F/A-18に関連する作品の一覧
F/A-18に関連する作品の一覧は、アメリカ海軍などで使用されるマクドネル・ダグラス(ボーイング)が開発した戦闘爆撃機F/A-18A-D・F/A-18E/Fに関連する作品の一覧である。本稿では、元となった機体であるYF-17 コブラや発展型であるEA-18G グラウラーが登場するものについても記述する。
映画
- 『今そこにある危機』
- 麻薬組織の邸宅を破壊するため、特殊なレーザー誘導爆弾を高空から投下する。
- 『インデペンデンス・デイ』
- F/A-18Aが巨大円盤攻撃のため出撃する。
- 『エネミー・ライン』
- F/A-18Fが登場。ボスニアで偵察飛行中にセルビア軍の地対空ミサイルで撃墜される。
- 『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』
- 怪獣ギララに対してイタリアが行った「ローマ魂作戦」の際に登場。落とし穴へギララを誘導するため囮ミサイルを発射する。
- 『クローバーフィールド』
- 「何か」を攻撃するために出撃する。
- 『ゴジラシリーズ』
- 『ザ・ロック』
- 実際と異なり、アメリカ空軍が運用している。VXガスを無力化するべく、特殊焼夷弾のテルミットプラズマを搭載し、アルカトラズ刑務所へ向け出撃する。
- 『ステルス』
- ラストシーンで、主人公たちを救助に来たヘリコプターを上空から護衛する。
- 『世界侵略: ロサンゼルス決戦』
- 海軍機、海兵隊機が出撃。侵略した異星人に対し、空軍のA-10 サンダーボルトIIと共に対地攻撃を行い陸上部隊の支援にあたるが、敵の空軍戦力が確認されたため空中戦闘を行うが、ほとんどが撃墜される。
- 『沈黙の戦艦』
- 要人を載せたヘリコプターの安否を確認するためにアイオワ級戦艦「ミズーリ」に接近したところをファランクスCIWSで撃墜される。
- 『ティアーズ・オブ・ザ・サン』
- ナイジェリアの反乱軍に追われる海軍特殊部隊の援護のため、空母「ハリー・S・トルーマン」からF/A-18が2機発進する。
- 『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』
- 基地に駐機してあったが、マードックが操縦するC-130 ハーキュリーズの主翼で全機の風防が破壊されてしまう。
- 『トランスフォーマー』シリーズ
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- 『トランスフォーマー/リベンジ』
- 中盤で原子力空母「セオドア・ルーズベルト」の艦載機が登場する他、終盤のディセプティコン戦で空母から出撃するシーンが描かれている。
- 『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
- 後半、ディセプティコンに占領されたシカゴの制空権を奪還するために海軍機が出撃しディセプティコンに攻撃するが、あっけなく撃墜される。
- 『バトルシップ』
- 環太平洋合同演習に空母「ロナルド・レーガン」の艦載機として登場。宇宙人が展開したエネルギーフィールドへ調査に向かった1機が激突して墜落してしまう他、物語終盤でも敵宇宙船攻撃のため出撃する。
- 『ホワイトハウス・ダウン』
- VC-25の護衛機として何機か登場するが、地対空ミサイルの攻撃を受け、フレアを巻きながら回避している隙に、VC-25を撃墜されてしまう。
- 『ワールド・ウォーZ』
- 空母「ジョン・C・ステニス」の艦載機として登場する。
ドラマ
- 『24 -TWENTY FOUR-』
- シーズン3-7で空爆時に度々登場。
- 『犯罪捜査官ネイビーファイル』
- 空母が舞台となるエピソードには、F-14 トムキャットとともに実機が頻繁に登場する。
- 第7シーズン中盤の前後編のエピソードの中では、空母「パトリック・ヘンリー」(架空の艦名)から発艦したF/A-18のうちの1機が独断で中国領空に侵入し、台湾海峡上空にて空中接触で中国空軍のミグ戦闘機を墜落させるというエピソードがある。
特撮
アニメ
- 『BLOOD+』
- 最終回で翼手殲滅作戦「オプションD」遂行のために2機が爆弾を搭載し空母から出撃する。
- 『沈黙の艦隊』
- OVAで登場。原作におけるF-14D トムキャットの代役である。
- 『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』
- デストロンの航空親衛隊オートジェッターが本機に変形。
- 『魔法使いTai!』
- OVA版第1話にVFA-122所属機が登場。「ツリガネ」迎撃に出動したニミッツ級航空母艦に艦載されている。
- 『ルパン三世VS名探偵コナン』
- 物語中盤で峰不二子が米空母から借用。ただし、台詞上ではF-18と呼ばれている。
漫画
- 『Cat Shit One JP』
- 『Cat Shit Oneシリーズ』の主人公、パッキーことパーキンスの末息子、ジョナサン・パーキンスが主人公となるスピンオフ版の本作においてジョナサンの兄、バド・パーキンスがアメリカ海軍パイロットとして搭乗。湾岸戦争に参加するも、イラク軍の携行地対空ミサイルに追われた後失神したまま飛行を続け燃料切れによりイギリス軍の作戦地域に墜落。脱出したバドは交換研修先の英SASに所属して参戦していた弟ジョナサンの率いる部隊に救出される。
- 『エリア88』
- 物語中盤、主人公(風間真)達の敵対勢力として、武器商人グループが無人操縦に改造されたF-18を砂漠を移動する地上空母と共に運用。作中では、試作機に描かれていたスズメバチのマークがそのまま描かれている。また、物語最終盤で敵勢力の親玉である神崎が風間との決着を着けるため搭乗した際には、グロスブラックの機体になっている。
- 『おぼっちゃまくん』
- 御坊軍(上記項目参照)の装備として登場。御坊茶魔の乗った自家用旅客機が墜落した際、特製の救命胴衣(高級ファッションデザイナーが製作)を茶魔達に渡すために事故現場海域上空に飛来する。ファッションデザイナーが搭乗していた事から、複座型と考えられる。
- 『空の上のアレン』
- 超能力者の飛行少年・アレンが民間に払い下げられたホーネットと"生身で"競争する。
- 『テラフォーマーズ』
- 北海道に出現したテラフォーマーを殲滅するために空母からF/A-18似の戦闘機3機編成で組まれた小部隊で出撃するが、オニヤンマ型テラフォーマーの反撃を受け全滅する。
小説
- 『ARIEL』
- 第2巻に空母「ミッドウェイ」所属のF/A-18A(作中での表記は「F-18A」)が登場。2機が北太平洋上でゲドー社所属のフォルクスワーゲン・ビートル改造宇宙艇を追跡するも振り切られる。また、第12巻ではSCEBAI(国立科学研究所)所属の追跡機「ぶぎうぎホーネット」の存在が言及されている。
- 『合衆国シリーズ』
- F/A-18Eがミリシアによる西部諸州議員団の乗った豪華客船への攻撃に使用されるほか、西アメリカ同盟側の東部進攻の際には連邦軍と同盟軍の双方が航空優勢確立や地上部隊への支援のために戦線投入する。
- 『時空連合自衛隊』
- 『真・日本艦隊』(文庫名:時空自衛軍1947)
- 『スーパー・ゼロ』
- 『中国完全包囲作戦』(文庫名:中国軍壊滅大作戦)
- アメリカ海軍所属のF/A-18Eが空軍のF-35A ライトニングIIおよびF-15E ストライクイーグルと共に統一朝鮮軍地上部隊に対して対地攻撃を行う。
- 『天空の富嶽』
- コンピュータ制御の無人戦闘機としてF-14 トムキャットと共に登場。
- 『日中世界大戦』
- 海上自衛隊の空母「しなの」の艦載機としてF/A-18Eが登場。
ゲーム
- 『F/A』
- F/A-18Eが登場。タイトルの由来にもなっており、作中では複数の機体が選択できるが、バランスの取れた性能で実質的な主役機となっている。
- 『F/A-18 HORNETシリーズ』
- F/A-18Cが登場。
- 『Jane's F/A-18』
- F/A-18Eが登場する。
- 『Lock On: Modern Air Combat』
- 各種現代ジェット戦闘機・攻撃機が登場するコンバットフライトシミュレーション。プレイヤー操縦機体ではないが、F-18AおよびCがAI専用機体として登場し、プレイヤーの友軍機あるいは敵軍機として戦闘に参加可能。
- 『Digital Combat Simulator』
- 「Lock On: Modern Air Combat」の続編にあたる最新のコンバットフライトシミュレーションで、同じくプレイヤー操縦機体ではないが、F/A-18CがAI専用機体として登場し、プレイヤーの友軍機あるいは敵軍機として戦闘に参加可能。
- Eagle Dynamics純正でF/A-18Cが操縦可能機体有料アドオン・モジュールとして開発中であるとアナウンスされている(発売時期未定)。
- 『Microsoft Flight Simulator』
- Microsoft Flight Simulator X追加ソフト「Accelration」で、F/A-18Aを操縦することができる(ただし、ミサイルなどは扱えない)。なお、海外の有料サードパーティー製アドオン機体ではあるものの、"Vertical Reality Simulations"から、2004版・X版でF/A-18Eを題材とした「VRS - F/A-18E SUPERBUG」が販売されており、こちらは操作面などがほぼ実機通りのリアルなアドオンとなっている。
- 『SEGA STRIKE FIGHTER』
- F/A-18Eが登場。
- 『アクウギャレット』
- F/A-18をモデルとした架空機「F/A-18G キラーホーネット」が登場。
- 『アフターバーナー クライマックス』
- F/A-18Eが登場。
- 『エースコンバットシリーズ』
- 基本的にどの作品でも登場する。敵が使用している場合もあるが、カラーリングは作品によって異なる。武装は、作品によって搭載可能数、搭載種類も異なる。
- 『エアフォースデルタ』
- 『エアロダンシングシリーズ』
- F/A-18Cが登場する。
- 『エナジーエアフォースシリーズ』
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- 『エナジーエアフォース aimStrike!』
- 『エナジーエアフォース Over G』
- 上記2作にF/A-18Eが登場。
- 『凱歌の号砲 エアランドフォース』
- 日本を占拠したアメリカ海軍の機体として登場。プレイヤーも購入して使用できる。
- 『空戦乙女☆ヴァージンストライク』
- 機体そのものではなく擬人化したF/A-18の空乙女が複数登場している。また、初期に選択できる空乙女の「アンナ」はF/A-18の空乙女。
- 『コール オブ デューティ ゴースト』
- 物語終盤に、空母艦載機としてF-35やV-22と共にF/A-18Eが登場。
- 『サイドワインダーシリーズ』
- 作品ごとにレガシーホーネット、またはスーパーホーネットが登場する。
- 『ストライカーズ1999』
- 選択可能な自機のひとつとして登場。サブショットに敵を自動で追尾する「ホーミングミサイル」、スーパーショットに前方に集中攻撃を行う「ラピッドミサイル」、ボムに巨大な爆風を発生させる「スーパートマホーク」を装備するスタンダードで扱いやすい性能の機体。
- 『ソニックウィングス』
- アメリカの1プレイヤー側のキャラクター「ブラスター・キートン」の乗機として登場。
- 『大戦略シリーズ』
- アメリカ海軍タイプなどの生産型に「F-18」などのユニット名で登場し、プレイヤーも生産・購入して使用できる。空対空ミサイルを携行する空戦兵装と爆弾を携行する対地兵装を切り替え可能なことが多く、3通り以上の兵装切り替えが可能なバージョンでは加えてハープーン対艦ミサイルを用いた対艦兵装も選択可能。空母が実装されているバージョンでは、空母に着艦しての補給も可能。
- 『トムクランシーズ H.A.W.X.』
- プレイヤー機や敵機として登場。試作機であるYF-17 コブラも使用できる。
- 『バトルフィールドシリーズ』
実機資料
単行本・ムック形式
- 『F-18ホーネット 戦闘攻撃機のすべて』ビル・ガンストン著、浜田一穂訳、原書房、1996年。ISBN 4-562-02768-1。
- 開発史とメカニズム解説。
- 『F/A-18の秘密』オア・ケリー著、吉良忍訳、朝日ソノラマ、1992年。ISBN 4-257-17250-9。
- 開発史。
- 『世界の名機シリーズ F/A-18ホーネット/スーパーホーネット』イカロス出版、2008年。ISBN 978-4-86320-200-9。
- 機体性能、バリエーションの違いを豊富な写真を交えて総合的に解説したムック。F/A-18E/F型スーパーホーネットについてのページが多め。
- 『ボーイング F/A-18 A/B/C/D ホーネット (DACOシリーズ―スーパーディテールフォトブック)』ダニー・コレマンズ著、後藤仁訳、大日本絵画、2012年。ISBN 978-4-499-23098-8。