津田大介

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津田 大介
Tsuda Daisuke, Japanese journalist.jpg
出生 津田 大介
(つだ だいすけ)
1973年11月15日(41歳)
日本の旗 日本東京都
出身校 早稲田大学社会科学部卒業
職業 ジャーナリスト
家族
配偶者 あり
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2002年 -
主な業績 インターネットユーザー協会の設立と運営など
公式サイト

津田 大介(つだ だいすけ、1973年11月15日 - )は、日本ジャーナリスト有限会社ネオローグ代表取締役東京都北区出身、既婚。

来歴[編集]

東京都立北園高等学校早稲田大学社会科学部卒業。

父親は学生運動に傾倒し、一貫して社会主義という理想に身を捧げ、社会主義協会の専従役員を務め、日本社会党(現:社民党)の副委員長だった高沢寅男の秘書や旧社会党系団体の職員を歴任し、社会問題に興味を持ち始めた10代の頃によく話をしてくれていたが、思想を押しつけられることはなく育った、とインタビューでは語っている。父親は、休日になると労働組合関係者を家に呼び、楽しそうに飲んでいた。父親との思い出は、楽しい思い出ばかりだ、と取材で述べている。津田本人に拠れば、自分の性格も父に似ているのこと[1]

審議会や各種のシンポジウムを取材する際にノートPCを使用し、ソーシャルメディアTwitterにおいて参加者の発言をリアルタイムに実況する手法を、日本では早い段階で採り入れたとされる。TBSラジオの番組で、文化系トークラジオ Lifeにもパーソナリティとして出演。また、テレビではコメンテーターや司会者・解説者としても活動。

自ら作曲活動等を行うことでも知られ、大学時代は早稲田大学多重録音芸術研究会に所属し、Roland W-30で作曲していた。バンド名は「PUPPET(パペット)」や「シンクビートバスターズ」。主な演奏楽器はベース及びシンセサイザー

略歴[編集]

1990年代
  • 1997年、早稲田大学社会科学部在学中よりIT関連のライターとして執筆活動を開始。
  • 1999年、有限会社ネオローグ設立・代表取締役。
2000年代
2010年代
  • 2010年4月、早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師に就任。
  • 2010年 - 、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)フェロー。
  • 2010年 - 、特定非営利活動法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパンフェロー。
  • 2010年、上智大学文学部新聞学科非常勤講師。
  • 2011年、武蔵大学社会学部メディア社会学科非常勤講師。
  • 2010年 - 、スマイキー株式会社(旧ピーエムアール) 顧問。
  • 2011年9月、有料メールマガジン『メディアの現場』の配信を開始。以降、毎週水曜日発行。
  • 2012年4月、関西大学総合情報学部特任教授(任期:2012年4月 - 2013年3月予定)に就任。「ネットジャーナリズム論」「ネットジャーナリズム実習」を担当。
  • 2012年、東京工業大学リベラルアーツセンター非常勤講師。
  • 2012年 - 、一般社団法人パワクロ・理事

主張・活動[編集]

  • 2012年、Twitterにおいて「(選挙で)普通に自民党に入れるのはないな、と思いますけどね。」と自民党不支持を主張し[3]、「支持政党はない」としつつ、2011年東京都知事選挙においては日本共産党小池晃に投票したことを明かした[4]
  • 2014年、民主党機関紙「プレス民主」において、「マイノリティの人々の人権や、社会の多様性にちゃんと目配りする党になれるかどうかが今後の民主党の復活の鍵だろうと思います。」「『新しいリベラルって何だろう』ということを議論して、ぜひもう1回綱領を作り直してはどうでしょうか。」とアドバイスし、「民主党には期待している」と述べた[5]
  • 韓国の李明博前大統領が竹島上陸した後に、新大久保で発生したデモに対し、民主党有田芳生弁護士宇都宮健児たちと共にメッセージを送った。この件に関し、ジャーナリストの安田浩一は「これだけのカウンター勢力が集まり、彼らの主張はほとんど届いていなかった。今回の排外デモは大失敗だった」と語ったという[6]
  • 「東京都議会における差別発言を許さない市民一同」が東京都議会やじ問題に関するイベントを開催した際、その司会を行った。「女性に対する差別・人権侵害」、「リコール (地方公共団体)」について話し合い、「アクションプランをひとりひとりが実行していくことでしか社会は変わらない」と訴えた。イベントには、Change.org日本代表のハリス鈴木絵美蓮舫福島瑞穂などが参加した。[7]
  • 東京都議会やじ問題塩村文夏都議に対するヤジ発言について、「あんな時代錯誤な発言が出ること自体が、日本の恥をさらしたと思う」と答えたという[8]

主な著書[編集]

1990年代
2000年代
  • 『だからWinMXはやめられない』(インプレス・2003年)
  • 『ググる - 検索エンジンGoogleを使ってネット上の情報を検索すること』(毎日コミュニケーションズ・2004年)
  • 『だれが「音楽」を殺すのか?』(翔泳社・2004年)
  • 『ワンランク上の使いこなし&グッズ こだわる大人のiPod』(日経BP社・2005年)共著
  • 『アマゾる―オンラインショップAmazonをとことん限界まで使いこなすこと』(毎日コミュニケーションズ・2005年)
  • 『仕事で差がつくすごいグーグル術』(青春出版社・2006年)
  • 『仕事が速くなるフリーソフト活用術』(青春出版社・2006年)
  • 『CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ』(翔泳社・2007年)小寺信良との共著
  • 『Twitter社会論 - 新たなリアルタイム・ウェブの潮流』(洋泉社・2009年)
2010年代
  • 『ブックビジネス2.0 - ウェブ時代の新しい本の生態系』(実業之日本社・2010年)共著
  • 『未来型サバイバル音楽論 - USTREAM、twitterは何を変えたのか』(中公新書ラクレ・2010年)牧村憲一との共著
  • 『日本人が知らないウィキリークス』(洋泉社・2011年)共著
  • 『IT時代の震災と核被害』(インプレス選書・2011年)共著
  • 『リアルタイムメディアが動かす社会: 市民運動・世論形成・ジャーナリズムの新たな地平』(東京書籍・2011年)共著
  • 『自由報道協会が追った3.11』(扶桑社・2011年)共著
  • 『情報の呼吸法』(朝日出版社・2012年)
  • 『動員の革命 - ソーシャルメディアは何を変えたのか』(中公新書ラクレ・2012年)
  • 『ウェブで政治を動かす! 』(朝日新書・2012年)
  • 『Tweet&Shout ニュー・インディペンデントの時代が始まる』(東京ニュース通信社、2013年)
  • 『メディアの仕組み』(夜間飛行・2013年)池上彰との共著
  • 『安倍政権のネット戦略』(創出版新書・2013年)安田浩一高野孟香山リカ鈴木邦男等と共著 
  • 『ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す これからのソーシャルメディア航海術』(PHPビジネス新書・2014年)
  • 『越境へ。』(亜紀書房・2015年)西きょうじとの共著

出演[編集]

テレビ
ラジオ
WEB

受賞歴[編集]

  • 放送批評懇談会第45回ギャラクシー賞ラジオ部門大賞受賞(TBSラジオ「文化系トークラジオLife」、2008年)
  • 放送批評懇談会ギャラクシー賞2012年9月度月間賞受賞(TOKYO MX「ゴールデンアワー」、2012年)

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]