福岡航太朗

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福岡 航太朗(ふくおか こうたろう、2005年12月22日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士。初段。東京都出身、洪清泉四段門下。

経歴[編集]

2005年12月22日、東京都に生まれる。4歳のときに祖父の家にあった碁盤を見て囲碁に興味を持ち、小学校受験合格後に碁会所に通い始める[1]。その後、小学校2年生のときに洪清泉の主宰する洪道場に入塾[1]。2014年12月、小学3年生時に出場した第4回こども棋聖戦低学年の部で優勝[2]。優勝後、囲碁で世界一になってほしいという両親の思いもあり、洪の力も借りて小学4年生時に囲碁を学ぶために単身で韓国に留学した[3]。言葉もわからないままでの留学であったが、留学後3か月ほどでおおよそ韓国語を理解できるようになったという[4]。断続的に日本に帰国するも、学校の勉強が追い付かないことから小学校は地元の公立校に転校した[1]

合間を縫って日本のジュニア棋戦にも出場し、2015年8月、4年生時に出場した第36回少年少女囲碁大会では準優勝[5]。2016年12月、5年生時に出場した第6回こども棋聖戦高学年の部で優勝[2]。2017年3月、第20回ジュニア本因坊戦で優勝[6]。一方で、外来として二度受験した棋士採用試験ではともに予選を突破することすらできなかった[4]。こうしたこともあって、中学1年生時に日本棋院東京本院の院生になる。院生手合では最下級のEクラスから勝ち続け、Bクラスの4局目まで114連勝を記録、最短で最上位のAクラスまで進級した[4]。2018年11月、冬季棋士採用試験本戦で11勝4敗の成績を残し、13勝2敗の豊田裕仁の次点で合格、プロ入りを決めた[7]

2019年4月入段。13歳3か月での入段は、日本棋院史上8番目の年少記録[8]。2019年5月13日、第29期竜星戦予選Bで酒井真樹八段に勝利、続けて福井正明九段にも勝利し、公式戦デビューを連勝で飾った[9]

脚注[編集]

  1. ^ a b c (新初段物語:4)世界知る福岡航太朗、狙う頂 囲碁”. 朝日新聞デジタル (2019年7月13日). 2019年11月21日閲覧。
  2. ^ a b 第8回くらしき吉備真備杯こども棋聖戦 大会データ”. 日本棋院. 2019年6月22日閲覧。
  3. ^ 13歳でプロ棋士に 福岡航太朗初段は「気持ちと志がすばらしい子」”. NHKテキストビュー (2019年8月29日). 2019年11月21日閲覧。
  4. ^ a b c 内藤由起子 (2019年10月11日). “院生時代に114連勝! 驚異の13歳、囲碁・福岡航太朗初段に刮目せよ。”. Number Web. 2019年11月21日閲覧。
  5. ^ 第36回 文部科学大臣杯 少年少女囲碁大会”. 日本棋院. 2019年6月22日閲覧。
  6. ^ 歴代優勝者”. 花まる学習会杯 ジュニア本因坊戦. 2019年6月22日閲覧。
  7. ^ 平成31年度冬季棋士採用試験 本戦”. 日本棋院. 2019年6月22日閲覧。
  8. ^ 毎日新聞・囲碁によるツイート”. @mainichi_igo (2019年2月12日). 2019年6月22日閲覧。
  9. ^ 福岡航太朗初段、デビュー戦を白星で飾る!2戦目も勝利!【第29期竜星戦予選】”. 日本棋院 (2019年5月13日). 2019年6月22日閲覧。

外部リンク[編集]