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ステージは全4箇所。
ステージは全4箇所。
; ROSE STAGE
; ROSE STAGE
: 約14000人収容。野外音楽堂キタオンを利用してお前後でスタンディングエリアと芝生エリアに分かれているメインステージ。
: 約14000人収容。野外音楽堂キタオンを利用した、す鉢状のメインステージ。前後でスタンディングエリアと芝生エリアに分かれている
; VELVET CIRCUS
; VELVET CIRCUS
: 約4000人収容。遊園地のサーカステントを利用した、独特な雰囲気を持つ屋内ステージ。前後でスタンディングエリアと固定席に分かれている。
: 約4000人収容。遊園地のアトラクションエリア内にあるサーカステントを利用した、独特な雰囲気を持つ屋内ステージ。前後でスタンディングエリアと固定席に分かれている。
; FUTURE FLOWERS
; FUTURE FLOWERS
: 約4000人収容。ROSE STAGEのやや北側、遊園地の駐車場内に設置される野外ステージ。
: 約4000人収容。ROSE STAGEのやや北側、遊園地の駐車場内に設置される野外ステージ。

2013年7月28日 (日) 10:31時点における版

JOIN ALIVE
ROSE STAGE
ROSE STAGE
イベントの種類 音楽系イベント
通称・略称 JA、JOINなど
開催時期 7月中旬の土曜・日曜
初回開催 2010年
会場 いわみざわ公園
主催 Mount Alive
共催 NPO法人 はまなすアート&ミュージック・プロダクション
後援 AIR-G' FM北海道
FM NORTH WAVE
SPACE SHOWER TV
岩見沢市
岩見沢市観光協会
企画制作 Mount Alive
SMASH EAST
協力 北海道グリーンランド
来場者数 23,000人(2012年)
最寄駅 JR岩見沢駅
直通バス あり(有料)
駐車場 あり(有料)
公式サイト
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JOIN ALIVE(ジョインアライブ)は毎年夏に北海道岩見沢市いわみざわ公園(野外音楽堂キタオン、北海道グリーンランド)で開催されている野外ロック・フェスティバルイベントの1つである。略称"JA"、"JOIN"など。

タイトルの後ろには開催年が入る(初年度以外)。名称には「この場所に皆が集まり、繋がりながら広がって生きていく喜びを感じる」というメッセージと、「JULY(7月)」「OASIS(オアシス)」「IWAMIZAWA(岩見沢)」「NATURE(自然)」の頭文字を取って「JOIN」という二重の意味が込められている。

概要

北海道のコンサート企画・運営会社Mount Alive(マウントアライブ)が2010年にはじめて開催。会場には遊園地をはじめ植物園や展望台など、開演前やライブの合間に利用できる施設が充実しており、見たいアーティストが多い人でも少ない人でも幅広く楽しめるのが特徴。それに加え、インフラも整っているためフェス初心者にも非常に参加しやすい環境となっている。開催期間中はキャンプサイトが設けられ、バーベキューをしたり、終演後に宿泊していく事もできる。飲食店ブースはジンギスカン美唄焼き鳥岩見沢バーガーなど、ご当地グルメの店を中心に構成されている。開催時期は7月下旬と国内のフェスの中ではかなり早い開催。

出演アーティストは国内のロックバンドを主体にしつつも、加藤ミリヤやYUIのようなJ-POP系アーティストのほか、少数ながら海外のバンドも出演しており、同じ北海道内の「RISING SUN ROCK FESTIVAL」とは方向性に違いが見られる。また、サカナクションやMONOBRIGHTなど地元出身のアーティストの出演も多い。こうしたラインナップの傾向や会場の環境から、他のフェスと比べてオーディエンスには家族連れも多く見られる。そのほか、JOIN ALIVEより前に同場所で開催される、北海道のアマチュアバンドのみ出演できるイベント「Sound Air」でグランプリを獲得すると、2日目のROSE STAGEでオープニングアクトとして出演できるコラボ企画を行なっている。

ステージ

ステージは全4箇所。

ROSE STAGE
約14000人収容。野外音楽堂キタオンを利用した、すり鉢状のメインステージ。前後でスタンディングエリアと芝生エリアに分かれている
VELVET CIRCUS
約4000人収容。遊園地のアトラクションエリア内にあるサーカステントを利用した、独特な雰囲気を持つ屋内ステージ。前後でスタンディングエリアと固定席に分かれている。
FUTURE FLOWERS
約4000人収容。ROSE STAGEのやや北側、遊園地の駐車場内に設置される野外ステージ。
NEW WALTZ
約2000人収容。FUTURE FLOWERSとVELVET CIRCUSの間、遊園地のアトラクションエリア内に設置される野外ステージ。チケットを持っていなくても遊園地の入園料のみで観覧できる。2012年度から登場。

歴史

出演順に記載。

2010年

  • 7月1718日 JOIN ALIVE
    • この年のFUTURE FLOWERSはROSE STAGEのすぐ近くに位置していて、収容人数は約2000人だった。
    • この年は、活動を再開したALLiSTERや、浅井健一照井利幸有松益男による3ピースバンドPONTIACSなどが出演。2日目はオープニングアクトにnatsuが出演。全45組。
    • 会場まで至る道の渋滞で山崎まさよしが危うく間に合わなくなるという珍事が発生した。
    • Superfly、GO!GO!7188、EGO-WRAPPIN' AND GOSSIP OF JAXXなどのライブで入場規制。
    • 来場者は2日間合わせて約20000人。

出演アーティスト

日程 ROSE STAGE VELVET CIRCUS FUTURE FLOWERS
1日目
2日目

2011年

  • 7月2324日 JOIN ALIVE 2011
    • FUTURE FLOWERSが北海道グリーンランド遊園地内駐車場に移設された。収容人数も約3000人と増えた。
    • この年は、年内で解散を発表したTHE MUSICや、夏フェスへの出演が約3年ぶりとなる鬼束ちひろ、活動再開を発表したHi-STANDARDのKEN YOKOYAMA、難波章浩、斉藤和義と中村達也のMANNISH BOYSなどが出演した。2日目にはオープニングアクトにポリプロピレンが出演。全49組。そのうち10組が2年連続。
    • この年はさまざまな事件が起こった年でもある。KEN YOKOYAMAのライブの時間がおしアンコールが披露できなかった、斉藤和義(MANNISH BOYS)が物議を醸した反原発ソングを披露する、[Champaagne]のメンバーが演奏中に怪我をする、サム・ムーアのステージにTHE BAWDIESが登場しコラボする、鬼束ちひろが楽譜をばら撒いたり、タンバリンを床に叩きつけ歌ったり、予定より早くライブを終えたりなど衝撃のステージを披露した、など。中でも鬼束ちひろのライブはニュースサイトに記事が出るほどだった[1][2]
    • People In The Boxはメンバーの山口大吾が、右気胸術後再発多発肺のう胞により入院治療及び療養が必要と診断された為、当日はボーカル・波多野裕文の弾き語りでの出演となった。
    • サンボマスター、毛皮のマリーズ、MANNISH BOYSなどで入場規制。
    • 来場者は2日間合わせて約23000人。

出演アーティスト

日程 ROSE STAGE VELVET CIRCUS FUTURE FLOWERS
1日目
2日目

2012年

  • 7月2122日 JOIN ALIVE 2012
    • 7月21日、22日開催。
    • この年より新ステージ「NEW WALTZ」が追加された。また、「FUTURE FLOWERS」がさらに拡張され収容人数は4000人となった。
    • この年は、デビュー25周年の節目の年に当たるBUCK-TICKや、7年ぶりの再結成となるTHE BAND HAS NO NAMEなどが出演。またTAIJI at THE BONNETはドラムにクハラカズユキを加えた編成で出演した。2日目のオープニングアクトにはSound AirグランプリのThe Cyanotypeを含む4組のアーティストが出演。全67組。
    • 女王蜂、フラワーカンパニーズ、真心ブラザーズ、BONNIE PINK、EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXXで入場規制。
    • 来場者数は2日間合せて約23000人。

出演アーティスト

日程 ROSE STAGE VELVET CIRCUS FUTURE FLOWERS NEW WALTZ
1日目
2日目

2013年

  • 7月20212728日 JOIN ALIVE 2013
    • 2週にわたっての4日間開催予定。

交通アクセス

会場は道央自動車道岩見沢ICから車で10分程度の場所に位置し、国道12号国道234号からも近い。また、開催期間中は以下のシャトルバスが運行されている。

そのほか、JTBによるオフィシャルJOIN USツアーも行われている。発着は東京・名古屋・大阪・函館・釧路。ホテルかテントの宿泊が選べるエアープランと、誰でも利用できて、泊数が選べる宿泊プランがある。なお、どちらも会場直行の往復専用バス付。

参考情報

  • 距離の近いステージ同士では演奏時間が極力重ならないようにタイムテーブルが組まれ、演奏時間の重なるステージ同士では距離が大きく取られている。このため、他のステージの音はあまり気にならない。
  • ある程度ステージによってパフォーマンスの種類をそろえているので、違うジャンルの曲を聞きに移動する際は余裕を持って移動することが望ましい。
  • 会場は自然が多い場所なので、虫除けスプレーなど、虫への対策も考えておくのがよい。
  • 各駐車場の入場ルートは必ず守る事。ルートが指定されていなかった2011年までは会場の周囲一帯を巻き込む大渋滞が発生し、出演するアーティストまで影響を受けた事があった。
    • 終演後の渋滞は、駐車場から出る際に岩見沢ICと逆方向へ進んで遠回りしたり、時間に余裕があれば車内で一休みしたりして回避すると良い。
  • 岩見沢駅発着のシャトルバスは30分間隔での運行とされているが、乗客が集中する時間帯では満員になった時点で発車し、次のバスがすぐに到着するので、ほとんど待たずに乗れる事もある。
  • 岩見沢市中心部は宿泊施設が慢性的な供給不足状態にあるので、利用する際は早めに予約しておきたい。

脚注

外部リンク