丸谷才一
| 丸谷 才一 (まるや さいいち) |
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|---|---|
| 誕生 | 1925年8月27日(86歳) |
| 職業 | 小説家 文芸評論家 英文学者 |
| 言語 | 日本語 |
| 国籍 | |
| 教育 | 修士(文学) |
| 最終学歴 | 東京大学大学院英文科 |
| 活動期間 | 1960年 - |
| ジャンル | 小説 評論 翻訳 |
| 代表作 | 『笹まくら』(1966年) 『年の残り』(1968年) 『たった一人の反乱』(1972年) 『裏声で歌へ君が代』(1982年) 『女ざかり』(1993年) |
| 主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1968年) 谷崎潤一郎賞(1972年) 読売文学賞(1974年・2010年) 野間文芸賞(1985年) 川端康成文学賞(1988年) 芸術選奨(1990年) 大佛次郎賞(1999年) 菊池寛賞(2001年) 泉鏡花文学賞(2003年) 朝日賞(2004年) 文化勲章(2011年) |
| パートナー | 根村絢子 |
| 子供 | 根村亮(長男) |
丸谷 才一(まるや さいいち、1925年(大正14年)8月27日 - )は、山形県出身の小説家、文芸評論家、翻訳家。鶴岡市名誉市民。代表作に『笹まくら』など。結婚後に戸籍上では、妻の苗字(根村姓)に改めた。
目次 |
[編集] 年譜
- 1925年(大正14年)、山形県鶴岡市生れ。丸谷熊次郎(開業医)、千夫婦の次男。
- 1943年(昭和18年)、旧制鶴岡中学校(現・山形県立鶴岡南高等学校)を卒業。中学校2年のとき、従兄弟で山本甚作(のちに画家)に小説家志望であることを告白し、山本と丸谷は美術団体の白甕会の会員であった(評・丸谷才一)。当時の優等生は陸軍士官学校か海軍兵学校に進むことを期待されていたにもかかわらず、校長の勧めを無視して東京の予備校に1年間通学する。
- 1944年(昭和19年)、旧制新潟高等学校文科乙類に入学。百目鬼恭三郎と知り合う。
- 1945年(昭和20年)、召集によって山形の歩兵第32連隊に入営し、半年後に復学する。
- 1947年(昭和22年)、旧制新潟高校卒業後、東京大学文学部英文科に入学し、在学中中野好夫教授や平井正穂教授に師事して主に現代イギリス文学を研究、ジェイムズ・ジョイスを知って圧倒的な影響を受ける(卒業論文も「ジェイムズ・ジョイス」)。
- 1950年(昭和25年)、同大学院修士課程に進む。また修士課程時代には桐朋学園で英語教師として勤務した(当時の教え子に小澤征爾や高橋悠治がいる)。
- 1951年(昭和26年)、東京都立北園高等学校講師。
- 1952年(昭和27年)、篠田一士、菅野昭正、川村二郎らとともに季刊同人雑誌『秩序』を創刊し、習作を発表しはじめる。高千穂高等学校講師。
- 1953年(昭和28年)、國學院大學講師に就任する。
- 1954年(昭和29年)、同大学助教授に昇進する。この職場において中野孝次らと知る。また10月、演劇批評家・根村絢子と結婚して、根村姓を継いだ。
- 1960年(昭和35年)、処女長編小説(本人によれば習作)の『エホバの顔を避けて』を刊行。
- 1964年(昭和39年)、國學院大學を退職。ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』(上下2巻)の共訳を行い、その技量によって注目される。
- 1965年(昭和40年)、東京大学英文科非常勤講師として2年間「ジェイムス・ジョイス」を講義。
- 1966年(昭和41年)、2つめの長編小説『笹まくら』、『梨のつぶて』刊行。
- 1967年(昭和42年)、『笹まくら』で河出文化賞を受賞し、『鐘』刊行。
- 1968年(昭和43年)、『年の残リ』刊行、芥川賞受賞。
- 1972年(昭和47年)、長編小説第3作『たった一人の反乱』で谷崎潤一郎賞受賞。
- 1974年(昭和49年)、評論『後鳥羽院』(前年刊行)で読売文学賞受賞(この作より後、歴史的仮名遣で作品を発表)。
- 1975年(昭和50年)、いわゆる「四畳半襖の下張事件」において、被告人野坂昭如の特別弁護人として活躍する。
- 1982年(昭和57年)、長編第4作『裏声で歌へ君が代』刊行。
- 1985年(昭和60年)、『忠臣蔵とは何か』を発表し、忠臣蔵における御霊信仰とカーニバル性について国文学者、諏訪春雄と論争を行う。同作はこの年の野間文芸賞を受賞した。
- 1988年(昭和63年)、『樹影譚』で川端康成文学賞受賞。
- 1991年(平成3年)、『横しぐれ』の英訳(デニス・キーン訳、『RAIN IN THE WIND』)がイギリスのインディペンデント外国小説賞特別賞受賞。
- 1993年(平成5年)、長編第5作『女ざかり』がベストセラーとなり、翌年吉永小百合主演で映画化された。
- 1995年(平成7年)、鶴岡市名誉市民に推戴される。
- 1998年(平成10年)、芸術院会員就任。
- 1999年(平成11年)、評論『新々百人一首』が完結し、刊行。
- 2000年(平成12年)、大佛次郎賞受賞。
- 2003年(平成15年)、長編第6作『輝く日の宮』で泉鏡花文学賞受賞。
- 2004年(平成16年)、2003年度朝日賞受賞。
- 2006年(平成18年)、文化功労者に選ばれる。
- 2010年(平成22年)、『ジェイムズ・ジョイス「若い藝術家の肖像」訳注(改訳)』で読売文学賞(研究・翻訳部門)受賞。
- 2011年(平成23年)、文化勲章受章。
[編集] 評価
[編集] 小説
小説家としては寡作である。長編小説に主力を注ぎ、本人も、周囲も、長編小説家と見なすことが多い。かつて筒井康隆は「ディケンズ的退廃」と絶賛した。
初期からモダニズム文学の影響を受け、英国風の風俗性とユーモア、知的な味わいを重視して、近代日本の従来の私小説的な文学風土に対するつよい批評意識のもとに小説を書いてきた。
前期の作品ではイギリス風の風俗小説と私小説の叙情性を綯交ぜにしたようなところがある[要出典]。『エホバの顔を避けて』は本人も習作としている。エホバとの関係を通して、圧倒的な権威によって抑圧されそこから逃れようとする魂の状況を描く。またジョイスの影響によって取入れられた内的独白の手法は、長編第二作『笹まくら』においてより大きなかたちで完成を見ることになる。
『笹まくら』は「十五年戦争中を徴兵忌避者としてすごした男が、戦争が終わって後もその過去が彼にさまざまな影響を与えつづける」という精神の様相を描いたもので、『エホバの顔を避けて』以来の主題、戦争の気持わるい実感を描ききった(鹿島茂に「『笹まくら』は戦争後遺症小説である」という言がある)。また彼の小説の柱である風俗性が生かされている。
文芸雑誌などに発表する文章では歴史的仮名遣(ただし、漢字音については字音仮名遣を採用していない)を用い、その文体を清水義範に『猿蟹合戦とは何か』(『国語入試問題必勝法』に収録、元ネタは『忠臣蔵とは何か』)としてパロディにされたこともある。丸谷は『国語入試問題必勝法』文庫版に解説を寄せており、その中で清水の才能を認めながらも、同時に『猿蟹合戦とは何か』を評価できかねる気持ちを正直に告白し、複雑な心境をうかがわせた。またフリーウェアの旧字旧仮名遣い変換辞書「丸谷君」の名は丸谷才一に由来する。
[編集] 評論
評論家としての丸谷の仕事は、和歌の伝統の日本文学史上の位置づけにある。『日本文学史早わかり』で主張された、アンソロジー中心の文学史論は、大岡信による紀貫之や菅原道真再評価とともに、同時代の文学に大きな刺激を与えた。これは後の『新々百人一首』につながり、また石川淳や安東次男、大岡信とともに歌仙連句を文壇に復興させることにも貢献した。また、石川淳の後を受けて1973年、1974年に朝日新聞に掲載した文芸時評(のちに『雁のたより』で出された)でも、文芸雑誌にこだわらない評価をくだした。日本におけるジェームズ・ジョイス研究の第一人者としても知られる。また純文学のみならず、ミステリー小説に関する評論も手がけている。
[編集] その他
- 志賀直哉、小林秀雄、三島由紀夫に対し、(評価を伴いつつも)批判する事で有名。
- 小島政二郎など、いわゆる「忘れられた作家」の再評価も行っている。
- 『ユリシーズ』の翻訳では荒正人と、『忠臣蔵とは何か』で諏訪春雄と、それぞれ論戦を交わした。
- 対談をよくする。特に山崎正和とは数多くの連載対談を行い、共著として刊行している。中公、文春などで文庫化されている。
- 『裏声で歌へ君が代』が刊行された際、「朝日新聞」の一面で百目鬼恭三郎がこれを賞賛、江藤淳は、百目鬼が丸谷と新潟高校以来の友人であることからその党派性を批判した。江藤のほか、柄谷行人、蓮實重彦などが丸谷の批判者である。なお百目鬼の葬儀では、弔辞を述べている。
- 毎日新聞が書評欄の大刷新を行った際(1992年)には同社の委嘱によって顧問に就任。企画段階から深くかかわり、特色ある紙面づくりに大きく寄与した。同顧問は2010年に辞したが、それ以降も同紙の書評欄に大きな影響力を持っており、丸谷グループとも言うべき人脈が存在する。川本三郎、鹿島茂、辻原登、張競などがいる。
- 丸谷が『恋と女の日本文学』で、女人救済という主題は日本にはあるが中国にはないと指摘した際、川村湊が中国の例を出して反論したが、丸谷の代わりに張競が反論した。
- 長編小説を書いていない時期は多くエッセイを書き、福田和也など丸谷の小説を必ずしも高く評価しない批評家からも、エッセイに関しては高い評価をされている。
- 書評を文芸の一つとして見なすべく主張し、毎日書評賞を発足させた。
- 芥川賞、谷崎潤一郎賞や読売文学賞など文学賞の選考委員を長年にわたり務めていたが、2005年度をもって辞任した。毎日書評賞の選考委員は続けている。
- 村上春樹の才能を早くから見いだし、群像新人文学賞で村上のデビュー作『風の歌を聴け』を激賞、受賞につながった。また、結局受賞することはなかったが、芥川賞の選考においても強く推した。
- 学校教育において、「詩」を書かせることは詩という文学形態を誤解させるもの、読書感想文は、理解が不十分な者に評論を書かせ文学の楽しみを奪うことであるとして否定的である。
- 熱烈な「横浜ベイスターズ」びいき(丸谷は「ファン」という言葉は使わない)としても有名である。
- ビール、豆腐、焼き鳥が好物である。
- 従兄に画家の山本甚作がいる。山本からは「大学で何か外国文学をやって、翻訳をして、小説の書き方を勉強し、それから自分の作品を書け」と教えられたという[1]。
[編集] 著書
[編集] 小説
- 長編『エホバの顔を避けて』 河出書房新社、1960 のち中公文庫・同改版
- 長編『笹まくら』 河出書房新社、1966 のち講談社文庫、新潮文庫・同改版
- 『年の残り』 文藝春秋、1968 のち文庫
- 『にぎやかな街で』 文藝春秋、1968 のち文庫
- 長編『たった一人の反乱』 講談社、1972 のち文庫上下、文芸文庫
- 『新鋭作家叢書 丸谷才一集』 河出書房新社、1972
- 『彼方へ』 河出書房新社、1972 のち集英社文庫
- 長編『横しぐれ』 講談社、1975 のち文庫、文芸文庫
- 『新潮現代文学63 丸谷才一』 新潮社、1979
- 長編『裏声で歌へ君が代』 新潮社、1982 のち文庫
- 『樹影譚』 文藝春秋、1988 のち文庫
- 長編『女ざかり』 文藝春秋、1993 のち文庫(監督大林宣彦で映画化)
- 長編『輝く日の宮』 講談社、2003 のち文庫
- 長編『持ち重りする薔薇の花』 [2]新潮社、2011.10
[編集] 評論・エッセイ
- 『梨のつぶて 丸谷才一文芸評論集』 晶文社、1966、新版1979
- 『女性対男性』 文藝春秋、1970 のち文庫
- 『大きなお世話』 朝日新聞社、1971 のち文春文庫
- 『後鳥羽院 日本詩人選』 筑摩書房、1972
- 『日本語のために』 新潮社、1974 のち文庫/ 新版(2011.3)
- 『月夜の晩』 番町書房、1974
- 『食通知ったかぶり』 文藝春秋、1975 のち文庫、中公文庫(2010.2)
- 『星めがね』 集英社、1975
- 『雁のたより』 朝日新聞社、1975 のち文庫、(文芸時評)
- 『悠々鬱々』 毎日新聞社〈現代の視界1〉、1975
- 『男のポケット』 新潮社、1976 のち文庫
- 『遊び時間』 大和書房、1976 のち中公文庫
- 『低空飛行』 新潮社、1977 のち文庫
- 『文章読本』 中央公論社、1977 のち文庫/ 改版
- 『日本文学史早わかり』 講談社、1978 のち文庫、同文芸文庫
- 『コロンブスの卵』 筑摩書房、1979 のち文庫
- 『遊び時間 2』 大和書房、1980 のち中公文庫 書評集
- 『好きな背広』 文藝春秋、1983 のち文庫
- 『夜明けのおやすみ』 朝日新聞社〈現代のエッセイ〉、1984
- 『遊び時間 3』 大和書房、1984、のち「ウナギと山芋」 中公文庫 書評集
- 『忠臣蔵とは何か』 講談社、1984、のち文芸文庫
- 『みみづくの夢』 中央公論社、1985 のち文庫
- 『挨拶はむづかしい』 朝日新聞社、1985 のち文庫
- 『桜もさよならも日本語』 新潮社、1986 のち文庫 (一部「完本 日本語~」に収む)
- 『6月16日の花火』 岩波書店、1986
- 『犬だって散歩する』 講談社、1986 のち文庫
- 『夜中の乾杯』 文藝春秋、1987 のち文庫
- 『鳥の歌』 福武書店、1987 のち文庫
- 『男ごころ』 新潮社、1989 のち文庫 書評集(一部)
- 『猫だつて夢を見る』 文藝春秋、1989 のち文庫
- 『山といへば川』 マガジンハウス、1991 のち中公文庫 書評集
- 『軽いつづら』 新潮社、1993 のち文庫
- 『青い雨傘』 文藝春秋、1995 のち文庫
- 『木星とシャーベット』 マガジンハウス、1995 書評集
- 『七十句』 立風書房、1995
- 『丸谷才一批評集 全6巻』 文藝春秋、1995-96
- 『恋と女の日本文学』 講談社、1996 のち文庫
- 『どこ吹く風』 講談社、1997
- 『男もの女もの』 文藝春秋、1998 のち文庫
- 『新々百人一首』 新潮社、1999 のち文庫
- 『思考のレッスン』 文藝春秋、1999 のち文庫
- 『闊歩する漱石』 講談社、2000 のち文庫
- 『挨拶はたいへんだ』 朝日新聞社、2001 のち文庫
- 『花火屋の大将』 文藝春秋、2002 のち文庫
- 『絵具屋の女房』 文藝春秋、2003 のち文庫
- 『ゴシップ的日本語論』 文藝春秋、2004 のち文庫
- 『猫のつもりが虎』 マガジンハウス、2004 のち文春文庫
- 『後鳥羽院 第二版』 筑摩書房、2004
- 『綾とりで天の川』 文藝春秋、2005 のち文庫
- 『いろんな色のインクで』 マガジンハウス、2005 書評集
- 『双六で東海道』 文藝春秋、2006 のち文庫(2010.12)
- 『袖のボタン』 朝日新聞社、2007 のち文庫(2011.3)
- 『蝶々は誰からの手紙』 マガジンハウス、2008 書評集
- 『月とメロン』 文藝春秋、2008 のち文庫(2011.8)
- 『人形のBWH』 文藝春秋、2009
- 『人間的なアルファベット』 講談社、2010
- 『あいさつは一仕事』 朝日新聞出版、2010
- 『星のあひびき』 集英社、2010 書評集(一部)
- 『樹液そして果実』 集英社、2011.7
- 『人魚はア・カペラで歌ふ』 文藝春秋、2012.1
[編集] 対談(複数名)
- 対談集『古典それから現代』構想社、1978
- 対談集『言葉あるいは日本語』構想社、1979
- 対談集『冗談そして閑談』青土社、1983
- 対談集『日本語そして言葉』集英社、1984
- 対談集『文学ときどき酒』集英社、1985、中公文庫、2011.6
- 対談集『世紀末そして忠臣蔵』立風書房、1987
- 対談集『歓談そして空論』立風書房、1991
- 対談集『大いに盛りあがる』立風書房、1997
- 対談集『おっとりと論じよう』文藝春秋、2005
[編集] 山崎正和との対談
- 『雑談歴史と人物』中央公論社、1976 のち文庫
- 『鼎談書評』 山崎・木村尚三郎の三名、文藝春秋、1979
- 『鼎談書評-三人で本を読む』 山崎・木村と 文藝春秋、1985
- 『鼎談書評-固い本やわらかい本』 山崎・木村と 文藝春秋、1986
- 『日本の町』文藝春秋、1987 のち文庫
- 『見わたせば柳さくら』中央公論社、1988 のち文庫
- 『半日の客一夜の友』文藝春秋、1995 のち文庫
- 『二十世紀を読む』中央公論社、1996 のち文庫
- 『日本史を読む』中央公論社、1998 のち文庫
- 『日本語の21世紀のために』文春新書、2002
[編集] ジャーナリズム大批判シリーズ
- 『丸谷才一と16人の東京ジャーナリズム大批判』青土社、1989
- 『丸谷才一と16人の世紀末ジャーナリズム大批判』青土社、1990
- 『丸谷才一と17人の90年代ジャーナリズム大批判』青土社、1993
- 『丸谷才一と17人のちかごろジャーナリズム大批判』青土社、1994
- 『丸谷才一と21人のもうすぐ21世紀ジャーナリズム大合評』都市出版、1998
- 『丸谷才一と22人の千年紀ジャーナリズム大合評』都市出版、2001
[編集] 共著・編著ほか
- 『深夜の散歩』福永武彦・中村真一郎共著、早川書房、1963 のち講談社文庫、ハヤカワ文庫
- 『歌仙』石川淳・大岡信・安東次男共著、青土社、1981
- 編『ジェイムズ・ジョイス』早川書房、1974、新版1992
- 編『四畳半襖の下張裁判・全記録』朝日新聞社、1976
- 編『ポケットの本机の本』新潮社(楽しみと冒険) 1979
- 編『作家の証言-四畳半襖の下張裁判』朝日選書、1979
- 編『百人一首』河出書房新社、1979
- 編『花柳小説名作選』集英社文庫、1980
- 編『探偵たちよスパイたちよ』集英社、1981
- 編『国語改革を批判する』中央公論社〈日本語の世界.16〉、1983、中公文庫 1999
- 『新著百選』伊東光晴共編、朝日新聞社、1983
- 『男の風俗・男の酒』山口瞳共著、TBSブリタニカ、1984
- 花のパロディ大全集 井上ひさし共編 (朝日文庫) 1984
- 星のパロディ大全集 井上ひさし共編 (朝日文庫) 1984
- 月のパロディ大全集 井上ひさし共編 (朝日文庫) 1984
- 編『遊びなのか学問か』新潮社(エッセイ・おとなの時間) 1985
- 対談『日本語で一番大事なもの』 大野晋との共著、中央公論社、1987 のち文庫
- 編『やまとことば』河出書房新社(ことば読本) 1987
- 編『恋文から論文まで』福武書店(日本語で生きる3) 1987
- 対談『光る源氏の物語』 大野晋との共著、中央公論社、1987 のち文庫
- 『浅酌歌仙』石川淳・大岡信・安東次男・杉本秀太郎、集英社、1988
- 『とくとく歌仙』井上ひさし、大岡信、高橋治、文藝春秋、1991
- 『近代日本の百冊を選ぶ』伊東光晴・大岡信・森毅・山崎正和選、講談社、1994
- 対談ほか『丸谷才一 不思議な文学史を生きる』文藝春秋、1994、新井敏記インタビュー
- 編『私の選んだ文庫ベスト3』毎日新聞社、1995 のちハヤカワ文庫
- 編『丸谷才一の日本語相談』 朝日文芸文庫、1995
- 『群像日本の作家 25.丸谷才一』小学館、1997-初の作家・作品論集
- 対談『女の小説』和田誠と、光文社、1998 のち文庫
- 編『本読みの達人が選んだ「この3冊」』 毎日新聞社、1998
- 『千年紀のベスト100作品を選ぶ』三浦雅士、鹿島茂鼎談 講談社、2001 のち光文社知恵の森文庫
- 『すばる歌仙』 大岡信、岡野弘彦 集英社 2005
- 『文学全集を立ちあげる』 三浦雅士、鹿島茂鼎談 文藝春秋、2006 のち文庫
- 『歌仙の愉しみ』 大岡信、岡野弘彦、岩波新書、2008
- 対談『文学のレッスン』 新潮社、2010、聞き手湯川豊
[編集] 訳書
- 『不良少年(ブライトン・ロック)』 グレアム・グリーン 筑摩書房、1952、のち「全集6」早川書房、ハヤカワ文庫 2006
- 『孤独な娘』 ナセニエル・ウェスト ダヴィッド社 1955、のち集英社と筑摩書房の「世界文学全集」
- 『負けた者がみな貰う』 グリーン 筑摩書房 1956、のち早川書房、ハヤカワ文庫、2004
- 『ここは戦場だ』 グリーン 書肆パトリア、1958、のち「全集3」早川書房
- 『日時計』 クリストファー・ランドン 東京創元社、1958、のち創元推理文庫
- 『敗北の時代』 コリン・ウィルソン 新潮社、1959、新版1971
- 『ボートの三人男』 ジェローム 筑摩書房 1961、のち中公文庫 改版2010
- 『モルグ街の殺人』 エドガー・アラン・ポー、中央公論社 1963、のち中公文庫、改版2010
- 『ユリシーズ』 ジェイムズ・ジョイス、高松雄一・永川玲二共訳、河出書房新社 全2巻、1964
集英社全3巻 1996-97、集英社文庫ヘリテージシリーズ 全4巻 2003 - 『雪の舞踏会』 ブリジッド・ブローフィ、河出書房新社、1966、大和書房 1989、中公文庫 2010
- 『デルタの結婚式』 ユードラ・ウェルティ、中央公論社「世界の文学. 51巻」 1967
- 『少年少女世界の文学 アンクル・トムの小屋』 ストウ夫人、河出書房 1967、のち新版
- 『鐘』 アイリス・マードック 集英社 (現代の世界文学) 1969、新版 1976、のち集英社文庫
- 『この荒々しい魔術』 メアリー・スチュアート、筑摩書房 (世界ロマン文庫) 1969、新版 1977
- 『長距離走者の孤独』 アラン・シリトー、河野一郎共訳、集英社 (現代の世界文学) 1969、のち新潮文庫、集英社文庫
- 『若い芸術家の肖像』 ジェイムズ・ジョイス、世界文学全集32:講談社 1969、新版1974
講談社文庫 1977、新潮文庫 1994、改訳版・集英社 2009 - 『何か特別なもの』 マードック(『イギリス短篇24』集英社、1972、新版1980)
- 『猫と悪魔』 ジョイス、小学館(歴史的仮名づかひの絵本) 、1976
- 『ネス湖のネッシー大あばれ』 テッド・ヒューズ、小学館 (歴史的仮名づかひの絵本)、 1980
- 『ジアコモ・ジョイス』 ジェイムズ・ジョイス 集英社、1985、池田満寿夫・画の豪華本。
- 『ロンドンで本を読む』 マガジンハウス、2001、のち抄版・光文社知恵の森文庫
訳者代表-編・解説、ロンドンが発行元の新聞雑誌の書評集を集めたもの
[編集] 関連人物
- 山本甚作 - 従兄弟
- 落合良 - 姪
- 根村絢子
- 根村亮
- 石川淳
- 中村真一郎
- 吉田健一
- 吉田秀和
- 大野晋
- 山口瞳
- 吉行淳之介
- 篠田一士
- 百目鬼恭三郎
- 菅野昭正
- 川村二郎
- ドナルド・キーン
- 大岡信
- 安東次男
- 杉本秀太郎
- 井上ひさし
- 山崎正和
- 和田誠(大半の著作装丁を行っている)
[編集] 出典
- ^ 丸谷才一「兄のやうな従兄弟」
- ^ 「持ち重りする薔薇の花」は書きおろし作品で弦楽四重奏団が舞台。「新潮」2011年10月号に発表。
[編集] 関連項目
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