winterでは主役を演じた。

1988年、『ダイ・ハード』で映画初出演。冷酷無比なテロリスト集団のリーダー、ハンス・グルーバー役を熱演。強烈なインパクトを残し、映画デビュー作にして世界的な知名度を得る。『ロビン・フッド』では英国アカデミー賞助演男優賞を受賞。『ラスプーチン』ではゴールデングローブ賞の男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)とエミー賞プライムタイム・エミー賞)のミニシリーズ/テレビ映画部門の主演男優賞を受賞。

数ある作品の中で、特に『ハリーポッター・シリーズ』でセブルス・スネイプ役を演じたことは大きく、原作ファンからも「スネイプそのもの」と高い評価を得ていた。原作者のJ・K・ローリングは万が一に備えてシリーズの最終話を先に書いておき銀行に預けていたが、「意外な展開になるからそれを知った上で演技してほしい」との意向でアランだけが唯一、最終話とスネイプの過去を知らされており、自分のせいでばれてしまわないかずっと不安だったという。

2002年にはロンドン(2001年)とブロードウェイで大成功した舞台『Private Lives (私生活)』でトニー賞に再びノミネートされた。

学生時代からの付き合いであるパートナーで労働党の元地方議会委員リマ・ホートン (Rima Horton) と1977年からロンドン市内(ウエストボーン・グローブ)で同棲しており[6][7][8]、2012年に正式に結婚した[9]

独特の低音で甘い声も魅力のひとつであり、「ミルクチョコレート・ヴォイス」、「ベルベット・ヴォイス」などと形容されている。日本語吹き替え版では、その声の印象に合わせて主に土師孝也が吹き替えを務めている。

ティム・バートン制作の作品に起用されることが多い役者の1人でもあった。

2016年1月14日、同年の2月21日に70歳の誕生日を迎えるはずだったが、膵臓癌により69歳で死去[10]。没後に公開された『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が遺作となった。


主な出演作品[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
1988 ダイ・ハード
Die Hard
ハンス・グルーバー
1989 乙女座殺人事件
The January Man
エド
1990 ブラッディ・ガン
Quigley Down Under
エリオット・マーストン
1991 愛しい人が眠るまで
Truly Madly Deeply
ジェイミー
クローズ・マイ・アイズ
Close My Eyes
シンクレア・ブライアント
クローゼット・ランド
Closet Land
尋問官
ロビン・フッド
Robin Hood: Prince of Thieves
ノッティンガムの司法官ジョージ 英国アカデミー賞 助演男優賞 受賞
1992 ボブ★ロバーツ
Bob Roberts
ルーカス・ハート三世
1994 Mesmer フランツ・アントン・メスメル 日本未公開
モントリオール世界映画祭 男優賞 受賞
1995 恋する予感
An Awfully Big Adventure
P・L・オハラ
いつか晴れた日に
Sense and Sensibility
クリストファー・ブランドン大佐
1996 ラスプーチン
Rasputin
ラスプーチン エミー賞主演男優賞(テレビ映画・ミニシリーズ部門) 受賞
ゴールデングローブ賞 主演男優賞(テレビ映画・ミニシリーズ部門) 受賞
全米映画俳優組合賞男優賞 (テレビ映画・ミニシリーズ) 受賞
マイケル・コリンズ
Michael Collins
エイモン・デ・ヴァレラ
1997 ウィンター・ゲスト
The Winter Guest
通りの男 兼監督・脚本
ヴェネツィア国際映画祭CinemAvvenire賞 受賞
1998 裏切りのキス
Judas Kiss
デイビット・フリードマン
ドグマ
Dogma
大天使:メタトロン
ギャラクシー・クエスト
Galaxy Quest
アレキサンダー・デーン、ドクター・ラザラス
Dark Harbor デイビット・ウェインバーグ 日本未公開
2000 シャンプー台のむこうに
Blow Dry
フィル・アレン
とび★うおーず
HELP, I'm A FISH!
ジョー
2001 ハリー・ポッターと賢者の石
Harry Potter and the Sorcerer's Stone
セブルス・スネイプ
The Search for John Gissing John Gissing 日本未公開
2002 ハリー・ポッターと秘密の部屋
Harry Potter and the Chamber of Secrets
セブルス・スネイプ
2003 ラブ・アクチュアリー
Love Actually
ハリー・トレバー
2004 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
セブルス・スネイプ
ボルチモアの光
Something the Lord Made
アルフレッド・ブラロック教授
2005 銀河ヒッチハイク・ガイド
The Hitchhiker's Guide to the Galaxy
マーヴィン(声のみ)
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
Harry Potter and the Goblet of Fire
セブルス・スネイプ
2006 スノーケーキを君に
SNOW CAKE
アレックス・ヒューズ 洋画★シネフィル・イマジカでの放送のみ
パフューム ある人殺しの物語
Perfume: The Story of a Murderer
アントワーヌ・リシ
2007 プロフェッサー
Nobel Son
イーライ・マイケルソン
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
Harry Potter and the Order of the Phoenix
セブルス・スネイプ
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street
ターピン判事
2008 ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡
Bottle Shock
Steven Spurrier
2009 ハリー・ポッターと謎のプリンス
Harry Potter and the Half-Blood Prince
セブルス・スネイプ
2010 アリス・イン・ワンダーランド
Alice in Wonderland
アブソレム(声のみ)
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
Harry Potter and the Deathly Hallows - Part 1
セブルス・スネイプ
2011 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
Harry Potter and the Deathly Hallows - Part 2
セブルス・スネイプ
2012 モネ・ゲーム
Gambit
ライオネル・シャバンダー
2013 大統領の執事の涙
Lee Daniels' The Butler
ロナルド・レーガン
CBGB ヒリー・クリスタル 日本未公開
暮れ逢い
A Promise
カール・ホフマイスター
2014 ヴェルサイユの宮廷庭師
A Little Chaos
ルイ14世 兼監督・共同脚本
2015 アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場
Eye in the Sky
フランク・ベンソン陸軍中将 [11]
2016 アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅
Alice Through the Looking Glass
アブソレム(声のみ) 遺作

CD[編集]

  • When Love Speaks (2002/4/23) 詩を朗読

参照[編集]

  1. ^ Solway, Diane (1991年8月). “Profile: Alan Rickman”. European Travel and Life. オリジナル2007年10月6日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20071006174932/http://www.alan-rickman.com/articles/profile.html 2007年10月3日閲覧。 
  2. ^ Mackenzie, Suzie (1998年1月3日). “Angel with Horns”. The Guardian (UK). オリジナル2007年10月6日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20071006004652/http://www.alan-rickman.com/articles/angel.html 2007年10月3日閲覧。 
  3. ^ Alan Rickman Family Info NNDB.com. Retrieved 4 September 2010.
  4. ^ Alan Rickman Biography. TVGuide.com. Retrieved 6 September 2010.
  5. ^ Interview: Evil Elegance”. Alan-rickman.com. 2011年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年7月9日閲覧。
  6. ^ Rima Horton
  7. ^ McGlone, Jackie (2006年7月30日). “A man for all seasons”. The Scotsman (UK). http://living.scotsman.com/features/A-man-for-all-seasons.2796621.jp 2011年4月23日閲覧。 
  8. ^ Sheridan, Patricia (2008年12月15日). “Rickman never mixes acting with personal life”. GoErie.com. http://www.goerie.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20081215/ENTERTAINMENT0702/312159963/-1/ENTERTAINMENT07 2011年4月23日閲覧。 
  9. ^ Alan Rickman and Longtime Love Rima Horton Secretly Wed 3 Years Ago People 2015年4月23日
  10. ^ Alan Rickman, giant of British film and theatre, dies at 69 ザ・ガーディアン Thursday 14 January 2016
  11. ^ “アラン・リックマンさん遺作の軍事サスペンス「アイ・イン・ザ・スカイ」、今冬から公開”. 映画.com. (2016年8月19日). http://eiga.com/news/20160819/4/ 2016年8月19日閲覧。 

外部リンク[編集]