クリス・ヒーロー

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クリス・ヒーロー
Chris Hero.jpg
プロフィール
リングネーム クリス・ヒーロー
カシアス・オーノ
ワイフ・ビーター
本名 クリス・スプラドリン
ニックネーム ザット・ヤングノックアウト・キッド
身長 196cm
体重 102kg
誕生日 1979年12月24日(34歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オハイオ州デイトン
所属 ROH
トレーナー ドリー・ファンク・ジュニア
イアン・ロッテン
デイブ・テイラー
レス・サッチャー
マーシャル・カウフマン
トレイシー・スマザーズ
フィット・フィンレー
ロード・スティーブン・リーガル
ノア道場
デビュー 1998年9月12日
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クリス・ヒーローChris Hero)のリングネームで知られるクリス・スプラドリン(Chris Spradlin1979年12月24日 - )は、アメリカ合衆国プロレスラーオハイオ州デイトン出身。

1998年、UCW(Ultimate Championship Wrestling)にて、ワイフ・ビーターWife Beater)のリングネームでデビューしている[1][2]

来歴[編集]

インディー団体[編集]

ドリー・ファンク・ジュニアイアン・ロッテンからの訓練を受け、1998年9月12日にUCWマットにおいて地元オハイオ州ゼニアの興行にてワイフ・ビーターの名でプロレスラー・デビュー[2][3]。 この団体で活動中、興行ポスターのワイフ・ビーターの名を見た女性解放グループによりバッシングを受ける[2]

その後、リングネームをクリス・ヒーローに改名。

2000年には、サブゥーの保持するNWA世界ヘビー級王座に挑戦し、敗北する[2]

2001年からIWAミッドサウスのマットに参戦し始め[2]、さっそく同年のキング・オブ・ザ・デスマッチ選手権 (KOTDM) へと出場したうえで、1回戦目でコーポラル・ロビンソンを相手に画鋲を用いたデスマッチを戦うも、そのまま敗退[4]。翌2002年のKOTDMにも参戦するに至り、1回戦でコルト・カバナを下すと同時にIWAミッドサウスの世界王座を獲得。2回戦目でカバナとトレイシー・スマザーズとを相手にこの王座を防衛[5]。さらに2003年のKOTDMでは、1回戦でホミサイドからこの王座を防衛するも、2回戦でのダニー・ダニエルズとのテキサスデスマッチに破れたことで、この王座を失するに至った[6]

2003年にドイツwXwヘビー級王座を獲得し、これをそのまま米国の地へと持ち帰った。この王座はこの年のうちにその名を『世界ヘビー級王座』へと変じているが、これはヒーローが国外―すなわち米国の地へと流出させたことが原因であった[7] 9月になるとコンバット・ゾーン・レスリング (CZW) のマットに参戦し始め[2]、翌2004年にはフィラデルフィアを舞台にCZWアイアンマン王座を獲得[8]

2005年にはチカラのマットに初参戦。さらにはCZWのベスト・オブ・ザ・ベスト選手権に出場し、ブランドン・トーマセリーを破って2回戦まで進むも、やがてケビン・スティーンに下され敗退した[2]

2006年にあっては、CZW世界ヘビー級王座ラッカスから奪取したうえ、9月から10月に掛けて、クラウディオ・カスタニョーリと組んだキング・オブ・レスリング(Kings Of Wrestling)というタッグチームCZW世界タッグ王座を2度にわたって獲得[8] この年からは更にリング・オブ・オーナー (ROH) のマットに参戦するようになり、キング・オブ・レスリングでさっそくROHのタッグ王座を獲得している[2]

2007年プロレスリング・ノアに初参戦。2008年には女子プロレスラーサラ・デル・レイと組んでROHの男女混合タッグ王座を獲得。2009年にはROHのマットで活躍し、大いなる脚光を浴びた[2]

2010年12月5日にはクラウディオ・カスタニョーリと組んで、佐野巧真 & 高山善廣の持つプロレスリング・ノアのGHCタッグ王座に挑戦。後一歩まで追い込むも、惜しくも敗れている。

WWE[編集]

2011年6月、盟友であるカスタニョーリとWWEのトライアウトに挑み、カスタニョーリは合格となったがヒーローは見送られる形となった。カスタニョーリに遅れること2012年2月にWWEとディベロップメント契約で入団。カシアス・オーノKassius Ohno)のリングネームで傘下団体であるFCWにてロスター入り。インディー団体で盟友であったカスタニョーリと一騎打ちを行うも反則という結果で終わっている。FCWが新人発掘番組であったNXTと統合し、新生NXTへと移行してからはリッチー・スティムボートと抗争を展開し、対戦するたびに反則を繰り返し、9月26日の決着戦においても反則を犯し敗戦。リッチーとの抗争は未消化のまま終了という形になり、11月からはタイソン・キッドと抗争を展開しているレオ・クルーガーに加勢し、タッグを組んで活動している。

2013年1月、新たに開設したNXTタッグ王座を懸けた初代王者組を決めるトーナメントにクルーガーと出場するが準決勝にてブリティッシュ・アンビションと対戦し敗戦した。以降、クルーガーとのタッグは解消しシングルに戻って故障中のタイソン・キッドに対して執拗に暴行しようするが、カラーコメンテーターであったウィリアム・リーガルに阻止されたことにより標的をリーガルに変更。自身の思い描くリーガルがヒールだったということもあり、失念したことと同時に直接対決を申込み、4月11日の収録にて対決が実現するが敗戦した。リーガルとの試合後、心を入れ替えるためにベビーフェイスへと転向。ワイアット・ファミリーと抗争を始めるようになり、エイドリアン・ネヴィルコリー・グレイブスと結託し、後にグレイブスと組んでNXTタッグ王座挑戦権を得るものの、負傷欠場によりネヴィルに権利を譲ることになった。

同年7月、素行の問題と身体的に肥満であったために上層部から懲罰と減量を兼ねてトレーニングを命じられ、ロスターから外されることになった。約2ヶ月間のトレーニングを経て11月6日、ルーク・ハーパーとのシングルマッチで復帰するが敗戦した。13日にはビート・ザ・クロック・チャレンジマッチでタイラー・ブリーズと対戦し、久々に勝利した。しかし、20日にはブリーズとの再戦でリベンジされ、27日にはアレクサンダー・ルセフに敗戦。同月9日にはWWEから素行不良などの理由から解雇となった[9]

再びインディー団体へ[編集]

WWE解雇後、11月16日にPWS(Pro Wrestling Syndicate)のイベントであるWrestle Bowlにてクリス・ヒーローとして再出発。相手には元WWEに所属したシェーン・ヘルムズと対戦してインディーでの復帰戦を勝利で飾った。翌17日にはDRAGON GATE USAのPPVであるFreedom Fight 2013に出場。オープン・ザ・フリーダムゲート王座を保持するジョニー・ガルガノに挑戦するも敗戦し、ベルトを奪取するに至らなかった。12月14日、CZWにてCZWヘビー級王座を保持するドリュー・グラックに挑戦し、20日にはPWGにてPWG世界王座を保持するアダム・コールに挑戦するもいずれも奪取するに至らなかった。

2014年1月4日、ROHにてケビン・スティーンを相手に復帰戦を行うも敗戦した。

ファイトスタイル[編集]

米国のプロレス、ヨーロッパのプロレス、メキシコのプロレス、および日本のプロレスの様式群の本格的な融合』と評されてもいる。指導者として挙げられるのは、レス・サッチャードリー・ファンク・ジュニアデイブ・テイラートレイシー・スマザーズノア道場など数多くのトレーナーに師事し、鍛え上げられた。また、ボクサーであるマーシャル・カウフマンからボクシングのテクニックを学んでいる[3]

巨体からは想像も付かない身軽で華麗な動きに加え、何をするのか予測がつかない独特のムーブメントで観客を湧かせる。対戦相手の試合スタイルに合わせて様々なムーブを使い分ける器用さを持つ。

その他[編集]

得意技[編集]

カシアス・クランチ
変形チンロック
オーノ・ブレイド
ネックブリーカーの体勢から相手の頭部にローリングエルボー。ロープに振ってリバウンドした瞬間にローリング・エルボーなどバリエーションは多彩である。
サイクロン・クラッシュ
ローリング・ニー
ヒーロー・ウェルカム
変形DDT
サイクロン・キル
ディスカス・ビッグブート
ハングマンズ・クラッチ
相手をSTFの体勢にしてから、相手と背中合わせになるように体を反転させ、相手の首を捕らえ、足と同時に相手の背中、首を反り上げる。
ムーンサルトプレス
長身ながらムーンサルトプレス、トップロープからのライオンサルトなども得意技としている。リング上から場外へのノータッチ・ムーンサルトプレス(ハイジャンプ・ダイビング・ムーンサルト)も過去に使用したことがある。
ヒーローズウェルカム・キング・オブ・レスリング・エディション
クラウディオ・カスタニョーリとの連携技。ヒーローがリバースDDTに捕えた相手を、カスタニョーリがサイドバスターの形で左脇に抱え込む。その状態から、ヒーローが回転すると同時に、カスタニョーリが相手の足を払い、その勢いでうつ伏せになった相手の体をヒーローがエース・クラッシャーでマットに叩きつける。
KRS1
クラウディオ・カスタニョーリとの連携技。カスタニョーリが相手の正面から相手の両脇をつかんでリフトアップし、ヒーローの両肩に相手の両足を乗せる。2人同時に相手をリフトアップし放り投げ、落下してくる相手をヒーローがみちのくドライバーIIの格好にキャッチしマットに叩きつける。
ヘリコプター・クラッシュ
クラウディオ・カスタニョーリとの連携技。カスタニョーリが対戦相手をジャイアント・スイングで回して、ヒーローが回ってる相手の腹部にドロップキックを当てる技。

獲得タイトル[編集]

Chikara
  • カンペオナトス・デ・パレージャス : 1回
w / クラウディオ・カスタニョーリ[13]
CZW
w / クラウディオ・カスタニョーリ[13]
GPW
  • GPWヘビー級王座×1[13]
IWAイーストコースト
  • IWAイーストコーストヘビー級王座 : 2回[13]
IWAミッドサウス
PWG
  • PWG世界王座 : 1回[13]
ROH
w / クラウディオ・カスタニョーリ[13]
wXw
w / マーク・ルーディン[13]
XICW
  • XICWヘビー級王座 : 1回[13]

他、インディー団体を中心に多数のタイトルを獲得。

外部リンク[編集]

出典[編集]