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小山空也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 小山空也 六段
名前 小山空也
生年月日 (1996-11-17) 1996年11月17日(27歳)
プロ入り年 2013年
出身地 神奈川県
所属 日本棋院東京本院
師匠 小山竜吾
段位 六段
概要
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小山空也(こやま くうや、1996年11月17日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士。六段。神奈川県出身、小山竜吾七段門下。

経歴

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父は小山竜吾七段、母は栄美六段、そして祖父は鎮男八段という三世代にわたるプロ棋士家族。碁の手ほどきをしてくれたのは母方の祖母だったという。[1]

2013年9月1日、棋士採用試験#東京本院夏季採用試験で総合成績1位となり入段。[2]

2014年、プロ入り2年目にして 第40期名人戦の最終予選に進出するが、1回戦で黄翊祖に破れた[3]。第1回グロービス杯世界囲碁U-20の本戦グループリーグに出場するが 1勝2敗で、本戦トーナメントへ進出できなかった。[4]

2015年、二段に昇段。第2回グロービス杯世界囲碁U-20の本戦グループリーグに出場するが 2連敗で、本戦トーナメントへ進出できなかった。[5]

2016年、三段に昇段。

2017年、第43期名人戦の最終予選に進出するが、準決勝で一力遼に破れた。[6]

2018年、四段に昇段。

2019年、第44期棋聖戦のCリーグ入りを果たすが、2勝3敗で陥落。[7]

2020年、第68期王座戦の本戦に進出するが、1回戦で張栩に破れた。[8]

2021年、第77期本因坊戦の最終予選に進出するが、決勝で佐田篤史に破れた[9]。五段に昇段。第1回テイケイ杯俊英戦のリーグ戦に進出するが 3勝2敗の3位となり、決勝戦には進出できなかった。[10]

人物

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日本棋院の野球部に所属。[11]

良績

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昇段履歴

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段位 日付 昇段規定
初段 2013年9月1日 夏季棋士採用試験 総合成績1位[2]
二段 2015年1月1日 賞金ランキング 初段2位[12]
三段 2016年1月1日 賞金ランキング 二段2位[13]
四段 2018年1月1日 賞金ランキング 三段2位[14]
五段 2019年9月24日 勝星対象棋戦通算70勝[15]

脚注

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  1. ^ 小山空也三段の「進化する序盤作戦」”. 読売新聞オンライン (2016年8月23日). 2022年2月3日閲覧。
  2. ^ a b 平成26年度 棋士採用結果”. 日本棋院. 2022年2月3日閲覧。
  3. ^ 第40期 名人戦”. 日本棋院. 2022年2月3日閲覧。
  4. ^ 第1回 グロービス杯世界囲碁U-20”. 日本棋院. 2022年2月3日閲覧。
  5. ^ 第2回 グロービス杯世界囲碁U-20”. 日本棋院. 2022年2月3日閲覧。
  6. ^ 第43期 名人戦”. 日本棋院. 2022年2月3日閲覧。
  7. ^ 第44期 棋聖戦”. 日本棋院. 2022年2月3日閲覧。
  8. ^ 第68期 王座戦”. 日本棋院. 2022年2月3日閲覧。
  9. ^ 第77期 本因坊戦”. 日本棋院. 2022年2月3日閲覧。
  10. ^ テイケイ杯俊英戦”. 日本棋院. 2022年2月3日閲覧。
  11. ^ 「はい、どうぞ、くうちゃん」 山下敬吾九段の空気を読む力”. NHKテキストビュー (2019年7月5日). 2019年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月2日閲覧。
  12. ^ 平成26年賞金ランキングによる昇段者”. 日本棋院 (2015年1月30日). 2022年2月3日閲覧。
  13. ^ 2015年年賞金ランキングによる昇段者”. 日本棋院 (2016年1月29日). 2022年2月3日閲覧。
  14. ^ 2017年賞金ランキング昇段者が決定”. 日本棋院 (2018年1月25日). 2022年2月3日閲覧。
  15. ^ 【昇段】菅野 昌志七段に、小山 空也五段に昇段”. 日本棋院 (2019年9月24日). 2022年2月3日閲覧。

外部リンク

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