ViViD (バンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ViViD
出身地 日本の旗 日本東京都
ジャンル
活動期間 2009年 - 2015年
レーベル
事務所 PS COMPANY
共同作業者
公式サイト 所属レコード会社によるオフィシャルサイト
旧メンバー

ViViD(ヴィヴィッド)は、日本男性5人組ヴィジュアル系ロックバンド2009年結成。かつての所属芸能事務所PS COMPANY。かつての所属レコード会社ソニー・ミュージックエンタテインメントで、レーベルソニー・ミュージックレーベルズ内のエピックレコードジャパン。かつての公式ファンクラブは「ViViD COLORS」。2015年解散。

概要[編集]

アニメソングのタイアップも多く、『レベルE』『機動戦士ガンダムAGE』『BLEACH』『マギ』等のオープニングテーマやエンディングテーマを提供している。

「自分たちを今一度見つめ直すためライブハウス活動をメインにする」との事から、日本武道館公演以降はライブハウスをメインに活動していたが後に解散への運びとなった。

名称[編集]

バンド名の由来は、「鮮やか・まばゆい」という言葉で、メンバー一人一人の個性を大切にして輝き続けるという意味を込めて命名された。

楽曲[編集]

Melodic Mixture Rockをコンセプトに、ラップやハードな曲調でミクスチャー要素も融合させたサウンドが特徴。

メンバー[編集]

名前 本名 パート 生年月日 出身地 血液型
シン 酒井昭英 ボーカル作詞作曲 (1987-09-04) 1987年9月4日(36歳) 長野県松本市 B型
RENO 原澤秀之 ギター、作曲 (1987-06-04) 1987年6月4日(36歳) 神奈川県 A型
RYOGA 中村禎 ????11月22日 群馬県 AB型
イヴ 諏訪部みつる ベース、作曲 (1990-02-11) 1990年2月11日(34歳) 神奈川県 A型
Ko-ki 西川コウキ ドラムス、作曲 (1990-05-01) 1990年5月1日(33歳) O型

バイオグラフィ[編集]

インディーズ[編集]

  • 2009年3月 イヴとKo-kiを中心に結成。
  • 2009年7月 にシングル「Take-off」でインディーズデビュー。インディーズチャート初登場2位を獲得する。以降、三作連続でインディーズチャートでは初登場1位を獲得。
  • 2010年7月 リリースしたシングル「PRECIOUS」はオリコン週間チャートで初登場15位にランクイン。また、メジャーデビュー前にもかかわらず、フランスパリで行われた日本最大のカルチャーフェス「JAPAN EXPO 2010」に招待され、約1万人の前でパフォーマンスをした。
  • 2010年8月 SHIBUYA-AXでの3rdワンマンライブ『Day of Awaking』でメジャーデビューを発表。同時に発表したインディーズラストワンマンライブ『光彩GENESIS』(渋谷C.C.Lemonホール現:渋谷公会堂)は、チケット一般発売1時間を経たず完売を記録した。

メジャー[編集]

日本武道館公演以降[編集]

  • 2012年6月 1stアルバム「INFINITY」をリリース。オリコン週間チャート10位を獲得。発売日より初のホールツアーを行い、3公演で計約8000人を動員した。
  • 2013年4月 ViViD史上最長となる全41本「ViViD TOUR 2013『Just do it!』」の全国ツアーを行った。
  • メジャーデビュー以降、「「夢」〜ムゲンノカナタ〜」から「光-HIKARI-」までのシングル7作品がオリコン週間チャート10位以内にランクインした。

作品[編集]

ViViDのディスコグラフィ
リリースリスト
スタジオ・アルバム 2
ベスト・アルバム 1
EP 1
シングル 12
映像作品 6
ダウンロード・シングル 1

シングル[編集]

インディーズ (Indie PSC.)
発売日 タイトル 規格 規格品盤 オリコン 収録曲
1st 2009年7月8日 Take-off CD PSIM-91013(完全受注生産盤) 63位
全作詞: シン、全編曲: ViViD。
#タイトル作詞作曲
1.Take-offシンイヴ
2.W.B.Aシン零乃
3.J-guildシンKo-ki
2nd 2009年8月19日 Dear CD+DVD PSIM-91014(初回限定盤) 44位
全作詞: シン、全編曲: ViViD。
#タイトル作詞作曲
1.Dearシンイヴ
2.Distance of mindシンイヴ
3.睡蓮人シンシン
2010年2月1日 CD PSIM-20015(通常盤)
3rd 2010年2月17日 Across The Border CD+DVD PSIM-30016(初回限定盤A) 22位
全作詞: シン、全編曲: ViViD。
#タイトル作詞作曲
1.Across The Borderシン零乃
2.トワイライトシンイヴ
3.夢ノミチシルベシン怜我
CD+ブックレット PSIM-30017(初回限定盤B)
CD PSIM-20016(通常盤)
4th 2010年7月7日 PRECIOUS CD+DVD PSIM-40001〜02(初回限定盤A) 15位
全作詞: シン、全編曲: ViViD、宅見将典
#タイトル作詞作曲
1.PRECIOUSシン怜我
2.Bright red gardenシンイヴ
3.悪女♂トリッキーシンイヴ
CD+ブックレット PSIM-40003(初回限定盤B)
CD PSIM-40004(通常盤)
メジャー (エピックレコードジャパン)
発売日 タイトル 規格 規格品盤 オリコン 初収録アルバム
1st 2011年1月19日 「夢」〜ムゲンノカナタ〜 CD+DVD ESCL-3585〜86(初回生産限定盤A) 6位 INFINITY
ESCL-3587〜88(初回生産限定盤B)
CD ESCL-3589(スペシャルボーナストラック盤)
2nd 2011年7月13日 BLUE CD+DVD ESCL-3715〜16(初回生産限定盤A) 4位
ESCL-3717〜18(初回生産限定盤B)
CD ESCL-3719(スペシャルボーナストラック盤)
3rd 2011年11月9日 FAKE CD+DVD ESCL-3800〜01(初回生産限定盤A) 9位
ESCL-3802〜03(初回生産限定盤B)
CD ESCL-3804(スペシャルボーナストラック盤)
4th 2012年1月11日 message CD+DVD ESCL-3821〜22(初回生産限定盤A) 4位
ESCL-3823〜24(初回生産限定盤B)
CD ESCL-3825(スペシャルボーナストラック盤)
5th 2012年5月16日 REAL CD+DVD ESCL-3890〜91(初回生産限定盤A) 6位
ESCL-3892〜93(初回生産限定盤B)
CD ESCL-3894(スペシャルボーナストラック盤)
6th 2013年4月24日 ANSWER CD ESCL-4038(初回生産限定盤) 7位 THE PENDULUM
ESCL-4039(通常盤)
7th 2014年2月5日 光-HIKARI- CD+DVD ESCL-4160〜61(初回生産限定盤A) 9位
ESCL-4162〜63(初回生産限定盤B)
CD ESCL-4164(通常盤)
ESCL-4165(期間生産限定盤)
8th 2015年1月28日 Thank you for all/From the beginning CD+DVD ESCL-4354〜55(初回生産限定盤A) 15位 ViViD THE BEST
ESCL-4356〜57(初回生産限定盤B)
CD ESCL-4358(スペシャルボーナストラック盤)

配信限定シングル[編集]

発売日 タイトル 規格 収録作品
1st 2013年12月18日 THEATER デジタル・ダウンロード THE PENDULUM

ミニアルバム[編集]

発売日 タイトル 規格 規格品番 オリコン 収録曲
1st 2009年10月21日 THE ViViD COLOR CD+DVD PSIS-91010(初回盤) 34位
全作詞: シン、全編曲: ViViD。
#タイトル作詞作曲
1.69-Ⅱシン零乃
2.butterflyシン怜我
3.キミコイシンイヴ
4.星ノ雨シンイヴ
5.Chroni狂シンKo-ki
6.波紋シンシン
7.Trail of Tearsシン零乃
CD PSIS-1010(通常盤)
2010年2月1日 PSIS-50027(再発盤)

オリジナルアルバム[編集]

発売日 タイトル 規格 規格品番 オリコン
1st 2012年6月27日 INFINITY CD+DVD ESCL-3927〜28(初回生産限定盤) 10位
CD ESCL-3929(スペシャルボーナストラック盤)
2nd 2014年2月26日 THE PENDULUM CD+DVD ESCL-4171〜72(初回生産限定盤A) 18位
ESCL-4173〜74(初回生産限定盤B)
CD ESCL-4175(スペシャルボーナストラック盤)

ベストアルバム[編集]

発売日 タイトル 規格 規格品番 オリコン
1st 2015年2月25日 ViViD THE BEST 2CD+DVD ESCL-4375〜77(初回生産限定盤A) 19位
2CD ESCL-4378〜79(初回生産限定盤B)
CD ESCL-4380(スペシャルボーナストラック盤)

映像作品[編集]

発売日 タイトル 規格 規格品番 オリコン
1st 2011年4月20日 -インディーズラスト- ViViD ONEMAN LIVE「光彩GENESIS」2010.12.27 Shibuya C.C.Lemon Hall DVD ESBL-2288 圏外
2nd 2012年4月18日 ViViD LIVE 2012「TAKE OFF 〜Birth to the NEW WORLD〜」at日本武道館 2DVD ESBL-2315〜16 11位
3rd 2013年9月18日 VISIONNAIRE 1 2DVD+特典 ESBL-2350〜52(完全生産限定盤) 19位
DVD ESBL-2353(通常盤)
4th 2015年3月25日 RECOLLECTION FILMS DVD ESBL-2393(初回生産限定盤) 圏外
ESBL-2394(通常盤)
5th 2015年4月29日 REVOLVING LANTERN 2DVD ESBL-2397〜98
6th 2015年8月26日 ViViD FINAL LIVE 「CROSSING OF THE DREAM」2015.04.29 Live at パシフィコ横浜国立大ホール DVD ESBL-2407〜08
Blu-ray ESXL-62

書籍[編集]

ViViDアーティストブック 「Pieces」(2012年3月15日)
ViViDラスト・インディーズライヴ『光彩 GENESIS』in 渋谷C.C.Lemonホール
ViViD in ソウル(2013年7月)[4]

ライブ[編集]

インディーズ
日程 種別 タイトル 会場・備考
2009年4月19日 ツーマンライブ タイトル不明 会場 - 04/19 高田馬場AREA (東京都)

結成後初ライブ。

2009年11月7日 ワンマンライブ PS COMPANY PRESENTS STANDING ONE MAN SHOW
「THE ViViD COLOR」
会場 - 11/07 Shibuya O-WEST (東京都)

初のワンマンライブ。

2010年3月30日 ワンマンライブ PSCOMPANY PRESENTS ViViD ONEMAN LIVE
「SIGNET TO THE FUTURE」
会場 - 03/30 恵比寿LIQUIDROOM (東京都)

2度目のワンマンライブ。

2010年8月8日 ワンマンライブ PS COMPANY PRESENTS ViViD 3rd ONEMAN LIVE
「Day of Awaking」
会場 - 08/08 SHIBUYA-AX (東京都)

3度目のワンマンライブ。この公演で2011年1月エピックレコードジャパンからメジャーデビューすることが発表された[5]

2010年12月27日 ワンマンライブ PS COMPANY PRESENTS ViViD ONEMAN LIVE
「光彩GENESIS」
会場 - 12/27 渋谷C.C.Lemonホール (東京都)

初のホールクラスで開催された、インディーズ最後のワンマンライブ。

メジャー
日程 種別 タイトル 会場・備考 (※は追加公演)
2011年5月15日 - 6月2日 コンサートツアー ViViD ONEMAN LIVE TOUR 2011
「Dear...ViViD COLORS」

初の全国ライブハウスツアー。初日の東京公演で翌年に日本武道館でのワンマンライブ開催が発表された[6]

2011年11月5日 - 11月26日 コンサートツアー ViViD ASIA LIVE 2011
「Take-off」

初のアジアツアー。

2012年1月7日 ワンマンライブ ViViD LIVE 2012
「TAKE OFF〜Birth to the NEW WORLD〜」
会場 - 01/07 日本武道館 (東京都)
2012年4月19日 会員限定公演 ViViD COLORS PRESENTS結成3周年記念ライブ
「リーダーは言った。勘違いすんな。変化じゃない、進化だ。」
会場 - 04/19 新宿BLAZE (東京都)

初ライブから3周年を記念して開催された、ファンクラブ会員限定ライブ。

2012年6月27日 - 7月1日 コンサートツアー ViViD TOUR 2012
「Welcome to the ROCK★SHOW」

1stアルバム『INFINITY』を引っ提げて東名阪ホールツアー。なお、初日の愛知公演が『INFINITY』の発売日にあたる。

2012年12月1日 ワンマンライブ ViViD PRESENTS
「LIMITED 250 COLORS〜GIRLS PARTY〜」
「LIMITED 250 COLORS〜BOYS GIG〜」
会場 - 12/01 池袋EDGE (東京都)

同日に開催された女性限定ライブと男性限定ライブ。

2013年1月5日 - 1月6日 会員限定公演 ViViD COLORS PRESENTS
「START UP GIG 2013 for ViViD COLORS」

ファンクラブ会員限定ライブ。

2013年4月19日 - 7月21日 コンサートツアー ViViD TOUR 2013
「Just do it!」

6thシングル「ANSWER」を引っ提げて敢行された自身最大規模のライブハウスツアー。初日の東京公演は初ライブ4周年の記念日にあたる。

2013年9月15日 - 9月16日 会員限定公演 ViViD「LIMITED COLORS」

ファンクラブ会員限定で開催された女性限定および男性限定ライブ。

2013年12月26日 - 12月27日 ワンマンライブ ViViD LIVE 2013「OVER THE LIMIT」

初日公演は今までのViViDが発表してきた楽曲で、2日目の公演は全編新曲で構成された[7]

2014年2月1日 - 2月13日 コンサートツアー ViViD TOUR 2014
「THE PENDULUM~mobcircle~」

2ndアルバム『THE PENDULUM』を引っ提げて敢行されたライブハウスツアー。

2014年2月15日 - 2月28日 コンサートツアー ViViD TOUR 2014
「THE PENDULUM~MTR生誕祭~」

2ndアルバム『THE PENDULUM』を引っ提げて敢行されたライブハウスツアーの第2弾。MTRはイヴの別名義にあたる。

2014年3月8日 - 3月30日 コンサートツアー ViViD TOUR 2014
「THE PENDULUM~怜我凱旋〜」

2ndアルバム『THE PENDULUM』を引っ提げて敢行されたライブハウスツアーの第3弾。RYOGAの地元である、初日の群馬公演のみホールクラスで開催された。

2014年4月19日 ワンマンライブ ViViD TOUR 2014
「THE PENDULUM~5th ANNIVERSARY〜」
会場 - 04/19 SHIBUYA-AX (東京都)

結成5周年記念ライブ。

2014年5月23日 - 6月11日 コンサートツアー ViViD TOUR 2014
「THE PENDULUM~ALIVE〜」

2ndアルバム『THE PENDULUM』を引っ提げて敢行されたライブハウスツアーの第4弾にして、初のZeppツアー。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 「Sundown Festival 2011」in Singaporeの一環として開催された。
  2. ^ 昼夜2公演。

出典[編集]

  1. ^ Vivid|Biography & History”. オールミュージック. 2024年1月1日閲覧。
  2. ^ ファンの皆様、関係者の皆様へ大切なお知らせ”. PS COMPANY. 2015年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月31日閲覧。
  3. ^ “ViViD、4月のパシフィコ横浜公演をもって解散”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2015年1月28日). https://natalie.mu/music/news/137249 2015年1月29日閲覧。 
  4. ^ 出版元の音楽専科社で期間完全受注生産限定・通信販売のみで扱っている。
  5. ^ ViViD、2011年にメジャーデビューを発表”. BARKS. 2020年5月6日閲覧。
  6. ^ ViViD、結成3年、デビュー1年で日本武道館に到達”. BARKS. 2020年5月7日閲覧。
  7. ^ 【ライヴレポート】ViViD、全曲新曲のライヴ本編にみなぎる熱量「俺たちがみんなに届けたかった曲たちです」”. BARKS. 2020年5月8日閲覧。

外部リンク[編集]

バンド[編集]

メンバー[編集]