計画のみに終わった兵器
計画のみに終わった兵器(けいかくのみにおわったへいき)は、開発計画などは存在したものの、現実には完成(量産)に至らず、実戦配備されなかった兵器である。試作機のみが製作された兵器や、理論が確立されていながらも現在まで実用化されなかったものを始め、計画案のみ、図面のみのものを含む。
アメリカ合衆国
- F5U フライングパンケーキ
- VZ-1 (航空機)
- A-12 アヴェンジャーII
- XB-70 - 試作機2機が完成。1機を墜落事故で失ったことに加え、戦略・戦術の変化により計画継続が終了した。
- C-8
- XP-79 フライングラム
- ベルD-188A - 1950年代に計画された VTOL戦闘機。
- XF-108 - 迎撃機、護衛戦闘機。護衛対象のXB-70の開発の縮小や予算の問題から開発中止。
- XF8U-3 - F-8クルセイダーの後継機として開発。F4H ファントムⅡに敗れた。
- XF12F - F4H ファントムIIの成功によりキャンセル。
- XFV-12 - 1970年代に計画された VTOL戦闘機。米海軍の制海艦構想に基づき開発された。
- コンベアモデル200 - 1970年代に計画された VTOL戦闘機。XFV-12と同じく米海軍の制海艦構想に基づき開発された。
- YF-12 - SR-71の派生型のひとつ。XF-108の代替として計画された迎撃機。
- YF-17
- F-20
- YF-23 - ステルス戦闘機。YF-22(後のF-22)に敗れた。
- X-32 - X-35(後のF-35)に敗れた。
- X-44 - ステルス全翼戦闘爆撃機。
- YAH-63
- AH-56 シャイアン
- RAH-66 コマンチ
- ARH-70
- VH-71
- スカイボルト
- AIM-47 - XF-108もしくはYF-12に武装される予定であった。このミサイルの技術がAIM-54 フェニックス、AN/AWG-9火器管制レーダーの基礎となった。
- サウスダコタ級戦艦 - ワシントン海軍軍縮条約で放棄された。
- レキシントン級巡洋戦艦 - ワシントン海軍軍縮条約で放棄された。
- 制海艦 - 米海軍が1960年代から70年代にかけて計画した小型の航空母艦。
- モンタナ級戦艦
- ユナイテッド・ステーツ (空母)
- 原子力打撃巡洋艦(CSGN-1)
- アーセナル・シップ - 米海軍が20世紀末頃に建造を計画していた新たな戦闘艦の種別の名称。
- オカマ爆弾
- クルセイダー (自走砲)
- MBT-70 (戦車) - 西ドイツとの共同開発
- XM29 OICW
- フラント
- EFV
イギリス
- 氷山空母
- パンジャンドラム
- AFVGラヴィッジ複座攻撃機 - 後にパナヴィア・トーネードとして実現
- TSR-2超音速爆撃機
- BAC 1-11モルデカイ早期警戒機
- BAe P.96Fホットスパー戦闘機
- BAe P.106ハーディーA/B戦闘機(単発エンジン)
- BAe P.110ホースレイ戦闘機 (F/A-18に似た機体)
- BAe P.120オーダクス戦闘機(ユーロファイター タイフーンに似た機体)
- BAe P.1214-3ハヴァント超音速戦闘機
- BAe P.1216ハイランダー超音速戦闘機
- BAC P.45ジャガー艦上攻撃機(SEPCAT ジャギュアの艦上機型。可変翼を有しておりFRS Mk.3やT.4型などがあった。)
- BAC P.145グラフトン軽攻撃機(BAeホークと共に計画されていた機種。単座型と複座型が予定されていた。)
- BAC タイプ573ヴァイパー超音速戦闘機
- BAC タイプ573シーヴァイパー艦上戦闘機(ヴァイパーを艦上機にした型式。攻撃力を付与したFG.1型などがあった。)
- BAE オスプレイ FRS.2垂直離着陸攻撃機
- BAe ニムロッド AEW.3早期警戒機
- BAe ニムロッド MRA.4海洋哨戒機
- ジェネラル・ダイナミックス F-111K(イギリス向けのF-111だが、労働党政権の軍事費削減により輸出は取り消され国産のバッカニアに置き換えられた)
- ファイタージェット・テイクオフ・プラットフォーム(TSR-2を最前線から離陸させるための簡易離着陸装置)
- アームストロング・ホイットワース AW.56ホーキンス全翼中型爆撃機
- アームストロング・ホイットワース AW.168アロンダイト艦上戦闘機
- アームストロング・ホイットワース AW.169アンブロシウス要撃機
- アームストロング・ホイットワース AW.171アルベマール超音速VTOL全翼機
- アームストロング・ホイットワース AW.681アカスタ(輸送機)
- アブロ 720アルビオン超音速戦闘機
- アブロ 729オールダーショット迎撃戦闘機
- アブロ 730アベンジャー超音速偵察機/爆撃機
- イングリッシュ・エレクトリック P.6ラフォレイ(ライトニングのエンジンを単発にした形態)
- イングリッシュ・エレクトリック P.8エクスキャリバー
- イングリッシュ・エレクトリック P.10エクセター超音速爆撃・戦略偵察機
- イングリッシュ・エレクトリック P.17サンダラー超音速攻撃機(TSR-2の別の型式)
- イングリッシュ・エレクトリック P.42トレンチャード(SR.2)超音速攻撃・偵察機
- イングリッシュ・エレクトリック シーライトニング FAW.1 (ライトニングの並列複座艦上戦闘機仕様)
- ヴィッカース スーパーマリン タイプ576 シミターFB Mk.3(シミターで予定されていた艦上戦闘爆撃機)
- ヴィッカース スーパーマリン タイプ567 シミターS Mk.2(FB Mk.3の艦上攻撃機型)
- ヴィッカース SP4ヴィンディケーター超音速戦略偵察機・爆撃機(エンジンを16基搭載している)
- ヴィッカース VC-7大型輸送機(ヴィッカース ヴァリアントを元にした輸送機)
- ヴィッカース タイプ10スワロー超音速爆撃機
- ヴィッカース スキーム C ER.206ヴェンジャンス複座艦上戦闘機
- ヴィッカース タイプ559ベンチュラ要撃機
- ヴィッカース タイプ581ヴィクトリア戦闘爆撃機
- ヴィッカース タイプ582ヴィルデビースト艦上戦闘機(miniturised RB.163エンジンを8基装備し双胴型式を取った大型機)
- ヴィッカース タイプ583ウェルズレイ艦上攻撃機
- ヴィッカース タイプ1954ウォリック超音速爆撃機(TSR-2を彷彿とさせる機体形状を持ち、前部・後部とエンジンを持つ異色の機体)
- ヴィッカース タイプ799ヴァレンツィア超音速・偵察爆撃機
- ヴィクトリーボンバー
- ウェストランド ライト A/Sグラスホッパー早期警戒機
- ウェストランド M.148ウェルキン艦上攻撃機(ブラックバーン バッカニアの競合作)
- ウエストランド ウエストミンスター(大型の貨物ヘリコプターだったが、数機の生産で中止され配備されることはなかった。Hc Mk.1型。)
- グロスター E1/44ギャラット
- グロスター P.4ⅡVTOL輸送機
- グロスター P.248 F43/46シグネット単座迎撃戦闘機
- グロスターP.300ミーティアFAW.9全天候戦闘機(ミーティアを複座化してレドームを搭載した型式)
- グロスターP.316ミーティアFAW.10長距離戦闘機
- グロスター P.497ミーティアFAW.11(グロスター ミーティアF.8をV/STOL化した戦闘機)
- グロスター P.258ミーティアFG.1戦闘攻撃機
- グロスター P.367 ジャベリン FAW.9 (グロスター ジャベリンを後退翼にした型式)
- グロスター P.504ミーティアFG.1(ミーティアT.7をV/STOL化した型式)
- グロスター P.505 ジャベリン FAW.10 (グロスター ジャベリンにSTOL機能を付与した型式)
- グロスター P.507 ジャベリン FAW.11 (グロスター ジャベリンにV/STOL機能を付与した型式)
- グロスター P.517ゲームコック V/STOL輸送機
- グロスター P.519ガントレット V/STOL輸送機(80人乗り)
- グロスター P.532グリーブ V/STOL軍用輸送機
- サンダース・ロー P.187クラウド
- サンダース・ロー SR.A/1ラーウィック
- サンダース・ロー SR.53ロンドン
- サンダース・ロー SR.177アロー迎撃戦闘機(攻撃機・偵察機としても使用可能だった)
- サンダース・ロー SR.177Nシーアロー艦上戦闘機(F Mk.2型、SR.177の艦上機型)
- サンダース・ロー P.178/1ジプシーモス艦上戦闘機
- サンダース・ロー P.187プレテクト全天候要撃機
- ショート PD.13シースプレー艦上攻撃機
- スーパーマリン 525プレンティス艦上戦闘機
- スーパーマリン 545サイドストランド艦上戦闘機
- スーパーマリン 556ストランラー複座艦上攻撃機(スーパーマリン シミターの複座化)
- スーパーマリン Type 576 ソラ/FG.1戦闘攻撃機(スーパーマリン シミターを超音速で飛行できるようにした型式)
- スーパーマリン シーガル (2代)飛行艇
- ボーイング バートル チヌーク HAS Mk.1(CH-47の対潜型。)
- デ・ハビランド DH.117ジェネットモス迎撃戦闘機
- デ・ハビランド DH.127オーヴァーストランド艦上戦闘機(バッカニアの代わりに考案されたデルタ翼の戦闘機。RB.108リフトジェットを装備している。)
- ハンドレページHP.100ヘレフォード超音速戦略偵察機・爆撃機(エンジンを10基搭載している。)
- ハンドレページHP.106無人攻撃機
- ハンドレページHP.113双発ジェット中型輸送機
- ハンドレページHP.124双発ターボプロップ小型輸送機
- ハンドレページ レッドキャット(ミサイル)
- フェアリー FD3フェイスレス(全天候戦闘機だが、戦闘爆撃機、複合動力機型もあった)
- フェアリー ロートダイン(ウェストランドが生産する予定もあった。HU Mk.2型など。)
- フェアリー M.148カンパニア艦上攻撃機(ブラックバーン バッカニアに対向してフェアリー社が用意した機種だが、性能やエンジンの系統に不備があったため採用されなかった。)
- フェアリー ガネットS.5(ガネットを艦上攻撃機にした型式。)
- フェアリー ウルトラライトHAS Mk.1小型ヘリコプター
- フェアリー スピアフィッシュAEW Mk.2(雷撃機だったスピアフィッシュを早期警戒機型に改造する予定だったもの。)
- ブラックバーン ブリガンド(レシプロエンジンを動力源とする艦上対潜哨戒機)
- ブラックバーン B-88ブリガンド(B-54をターボプロップにした機体)
- ブラックバーン B.103バッカニアS.4(ブラックバーン バッカニアの発展型。搭載量がS.2より増えて電子機器が更新される予定だった。)
- ブラックバーン P.135バッカニアS.5(バッカニアの可変翼型)
- ブリストル タイプ191 バークシャー(イギリス海軍に配備されるはずだった、大型輸送ヘリコプター。HAS Mk.1型などがあった。)
- ブリティッシュエアロスペース P.125ホットスパー戦闘攻撃機
- ホーカー・シドレー P.139ガーディアン(イギリス海軍の艦上輸送機。早期警戒機型であるA・AEW Mk.1と輸送機型であるB・COD Mk.2があった。)
- ホーカー・シドレー バッカニアS.3(バッカニアの発展型)
- ホーカー・シドレー HS.800中型輸送機(旅客機であるトライデントを改造したもの)
- ホーカー HS.1185ハリアーGR.4(ホーカー・シドレー ハリアーの発展型として予定されていたもの。)
- ホーカー P.1083ハンターF.10 (ホーカー ハンターを超音速で飛行させるために後退翼に変更したもの)
- ホーカー P.1085シーハンターFA.1艦上戦闘機(ハンターの艦上機型)
- ホーカー P.1086ハーピーF.1超音速戦闘機
- ホーカー P.1090ハンターF.13超音速戦闘機
- ホーカー P.1091ハンターF.14超音速戦闘機(デルタ翼を装備したハンター)
- ホーカー P.1093ハウリンガーF.15超音速戦闘機
- ホーカー P.1103ハブロック迎撃戦闘機
- ホーカー P.1100ハンターF.16超音速戦闘機
- ホーカー P.1104テンペスト全天候迎撃戦闘機
- ホーカー P.1108ウッドコック艦上戦闘機(ハンターをベースにした機体で、グリーンチーズとよばれる核爆弾を搭載する予定だった。)
- ホーカー・シドレー HS.1205ヘスティア超音速戦闘機(アメリカのF-16を模した機種。ユーロファイターへの対抗馬だった。)
- ホーカー P.1121ハーヴェスター超音速戦闘機
- ホーカー P.1125ハリケーン超音速戦闘機
- ホーカー P.1125シーハリケーン艦上戦闘機(P.1125の艦上機型。FAW Mk.2型などがあった。)
- ホーカー P.1129フナフティ超音速爆撃機
- ホーカー P.1134/1ヘイスティ迎撃戦闘機
- ホーカー P.1134/2ハヴォック迎撃戦闘機
- ホーカー P.1134/3ヘスペルス迎撃戦闘機
- ホーカー P.1134/4ホスタイル迎撃戦闘機
- ホーカー・シドレー エアクラフト B.123艦上爆撃機
- ホーカー・シドレー P.1154ハイペリオン
- ホーカー・シドレー HS.1179ヘルフレイム超音速攻撃機
- ホーカー・シドレー HS.1185-6ハリアーGR.5攻撃機(ハリアーの発展型。)
- ホーカー・シドレー HS.1205-11ヘルファイア超音速戦闘機
- ホーカーシドレー HS.800ジェット輸送機
- ホーカー・シドレー HS.1101ホスタイル超音速輸送機(民間機として転用する計画もあった。)
- ホーカー・シドレー HS.1173超音速複座攻撃機
- ホーカー・シドレー HS.125ドミネAEW.1(ドミネに予定されていた早期警戒機型)
- ホーカー・シドレー 1202.9ヘスペルス超音速戦闘機
- ブルーピーコック
- インコンパラブル
- N3型戦艦
- G3型巡洋戦艦
- ライオン級戦艦
- CVA-01級航空母艦
- BAC/ブリストル 208(軍用輸送機)
ドイツ
- ゼンガー
- ラーテ - 陸上戦艦のペーパープラン。
- モンスター - 80cm自走砲のペーパープラン。
- フォッケウルフ トリープフリューゲル - ペーパープラン。
- A10ロケット: - V2から進化した二段式。欧州より北米まで到達可能である性能を求めた。
- 原子爆弾
- マッケンゼン級巡洋戦艦 - 第一次世界大戦の未成艦。
- ヨルク代艦級巡洋戦艦 - 第一次世界大戦の未成艦。
- H級戦艦 - 第二次世界大戦の計画艦。
- P級装甲艦 - 第二次世界大戦の計画艦
- O級巡洋戦艦 - 第二次世界大戦の計画艦
- ミドガルドシュランゲ
- ヴァッサーファル - V2ロケットの技術を流用して計画された対空ミサイル
- 風砲
- 音波砲
- 竜巻砲
- 太陽砲
- グラーフ・ツェッペリン - 航空母艦。海軍増強計画の一環であったが、戦況により建造途中で戦争が終わる
- メッサーシュミット P.1101 - Me262の発展型。
- Do 19 - ドイツ空軍の本格的な戦略爆撃機として配備されるはずだった。
- KPz.70 - 戦車。米国との共同開発であったが、運用についての齟齬により独自開発に発展。先進的な技術はのちの戦車開発に多大な影響を与えた。
日本
第二次世界大戦時
- 五式中戦車
- 特三号戦車
- 特五式内火艇
- 怪力線(電波兵器Z) - 帝国陸軍登戸研究所が研究。高空を飛来する敵軍用機に超高出力のマイクロウェーブを地上より照射し、電子レンジと同じ原理で超高温を発生させ撃墜を狙っていた。
- 原子爆弾-研究されるも技術的に越えるべき壁が多く、兵器として実用化することは当時の状況下では不可能であった
- 火龍
- 富嶽 - 来るべき対米戦争に必要な兵器として構想されたが、当時の日本の技術力では困難を極める
- 秋水 - ナチスドイツからもたらされたMe163の情報を基に開発
- 橘花 - Me262の設計を一部参考に、飛行可能な機体はできており、量産体制までは整っていた。
- 震電 - 試験中に終戦。実機はスミソニアン博物館に分解された状態で保存。
- 奮龍 - 秋水に使用される特呂二号原動機を流用した対空ミサイル
- イ号一型甲無線誘導弾 - 手動指令照準線一致誘導方式無線誘導爆弾
- イ号一型乙無線誘導弾 - 手動指令照準線一致誘導方式無線誘導爆弾
- イ号一型丙自動追尾誘導弾 - 音響ホーミング対艦誘導爆弾
- ケ号爆弾 - 赤外線誘導対艦爆弾
- タ号
- 剣 - 特攻兵器の他の状態と同じく、運用直前状態で終了。
- 五十万トン戦艦 - 製造の可能性がないような、典型的なペーパープラン。
- 紀伊型戦艦 - 八八艦隊計画の挫折により、建造に至らず
- 十三号型巡洋戦艦
- 超大和型戦艦
- B65型大型巡洋艦 - 廃案。
- 改利根型重巡洋艦
- 改鈴谷型重巡洋艦
- 改高雄型重巡洋艦
- 加賀型戦艦 - 八八艦隊計画の挫折により、紆余曲折の後空母として完成。
- G18 (空母)
- 改秋月型駆逐艦
- 伏龍
自衛隊
- 試製56式105mm自走砲
- 試製57式105mm軽りゅう弾砲
- 試製66mmてき弾銃
- 泥濘地作業車
- 装輪装甲車 (改) - 試作車を1両製造。防弾板の強度不足を解消できなかった為、開発中止に。
- 2500トン型護衛艦 - 第一次オイルショックの影響で建造中止。
- 2次防CVH
- ニューナンブM66短機関銃
- ニューナンブM57
ソビエト連邦/ロシア
艦船
- プロイェークト1160 - 原子力空母
- ウリヤノフスク級原子力空母 - 原子力空母
- クロンシュタット級重巡洋艦
- グローム型フリゲート - 2005年に中止。
- スターリングラード級重巡洋艦 - 1953年に中止。
- ソビエツキー・ソユーズ級戦艦
- 1125型大型対潜艦 - カシン型駆逐艦を優先するために1960年代に中止。
車両
- オブイェークト187
- オブイェークト279 - 核兵器の爆風にも耐えうるように設計された戦車
- オブイェークト292
- オブイェークト704 - 第二次世界大戦中に試作された自走砲。IS-3重戦車の車体前方に152mm砲を載せた。
- オブイェークト775 - 1960年代に試作されたミサイルを主兵装とする戦車。
- チョールヌイ・オリョール
- BA-5 - 1930年代に計画された装甲車。
- BA-9 - 1930年代後半に計画された装甲車。
- BA-21 - 1930年代後半に試作された装甲車。
- BA-22 - 1930年代後半に試作された装甲救護車。
- BA-23 - 1930年代後半に計画された化学装甲車。
- IS-6 - 第二次世界大戦中にIS-2の発展型として試作された重戦車。
- IS-7 - 第二次世界大戦後の1940年代後半に開発された重戦車。過大な重量のため試作に留まった。
- KSP-76 - 第二次世界大戦中に試作された装輪式の76mm自走砲。
- PB-4 - 1930年代に試作された水陸両用装甲車。
- PB-7 - 1930年代に試作された水陸両用装甲車。PB-4の改良型だったが試作に終わった。
- PPG - 冬戦争中に試作されていた小型の装甲牽引車。
- SU-45 - 1930年代に開発された自走砲。T-37またはT-38の車体に45mm砲を載せた。
- SU-100M2 - 第二次世界大戦中に試作された自走砲。T-44の車体後方に100mm砲を搭載した。
- T-17 - 1920年代末に開発された軽戦車。T-18に劣ったため開発中止。
- T-23 - 1920年代後半から1930年代前半にT-18をベースに開発された豆戦車。性能に対して高価過ぎた。
- T-25 - 1920年代に開発された豆戦車。T-27との競争に敗れた。
- T-30 - 1930年頃に設計された50トンクラスの重戦車。ペーパープランのみ。
- T-32 - 1930年代後半に試作された中戦車。T-34中戦車の原型となった。
- T-33 - 1930年代前半に試作された水陸両用戦車。後にT-37に発展した。
- T-34 - 1930年代にT-26軽戦車の安価な代替品として開発された。T-26の量産が軌道に乗ったため中止。
- T-42 - 1930年代前半に計画された重量100トン級の多砲塔超重戦車。ペーパープランのみ。
- T-43 - 1930年代に開発された重武装の水陸両用戦車。水上航行能力の不足のため試作に留まった。
- T-43 - 第二次世界大戦中にT-34とKV-1の後継として試作された中戦車。T-34-85を優先するために中止。
- T-95 - 1990年代から2000年代に開発されていた主力戦車。無人砲塔や装甲カプセルといった先進的な技術を導入していた。
- T-111 - 1930年代に試作された中戦車。
航空機
- A-40 - 第二次世界大戦中に試作されたグライダー戦車。
- I-17 - 1930年代後半にI-16の後継として試作された戦闘機。
- I-180 - 第二次世界大戦中にI-16の後継として試作された単発単座レシプロ戦闘機。
- I-185 - 第二次世界大戦中に試作された戦闘機でI-180の改良型。
- I-190 - 1930年代後半から第二次世界大戦中にかけてI-153の後継として開発された複葉戦闘機。
- Il-1 - 第二次世界大戦中に試作された単発単座レシプロ戦闘機。後にIl-10攻撃機に発展した。
- Il-6 - 第二次世界大戦中に試作された長距離双発レシプロ爆撃機。
- Il-8 - 第二次世界大戦中にIl-2の後継として試作された攻撃機。Il-10に劣るため開発中止。
- Il-20 - 1940年代後半にIl-10の後継として試作された攻撃機。
- Il-32 - 1940年代後半に試作された軍用輸送グライダー。
- Il-40 - 1950年代に試作されたジェット攻撃機。
- Il-102 - 1970年代から80年代にかけて開発されたジェット攻撃機。Su-25に敗れる。
- Il-106 - 1980年代から90年代にかけて開発された大型輸送機。
- ITP - 第二次世界大戦中に試作された重武装の単発レシプロ戦闘機。
- Ka-22 - 1950年代から60年代に開発された軍用複合ヘリコプター。テスト中に2度の墜落事故を起こし中止された。
- Ka-40 - 1990年代にKa-27の後継として開発されていた軍用ヘリコプター。
- La-150 - 1940年代後半に試作されたジェット戦闘機。ユンカース ユモ 004 (RD-10) エンジンを使用。
- La-152 - 1940年代後半に試作されたジェット戦闘機。La-150の改良型。
- La-156 - 1940年代後半に試作されたジェット戦闘機。La-152の改良型。
- La-160 - 1940年代後半に試作されたジェット戦闘機。La-156の改良型で新たに後退翼を採用した。
- La-174TK - 1940年代後半に試作されたジェット戦闘機。クリーモフ RD-500エンジンを使用。
- La-200 - 1940年代後半に試作された全天候ジェット戦闘機。
- MiG-5 - 第二次世界大戦中に試作された双発レシプロ戦闘機。
- MiG-6 - 第二次世界大戦中に計画されたレシプロ攻撃機。実機の製造前に中止された。
- MiG-7 - 第二次世界大戦中に試作された単発レシプロ戦闘機。与圧室を備える高高度戦闘機として設計された。
- MiG-9 - 第二次世界大戦中に試作された戦闘機。MiG-3のエンジンをASh-82に換装した。
- Su-1, 3 - 第二次世界大戦中に試作された高高度戦闘機。ターボ過給機を備える。Su-3はSu-1の改良型。
- Su-5 - 第二次世界大戦中から戦後に開発されたプロペラとモータージェットの混合動力戦闘機。MiG-13に敗れた。
- Su-6 - 第二次世界大戦中にIl-2の後継として試作された攻撃機。生産停滞への懸念から量産されなかった。
- Su-8 - 第二次世界大戦中に試作された双発レシプロ攻撃機。
- Su-9, 11, 13 - 1940年代後半に試作されたジェット戦闘爆撃機でMe262に類似する。Su-11とSu-13は改良型。
- Su-10 - 1940年代後半に計画されたジェット爆撃機。実機の完成前に中止。
- Su-12 - 1940年代後半に試作された双発レシプロ偵察機でFw189に類似する。
- Su-15 - 1940年代後半に試作されたジェット戦闘機。試作機が墜落事故を起こして開発は中止された。
- Su-17 - 1940年代後半に試作されたジェット戦闘機。初飛行前に中止された。
- Su-27KI モルニヤ
- Su-27KSh グローザ
- TIS - 第二次世界大戦中に試作された重武装の単発レシプロ戦闘機。
- Yak-5 - 第二次世界大戦中に試作されたレシプロ戦闘機。Yak-1の派生型。
- Yak-19 - 1940年代後半に試作されたジェット戦闘機。ユンカース ユモ 004 (RD-10) エンジンを使用。
- Yak-25 - 1940年代後半に試作されたジェット戦闘機。ロールス・ロイス ダーウェントVエンジン。
- Yak-30 - 1940年代後半に試作されたジェット戦闘機。Yak-25を後退翼とした改良型。
- Yak-44 - 1980年代に計画された艦載用早期警戒機。実機完成前に中止された。
- Ye-8 - 1960年代に試作されたジェット戦闘機。MiG-21の改良型。
- 7.01 - 1980年代から90年代にかけて開発されたジェット戦闘機。
- 41 - 1980年代に開発されたジェット戦闘機。
- PSSh - Su-25UBをベースに試作された攻撃機。
その他
フランス
- シュペルV-2 - 第二次世界大戦後にドイツ人技術者達によってV2ロケットの発展型として開発が進められたが上層部の判断により完成しなかった。
- ミラージュ4000 - ミラージュ2000を基本に開発。
- ブレゲBr.1120 - ジェット艦載戦闘機。
カナダ
- アブロ・カナダ CF-105 - 1950年代に開発された迎撃機。初めてフライ・バイ・ワイヤを使用して飛行を行った航空機。
イスラエル
- ラビ - 1980年代に開発されたジェット戦闘爆撃機。中国のJ-10にラビの技術が流用されたという説があるが確証はない。
南アフリカ
- アトラス カーバー - 1980年代に計画されたジェット戦闘機。
ユーゴスラビア
- ノヴィ・アヴィオン - 1980年代に計画されたジェットマルチロール機