鹿児島レブナイズ
鹿児島レブナイズ Kagoshima Rebnise | |||
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呼称/略称 | 鹿児島 | ||
愛称 | レブナイズ | ||
所属リーグ | B3リーグ | ||
創設年 | 2008年 | ||
チーム史 |
レノヴァ鹿児島 (2008年 - 2016年) 鹿児島レブナイズ (2016年 - ) | ||
本拠地 | 鹿児島県鹿児島市[1] | ||
アリーナ |
西原商会アリーナ[1] | ||
チームカラー |
ブラック[2] レッド[2] ゴールド[2] | ||
運営法人 | 株式会社鹿児島レブナイズ[3] | ||
代表者 | 上原泰寛[3] | ||
ヘッドコーチ | プレドラッグ・クルニッチ | ||
永久欠番 | 41 | ||
公式サイト | https://www.rebnise.jp | ||
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒892-0846 鹿児島県鹿児島市加治屋町15-9 大同生命鹿児島ビル7F [3] |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 3340001020290 |
事業内容 | プロバスケットボールチームの運営 |
代表者 | 代表取締役社長 上原泰寛 |
資本金 | 8,310万円[3] |
外部リンク | https://www.rebnise.jp |
鹿児島レブナイズ(かごしまレブナイズ、英: Kagoshima Rebnise[1])は、日本のプロバスケットボールチーム。B3リーグ所属。ホームタウンは鹿児島県鹿児島市。2008年創設。旧名称はレノヴァ鹿児島。
概要
チーム名の由来は、旧チーム名のレノヴァの頭文字の"RE"と、鹿児島弁で「無骨な若者」・「飾らない強い男」などを意味する"不二才(ぶにせ)"を合体させた造語("RE" + "BNISE")である[2][4][5]。チームカラーは、ブラックを基調とし[1]、レノヴァから引き継いだレッド、ゴールドも加えた3色である[2]。
チームロゴは、2016年のチーム名変更時に、一般公募の結果[6]、バスケットボールと島津氏の丸十紋をモチーフとした円形のものに一新された[2][7]。チームカラーの「黒」を基調とした円形で鹿児島県全体を表現し、左側を薩摩半島、右側を大隅半島に見立て、ホームタウンの鹿児島市が属する左側には「価値ある勝利」を意味する金色を、右側には「燃える桜島」の赤色を配置する[2]。
ユニフォームスポンサー (2019-20シーズン)
- サプライヤー:ペナルティ[8]
- 前面:鹿児島市(右肩)、ユーミーコーポレーション(中央)
- 背面:社会医療法人緑泉会 米盛病院(背番号上部)、鹿児島銀行(選手名下)
- パンツ:鹿児島県(右前)、JAグループ鹿児島(左前)
歴代ユニフォーム
HOME | ||||
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AWAY | ||||
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Other | ||||
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マスコットキャラクター
レノヴァスター
誕生日:2008年4月1日 身長:2m 体重:0.1t 性格:きまぐれ 特技:ダンス、バスケットボール[9][10]
レノヴァ鹿児島時代のマスコットキャラクター。頭部は星形。太い眉毛が特徴。
れぶにゃん
誕生日:2月2日 身長・体重:桜島のように大きくなりたい 経歴:語るほどのものはありません[11][12]
地元サッカーチームの鹿児島ユナイテッドFCのマスコットキャラクター『ゆないくー』も手掛けた「ぽたろ」氏のデザイン。チームカラーである「黒」の覆面をつけた白い猫の形をしている。チーム名が鹿児島レブナイズに変更となった後の2シーズン目の途中である2017年12月11日、選手として加入が発表されたため、非公式のマスコットキャラクター[11]。膝が無いため、試合には参加登録できない。背番号は00。ポジションはC。当初はイラストのみの存在だったが、2018年4月28日のホームゲームにおいて、初めて着ぐるみの形で登場した[13]。登場に当たり、「れぶにゃん登場の儀式」のイベントが実施された[13]。全国的にもバスケットボールファンには知名度があり、チームの選手の誰よりも注目を浴びている存在となっている。
2018年のシーズンオフ
2017-18シーズン終了後の2018年6月7日、クラブから「れぶにゃん」選手の契約満了の公式リリースが出された[14]。Twitter上の一部で話題になり[15]、B3リーグのいくつかのチームがTwitterの公式アカウント上で獲得オファーを出すなどしたが、約1週間後の6月15日に「【継続】2018-19シーズン選手兼レディラック見習い契約締結のお知らせ」の公式リリースが発表され[16]、契約は継続されることになった。
チアダンスチーム
レイベス
オフィシャルチアダンスチーム REIBES(レイベス、2019年8月結成[17])が活動している。チーム名は、レブナイズの「RE」と古代エジプト神話の舞踊と戦闘の神「BES(ベス)」を組み合わせたものであり、「0(レイ)」からスタートするという意味も有する。
レディラック
2012年レノヴァ時代からRedy Luck(レディラック)が専属チアダンスチームとして活動していたが、2019年2月9日朝に突如、翌10日が最後のパフォーマンスになるとレディラック側が発表(2月9日10日鹿児島アリーナでホーム戦が開催されていた)[18]。“鹿児島レブナイズ運営会社との話し合いの結果、スポーツチームとしての運営方針の方向性が違ったためシーズン半ばではありますが活動を断念する結論を出すことで合意致しました”としている。10日にはレブナイズ側もこの件について発表し謝罪コメントが掲載された[19]。シーズン中の急な発表と活動終了にファンは騒然となった。レディラックはこれ以降、不定期で熊本ヴォルターズで応援パフォーマンスを行っている。このシーズン終了後のオフに、レブナイズはレイベスを結成し、メンバー2人がレディラックからレイベスに移籍した。
歴史
鹿児島教員クラブ〜レッドシャークス[2]
母体は「鹿児島教員クラブ」。2003年と2004年にはオールジャパン出場も果たした鹿児島を代表するチームである。
その後「鹿児島教員レッドシャークス」を経て、2007年4月に「鹿児島レッドシャークス」に改称し、クラブ連盟に登録した。2006年にはbjリーグの前座として福岡BBボーイズと試合を組んだ。
同年にはプロバスケットボールチームの運営に当たる「スポーツフロンティア鹿児島」が設立され、レッドシャークスの一部選手とプロ契約を結んだ。
2008年には4年ぶりのオールジャパン出場を果たす。
レノヴァ鹿児島[2]
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒890-0063 鹿児島県鹿児島市鴨池1丁目24-3 福永ビル1F-A |
設立 | 2007年(平成19年)1月24日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 3340001020290 |
事業内容 | バスケットボールチームの経営 |
代表者 | 代表取締役 大山亮平 |
従業員数 | 4名(2007年8月現在) |
外部リンク | 鹿児島レブナイズ |
2008年からは日本バスケットボールリーグ2部機構(JBL2)に参戦[20]。参入決定に伴い新チーム名を募集し、「レノヴァ鹿児島」とした。「レノヴァ(Renova)」は、「維新、革新」を意味するRenovation及び「改革者」を意味するRenovatorに由来する造語である。
レッドシャークス所属選手を中心に構成され、2008年8月まで契約した日本人選手は2名を除き全員が九州・沖縄出身であり、九州外出身の2名もレッドシャークスから継続しての所属である。プロ契約選手も在籍する一方、旧鹿児島教員クラブの流れから教員選手も多く在籍している。なお、鹿児島教員クラブはレノヴァに加わらなかった選手を中心に存続している。
2009年、第1回トライアウトを開催。8月27日にはJBL所属のリンク栃木ブレックスを迎えてのプレシーズンゲームを実施。故障のためプレーはしなかったが田臥勇太らが所属するスター軍団ということもあり、3200人が来場する大盛況であった。2009年8月時点では九州・沖縄以外出身の日本人選手は1名のみとなった。
2010年、本州出身の新人選手2名が加入。
2013年に二年連続のプレーオフに進出、兵庫ストークスと激戦の後僅差で敗れるも、準優勝を果たす。
2013-14シーズンより、JBL2に代わって発足されるナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)の下部リーグ・ナショナル・バスケットボール・デベロップメント・リーグ(NBDL)にNBL準会員として参入。NBL昇格を目指していた。
2014-15シーズンは5勝27敗 勝率.156で9チーム中8位、2015-16シーズンは6勝30敗 勝率.167で10チーム中9位と、2年連続で勝率1割台を記録し、NBDLシーズンを終えた。
鹿児島レブナイズ
B.LEAGUE
2016-17シーズン(B2 西地区)
2015年8月29日に、新プロリーグB.LEAGUE階層振り分け発表第2弾で、鹿児島は2部に所属されることが発表された[21]。2016-17シーズンはB2リーグの西地区に所属することになった。2016年5月1日にチーム名を鹿児島レブナイズに変更。これは、B.LEAGUE発足にあたりチーム名の商標登録が求められたが、旧チーム名の「レノヴァ鹿児島」では国内外で似た名称のプロスポーツチーム(Jリーグ・レノファ山口)や同名の会社・商品などがあり、商標登録が困難と判断したためである[22]。これに伴い一般公募した新ロゴの発表は、5月上旬が予定されていたが、6月にずれこんだ。記者会見で発表予定だったが、1時間半ほど早く始まったB.LEAGUEのB1B2全チームの開幕カード発表の会見でその新ロゴは先出しされた[23][24]。また、Bリーグ仕様の新チームサイトはリーグ全チーム中最も遅れ8月25日に開設[25]。初めての実戦となる9月2日のプレシーズンゲームの前日になって、鮫島俊秀ヘッドコーチらコーチ陣と外国籍選手3名と契約するなど[26]、開幕3週間前になってもチームが始動したばかりの状態であり、先行き不安にさせるプロリーグでの船出であった。
チュクゥディエベレ・マドゥアバム、タイメル・マーフィーら新戦力を補強してB2リーグ初年度のシーズンに挑んだが、開幕戦で島根と対戦して連敗スタート。次節のホーム開幕戦・香川戦でB2リーグ初勝利を記録した。11月17日にはチャド・ポスチュマス選手をサンロッカーズ渋谷に放出。1勝13敗と苦戦する中、チーム得点王の放出を「B1のクラブに移籍選手が輩出できたことは、大変喜ばしいことだと考えております」と代表代行がコメントし、ブースターの間で物議を醸した[27]。
シーズンを通して連勝を記録することができず、12連敗、9連敗、8連敗、10連敗を記録し、勝率は1割を超えるのがやっとで、西地区最下位(6位)、B2リーグ全チームで最低勝率となった。特にアウェイでは1勝しかできなかった。また、戦績のみならず集客でも苦戦。最終節の無料招待の効果で観客数はなんとか1試合平均600人は超えたが、こちらもB2リーグで最低成績だったばかりか、全ステージ参加したB3リーグのチームを合わせても最少だった[28]。
個人記録ではマドゥアバムがブロック・ショット数でB2リーグ1位となった。
経営難問題
- B.LEAGUE発足の初年度の終盤、スポンサーや入場者数が少ないことを起因として経営難に陥ったことが分かり、B.LEAGUE主催者である公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグに対し、公式試合安定開催融資を申請、2017年3月1日、同リーグより最大1500万円を上限として融資枠が設定されるとともに、融資が実施された場合は同シーズンの順位決定に際して算定する勝率から5勝相当分を没収とする制裁を発表した[29][30]
- クラブは、「選手・スタッフら社員に対して払われる給与の支払い、並びに取引をさせていただいている業者様にも支払いができておらず、その総額が3000万円である」「このような状況となったのは、2016年9月のB.LEAGUE開幕に合わせて、これまで9年間で積み上げてきた負債の解消や、資本の増強が必須だったにもかかわらずそれが達成できなかったことや、厳密な計算に基づいた事業・予算計画が立てられず、十分な収入が得られなかったこと、2015-16シーズンまでの赤字を補うため、支出があいまいになり、資金管理の徹底ができなかったこと」を挙げている[31]。
- クラブは、2017-18シーズン以後も存続できるようにするためのクラウドファンディング募金の募集を開始した。同クラブは2017年5月19日までに、B.LEAGUEからの融資金と同じ1500万円を目標に募金を募っており、「チームがなくなるようなくらいなら、クラウドファンディングでもなんでも、がむしゃらに泥臭く、最後まであがいてみようと決めました。シーズン終了までに1500万円が集まらなかった場合、このチームは消滅します。泣きたくなるほど、無謀なチャレンジかもしれません」と訴えている[32]。
- 2017年4月5日、2017-18ライセンス第2回審査結果により、同シーズンのB2ライセンス不交付が発表。これによりリーグ規定で、レブナイズは2016-17シーズンの成績に関係なく2017-18シーズンからB3リーグ、またはそれ以下のクラスに降格することが決まった。大河正明チェアマンは「売上高1億円以上とするB2ライセンスの財務基準に到底届きそうになく、今まさに資金繰りがひっ迫している。それが解決していないためライセンス不交付となった」としており、B.LEAGUE準会員についても財務基盤やガバナンスが不透明であることから、クラブ存続のための道筋をつけないと準加盟はおろか、B.LEAGUEからの除名・退会(除名されるとB3への参加も認められない)の可能性も示唆されている。
- 2017年4月20日、2017-18年度以後の降格(予定)先となるB3リーグの主催者「ジャパン・バスケットボールリーグ」に、加盟申請書を提出した[33]。
- 2017年5月18日、クラウドファンディング募金が目標の1500万円に達したことをクラブが正式に発表[34]。同25日、運営会社を(株)スポーツフロンティア鹿児島から、新設会社の(株)鹿児島レブナイズに譲渡すると発表した。なお債務返済については、一部を新会社に移行するとともに、残りの債務も、旧会社による早期返済を目指して、新会社による返済計画の注視をしてもらうことになっている[35]。クラウドファンディング等の募金活動や新運営体制による新たなスポンサー獲得により、融資枠申請以降の3月・4月・5月のは運転資金を確保できたため、リーグによる融資の実行は回避された[36][37][38]。資金繰りの正常化はB3リーグ加盟のための条件でもあった[39]。
- 2017年6月8日、B.LEAGUE理事会にて、正式に2017-18シーズンからのB3への降格(加盟)が承認された。ただし、B3主催者による新運営会社「(株)鹿児島レブナイズ」の毎月の経営状況の確認や財政基盤の対応などを受け入れることを求めた、条件付きのB3加盟となった[40]
- 2017年10月4日には鹿児島レブナイズの準加盟の再申請を審査し、B.LEAGUE準加盟が承認された[41]。
2017-18シーズン(B3)
- B2ライセンスが取れずにB3リーグに降格し、正式には新規にB3リーグに加入した。運営会社が株式会社鹿児島レブナイズに切り替わり、運営体制が一新された[42]。ヘッドコーチはシーズン開始直前の9月19日に元東京サンレーヴスヘッドコーチの楠本和生を迎えた[43]。アシスタントコーチには、前シーズンまで選手だった林亮太が就任した[44]。前シーズンからは玉田博人・頭山竜之介・山田安斗夢・中園隆一郎・松崎圭介の5選手が残留・再契約となり、B2青森ワッツから館山健太[45]、現役復帰した氏家豪一[46]、その他新加入の高比良寛治、生野竹千代・本田クリスチャン・赤塚将輝・肥後剛・石川尚樹・髙橋健太の9名の日本人選手と、ダーネル・マーティン・ジュニア、クリストファー・オリビエの2名の外国人選手の計16名と契約した。チームキャプテンは松崎圭介[47]。
- 本田クリスチャンについては、シーズン開始前の9月12日に契約解除となった[48]。
- 2018年2月には、クリストファー・オリビエと生野竹千代を契約解除[49][50]。オリビエはB2パスラボ山形ワイヴァンズに移籍した[51]。代わって、B3東京サンレーヴスを契約解除になっていたジージオ・ベイン[52]、特別指定選手として福岡大学の川上貴一[53] と契約した。
- チームの成績は、ファーストステージは6チーム中3位と上位につけたが、レギュラーシーズンは9チーム中6位、ファイナルステージは6チーム中4位にとどまり、シーズン通算の勝ち点では9チーム中5位となった(全ステージ参加した6チーム中5位)[54][55]。
- 個人成績では、クリストファー・オリビエが移籍前までの32試合で830得点、一試合平均25.9得点の活躍を見せた[56]。ダーネル・マーティン・ジュニアもトリプルダブルを3回達成した[57]。中園隆一郎がレギュラーシーズンでのフリースロー成功率で、館山健太が同じくレギュラーシーズンの3ポイント成功率でリーグトップとなった[58]。
- シーズン終了をもって、氏家豪一、中園隆一郎の2選手が現役を引退した[59][60]。
2018-19シーズン(B3)
- ヘッドコーチには鮫島俊秀が1シーズンぶりに復帰[61]。玉田博人・肥後剛・髙橋健太・山田安斗夢・館山健太・赤塚将輝・松崎圭介・川上貴一の8選手が残留。前シーズンはアシスタントコーチを務めた林亮太が選手に復帰[62]。また、大阪学院大学から福田惟吹[63]、B2青森ワッツから永山雄太[64]、3人制バスケットボール3x3.EXEの地元チームであるエクスプローラーズ鹿児島.EXEから入間川大樹[65]、大分県のSTAMPEDE.EXEから苗田剛汰[66] が加入した。9月5日にはアントン・ウォーレン[67]、クリストファー・ヒル[68] の2名の外国人選手との契約が発表された。チームキャプテンは玉田博人[69]。
- クリストファー・ヒルについては、シーズン開始前の9月25日に契約を解除[70]。その後、10月19日にシェルトン・ボイキンと新たに契約した[71]。
- ファーストラウンドは1勝しかあげられず7チーム中最下位。レギュラーシーズンは6連勝を記録する反面11連敗を記録するなど好不調の波が大きく、10チーム中7位。ファイナルラウンドは7チーム中6位。総合順位はファーストラウンドの不振が響いて10チーム中9位で、全ステージ参加した7チーム中7位、レギュラーシーズンしか参加しなかった豊田合成、アイシン・エィ・ダブリュよりも下位に沈んだ[72]。
2019-20シーズン(B3)
- 鮫島HCが退任し、楠本和生がHCに再就任。ステージ制が廃止され、レギュラーシーズンのみとなった。開幕4連敗スタートとなったが、11月に4連勝を記録して盛り返した。新型コロナウイルス感染拡大によるシーズン打ち切りとなるまでの成績は16勝23敗で参加12チーム中8位だった[73][74]。
2020-21シーズン(B3)
- 楠本HCが退任し、11月1日鮫島俊秀がHCに復帰[75]。シーズンは新型コロナウイルスの影響により例年より遅れ2021年1月開幕にスケジュールが設定された。
- 3月9日、運営会社の株式会社鹿児島レブナイズは、2月18日に開催された臨時株主総会にて東京都豊島区に本社を置き鹿児島にも支社を構えるIT企業の株式会社Wiz(ワイズ)が筆頭株主だったユーミーリンク株式会社から株式の一部を取得したことを発表した。また同株主総会で役員の異動・新任取締役の就任を決議した。これにより3月1日から、株式会社Wizがオーナー会社の一員になった他、代表取締役も小牧からWizの取締役である中村剛に交代した[76][77]。
- 4月14日、3勝21敗で最下位に低迷する中、チームは鮫島俊秀HCの契約を4月18日の金沢戦をもって解除することを発表した[78]。後任は息子である鮫島和人選手が選手兼任でヘッドコーチを担うこと、林亮太選手が同じく選手兼任でアシスタントコーチを務めることを併せて発表[79]。4月17日と18日の金沢戦は、2階席の無料招待もありいずれも1000人を超えた。17日は序盤から大量リードを奪われながら終盤追いついて接戦を演じるが結局敗戦。18日は勝利し連敗を14で止め、鮫島俊秀HCの有終の美を飾った。
- ヘッドコーチ交代後は、デズモンド・ヒューバートの加入もあり最終盤の5連勝を含む7勝7敗と健闘したが、開幕6連敗や14連敗が響き、シーズン成績は11勝29敗で、勝率.275はB3リーグ加盟後、最低記録。11チーム中9位となった[80]。
2021-22シーズン (B3)
- 6月15日プレドラッグ・クルニッチ(En:Predrag Kruni:英語、De:Predrag Krunić:ドイツ語)とヘッドコーチ契約に合意したと発表[81]。
- 運営会社が安定し、指導者、選手の順調な獲得もあり成績は急上昇。一時はB2昇格プレーオフ争いに顔を出す勢いであったが、1月と3月にチーム内で新型コロナウイルス感染者が出たために勝負どころだった長崎ヴェルカ戦2試合、静岡ベルテックス戦で1試合などの試合消滅を出してしまい、最終的には34勝13敗で4位に終わる。 個人成績では、アンソニー・ゲインズJrがスティール王に輝くなど、躍進のシーズンと言えた。 シーズン終了後、現役引退を決めていた松崎圭介のつけていた背番号41がクラブ初となる永久欠番として制定された[82]。
成績
B.LEAGUE
鹿児島レブナイズ シーズン成績
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レギュラーシーズン | プレーオフ | 天皇杯 | |||||||||||||||||||
# | シーズン | リーグ | 地区 | 順位 | 勝 | 敗 | 勝率 | ゲーム差 | ホーム | アウェイ | 自地区 | 他地区 | 得点 | 失点 | 点差 | 総合 | 結果 | 備考 | HC | ref. | 結果 |
1 | 2016-17 | B2 | 西 | 6 | 7 | 53 | (.117) | 44 | 6-24(.200) | 1-29(.033) | 4-32(.111) | 3-21(.125) | 4206 | 5050 | -844 | 18 | ライセンス不交付により降格 | 鮫島俊秀 | |||
2 | 2017-18 | B3 | 6 | 14 | 18 | (.438) | 12 | 8-10(.444) | 6-8(.429) | 14-18(.438) | 0-0(–) | 2600 | 2608 | -8 | 6 | 楠本和生 | |||||
3 | 2018-19 | B3 | 7 | 13 | 23 | (.361) | 19 | 5-11(.313) | 8-12(.400) | 13-23(.361) | 0-0(–) | 2880 | 3191 | -311 | 9 | 鮫島俊秀 | |||||
4 | 2019-20 | B3 | (8) | 16 | 23 | (.410) | 13.5 | 10-10(.500) | 6-13(.316) | 16-23(.410) | 0-0(–) | 3268 | 3461 | -193 | 8 | 楠本和生 | |||||
5 | 2020-21 | B3 | 9 | 11 | 29 | (.275) | 21 | 5-15(.250) | 6-14(.300) | 11-29(.275) | 0-0(–) | 3041 | 3448 | -407 | 9 | 鮫島俊秀→鮫島和人 | |||||
6 | 2021-22 | B3 | 34 | 13 | (.723) | 10.5 | 16-9(.640) | 18-4(.818) | 34-13(.723) | 0-0(–) | 4052 | 3649 | 403 | 4 | プレドラッグ・クルニッチ | [83] | |||||
6 | 2022-23 | B3 | 41 | 11 | (.788) | 4(-) | 20-6(.769) | 21-5(.808) | 41-11(.788) | 0-0(–) | 4515 | 3893 | 622 | 4 | QF 敗退、5位 | プレドラッグ・クルニッチ | [84] | ||||
ゲーム差:1位との差(PO圏との差) 地区1 # :ワイルドカード QF :準々決勝 3決 :3位決定戦 SF :準決勝 FINAL :決勝 B1:9~14位はPOなし チャンピオン B2優勝 昇格 降格 残留 2023年05月14日更新 |
B3リーグ成績詳細
B3リーグは、2018-19シーズンまでレギュラーシーズン以外にも、参加チーム数の異なるファーストステージ・ファイナルステージが実施されていた。以下にその詳細を示す。
年度 | ファーストステージ | レギュラーシーズン | ファイナルステージ | シーズン通算 | ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝 | 敗 | 順位 | 勝点 | 勝 | 敗 | 順位 | 勝点 | 勝 | 敗 | 順位 | 勝点 | 試合 数 |
勝 | 敗 | 勝率 | ホーム | アウェイ | 得点 | 失点 | 点差 | 総合 勝点 |
総合 順位 |
HC | |
2017-18 | 5 | 5 | 3 | 2.0 | 14 | 18 | 6 | 2.5 | 8 | 12 | 4 | 2.5 | 62 | 27 | 35 | .435 | 12-20 (.375) |
15-15 (.500) |
5029 | 5149 | -120 | 7.0 | 5 | 楠本和生 |
2018-19 | 1 | 11 | 7 | 0.0 | 13 | 23 | 7 | 2.0 | 3 | 9 | 6 | 1.5 | 60 | 17 | 43 | .283 | 6-24
(.200) |
11-19
(.367) |
4725 | 5298 | -573 | 3.5 | 9 | 鮫島俊秀 |
過去のリーグ戦
JBL2
年度 | リーグ | 回 | レギュラーシーズン | セミファイナル | ファイナル | 最終結果 | HC | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝 | 敗 | 順位 | 勝 | 敗 | 勝 | 敗 | |||||
2008-09 | JBL2 | 2 | 3 | 11 | 7位 | --- | 7位 | 鮫島俊秀 | |||
2009-10 | 3 | 6 | 15 | 6位 | --- | 6位 | 鮫島俊秀 | ||||
2010-11 | 4 | 11 | 12 | 4位 | 震災のためプレイオフ実施せず | 鮫島俊秀 | |||||
2011-12 | 5 | 18 | 9 | 3位 | 0 | 1 | --- | 4位 | 鮫島俊秀 | ||
2012-13 | 6 | 26 | 6 | 西地区2位 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2位 | マイケル・オルソン |
NBDL
年度 | 試合数 | 勝 | 敗 | 勝率 | 最終結果 | HC |
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2013-14 | 32 | 11 | 21 | .344 | レギュラーシーズン 9チーム中6位 | 小原匡博 |
2014-15 | 32 | 5 | 27 | .156 | レギュラーシーズン 9チーム中8位 | 小原匡博 (プレーイングコーチ) |
2015-16 | 36 | 6 | 30 | .167 | レギュラーシーズン 10チーム中9位 | 鮫島俊秀 |
天皇杯全日本選手権
個人別タイトル
- B2 2016-17 ブロックショット チュクゥディエベレ・マドゥアバム
- B3 2017-18 レギュラーシーズン : フリースロー成功率 中園隆一郎(94.7%)、3ポイント成功率 館山健太(42.1%)
- B3 2018-19 レギュラーシーズン :3ポイント成功率 館山健太(43.4%)
ホームゲーム開催実績
以下はBリーグ加盟以後の統計。
年度 | 参加 クラス |
ホーム ゲーム数 |
西原商会
アリーナ |
レギュラーシーズン その他 |
ポストシーズン |
2016-17 | B2 | 30 | 8 | 県体育館10 国分4 姶良2 東串良2 奄美2 出水2 | |
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2017-18 | B3 | 32 | 14 | 吉松2 西之表2 鹿屋体大2 指宿4 串良2 串木野3 川内2 蒲生1 | |
2018-19 | B3 | 30 | 18 | 阿久根2 奄美2 指宿4 串木野2 川内2 | |
2019-20 | B3 | 20(30) | 2(6) | 県体育館4(8) 姶良6 指宿2(4) 吉松2 東串良2 川内2 | |
2020-21 | B3 | 20 | 6 | 県体育館4 姶良2 指宿6 串良2 | |
2021-22 | B3 | 25(28) | 8(10) | 県体育館6 姶良2 指宿4 串良1(2) 串木野2 国分2(0) 吉松0(2) | |
2022-23 | B3 | 26 | 8 | 県体育館4 姶良6 指宿4 川内2 串良2 | 西原商会アリーナ2 |
- 凡例
- 西原商会アリーナ (鹿児島アリーナ)
- 県体育館-鹿児島県総合体育センター体育館
- 国分-霧島市国分体育館
- 姶良-ビーラインスポーツパーク姶良(姶良市総合運動公園)体育館
- 東串良-東串良町総合体育館
- 奄美-奄美市名瀬総合体育館
- 出水-出水市総合体育館
- 吉松-湧水町吉松体育館
- 西之表-西之表市民体育館
- 鹿屋体大-鹿屋体育大学体育館
- 指宿-指宿総合体育館
- 串良-平和公園串良平和アリーナ
- 串木野-いちき串木野市総合体育館
- 川内-サンアリーナせんだい
- 蒲生-姶良市蒲生体育館
- 阿久根-阿久根市総合体育館
括弧内は開催予定だった試合数
選手とスタッフ
現行ロースター
鹿児島レブナイズ (B2 2024-25)ロースター
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選 手 | スタッフ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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球団代表
- 代表取締役社長 中村剛[85]
過去の所属選手
過去の所属スタッフ
- 鮫島俊秀
- 小関ライアン雄大
- 平田馨
- 川路弥生
- 中原秀人
- 小原匡博
- 園田明
- 織田文雄
- 西原翔太
- 西村亮
- 竹田寛晃
- 伊覇健太
- 生駒祐次
脚注
注釈
参照
- ^ a b c d 鹿児島レブナイズ, B3LEAGUE公式サイト 2020年12月31日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i チーム情報, 公式サイト 2020年12月31日閲覧。
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- ^ チーム消滅危機の鹿児島がクラウドファンディングを開始「希望を捨てずに全力で挑む」(バスケットボールキング)
- ^ Bリーグ 鹿児島レブナイズ、B3に加盟申請 /鹿児島(毎日新聞2017年4月26日)
- ^ 鹿児島)レブナイズ存続へのCF 目標の1500万円に(朝日新聞2017年5月19日)
- ^ 新会社設立のご案内・男子プロ B2ライセンス不交付 レブナイズ運営権、新会社へ譲渡発表 新体制で再建へ /鹿児島(毎日新聞2017年5月26日)
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- ^ “WIN!WIN!WIN!5連勝!6/6(日)最終戦 第23節 試合結果及びレギュラーシーズン順位確定のお知らせ”. 鹿児島レブナイズ. 2021年6月9日閲覧。
- ^ “【新規】プレドラッグ・クルニッチ氏 ヘッドコーチ契約合意お知らせ”. 鹿児島レブナイズ. 2021年6月15日閲覧。
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