仮面浪人

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仮面浪人(かめんろうにん)とは、大学に入学・在籍しながら、それとは別の希望する大学や希望する学部入学試験のための勉強をしている状態にある学生・受験生の日本での俗称。

概要[編集]

「仮面」とは、大学に在籍し学生の仮面を被っている立場を指して言い、「実質的には浪人」のためこう表現する。

メリットとしては、学生の地位を確保しながら次年度の入試で第一志望の大学等を目指せることが挙げられる。一方デメリットとしては、大学生と浪人生の中間という中途半端などっちつかずの状態となる可能性が挙げられる。

なお、「仮面浪人」は他大学の入学試験を目指しているものだが、企業に所属(あるいは内々定を受諾)しながら他企業への就職活動を行っている場合は「仮面就活」と呼ばれる[1]

仮面浪人の現状[編集]

大学院博士後期課程受験に失敗した修士課程修了者が、聴講生研究生の資格で大学院の授業に参加しながら翌年および翌々年以降の合格を目指すことや、公務員としてある特定の役所に合格・採用され勤務し始めたものの、実際に勤務した結果に感じる理想とのギャップや職場への不適応などから、一応はその役所に勤務したまま、別の役所(別の地方公共団体など)への勤務を希望し、事実上公務員試験を受験し続けるようなことも仮面浪人と称する場面もある[誰によって?][2]

著名な仮面浪人経験者[編集]

仮面浪人の描写がある作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ “内定辞退したあの会社 もう一度行ってもいいの?”. 日本経済新聞. (2016年6月29日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO04107190X20C16A6000000/ 
  2. ^ 例えば地方公務員の場合、職員の採用は各々の地方公共団体(県や市町村)がそれぞれ独自の採用試験を実施するため、A県職員がB県の職員になることを希望した場合は、再びB県の職員採用試験に合格し採用されなければならない(一部で「経験者採用」を実施する自治体もある)
  3. ^ 水野良樹のブログ 2008年1月20日