黄翊祖

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 黄翊祖 八段
名前 黄翊祖
生年月日 (1987-04-10) 1987年4月10日(30歳)
プロ入り年 2002年
出身地 台湾台北市
所属 日本棋院
師匠 鄭銘瑝九段
段位 八段
概要
七大タイトル
名人リーグ 8期(2006-08・14-)
本因坊リーグ 4期(2012-13・17-)

黄 翊祖(こう いそ、1987年4月10日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士、八段。台湾台北市出身。鄭銘瑝九段門下。新人王戦準優勝、名人戦本因坊戦リーグ入りなど。

経歴[編集]

6歳で父・姉とともに囲碁教室へ通うようになり、囲碁を覚える。11歳で台湾の全国大会に優勝、同年に台湾の囲碁教室の教師の伝で鄭銘瑝を紹介され、棋士を目指し来日した。兄弟弟子である潘善琪潘坤鈺兄妹と同居しながら院生となり、

2002年14歳で入段。井山裕太と同期。同年二段。2003年三段。その後大学留学した姉と同居していた。

2005年、賞金ランキングにより四段昇段、名人リーグ入りし、18歳6ヶ月でのリーグ入りは依田紀基の18歳8ヶ月を抜く当時史上最年少記録であり、また四段から七段への飛び昇段を果たした。同年中野杯U20選手権準優勝。

2006年LG杯世界棋王戦予選で孔傑らに勝って本戦出場、1回戦で周俊勲に敗れる。また新人王戦準優勝。

2007年名人戦リーグ残留決定戦で三村智保に勝利。

2008年精鋭リーグ戦優勝。王座戦本戦入り。第34期天元戦山下敬吾棋聖王座羽根直樹本因坊に勝利し挑戦者決定戦進出。名人戦リーグ陥落。前期シード者が負け越さずに陥落するのは名人戦史上初。

2009年 第47期十段戦挑戦者決定戦進出。

2011年、勝星規定により八段昇段。

2012年 第50期十段戦で高尾紳路九段らに勝利し挑戦者決定戦進出、名人戦で7期ぶりにリーグ入り。賞金ランキングで初のトップ10入り。

2014年NHK杯囲碁トーナメントベスト8。

2014年『井山、黄の定石研究』を出版。これは『週刊碁』で2007年から2008年にかけて連載した「イソと井山の最新定石ファイル」を再編集したもの。井山18歳、黄20歳の時に共に研究していた[1]

2015年からの棋聖戦リーグではBリーグに所属。

2016年、4期ぶりの本因坊リーグ入り。自身初の名人・本因坊リーグ同時在籍。

2017年 8月、第42期棋聖戦Bリーグで2位になりAリーグ昇格[2]

主な戦績[編集]

年表[編集]

  • タイトル戦の欄の氏名は対戦相手。うち、色付きのマス目は獲得(奪取または防衛)。青色挑戦者または失冠。黄色はリーグ入り。
  • 棋道賞は、 : 最優秀棋士賞、 優 : 優秀棋士賞、 特別 : 特別賞、
    率 : 勝率一位賞、 勝 : 最多勝利賞、 対 : 最多対局賞、 連 : 連勝賞、
    国際 : 国際賞、 新人 : 新人賞、 哉 : 秀哉賞
  • 賞金&対局料は、年度区切りではなく1月 - 12月の集計。単位は万円。
棋聖 本因坊 名人 棋戦 棋道賞 賞金対局料 備考
棋聖戦
1-3月
本因坊戦
5-7月
名人戦
9-11月
2002
2003
2004
2005 初リーグ入り
2006 降格 1194 (13位)
2007 6位 新人 1270 (13位)
2008 降格 1427 (11位)
2009
2010
2011 初リーグ入り
2012 降格 953 (10位)
2013 降格
2014 降格
2015 5位
2016 6位
2017 4位 6位

脚注[編集]

  1. ^ 井山、黄の定石研究
  2. ^ 第42期 棋聖戦

外部リンク[編集]