相模川

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相模川
相模川
相模原市緑区大島付近。奥に見えるのは新小倉橋
水系 一級水系 相模川
種別 一級河川
延長 109 km
水源の標高 981 m
平均流量 -- /s
流域面積 1,680 km²
水源 山中湖(山梨県)
河口・合流先 相模湾(神奈川県)
流域 日本の旗 日本
山梨県神奈川県
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相模川(さがみがわ)は、山梨県神奈川県を流れる相模川水系の本流で、一級河川である。

地理[編集]

上流の山梨県では、桂川(かつらがわ)、河口近くの下流では、馬入川(ばにゅうがわ)と呼ばれている。古くは、鮎川(あゆかわ)と呼ばれた。

山梨県南都留郡山中湖村富士五湖の一つでもある山中湖を水源とする。富士山北麓の水を集めながらまず北西に流れ、富士吉田市で北東に折れる。都留市を経て大月市で流路を東に変える。相模湖津久井湖(ともに相模原市)という2つのダム湖を経て、ゆるやかに進路を変え、厚木市からは南にまっすぐ下り、神奈川県中部を貫き平塚市茅ヶ崎市の境付近で相模湾に注ぐ。

都留市より上流では富士山の噴火による噴出物に関連した地形が見られる。大月市付近より下流では河岸段丘が分布し、相模原市緑区東部より下流に相模平野を形成する。左岸には数段の段丘面を持つ相模野台地(相模原台地)が広がり、南に流路を変えた厚木市・座間市よりも下流には自然堤防を伴った沖積平野を発達させている。河口における三角州の発達は見られない。

古相模川は現在の鶴見川河口から古東京湾に注いでおり、西遷の過程で現帷子川・現引地川・現境川の流路を穿ったと考察されている。

なお、鉄道のJR相模線と一般道の国道129号及び高速道路の首都圏中央連絡自動車道が本流のすぐ側を並走している。

利水[編集]

相模川では1938年に神奈川県が相模川河水統制事業に着手し、以来戦後にかけて総合的な河川開発事業が進められた。相模ダムにより形成された相模湖城山ダムにより形成された津久井湖と中津川に建設された宮ヶ瀬ダムにより形成された宮ヶ瀬湖は導水路によって連結され、相互に水を融通しながら寒川取水堰相模大堰などより取水され、県西部を除く神奈川県の各都市(横浜市川崎市横須賀市相模原市鎌倉市など)の水がめとして重要な位置を占めている。また津久井湖は神奈川県企業庁の水力発電事業として、境川に建設された本沢ダムにより形成された城山湖との間で揚水発電を行っている。地方自治体による公営発電事業において揚水発電を行う自治体は神奈川県が唯一である。また山梨県内においては東京電力の前身の一つである東京電燈によって明治時代後期から駒橋発電所などの水力発電所が設けられたが、支流の葛野川流域において富士川水系も利用した葛野川発電所が建設され、葛野川支流の土室川に葛野川ダムが建設された。この他山梨県によって葛野川に治水と利水を目的とした深城ダムが建設されている。

古名の鮎川が示すように、がとれる川である。今でも山梨県、さらに津久井ダム以南、神奈川県流域でも鮎が釣れる。天然遡上のものも神奈川県流域で確認されている。毎年、現地漁業組合の管理のもと、放流も行われ、解禁後は多数の鮎釣り客で賑わう、また不忍池などに営巣するカワウがこの鮎などを採餌するために毎日通勤している。一方、粗大ゴミの不法投棄や釣り人およびレジャーで訪れる人々の捨てていくゴミが問題になっている。

支流[編集]

相模川のランドサット衛星写真
桂橋より下流を望む(相模原市緑区相模湖町、2008年3月)
沼本ダム
高田橋より「泳げ鯉のぼり相模川」(愛川町、2006年4月)
寒川取水堰付近(寒川町、2004年11月)
新幹線相模川橋梁(平塚市・寒川町、2007年3月)
湘南銀河大橋(平塚市・寒川町、2010年4月)
湘南大橋と相模川河口(平塚市、2010年4月)

湖・ダム[編集]

相模川本流
葛野川
道志川
中津川
宮川

橋梁および堰[編集]

流域の自治体[編集]

本流の流れる自治体

山梨県
南都留郡山中湖村忍野村富士吉田市、南都留郡西桂町都留市大月市上野原市
神奈川県
相模原市愛甲郡愛川町厚木市座間市海老名市高座郡寒川町平塚市茅ヶ崎市

本流は流れないがこの水系の川が流れる市町村及びその河川

流域市町村の位置イメージ[編集]

左岸 右岸
山中湖村 山中湖村
忍野村 忍野村
富士吉田市 忍野村
富士吉田市 富士吉田市
西桂町 西桂町
西桂町 都留市
都留市 都留市
大月市 都留市
大月市 大月市
上野原市 上野原市
上野原市 相模原市
相模原市 相模原市
相模原市 愛川町
相模原市 厚木市
座間市 厚木市
海老名市 厚木市
寒川町 厚木市
寒川町 平塚市
茅ヶ崎市 平塚市
平塚市 平塚市
  • 上流から下流方向を見て、左岸は東側で右岸は西側。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]