コルト・カバナ
コルト・カバナ | |
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プロフィール | |
リングネーム |
コルト"Boom Boom"カバナ コルトカバナ スコッティ・ゴールドマン マット・クラシック |
本名 | スコット・コルトン |
ニックネーム |
オフィサー BOOM BOOM(ブーン・ブーン) クラシック |
身長 | 185cm |
体重 | 106kg |
誕生日 | 1980年5月6日(44歳) |
出身地 |
アメリカ合衆国 イリノイ州ディアフィールド |
トレーナー | エース・スティール |
デビュー | 1999年6月 |
スコット・コルトン(Scott Colton、1980年5月6日 - )は、アメリカ合衆国のプロレスラー。イリノイ州ディアフィールド出身。コルト・カバナ(Colt Cabana)あるいはコルト"Boom Boom"カバナ(Colt "Boom Boom" Cabana)のリングネームで知られる。ROHやPWGといったアメリカのインディー団体で活動し、日本ではNOAHに参戦している。
来歴
スティールドメインレスリングスクールに入門。同期生としてCMパンクがいる。1999年6月19日、コルト・カバナ(Colt Cabana)のリングネームでデビュー。2004年にはCMパンクとセカンド・シティ・セインツ(The Second City Saints)なるタッグチームを結成してROH世界タッグ王座を二度獲得。シングルプレイヤーとしても真価を発揮し、タイトル獲得には縁がなかったもののメインイベンターでの出番が多かった。2005年にはZERO1-MAXへの参戦で初来日。
2007年、WWEとディペロップメント契約。傘下団体のOVWにてデビュー後、OVW TV王座、OVW南部タッグチーム王座を獲得。同年、WWEと新しく契約した傘下団体であるFCWに移籍し、ストーリーラインで活躍。2008年8月にスコッティ・ゴールドマン(Scotty Goldman)のリングネームでWWEに昇格し、SmackDown!にて登場。トークコーナーなどを受け持ち、コミカルなキャラクターとしてファンから支持を得るが、試合では主にジョバーとしての役目が多く、2009年2月にWWEから解雇通告を受けた。
同年、リングネームをコルト・カバナに戻してアメリカのインディー団体を中心に活動。2011年3月6日、NWAハリウッドにてアダム・ピアースを破り、NWA世界ヘビー級王座を獲得した[1]。
2011年9月、ROHの提携団体であるNOAHの「Shiny Nanig.2011」ツアーへ参戦[2]。
2012年4月8日、再びアダム・ピアースを破り、NWA世界ヘビー級王座を獲得。同月、NOAHのグローバル・タッグ・リーグ2012にエディ・エドワーズと組んで、ROH代表コンビとして出場[3]。優勝は逃したものの技能賞を受賞した。
2014年には、クリス・ヒーローとタッグチーム「ビッグ・イン・U.S.A.」を結成。グローバル・タッグ・リーグ戦へ参戦し、技能賞を獲得。さらには、同年のグローバル・リーグ戦にも参戦。
2015年、2年連続でヒーローとのタッグでグローバル・タッグ・リーグ戦へ出場。優勝には至らなかったが、技能賞を獲得(チームとしては2年連続、個人としては3回目)。さらに公式戦でGHCタッグ王者である鈴木軍のK.E.S.に勝利。この結果により、同年6月にGHCタッグ王座に挑戦したが、惜敗。その後、グローバル・リーグ戦にも2年連続で出場した。
得意技
- シカゴクラブ
- 変型逆エビ固め(ボストン・クラブ)。代表的なフィニッシュ・ホールド。通常の逆エビ固めとは掛け手の向きが前後逆向きで決める。
- シカゴ・スカイライン
- 大一番での奥の手として使用されるオリジナル・フィニッシュ・ホールド。コーナー上で相手をファイヤーマンズ・キャリーの状態で担いで立ち、そのまま自身はリングに飛び降り着地、この際に相手を放し、相手を腹部からコーナーポスト上へ落下させポストへ打ち付ける。
- カバナ固め
- 別名スーパー・マンとも。オリジナルの押さえ込み技で、変型のエビ固め。仰向けの相手の足側から、相手の両足の膝の裏に自身の両足の足首をそれぞれ引っ掛け、そのまま前方へジャンプして倒れ込み、その勢いで相手を「くの字」にし、両手をマットへついて着地すると同時に、相手に引っ掛けた足首で相手を「くの字」のままピンフォールする。プロレスリング・ノア参戦時に開発し、その後同団体で度々この技を使用し、フィニッシュとしてもよく使用している。
- コルト45
- 変型のカナディアン・バックブリーカー。
- カバナ・ラマ
- DDT。
- ラム・マン
- ミサイルキック(コーナー上からのドロップキック)。
- BOOM BOOM・ショット
- エルボー・スタンプ。クリス・カバナの象徴的な技で、試合前半から終盤まで要所要所で繰り出す。頭部を狙って繰り出すことが多い。両手で糸巻きのようにクルクル回すパフォーマンスから繰り出すことも多い。クリス・ヒーローとのタッグでは、この技とヒーローのローリング・エルボーを同時に繰り出す連携を得意とする。
獲得タイトル
NWA
- NWA世界ヘビー級王座 : 2回
ROH
- ROH世界タッグ王座 : 2回
- w / CMパンク
OVW
- OVW TV王座 : 1回
- OVW南部タッグチーム王座 : 2回
- w / チャールズ・エヴァンス
- w / ショーン・スピアーズ
他、米インディ団体を中心に多数のタイトルを獲得。
脚注
- ^ “NWA World Title SPOILER result - Pearce vs. Cabana - from Sunday's NWA Hollywood TV taping”. Pro Wrestling Torch. 2011年3月6日閲覧。
- ^ 2011年9月ツアー「Shiny Nanig. 2011」参加他団体、フリー、外国人選手発表|プロレスリング・ノア公式サイト2012年3月30日閲覧
- ^ エディー・エドワーズ選手&コルト・カバナ選手からのコメント|プロレスリング・ノア公式サイト2012年3月30日閲覧