田中優子

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田中 優子(たなか ゆうこ、1952年1月30日 - )は、日本の江戸文化研究者エッセイスト法政大学社会学部教授。法政大学国際日本学インスティテュート(大学院)教授。地域経済総合研究所評議員。サントリー美術館企画委員。開高健賞審査委員。

神奈川県横浜市出身。祖母は茶屋の女将だった。法政大学文学部卒業、法政大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。広末保に師事した。

法政大学第一教養部専任講師、同助教授、教授を経て、現在は社会学部教授。

最初の著書『江戸の想像力』で芸術選奨新人賞受賞。それまで主に「暗く陰惨な時代」とされていた江戸時代をもっと明るい時代と考える「江戸ブーム」の一翼を担ったが、本人は、そのつもりはなかったと言っている(小谷野敦『江戸幻想批判 改訂新版』新曜社に収められた対談)。江戸時代の社会・文化などの紹介を行っている。松岡正剛と親しい。

近年はTBSテレビサンデーモーニング」のコメンテーターとしても活動している(出演時は毎回和服)。2005年紫綬褒章を受賞した。サントリー地域文化賞選考委員。2009年1月、雑誌『週刊金曜日』編集委員となる。

目次

[編集] 履歴

[編集] 著書

  • 江戸の想像力(1986年、筑摩書房、後にちくま学芸文庫)芸術選奨文部大臣新人賞受賞
  • 江戸の音(1988年、河出書房新社
  • 近世アジア漂流(1990年、朝日新聞社、後に朝日文芸文庫)
  • 連・対話集(1991年、河出書房新社)
  • 江戸はネットワーク(1993年、平凡社、後に平凡社ライブラリー)
  • 愛の巡礼記 (1993年、 朝日新聞社,)
  • 江戸百夢 - 近世図像学の楽しみ(2000年、朝日新聞社)芸術選奨文部科学大臣賞、サントリー学芸賞受賞
  • 張形―江戸をんなの性(1999年、河出書房新社、のち「張形と江戸をんな」と改題、洋泉社、新書y)
  • 江戸の恋(2002年、集英社新書
  • 樋口一葉「いやだ!」と云ふ(2004年、集英社新書)
  • 江戸を歩く(2005年、集英社新書)
  • きもの草子(2005年、淡交社)
  • カムイ伝講義(2008年、小学館)(一部は学生のレポート)
  • 未来のための江戸学 小学館101新書、2009 

[編集] 共著・翻刻等

  • 大江戸ボランティア事情(石川英輔共著、講談社、1996、のち文庫)
  • 江戸名作艶本 夫は深艸是は浅草百夜町仮宅通 歌川国貞(解説・翻刻、学習研究社 1996)
  • 大航海時代の東南アジア I・II(平野秀秋共訳、法政大学出版局、1997-2002)
  • 大江戸視覚革命(タイモン・スクリーチ著、高山宏共訳、作品社、1997)
  • 日本の名随筆 別巻 94 江戸(編集、作品社 1998)
  • 大江戸生活体験事情(石川英輔共著、講談社、1999、のち文庫)
  • 浮世絵春画を読む 下(白倉敬彦他共著 中公叢書 2000)
  • 江戸女の色と恋 (白倉敬彦共著 学習研究社 2002)
  • メディア・コミュニケーション (石坂悦男共編 法政大学出版局, 2005)
  • 江戸の懐古 (監修 講談社学術文庫、2006)
  • 残したい日本の美201 (監修 長崎出版 2006)
  • 江戸への新視点 (高階秀爾共編 新書館 2006)
  • 芸者と遊び(本文によると白倉敬彦との共著)学研新書、2007
  • 拝啓藤沢周平様 佐高信対談、イースト・プレス、2008

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