宝塚歌劇団20期生

宝塚歌劇団20期生（たからづかかげきだん-きせい）とは1930年^[1]に宝塚歌劇団に入団し、1931年^[1]、月組公演『ミス・上海^[1]^[2]』で初舞台を踏んだ70人^[1]を指す。当時は寶塚少女歌劇團であった。

2013年 7月17日に宝塚大劇場で挙行された宝塚音楽学校創立100周年記念式典^[3]、および2014年 4月5日に宝塚大劇場で挙行された宝塚歌劇団創立100周年記念式典に竹田鶴子と夕張ゆさ子が宝塚歌劇団卒業生の最上級生として出席した^[4]。

一覧

入団時の成績順にまとめている^[5]。

芸名^[1]	読み仮名^[1]	誕生日	出身地	出身校	芸名の由来	愛称	役柄	退団年^[1]	備考
青空保志子	あおぞらほしこ	4月13日^[6]				せいちゃん^[7]		1935年
安部仲子	あべなかこ	7月7日^[6]						1938年
浅路絢子	あさじまりこ	1月23日^[6]				幸さん^[8]	男役	1939年
麻生由子	あそうよしこ	4月4日^[6]						1937年
千代さかゑ	ちよさかえ	2月28日^[6]				ポッポ^[7]		1936年	改名後・千代さかえ^[1]
文月眞珠	ふづきまだま	7月1日^[6]						1937年
緋房銀子	ひぶさぎんこ							1932年
花守萠子	はなもりもえこ	3月10日^[6]						1938年
花園香織	はなぞのかおり	5月31日^[6]						1935年
春風千代子	はるかぜちよこ	2月6日^[6]						1936年
日夏安世	ひなつやすよ	3月1日^[6]						1935年	改名後・日夏安子（ひなつやすこ）^[1]
花鳥駒子	はなどりこまこ^[9]	9月18日^[6]						1940年
花谷景子	はなたにけいこ	1月16日^[6]						1939年	姪は若樹美乃里
古八重子	いにしえやえこ	2月26日^[6]						1935年
磯川千春	いそかわちはる	1月1日^[6]						1944年
井筒梅子	いづつうめこ	4月21日^[6]						1939年
巌根牧子	いわねまきこ	1月13日^[6]						1935年	改名後・望月牧子（もちづきまきこ）^[1]
梢音羽	こずえおとわ	4月16日^[10]^[6]	福岡県北九州市門司区			ミヅちゃんさだちゃん	男役	1949年
九邇京子	くにきょうこ	11月13日^[6]	大阪府大阪市西区	市岡高等女学校	大伴家持が詠んだ久仁京讃歌	サァちゃん	娘役	1940年	改名後・久美京子（くみきょうこ）^[1]
梶美奈子	かじみなこ							1932年
神垣那木子	かみがきなきこ	5月7日^[6]	東京都港区			ユタちゃん^[11]	男役	1945年
小笹つみ子	こざさつみこ	1月13日^[6]						1936年	1936年11月21日、在団中に逝去^[1]
鴨川君子	かもがわきみこ	3月11日^[6]						1938年
霧立のぼる	きりたちのぼる	1月3日	東京都	青山学院高等女学部	小倉百人一首	しまちゃん^[12]	娘役	1934年	俳優娘は霧立みつる^[13] 夫は佐伯秀男
紀晶子	きのあきこ	3月20日^[6]				トラクマさん^[14]	娘役	1938年
九條鞠子	くじょうまりこ	12月15日^[6]						1934年
苅穂なよ子	かりほなよこ	7月18日^[6]						1934年
久米道代	くめみちよ	8月23日^[6]						1937年
小舟津奈子	おぶねつなこ	12月12日^[6]						1939年
小諸ゆう子	こもろゆうこ	8月6日^[6]						1934年
片山つばさ	かたやまつばさ	9月2日^[6]					娘役	1937年
村雲時子	むらぐもときこ	2月12日^[6]						1935年
岬かね子	みさきかねこ	12月14日^[6]						1935年
湊澄子	みなとすみこ	9月21日^[6]						1938年	改名後・小早川澄江（こばやかわすみえ）^[1]
御手洗翠	みたらいみどり	9月24日^[6]						1937年
峯野みゆき	みねのみゆき	2月13日^[6]						1941年	改名後・峰野みゆき（みねのみゆき）^[1]
眞垣喜久子	まがききくこ	3月8日^[6]						1937年
牧場茂子	まきばしげこ	11月6日^[6]					娘役	1938年
三吉野花子	みよしのはなこ							1932年
松虫こいと	まつむしこいと	1月23日^[6]						1936年
並木ゆりゑ	なみきゆりえ	7月27日^[6]						1939年	改名後・並木ゆりえ（なみきゆりえ）^[1]
夏草明子	なつくさあきこ	1月10日^[6]						1939年	叔母は瀧川末子^[15]
小山田賤子	おやまだしずこ							1932年
尾上さくら	おのえさくら	4月28日^[16]^[6]		東京府立第八高等女學校^[17]			娘役	1942年	兄はプロ野球選手・横沢三郎義妹は春野春子・有明月子・網代木渡
大原里子	おおはらさとこ	4月5日^[16]^[6]						1938年
鈴奈一重	すずなかずえ	1月5日^[6]						1933年
汐路みえ子	しおじみえこ							1932年
白縫筑紫	しらぬいつくし							1932年
小百合玉恵	さゆりたまえ	1月30日^[6]						1935年
鈴鹿ゆみ子	すずかゆみこ	6月29日^[6]				チョネちゃん		1935年	姉は立松英子^[13] 夫は河原崎国太郎娘は松山梨絵息子は俳優の松山英太郎・松山省三孫は松山愛佳
白梅かつら	しらうめかつら	4月30日^[6]						1934年
柵もみぢ	しがらみもみぢ	7月21日^[6]						1940年
谷いぶき	たにいぶき	8月30日^[6]						1938年
環雅乃	たまきまさの	1月2日^[6]						1935年	1935年10月8日、在団中に逝去^[1]
竹田鶴子	たけだつるこ	3月22日^[6]	大阪府^[18]			やま	娘役	1939年
玉水たえ子	たまみずたえこ							1932年
高羽松代	たかばねまつよ	11月6日^[6]				チョンベ^[19]		1938年
貫玉代	つらぬきたまよ	10月1日^[17]^[6]					娘役	1940年
竹園かぐや	たけぞのかぐや	3月5日^[6]						1935年
高按みさ子	たかくらみさこ	4月20日^[6]						1933年
友若月惠	ともわかつきえ	9月7日^[6]					男役	1937年
玉倉雛子	たまくらひなこ	3月10日^[6]				イモちゃん^[10]	娘役	1939年
鞆登久子	ともとくこ							1932年
月輪みき子	つきわみきこ	9月25日^[6]						1936年	改名後・月輪さだ子（つきわさだこ）^[1]
瀧見まゆ子	たつみまゆこ							1932年
宇知川朝子	うじがわあさこ	3月1日^[6]	大阪府			チエコさん	男役	1938年
右近橘子	うこんきっこ	10月13日^[6]						1938年
若水千歳	わかみずちとせ							1932年	改名後・若木千歳（わかきちとせ）^[1]
夕張ゆさ子	ゆうばりゆさこ	10月11日^[6]	兵庫県^[18]			かもちゃん		1936年	妹は夕張月子弟は宝塚歌劇団演出家・鴨川清作姪は可奈潤子
柳やよい	やなぎやよい	4月8日^[16]^[6]					娘役^[20]	1938年	改名後・柳やよひ（柳やよい）^[1]

脚注

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p ^q ^r ^s 100年史 2014, p. 17.
^ 『宝塚スター物語』丸尾長顕著、實業之日本社、1949年5月15日
^ 百年（ももとせ）の道～いま新しき未来へ～
^ 朝日新聞朝刊「2人で194歳華やぐ最上級生」、2014年4月6日
^ 100年史 2014, p. 5.
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p ^q ^r ^s ^t ^u ^v ^w ^x ^y ^z ^aa ^ab ^ac ^ad ^ae ^af ^ag ^ah ^ai ^aj ^ak ^al ^am ^an ^ao ^ap ^aq ^ar ^as ^at ^au ^av ^aw ^ax ^ay ^az ^ba ^bb ^bc ^bd ^be ^bf ^bg 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1933年1月、154号
^ ^a ^b 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1933年4月、157号
^ 『エスエス』、東宝発行所、1939年3月号
^ 90年史 2004, p. 239.
^ ^a ^b 『エスエス』、東宝発行所、1939年1月号、P170
^ 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1938年11月1日、224号、p101
^ 『婦人倶楽部』、講談社、1937年1月号、P312
^ ^a ^b 80年史 1994, p. 196.
^ 『スタア』、スタア社、1946年5月号
^ 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1932年6月、147号、P20
^ ^a ^b ^c 『エスエス』、東宝発行所、1938年3月号
^ ^a ^b 『エスエス』、東宝発行所、1939年6月号
^ ^a ^b 『すみれ達の証言大正・昭和を駆け抜けたタカラジェンヌ達』桝谷多紀子著、中央公論事業出版、2014年11月20日
^ 『エスエス』、東宝発行所、1938年1月号
^ 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1935年4月、181号

参考文献

企画・構成・執筆：橋本雅夫、編集統括：北川方英『夢を描いて華やかに -宝塚歌劇80年史-』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
編集：森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆：國眼隆一『宝塚歌劇90年史　すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
編集：山本久美子・西村房代・須藤晃代、編集補助：松岡幸子・浜田聖子・松本恵美・加藤貴子、執筆：三宅顕人（出版物・CD類解説）『宝塚歌劇100年史　虹の橋渡り続けて（人物編）』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 9784484146010。

この項目は、舞台芸術に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（Portal:舞台芸術）。

[FOOTNOTE100年史201417-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p ^q ^r ^s 100年史 2014, p. 17.

[2] 『宝塚スター物語』丸尾長顕著、實業之日本社、1949年5月15日

[3] 百年（ももとせ）の道～いま新しき未来へ～

[4] 朝日新聞朝刊「2人で194歳華やぐ最上級生」、2014年4月6日

[FOOTNOTE100年史20145-5] 100年史 2014, p. 5.

[kageki331-6] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p ^q ^r ^s ^t ^u ^v ^w ^x ^y ^z ^aa ^ab ^ac ^ad ^ae ^af ^ag ^ah ^ai ^aj ^ak ^al ^am ^an ^ao ^ap ^aq ^ar ^as ^at ^au ^av ^aw ^ax ^ay ^az ^ba ^bb ^bc ^bd ^be ^bf ^bg 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1933年1月、154号

[kageki-7] 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1933年4月、157号

[esu3-8] 『エスエス』、東宝発行所、1939年3月号

[FOOTNOTE90年史2004239-9] 90年史 2004, p. 239.

[esu-10] 『エスエス』、東宝発行所、1939年1月号、P170

[kageki3811-11] 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1938年11月1日、224号、p101

[12] 『婦人倶楽部』、講談社、1937年1月号、P312

[FOOTNOTE80年史1994196-13] 80年史 1994, p. 196.

[star1946_5-14] 『スタア』、スタア社、1946年5月号

[15] 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1932年6月、147号、P20

[esu383-16] 『エスエス』、東宝発行所、1938年3月号

[esu6-17] 『エスエス』、東宝発行所、1939年6月号

[sumiretati-18] 『すみれ達の証言大正・昭和を駆け抜けたタカラジェンヌ達』桝谷多紀子著、中央公論事業出版、2014年11月20日

[esu381-19] 『エスエス』、東宝発行所、1938年1月号

[kageki354-20] 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1935年4月、181号

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