猫館

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金田一耕助 > 猫館

猫館』(ねこやかた)は、横溝正史の短編推理小説。「金田一耕助シリーズ」の一つ。角川文庫七つの仮面』 (ISBN 4-04-130466-0) に収録されている。初出『推理ストーリー』1963年8月[1]

あらすじ[編集]

昭和35年6月5日、警視庁に等々力警部を訪ねた金田一は、日暮里駅近くにある通称・猫館と呼ばれる古館で、女占い師・ドクトル・ハマコが殺害された事件を知らされる。現場を訪れた金田一は、何匹もの猫が半裸の被害者を取り巻くという、異様な光景を目の当たりにする…。

主な登場人物[編集]

  • 金田一耕助(私立探偵)
  • 等々力大志(警視庁警部)
  • ドクトル・ハマコ(占い師。本名・賀川波満子)
  • 糟谷天民(猫館の現所有者。幼稚園の園長)
  • 松崎喜美子(幼稚園の保母
  • 佐藤阿津子(ハマコの内弟子)
  • 辻本咲子(ハマコの婆や)
  • 上条恒樹(画家
  • 上条冴子(故人。恒樹の妻でハマコの信者)
  • 古谷磯吉(故人。猫館の前所有者で写真家

解説[編集]

短編ということで謎解きの要素は少なく、また終盤に急展開を見せる。これらは本作に限らず、シリーズの他の短編にもしばしば見られる傾向である。

脚注[編集]

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  1. ^ 中島河太郎、「解説」 『七つの仮面』 角川書店角川文庫〉、1979年8月30日、325頁。ISBN 4-04-130466-0