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BELOVED (GLAYのアルバム)

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GLAY > 作品リスト > BELOVED (GLAYのアルバム)
BELOVED
GLAYスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ポリドール・レコード
プロデュース 佐久間正英
チャート最高順位
  • 週間最高順位1位(オリコン
  • 1997年度年間順位14位(オリコン)
ゴールドディスク
  • ミリオン(日本レコード協会
  • GLAY アルバム 年表
    BEAT out!
    1996年
    BELOVED
    (1996年)
    REVIEW-BEST OF GLAY
    1997年
    『BELOVED』収録のシングル
    1. BELOVED
      リリース: 1996年8月7日
    2. a Boy〜ずっと忘れない〜
      リリース: 1996年11月11日
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    BELOVED』(ビーラヴド)は、日本のロックバンド、GLAYのメジャー3作目のオリジナル・アルバムであり、本作の収録曲の1つ。同名シングルも先行リリースされているが、ここではアルバムについて記述する。

    1996年11月18日にポリドールよりリリースされた。

    解説

    • 1996年、シングル「グロリアス」のヒットによって一躍人気が上昇したGLAYが前作『BEAT out!』に続き、同年2枚目に出したのが本作品である。
    • 前作に引き続きオリコンチャート1位を獲得、シングル・アルバム通じて初のミリオンセラーを達成した。GLAYのアルバムは本作から5作連続でミリオンセラーとなっている。

    収録曲

    1. GROOVY TOUR
      三菱自動車工業PAJERO Jr.CMソング歌詞中に出てくる“D.I.E.”とは当時サポートメンバーだったキーボーディストD.I.E.のことである。このように各所で内輪ネタが散見される歌詞になっている。コーラスはJIROが担当している。
    2. Lovers change fighters, cool
      • 作詞・作曲:TAKURO
      速いハード・ナンバーに、恋人同士の諍いや男女関係の業を描いた歌詞が乗せられている。
    3. BELOVED
      • 作詞・作曲:TAKURO
      同年発売の9thシングルであり、本作のタイトルチューンでもある。シングルと微妙にバージョンが異なる。
    4. SHUTTER SPEEDSのテーマ
      • 作詞:TAKURO / 作曲:JIRO
      JIROが初めて作曲した曲であり、冒頭の部分はJIRO自らがボーカルを担当している。ライブでは、「よりを戻したんだって人騒がせ、○○!!」の○○の部分にその時の地名やライブ会場名を入れて歌うのが定番となっている。ライブにおいて演奏されることも多く、後にベストアルバムDRIVE-GLAY complete BEST』にも収録されている。
      ベストアルバム『THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜』で再録された。
    5. Fairy Story
      • 作詞・作曲:TAKURO
      ノー・イントロでスタートする、冬の或る物語を綴った楽曲。楽曲の展開に沿って歌詞中の物語も展開してゆく、ストーリー・テリング要素を含む歌詞である。
    6. カナリヤ
      • 作詞:TAKURO / 作曲:JIRO
      2004年秋期に行なわれたアリーナ・ツアー「THE FRUSTRATED -extreme-」において、何箇所かで披露された。
    7. HIT THE WORLD CHART!
      • 作詞・作曲:TAKURO
      TERUが不定期に開催する男性限定ライヴ・イベントにおいて、頻繁に演奏される。
    8. a Boy〜ずっと忘れない〜
      • 作詞・作曲:TAKURO
      10thシングル。NHK『ポップジャム』エンディングテーマにも採用された、本作の先行シングル。
    9. 春を愛する人
      • 作詞・作曲:TAKURO
      サビは全部で5つあり、それぞれ春夏秋冬、そして最後に春を歌っている。ミュージック・ビデオも制作され、『VIDEO GLAY 3』に収録されている。後に11thシングル「口唇」のカップリングにも収録された。
      ベストアルバム『DRIVE-GLAY complete BEST』、『THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜』にも収録されている。
    10. カーテンコール
      • 作詞・作曲:TAKURO
      この曲の原型はTAKUROが中学生のときに出来ており、YOSHIKIに絶賛されたといわれている。ベストアルバム『THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜』にも収録されている。
    11. 都忘れ
      • 作詞・作曲:TAKURO
      この曲が出来たのは「グロリアス」とほぼ同時期であり、どちらをシングルとするかで悩んだという。なお、タイトルが演歌のようだという理由で一度はメンバーから収録を反対されたものの、「このアルバムで一番自信のある部分」ということでTAKUROが収録を押し切った。
    12. RHAPSODY
      • 作詞・作曲:TAKURO
      本来は「都忘れ」を最後とするつもりであったが、「激しい曲で終わらせよう」ということでこの曲が最終曲になった。TAKUROはミュージック・ビデオ制作後に、この曲が好きになったという。ベストアルバム『REVIEW-BEST OF GLAY』にも収録されている。函館時代にも同名のタイトルの曲があり、デモテープ「SCANDAL 5TH IMAGES」「Rose Color」に収録されているが、こちらは全く異なる曲である。