丸谷才一
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| 丸谷 才一 (まるや さいいち) |
|
|---|---|
| 誕生 | 1925年8月27日(83歳) 山形県鶴岡市 |
| 職業 | 作家 |
| 国籍 | |
| ジャンル | 小説、評論、翻訳 |
| 代表作 | 『笹まくら』(1966年)、『年の残り』(1968年)、『たった一人の反乱』(1972年) |
| 主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1968年) 谷崎潤一郎賞(1972年) 読売文学賞(1974年) 大佛次郎賞(1983年) 野間文芸賞(1985年) 川端康成文学賞(1988年) 大佛次郎賞(2000年) 泉鏡花文学賞(2003年) |
| パートナー | 根村絢子 |
| 子供 | 根村亮(長男) |
| 文学 |
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| 出版社・文芸雑誌 文学賞 |
| 作家 |
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丸谷 才一(まるや さいいち、男性、1925年8月27日 - )は、山形県鶴岡市出身の小説家、文芸評論家、翻訳家。鶴岡市名誉市民。代表作に『笹まくら』など。結婚後、妻の苗字にあらため、戸籍上は現在根村姓。
目次 |
[編集] 年譜
- 1925年(大正14年)、山形県鶴岡市生れ。丸谷熊次郎(開業医)、千夫婦の次男。1943年(昭和18年)に旧制鶴岡中学校(現・山形県立鶴岡南高等学校)を卒業。当時の優等生は陸軍士官学校か海軍兵学校に進むことを期待されていたにもかかわらず、校長の勧めを無視して東京の予備校に1年間通学し、1944年(昭和19年)に旧制新潟高等学校文科乙類に入学。百目鬼恭三郎と知り合う。
- 1945年(昭和20年)、召集によって山形の歩兵第32連隊に入営し、半年後に復学する。
- 1947年(昭和22年)、旧制新潟高校卒業後、東京大学文学部英文科に入学し、在学中中野好夫教授や平井正穂教授に師事して主に現代イギリス文学を研究、ジェイムズ・ジョイスを知って圧倒的な影響を受ける(卒業論文も「ジェイムズ・ジョイス」)。
- 1950年(昭和25年)、同大学院修士課程に進む。また修士課程時代には桐朋学園で英語教師として勤務した(当時の教え子に小澤征爾や高橋悠治がいる)。
- 1951年(昭和26年)、東京都立北園高等学校講師。
- 1952年(昭和27年)、篠田一士、菅野昭正、川村二郎らとともに季刊同人雑誌『秩序』を創刊し、習作を発表しはじめる。高千穂高等学校講師。
- 1953年(昭和28年)、國學院大學講師に就任し、翌年(1954年・昭和29年)同大学助教授に昇進する。この職場において中野孝次らと知る。また10月、演劇批評家・根村絢子と結婚して、根村姓を継いだ。
- 1960年(昭和35年)、処女長編小説(本人によれば習作)の『エホバの顔を避けて』を刊行。
- 1964年(昭和39年)國學院大学を退職。ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』(上下2巻)の共訳を行い、その技量によって注目される。
- 1965年(昭和40年)、東京大学英文科非常勤講師として2年間「ジェイムス・ジョイス」を講義。
- 1966年(昭和41年)、二つめの長編小説『笹まくら』、『梨のつぶて』刊行。
- 1967年(昭和42年)、『笹まくら』で河出文化賞を受賞し、『鐘』刊行、翌年(1968年・昭和43年)『年の残リ』刊行、芥川賞受賞。
- 1972年(昭和47年)、長編小説第三作『たった一人の反乱』で谷崎潤一郎賞受賞。
- 1974年(昭和49年)、評論『後鳥羽院』(1973年・昭和48年刊行)で読売文学賞受賞(この作より後歴史的仮名遣で作品を発表)。
- 1975年(昭和50年)、いわゆる「四畳半襖の下張事件」において、被告人野坂昭如の特別弁護人として活躍する。
- 1982年(昭和57年)、長編第四作『裏声で歌へ君が代』刊行。
- 1985年(昭和60年)には『忠臣蔵とは何か』を発表し、忠臣蔵における御霊信仰とカーニバル性について国文学者、諏訪春雄と論争を繰りひろげる。同作はこの年の野間文芸賞を受賞した。
- 1988年(昭和63年)、『樹影譚』で川端康成文学賞受賞。
- 1991年(平成3年)、『横しぐれ』の英訳(デニス・キーン訳、『RAIN IN THE WIND』)がイギリスのインディペンデント外国小説賞特別賞受賞。
- 1993年(平成5年)、長編第五作『女ざかり』が爆発的なベストセラーとなり、翌年吉永小百合主演で映画化された。
- 1995年(平成7年)、鶴岡市名誉市民に推戴される。
- 1998年(平成10年)、芸術院会員就任。
- 1999年(平成11年)、評論『新々百人一首』が完結し、刊行。
- 2000年(平成12年)、大佛次郎賞受賞。
- 2003年(平成15年)、長編第六作『輝く日の宮』で泉鏡花文学賞受賞。同年度朝日賞受賞。
- 2006年(平成18年)、文化功労者に選ばれる。
[編集] 評価
[編集] 小説
小説家としては寡作である。長編小説に主力を注ぎ、本人も、周囲も、長編小説家と見なすことが多い。かつて筒井康隆は「ディケンズ的退廃」と絶賛した。
初期からモダニズム文学の影響を受け、英国風の風俗性とユーモア、知的な味わいを重視して、従来の私小説的な文学風土に対するつよい批評意識のもとに小説を書いてきた。文壇に登場した時期にはいわゆる内向の世代と呼ばれる文学潮流に区分されたこともあったが<要出典>。
『エホバの顔を避けて』は本人も習作としている。エホバとの関係を通して、圧倒的な権威によって抑圧されそこから逃れようとする魂の状況を描く。またジョイスの影響によって取入れられた内的独白の手法は、長編第二作『笹まくら』においてより大きなかたちで完成を見ることになる。
『笹まくら』に対する評価はおおむね高く、一部の論者にはこれをもって丸谷の最高傑作とする場合もある。内容は「十五年戦争中を徴兵忌避者としてすごした男が、戦争が終わって後もその過去が彼にさまざまな影響を与えつづける」という精神の様相を描いたもので、『エホバの顔を避けて』以来の主題、戦争の気持わるい実感を描ききった(鹿島茂に「『笹まくら』は戦争後遺症小説である」という言がある)。また彼の小説の柱である風俗性が生かされている。この『笹まくら』の主人公の徴兵忌避者には「モデルとなる人物がいた」という意見もあるが、実際には「第二次世界大戦末期の厳格な管理・統制社会であった日本で、徴兵を逃れて逃げ回ることは極めて困難であり、作者のフィクションである」との意見もある。
以上を初期作品と位置づけた場合、『たった一人の反乱』以降は中期ということができるであろう。この時期以降は、初期における叙情性に代って、風俗性と小説における批評性(登場人物たちのかわす知的な会話)がより重視されるようになり、場合によってはペダンティックとまで言われるほどの知的風俗を描く小説の<流れが完成される>。文体はレトリックを華やかに用いる派手なものとなり、作品の評価は賛否相半ばする。
文芸雑誌などに発表する文章では歴史的仮名遣(ただし、漢字音については必ずしも旧かなには従っていない)を用い、その文体を清水義範に『猿蟹合戦とは何か』(『国語入試問題必勝法』に収録、元ネタは『忠臣蔵とは何か』)としてパロディにされたこともある。ちなみに丸谷は『国語入試問題必勝法』文庫版に解説を寄せており、その中で清水の才能を認めておりながら、同時に『猿蟹合戦とは何か』を評価できかねる気持ちを正直に告白し、複雑な心境をうかがわせた。またフリーウェアの旧字旧仮名遣い変換辞書「丸谷君」の名は丸谷才一に由来する。
[編集] 評論
評論家としての丸谷の仕事は、和歌の伝統の日本文学史上の位置づけにある。『日本文学史早わかり』で主張された、アンソロジー中心の文学史論は、大岡信による紀貫之や菅原道真再評価とともに、同時代の文学に大きな刺激を与えた。これは後の『新々百人一首』につながり、また石川淳や安東次男、大岡信とともに歌仙連句を文壇に復興させることにも貢献した。また、石川淳の後を受けて1973年、1974年に朝日新聞に掲載した文芸時評(のちに『雁のたより』として単行本になる)でも、文芸雑誌にこだわらない評価をくだした。日本におけるジェームズ・ジョイス研究の第一人者としても知られる。また純文学のみならず、ミステリー小説に関する評論も手がけている。
[編集] その他
- 志賀直哉、小林秀雄への批判で有名。
- 『ユリシーズ』の翻訳について荒正人と、『忠臣蔵とは何か』で諏訪春雄と、それぞれ論戦を交わした。
- 対談をよくする。特に山崎正和とは数多くの連載対談を行い、共著として刊行している。中公、文春などで文庫化されている。
- 『裏声で歌へ君が代』が刊行された際、「朝日新聞」の一面で百目鬼恭三郎がこれを賞賛、江藤淳は、百目鬼が丸谷と新潟高校の友人であることからその党派性を批判した。江藤のほか、柄谷行人、蓮實重彦などは丸谷の批判者である。
- 毎日新聞の書評欄を長く支配しており、丸谷グループとも言うべき人脈が存在する。川本三郎、鹿島茂、辻原登、張競などがいる。
- 丸谷が『恋と女の日本文学』で、女人救済という主題は日本にはあるが中国にはないと指摘した際、川村湊が中国の例を出して反論したが、丸谷の代わりに張競が反論した。
- 長編小説を書いていない時期は多くエッセイを書き、福田和也など丸谷の小説を必ずしも高く評価しない批評家からも、エッセイに関しては高い評価をされている。
- 書評を文芸の一つとして見なすべく主張。
- 谷崎潤一郎賞や読売文学賞など文学賞の選考委員を長年にわたり務めていたが、2005年度をもって辞任した。毎日書評賞の選考委員は続けている。
- 熱烈な「横浜ベイスターズ」びいき(丸谷は「ファン」という言葉は使わない)としても有名である。
- ビール、豆腐、焼き鳥が好物である。
[編集] 著書
[編集] 小説
- 『エホバの顔を避けて』河出書房新社、1960 のち中公文庫
- 『笹まくら』河出書房新社、1966 のち講談社文庫、新潮文庫
- 『年の残り』文芸春秋、1968 のち文庫
- 『にぎやかな街で』文芸春秋、1968 のち文庫
- 『たった一人の反乱』講談社、1972 のち文庫、文芸文庫
- 『丸谷才一集』河出書房新社 (新鋭作家叢書)1972
- 『彼方へ』河出書房新社、1972 のち集英社文庫
- 『横しぐれ』講談社、1975 のち文庫、文芸文庫
- 『裏声で歌へ君が代』新潮社、1982 のち文庫
- 『樹影譚』文芸春秋、1988 のち文庫
- 『女ざかり』文芸春秋、1993 のち文庫
- 『輝く日の宮』講談社、2003 のち文庫
[編集] 評論・エッセイ
- 『梨のつぶて』晶文社、1966 のち中公文庫
- 『女性対男性』文芸春秋、1970 のち文庫
- 『大きなお世話』朝日新聞社、1971 のち文春文庫
- 『後鳥羽院』(日本詩人選) 筑摩書房、1972
- 『日本語のために』新潮社、1974 のち文庫
- 『月夜の晩』番町書房、1974
- 『食通知ったかぶり』文芸春秋、1975 のち文庫
- 『星めがね』集英社、1975
- 『雁のたより』朝日新聞社、1975 のち文庫
- 『悠々鬱々』毎日新聞社 (現代の視界)1975
- 『男のポケット』新潮社、1976 のち文庫
- 『遊び時間』大和書房、1976 のち中公文庫
- 『低空飛行』新潮社、1977 のち文庫
- 『文章読本』中央公論社、1977 のち文庫
- 『日本文学史早わかり』講談社、1978 のち文庫、文芸文庫
- 『コロンブスの卵』筑摩書房、1979 のち文庫
- 『遊び時間 2』大和書房、1980 のち中公文庫 書評集
- 『好きな背広』文藝春秋、1983 のち文庫
- 『夜明けのおやすみ』朝日新聞社(現代のエッセイ)1984
- 『遊び時間 3』大和書房、1984 「ウナギと山芋」中公文庫 書評集
- 『忠臣蔵とは何か』講談社、1984 のち文芸文庫
- 『みみづくの夢』中央公論社、1985 のち文庫
- 『遊びなのか学問か』新潮社(エッセイ・おとなの時間) 1985
- 『挨拶はむづかしい』朝日新聞社、1985 のち文庫
- 『桜もさよならも日本語』新潮社、1986 のち文庫
- 『固い本やわらかい本』文藝春秋、1986
- 『6月16日の花火』岩波書店、1986
- 『犬だって散歩する』講談社、1986 のち文庫
- 『夜中の乾杯』 文藝春秋、1987 のち文庫
- 『鳥の歌』福武書店、1987 のち文庫
- 『恋文から論文まで』福武書店(日本語で生きる)1987
- 『男ごころ』新潮社、1989 のち文庫 書評集
- 『猫だって夢を見る』文藝春秋、1989 のち文庫
- 『山といへば川』マガジンハウス、1991 のち中公文庫 書評集
- 『軽いつづら』新潮社、1993 のち文庫
- 『丸谷才一 不思議な文学史を生きる』文芸春秋、1994
- 『青い雨傘』文藝春秋、1995 のち文庫
- 『木星とシャーベット』マガジンハウス、1995 書評集
- 『七十句』立風書房、1995
- 『丸谷才一批評集』全6巻 文芸春秋 1995-96
- 『恋と女の日本文学』講談社、1996 のち文庫
- 『どこ吹く風』講談社、1997
- 『男もの女もの』文藝春秋、1998 のち文庫
- 『新々百人一首』新潮社、1999 のち文庫
- 『思考のレッスン』文藝春秋、1999 のち文庫
- 『闊歩する漱石』講談社、2000 のち文庫
- 『挨拶はたいへんだ』朝日新聞社、2001 のち文庫
- 『花火屋の大将』文藝春秋、2002 のち文庫
- 『絵具屋の女房』文藝春秋、2003 のち文庫
- 『ゴシップ的日本語論』文藝春秋、2004 のち文庫
- 『猫のつもりが虎』マガジンハウス、2004
- 『後鳥羽院 第二版』筑摩書房、2004
- 『綾とりで天の川』文藝春秋、2005 のち文庫
- 『いろんな色のインクで』マガジンハウス、2005 書評集
- 『おっとりと論じよう』文藝春秋、2005
- 『双六で東海道』文藝春秋、2006
- 『袖のボタン』朝日新聞社、2006
- 『蝶々は誰からの手紙』マガジンハウス、2008 書評集
- 『月とメロン』文藝春秋、2008
[編集] 対談
- 対談集『古典それから現代』構想社、1978
- 対談集『言葉あるいは日本語』構想社、1979
- 対談集『冗談そして閑談』青土社、1983
- 対談集『日本語そして言葉』集英社、1984
- 対談集 『文学ときどき酒』集英社、1985
- 対談集『世紀末そして忠臣蔵』立風書房、1987
- 対談集『歓談そして空論』立風書房、1991
- 対談集『大いに盛りあがる』立風書房、1997
- 対談集『おっとりと論じよう』文藝春秋、2005
[編集] 山崎正和との対談
- 『雑談歴史と人物』中央公論社、1976 のち文庫
- 『鼎談書評』木村尚三郎と三人、文芸春秋、1979
- 『鼎談書評-三人で本を読む』木村と 文藝春秋、1985
- 『鼎談書評-固い本やわらかい本』木村と 文藝春秋、1986
- 『日本の町』文藝春秋、1987 のち文庫
- 『見わたせば柳さくら』中央公論社、1988 のち文庫
- 『半日の客一夜の友』文藝春秋、1995 のち文庫
- 『二十世紀を読む』中央公論社、1996 のち文庫
- 『日本史を読む』中央公論社、1998 のち文庫
- 『日本語の21世紀のために』文春新書、2002
[編集] ジャーナリズム大批判シリーズ
- 『丸谷才一と16人の東京ジャーナリズム大批判』青土社、1989
- 『丸谷才一と16人の世紀末ジャーナリズム大批判』青土社、1990
- 『丸谷才一と17人の90年代ジャーナリズム大批判』青土社、1993
- 『丸谷才一と17人のちかごろジャーナリズム大批判』青土社、1994
- 『丸谷才一と21人のもうすぐ21世紀ジャーナリズム大合評』都市出版、1998
- 『丸谷才一と22人の千年紀ジャーナリズム大合評』都市出版、2001
[編集] その他
- 『深夜の散歩』福永武彦・中村真一郎共著、早川書房、1963 のち講談社文庫、ハヤカワ文庫
- 編『ジェイムズ・ジョイス』早川書房、1974
- 編『四畳半襖の下張裁判・全記録』朝日新聞社、1976
- 編『ポケットの本机の本』新潮社 (楽しみと冒険)1979
- 編『作家の証言-四畳半襖の下張裁判』朝日選書、1979
- 編『百人一首』河出書房新社、1979
- 編『花柳小説名作選』集英社文庫、1980
- 編『探偵たちよスパイたちよ』集英社、1981
- 編『日本語の世界 16 国語改革を批判する』中央公論社、1983 のち文庫
- 『新著百選』伊東光晴共編、朝日新聞社、1983
- 『男の風俗・男の酒』山口瞳共著、TBSブリタニカ、1984
- 花のパロディ大全集 井上ひさし共編 (朝日文庫)1984
- 星のパロディ大全集 井上ひさし共編 (朝日文庫)1984
- 月のパロディ大全集 井上ひさし共編 (朝日文庫)1984
- 『日本語で一番大事なもの』大野晋対談 中央公論社、1987 のち文庫
- 編『やまとことば』河出書房新社(ことば読本)1987
- 『光る源氏の物語』大野晋対談 中央公論社、1987 のち文庫
- 『とくとく歌仙』井上ひさし、大岡信、高橋治、文藝春秋、1991
- 編『私の選んだ文庫ベスト3』毎日新聞社、1995 のちハヤカワ文庫
- 丸谷才一の日本語相談 朝日文芸文庫、1995
- 『群像日本の作家 25 丸谷才一』小学館、1997
- 『女の小説』和田誠対談 光文社、1998 のち文庫
- 編『本読みの達人が選んだ「この3冊」』 毎日新聞社、1998
- 『千年紀のベスト100作品を選ぶ』三浦雅士、鹿島茂鼎談 講談社、2001 のち光文社知恵の森文庫
- 『すばる歌仙』大岡信、岡野弘彦 集英社 2005
- 編『文学全集を立ちあげる』三浦雅士、鹿島茂鼎談 文藝春秋、2006
[編集] 訳書
- 『不良少年(ブライトン・ロック)』グレアム・グリーン 筑摩書房、1952
- 『孤独な娘』ナセニエル・ウェスト ダヴィッド社 1955
- 『負けた者がみな貰う』グリーン 筑摩書房 1956
- 『ここは戦場だ』グリーン 書肆パトリア、1958
- 『日時計』クリストファー・ランドン 東京創元社、1958 のち文庫
- 『敗北の時代』コリン・ウィルソン 新潮社、1959
- 『ボートの三人男』ジェローム 筑摩書房 1961 のち中公文庫
- 『モルグ街の殺人』エドガー・アラン・ポー、中央公論社 1963 のち文庫
- 『ユリシーズ』ジョイス、高松雄一・永川玲二共訳、河出書房新車、1964 のち文庫
- 『雪の舞踏会』ブリジッド・ブローフィ 河出書房新社、1966
- 『少年少女世界の文学 アンクル・トムの小屋』ストウ夫人、河出書房 1967
- 『鐘』アイリス・マードック 集英社 (現代の世界文学)1969 のち文庫
- 『この荒々しい魔術』メアリー・スチュアート 筑摩書房 (世界ロマン文庫)1969
- 『長距離走者の孤独』アラン・シリトー、河野一郎共訳 集英社 (現代の世界文学)1969 のち新潮文庫、集英社文庫
- 『若い芸術家の肖像』世界文学全集 講談社 1969 のち文庫
- 何か特別なもの マードック(『イギリス短篇24』集英社、1972)
- 『猫と悪魔』ジョイス(歴史的仮名づかひの絵本) 小学館、1976
- 『ネス湖のネッシー大あばれ』テッド・ヒューズ 小学館(歴史的仮名づかひの絵本) 1980
- 『ジアコモ・ジョイス』ジェイムズ・ジョイス 集英社、1985
- 『ロンドンで本を読む』マガジンハウス、2001 のち抄訳版が光文社知恵の森文庫
- 編訳著、ロンドンが発行元の新聞雑誌の書評集を集めたもの、訳者代表。
[編集] 関連人物
- 落合良 - 姪。
- 根村絢子
- 根村亮
- 石川淳
- 中村真一郎
- 吉田健一
- 吉田秀和
- 大野晋
- 山口瞳
- 吉行淳之介
- 篠田一士
- 菅野昭正
- 川村二郎
- ドナルド・キーン
- 大岡信
- 井上ひさし
- 山崎正和
- 和田誠
- 百目鬼恭三郎


