情報スタジアム 4時!キャッチ

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情報スタジアム 4時!キャッチ
『情報スタジアム 4時!キャッチ』の生放送に使われる
サンテレビ本社(神戸国際交流会館内)
ジャンル 報道番組情報番組
オープニング BONNIE PINK「Catch the Sun」
エンディング 同上
放送
放送局サンテレビジョン
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2018年4月2日 - 2021年3月19日
放送時間平日16:00 - 16:55
放送分55分
公式サイト
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情報スタジアム 4時!キャッチ』(じょうほうスタジアム 4じキャッチ)は、サンテレビジョン2018年4月2日から 2021年3月19日まで放送していた情報番組。同局の社会情報部・報道部・制作部が初めて共同で制作した生放送番組で、放送時間は基本として毎週月曜日 - 金曜日の16:00 - 16:55(JST)。

概要[編集]

2018年3月まで放送されていた『NEWS PORT』(平日夜間の報道番組)と『午後キュン』(土曜日午後の情報番組)を統合したうえで、サンテレビとしては34年振りにレギュラーで編成する平日帯の生放送番組[1]。開始に際しては、局内に社会情報部を新設したうえで、『NEWS PORT』を制作していた報道部と『午後キュン』に携わっていた制作部からスタッフの一部を異動させた。また、番組タイトルの「キャッチ」(Catch)にちなんで、右手の指でCの形を作って右目の前に掲げるジェスチャーを考案。オープニング・エンディングや生中継で出演者が随時披露している。

キャッチフレーズは「兵庫神戸の“今”を いち早く 分かりやすくキャッチ!」で、テーマソングはBONNIE PINKの「Catch the Sun」。全曜日とも、兵庫県内向けのローカルニュースを内包していた。ただし、競艇などのスポーツ中継を編成する関係で放送を休止する場合は、単独番組(『SUN-TV NEWS』)として16:55から5分間放送した。

2020年3月31日火曜日)放送分までは、『NEWS PORT』のテイストを織り込んだ月 - 木曜放送分を社会情報部(月曜・水曜グループと火曜・木曜グループ)が、『午後キュン』の流れを汲む金曜放送分を制作部が制作を担当していた[2]。このため、月 - 木曜放送分と金曜放送分でスタジオセットの配置やコーナーの構成が若干異なっていた。また、2019年5月6日に放送されたサンテレビ開局50周年記念番組『SUNキュー!!50年 そして未来へ』(3部構成で10:55 - 18:00に編成)では、当番組の制作チームが第2部「SUNキュー!!50年 ワッショイ!ひょうごLOVERS」(12:30 - 17:00に生放送)の制作を担当した[3]

2020年3月31日まではオープニングムービーを流してから本編に入っていたが、翌4月1日水曜日)放送分からこのムービーを割愛するなど大規模なリニューアルを敢行。スタジオセットを全ての曜日で共用するようになったが、日本国内で新型コロナウイルスへの感染が拡大していることを背景に、4月20日(月曜日)から5月8日(金曜日)まで番組の制作・放送体制を暫定的に変更した。この時期には、感染の拡大を防止すべく番組制作部門の人員を2班に分けたことから、放送時間を30分(16:00 - 16:30)に短縮[4][5]YouTubeのサンテレビ公式チャンネルでは、マスター送り(サブOUT)の映像による(CMを除く)番組全編の同時配信を試験的に実施していた。

情報スタジアム 4時!キャッチ』としての放送は、2021年3月19日(金曜日)で終了。放送枠を17時台(17:00 - 17:55)に繰り下げた[注 1]うえで、同年4月1日(木曜日)から、『NEWS×情報 キャッチ+』(ニュース・じょうほう キャッチプラス)というタイトルで再スタートを切った。『キャッチ+』では『4時!キャッチ』から一転して、全曜日で2部構成を採用。第1部(17:30までの時間帯)の「情報+」では主に地域情報を、第2部(17:30以降の時間帯)の「ニュース+」では報道系のニュース・気象情報を扱う[6]

出演者[編集]

番組終了時点[編集]

◎:出演時点でサンテレビアナウンサー(嘱託・契約アナウンサーを含む)
○:『NEWS PORT』にもレギュラーで出演
※:『午後キュン』にもレギュラーで出演

メインキャスター(MC)[編集]

  • 月・金曜日:木内亮
    • 番組開始当初から金曜日、2019年12月18日から水曜日のニュースキャスターを担当。2020年4月1日から月曜日、4月3日から金曜日のMCを務めた。
    • 石川テレビの元・アナウンサーで、サンテレビに正局員として移籍してからは、主にスポーツアナウンサーとして活動。日本プロ野球プロ野球オフシーズン限定番組の『熱血!タイガース党』では、2012年度から「党首代行」という肩書で出演したほか、「木内の必殺抜きうちショット!」(ENGカメラで撮影しながら阪神の関係者・ファンへの直撃取材を敢行した企画)で人気を博していた。当番組MCへの起用後は、出演しない日にスポーツアナウンサーとして活動を続ける[注 2]一方で、『熱血!タイガース党』の「党首代行」を2020年3月で卒業。
    • MCへの就任を機に、「4時キャッチ!宣伝隊長」という肩書で、放送対象地域である兵庫県内の自治体をロケで順次訪問。ロケ先で出会った1名の一般人に当番組のPRを兼ねてノベルティグッズ(番組のステッカー)を配った模様のVTR(MCを担当しない日によっては生中継)を、「4時キャッチ!宣伝隊長 木内がやります!」と称して、全曜日のエンディング前に放送していた(1日につき1つの自治体を紹介)。なお、『キャッチ+』では月 - 水曜日に第1部のMCを担当。
  • 火 - 木曜日: 弘松優衣オフィスキイワードに所属するフリーアナウンサー

サブキャスター[編集]

番組開始から2020年4月改編までは月 - 木曜日、以降は金曜日に配置。

ニュースキャスター[編集]

  • 月・水曜日:吉本美咲◎(2020年4月1日 - )
  • 火曜日:藤岡勇貴(サンテレビ社会情報部ニュースキャスター、元・青森朝日放送アナウンサー:特集企画のディレクターも担当[2]
    • 番組開始から2020年3月31日までは、サブキャスターとして火・木曜日の全編に出演。2018年5月15日から開設した公式ブログ「藤岡勇貴のNEWSキャッチ」では、当番組の制作や放送にまつわるエピソードを随時紹介していた。2020年4月改編からは、ニュースキャスター(火曜日専属)やニュース解説(基本として木曜日)の担当に事実上専念。
    • 前職(青森朝日放送アナウンサー)の縁で青森県から「元気あおもり応援隊員」を委嘱されていることを背景に、2021年の3月第1週(1日 - 5日)には、「いこか青森 こいへ青森」(フジドリームエアラインズによる神戸 - 青森間の定期便就航1周年を記念した青森県内の観光案内企画シリーズ)で神戸側のナビゲーターとして全曜日にスタジオ出演[注 4]。古巣の青森朝日放送が、制作協力局として青森県内の映像の撮影などを担当している。
    • 当番組終了後(『キャッチ+』放送初日)の2021年4月1日付で社会情報部から報道部へ異動するため、『キャッチ+』では、第2部でニュースキャスターを務める[6]
  • 木曜日:小浜英博◎○
    • 番組開始から2020年3月30日までは、サブキャスターとして、月・水曜日の全編に出演。ニュース解説も担当していた。同年の4月改編から、ディレクターを兼務。『キャッチ+』では、第2部のニュースキャスターに専念。
    • ニュースキャスターとしては、2020年3月3日から火曜日を担当した後に、4月2日から木曜日へ異動。
  • 金曜日:影谷かおり◎(2020年4月3日 - )
    • 2018年3月まで、第一子の出産に伴う産前産後休暇を取得。同年4月の職場復帰後から、レギュラー出演開始までの間にも、本来のニュースキャスターが休演する場合に代理を務めることがあった。

担当日には、夜(基本として21:27 - 21:30)の『SUN-TVニュース』キャスターを兼務することが多い。2020年4月の途中までは基本としてスタジオセットの中からニュースを伝えていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で放送時間を暫定的に短縮してからは、『SUN-TVニュース』用のニューススタジオから出演。これを機に、番組の途中(天気予報の直前)に加えて、本編のオープニング前にも伝えるようになった。

コーナーキャスター[編集]

2020年3月までは「情報キャスター」として木曜日、同年4月改編から金曜日にも配置。

  • 木曜日:中元麗偉美(なかもと れいみ:オフィスキイワード所属のフリーアナウンサー)
  • 金曜日:小浜英博◎○
    • 2020年4月改編のリニューアルで「週間!ニュースサイトランキング」(サンテレビ公式YouTubeチャンネルとの連動企画)を新設したことを機に、金曜日のみ同コーナー限定で出演。

リポーター[編集]

  • 月曜日:小浜英博◎○
    • 月曜日には、番組開始から2020年3月30日までサブキャスターとロケ企画のリポーターを兼務した後に、同年4月6日放送分から生中継のリポートに専念。
    • 夏季休暇に入っていた2020年8月3日放送分では、壱城あずさ(神戸市出身の女優、元・宝塚歌劇団星組男役)が、「スペシャルリポーター」という肩書で人生初の生中継リポートに臨んだ。
  • 火曜日
  • 水曜日:朝田夢子◎(2020年4月1日から出演)
  • 木曜日
    • 春田純一
      • 「神戸三宮シアター・エートー」の名誉アンバサダーを務める縁で、2019年4月4日から月に2回のペースで放送される兵庫県内でのロケ企画「俳優・春田純一が行く」→「春田純一の職人旅」に出演。サンテレビでは、「春田純一の職人旅」の再編集版を、『俳優 春田純一の職人旅』という単独番組として2020年10月11日から2021年3月28日まで毎週日曜日の夜間(基本として22:15 - 22:30)に放送していた。
    • 和田ちゃん(女と男)
      • 2020年4月2日から、「ワダちゃんのカルチャー教室始めました!」(人気を集めるカルチャー教室での体験ロケ企画)を担当。

サンテレビが毎年若干名を選出する「サンテレビガールズ」のメンバーが生中継へ同行することや、月・水曜日メインキャスターの小濱が他の曜日に生中継(またはロケ)リポートへ出ることや、社会情報部の小松田梓左ディレクター(兵庫県出身で2017年度に同局へ入社)が「情報キャッチャー」という肩書でロケ取材を担当することもある。

2020年3月までは、松浦宏子◎○も、ニュースキャスターとの兼務扱いで生中継のリポーターを担当。2018年6月からは一時、月曜日の収録コーナー「ひょうご海(sea)ライフ」(詳細後述)にも、リポーターとして出演していた(放送上の肩書は「ナビゲーター」)。2019年7月17日(水曜日)放送分では、弘松が中継リポートに回ったため、弘松と役割を交代する格好で小濱と共にメインキャスターを担当。

2018年7月以降の木曜日には、当時松浦がリポートを担当していた生中継とは別に、毎週木曜日の夜に神戸市内で公演(ものまねショー)を開催する「ものまねアラジン」(大阪市内に拠点があるショーパブ)との連動企画として、同店に在籍するものまねタレントが神戸公演の前に週替わりで商店街からの中継リポーターを担当[7]。同年10月以降は、中元が14日放送分から商店街中継へ同行するとともに、松浦が担当していた中継をレギュラー陣以外の人物(「サンテレビガールズ」など)によるリポート企画へ変更した。商店街中継については、同年12月13日放送分から松浦が同行していたが、2019年3月14日放送分で終了。

気象キャスター[編集]

  • 前田勝久◎(気象予報士、2019年3月までは全曜日、同年4月からは水曜以外の曜日に出演) - 『キャッチ+』でも、全曜日で天気予報を担当。

放送日によっては、中継リポーターを兼務するため、中継先から天気予報を伝えることがある。2019年4月以降は、サンテレビが1969年の開局以来毎年複数名を採用している「サンテレビガールズ」(任期は基本として1年間)が、水曜日のみ週替わりで天気予報を担当。

コメンテーター[編集]

放送終了時点[編集]

サンテレビの放送対象地域である兵庫県内の出身者・在住者を中心に起用。●の人物は、出演期間中には、公式サイトで「コメンテーター」と扱われている。

過去[編集]

2019年度の金曜日には、以下の人物・ユニットが週替わりで出演していた。

曜日別のコンセプトと日替わりコーナー[編集]

当番組では、ニュース[注 9]天気予報[注 10]・生中継コーナー・ジャパネットたかたテレビショッピングコーナー[注 11]を全曜日に編成する一方で、以下のコンセプトに沿った日替わりコーナーも放送していた。

  • 月曜日:「スポーツ&健康をテーマに、元気に1週間のスタートを!」
    • 「がっちりトラキャッチ」
      • 阪神タイガースに関する情報コーナーで、小浜→木内が進行。日本プロ野球(NPB)のシーズン中には、放送前週の阪神の戦いを振り返ったうえで、放送週の阪神戦の予定を『サンテレビボックス席』での中継スケジュールと合わせて紹介した。
      • 2019年度までは狩野も随時出演していたが、木内が月曜日のMCに就任した2020年度からは、阪神ファンでもある小林とのクロストークを基調に放送。木内はMCと並行しながらスポーツアナウンサーとしての活動も続けているため、放送週によっては、自身が中継の実況を担当した試合も取り上げていた。
    • 「チーズでチャージ チカラ飯」(基本として10 - 12月に放送)
      • サンテレビと同じく神戸市中央区内に本社のある六甲バター(放送上の名義はブランドネームの「Q・B・B」)からの協力の下に、マラソンランナーを応援する趣旨で構成されていたコーナー。「チカラ飯」(Q・B・Bチーズを使ったマラソンランナー向けの料理やスイーツ)の作り方を、小林が神戸学院大学栄養学部の学生に教わった映像(事前収録)を流したほか、兵庫県内に所在する市民ランナー向けのマラソンコースを紹介していた。
      • 過去の放送で紹介した「チカラ飯」のレシピは、当番組開始前の2015年から神戸学院大学の学生が代々考案してきた「マラソンレシピ」と合わせて、六甲バターマラソンスペシャルページ内の「マラソンレシピ」ページで公開。当番組のYouTube公式サイトでは、直近の放送回から、小林が「チカラ飯」の作り方を教わった動画を配信していた。
    • 「小林祐梨子の待ってろ2020」
    • 「ココ!集中っ!!」(2018・2019年度に放送)
      • トップアスリートの強さの秘密や素顔に迫る小浜のインタビュー企画。
    • 「木内の必殺抜きうちキャッチ!」(2020年度から不定期で放送)
      • 木内が『熱血!タイガース党』で担当していた「木内の必殺抜きうちショット」の後継企画で、2020年6月15日から放送。取材VTRを流す直前の「抜き打ちと木内は掛かっています」という口上も引き継いでいる。第1回放送では、『熱血!タイガース党』で長年共演していた福本豊朝日放送テレビ野球解説者)を、サンテレビの本社内で取材。新型コロナウイルスへの感染が拡大している時期から放送を始めたため、「抜きうちショット」と違って、オンライン取材の模様を放送することもあった。
    • 「羽ばたけ!ヴィックキャッチ」(2020年度からVリーグのシーズン限定で放送)
      • サンテレビの放送対象地域である兵庫県姫路市に本拠地を置くヴィクトリーナ姫路の情報コーナーで、同市に本社を置く大和工業からの協力の下に、村上が取材とスタジオ報告を担当。大和工業は、当コーナーの放送開始を機に、月曜日限定で全編のスポンサーにも付いていた。
  • 火曜日:「防災から街の話題まで、役立つ生活情報をキャッチ!」
    • 「神戸新聞」との連動企画で、兵庫県内のトピックスを経済系のコメンテーター(当初は林と藤岡)が解説。阪神・淡路大震災の被災地域が放送対象地域に含まれるサンテレビならではの防災・減災特集を放送することや、兵庫県内の経済に関するニュースを「経済トピックス」、サンテレビが兵庫県内に配置している駐在カメラマンからのリポートを「駐在リポート」として伝えることもある。その一方で、2019年5月9日からは「おっ!散歩」も放送。
    • 天気予報では、毎週最終週のみ、神戸地方気象台からの協力による気象解説企画を放送。同気象台の解説官をスタジオに迎えていた(2020年4月改編から木曜日で放送)。
  • 水曜日:「身近な出来事、それニュースです!」
    • 流通科学大学からの協力の下に、兵庫県内にある学校の「文化部」(文化系クラブ)の活動を、他曜日でニュースキャスターやサブキャスターを務めるサンテレビの女性アナウンサー(中村→松浦→中村→松浦→朝田)の生中継リポートで紹介する「部活中継」を主体に構成。スタジオから放送する「我が家のほっこりニュース」では、視聴者の撮影・投稿による心和む動画を交えながら、生活に関する身近な話題や家族のニュースを取り上げていた。さらに、生活に関する身近な話題を調査・紹介する「水曜ふむふむ」も放送。ちなみに、流通科学大学は水曜日限定で全編のスポンサーにも付いていた。
    • ひょうご海(sea)ライフ」(2018・2019年には月曜日で放送)
      • サンテレビ・神戸新聞社・ラジオ関西兵庫県神戸市姫路市などが参加する「海の日本PROJECT in ひょうご」(日本財団2017年から海洋に接する都道府県単位で展開している「海の日本PROJECT」の兵庫県版)と連動したコーナーで、県内各地の海に関するイベントや関係者を取材した模様を紹介。1年目の2017年には、6月12日から12月20日まで、独立番組として毎週月曜日の18:55 - 19:00に放送されていた。
      • 半年間の休止を経て、2018年から6月中旬 - 11月中旬の期間限定で当番組の月曜放送分へ内包。2017年版に続いて、松浦がナビゲーターを務めたほか、サンテレビガールズのメンバーが松浦の取材へ随時同行していた。 松浦のサンテレビ退社後に編成された2020年版から、放送曜日を水曜日へ変更するとともに、サンテレビガールズが週替わりで取材・スタジオ報告を担当。
  • 木曜日:「応援します!兵庫の経済」「多彩なタレントが登場!お得な情報もキャッチ」
    • 番組開始当初は、最先端医療に関する研究拠点やベンチャー企業がポートアイランド(神戸市)に集まっていることにちなんで、「医療と経済の関係」という視点から医療技術の最前線を取材した模様を藤岡が紹介していた。後に、テーマを拡張。さまざまんな文化や技術の粋が兵庫県に集まっていることを背景に、伝統の技から最新のトレンドまでを、多彩なタレントが体当たりリポートで伝えていた。
  • 金曜日:「三船美佳が兵庫をキャッチ」「ニュースをワイドにお届け」
    • 三船・谷口のダブルMC時代には、放送週における兵庫県内の話題を振り返る「ウイークリーキャッチ」、兵庫県内の町や人を紹介する「ほっと町キュン」、県内各地からの生中継リポートなどで構成。「ウィークリーキャッチ」以外の企画は、毎週金曜日に収録していた『午後キュン』時代の企画を、生放送向けに発展させている[注 12]。また、兵庫県出身の著名人を、週替わりでコメンテーターに迎えていた。
    • 2020年の4月改編でMCを木内に交代したことを機に、木内とサブキャスターの朝田・吉本が、さまざまな視点で兵庫県内の最新の話題を伝える方向へリニューアル。週替わりのコメンテーター制度を廃止する一方で、三船・谷口のダブルMC中に始まった「4時のおやつ」(放送時間である「4時」のおやつにふさわしい菓子やスイーツをスタジオで試食しながら紹介する企画)の対象を、旬の食材やお取り寄せグルメにも広げていた。

火 - 木曜日の特集については、放送済みの映像を、放送後にサンテレビのYouTube公式チャンネルから無料で配信。放送週末(翌週日曜日)の『SUN-TV日曜夕刊』→『ニュースSUNデー』で、改めて放送することもあった。

2020年までは、NPBプロ野球シーズン中の平日に『サンテレビボックス席』で阪神主管のナイトゲームを阪神甲子園球場京セラドーム大阪から中継する場合に、中継先の球場の放送席から実況(またはベンチリポート)担当のアナウンサーが生中継でリポートを入れることがあった。

月・火・木曜日の生中継については、サンテレビの放送対象地域である兵庫県内に限らず、地上波の直接受信やケーブルテレビなどによって大半の地域で当番組を視聴できる大阪府内から放送することもあった。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ この編成に伴って、サンテレビが2013年4月1日から実施してきた『5時に夢中!』(TOKYO MX制作の生放送番組)の同時ネット(2018年3月30日まではメインチャンネルでの部分ネット、同年4月2日以降はサブチャンネルでのフルネット)は、2021年3月23日(火曜日)放送分で終了。
  2. ^ 『サンテレビボックス席』で阪神のナイトゲーム中継の実況を担当する場合にも、中継先の球場の放送席から出演していた。
  3. ^ 弘松と同じ同志社大学出身で、石川テレビでの同期アナウンサーでもあった薄田ジュリアは、2017年3月27日から『みんなのニュース 報道ランナー』→『報道ランナー』(当番組と放送時間の一部が重なる関西テレビ制作の関西ローカル向け報道・情報番組)でサブキャスターやリポーターを務めている。
  4. ^ 青森側からは、放送時点の現職青森県知事で、藤岡に「元気あおもり応援隊員」を委嘱している三村申吾がナビゲーター格でVTR出演。サンテレビでは、定期便が就航した2020年にも、藤岡・三村などの出演による『いこか青森 こいへ青森』を特別番組として放送した。
  5. ^ サンテレビ制作の番組では、2012年4月から2013年9月28日まで、『週末ココいこっ!おっサンなび』(毎週土曜日12:00 - 13:00)にレギュラー出演。
  6. ^ 当番組の前にも、『大西ユカリのハッスル歌謡曲』(朝日放送)などのラジオ番組へレギュラー出演。
  7. ^ 降板の翌週(2020年3月3日)に、「サンテレビアナウンサー」という肩書で『あどりぶラヂオ』(MBSラジオ)のパーソナリティを担当。出演期間中の当番組について、「曜日ごとに担当プロデューサーも番組の色(特徴)も違う」「現役の高校生が在籍校の校内から出演する『部活中継』を学期中の水曜日に放送する場合には、授業との兼ね合いで出演する生徒との打ち合わせにあまり時間を割けないまま中継に臨んでいたので大変だった」と語っていた。
  8. ^ 2019年3月まで当番組と放送時間が重なっていた『ちちんぷいぷい』(毎日放送)向けに、1999年10月の放送開始当初から楽曲を提供しているほか、放送や関連イベントにも随時出演。2017年10月からのエンディングテーマ曲「めぐる」については、当番組への出演開始後も、2018年8月15日まで放送していた。
  9. ^ 2018年3月30日まで6年間にわたって平日の17:50 - 18:00に編成されてきた『SUN-TVニュース』を事実上内包。気象予報士の前田は、同枠と『NEWS PORT』でも気象キャスターを務めていた。
  10. ^ サンテレビボックス席』で阪神のナイトゲームを中継する日(または前日)には、開催地を問わず、球場周辺の気象条件も紹介。
  11. ^ 『ちちんぷいぷい』でも、当番組の放送開始直前(15:45頃)に編成。
  12. ^ 「ほっと町キュン」の前身は、小浜がナレーターを務めた「おじゃ町ま~す」。また、グイグイ大脇は、「おじゃま中継」(生放送風に収録した兵庫県内からの中継企画)でリポートを担当していた。

出典[編集]

  1. ^ 「番組スタートまで」と「阪神淡路大震災」”. 藤岡勇貴のNEWSキャッチ (2019年1月21日). 2021年3月14日閲覧。
  2. ^ a b あんた誰っ? 藤岡勇貴と申します”. 藤岡勇貴のNEWSキャッチ (2018年5月15日). 2021年3月14日閲覧。
  3. ^ キャッチのお休みと50周年特番のお知らせ”. 藤岡勇貴のNEWSキャッチ (2019年4月26日). 2021年3月14日閲覧。
  4. ^ 4時!キャッチ 放送時間短縮のお知らせ”. 藤岡勇貴のNEWSキャッチ (2020年4月17日). 2021年3月14日閲覧。
  5. ^ 4時!キャッチ 5月11日(月)から通常放送”. 藤岡勇貴のNEWSキャッチ (2020年5月8日). 2021年3月14日閲覧。
  6. ^ a b "4時!キャッチの視聴者の皆さまへ 大事なお知らせ". 藤岡勇貴のNEWSキャッチ. 13 March 2021. 2021年3月14日閲覧
  7. ^ 『藤岡勇貴のNEWSキャッチ』2018年7月2日付記事「新コーナーとプレゼントのお知らせ」を参照
  8. ^ 『藤岡勇貴のNEWSキャッチ』2018年6月1日付記事「サニーさん まあくん」を参照
  9. ^ 中村麻里子アナ 涙の画像が公式ツイッターに…サンテレビアナとして最後の出演(『デイリースポーツ2019年6月27日付記事)
  10. ^ 元AKB中村麻里子アナ 11月5日から復帰、病名は「急性肝炎」と明かす(『デイリースポーツ2018年11月4日付記事)
  11. ^ 元AKB中村麻里子アナ 「体調不良」で休養(『デイリースポーツ2018年10月3日付記事)
  12. ^ サンテレビアナウンサーコラム『橋本航介「フルスイング」』2020年5月8日付記事「『4時!キャッチ』新コーナー始まります」を参照

外部リンク[編集]

サンテレビジョン
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