雌蛭

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金田一耕助 > 雌蛭

雌蛭』(めひる)は、横溝正史の短編推理小説。「金田一耕助シリーズ」の一つ。『別冊週刊大衆1960年9月号に掲載された。

本作で金田一は「鼠色のズボンに派手なチェックのアロハ、ベレー型のハンチング帽にべっ甲縁の眼鏡」という常にない服装を披露する。

あらすじ[編集]

金田一耕助の元に名前を名乗らぬ女から電話での依頼が行われた。渋谷のあるアパートの一室に行き、室内に忘れてきたハンドバッグを取って来て欲しいという依頼だった。

電話での指示に従い、電話ボックスの中に隠してあったアパートの鍵を手に入れた金田一がアパートの部屋に入ると。寝室のベッドには寝間着で抱き合った男女の遺体があった。また、2人の顔は硫酸で焼かれていた。そしてベッドのそばには電話で女が言っていたハンドバッグが落ちていた。被害者は流行作家・立花慎二と妻・昌子だった。

依頼を遂行した金田一ではあったが、肝心の女性から連絡がないく、また、現場で死体を目撃しながら通報もせずに立ち去った河野健太に疑問を抱いて彼の行方を知己の多門六平太に探すよう頼むのだった。

収録書籍[編集]

映像化[編集]

漫画化[編集]