カイル・ラウリー

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  • カイル・ロウリー
カイル・ラウリー
Kyle Lowry
Kyle Lowry (26715268738).jpg
トロント・ラプターズでのラウリー
(2018年)
マイアミ・ヒート  No.7
ポジション PG
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1986-03-25) 1986年3月25日(36歳)
出身地 ペンシルベニア州の旗 ペンシルバニア州フィラデルフィア
身長 183cm (6 ft 0 in)
体重 89kg (196 lb)
ウィングスパン 188cm  (6 ft 2 in)
キャリア情報
大学 ビラノバ大学
NBAドラフト 2006年 / 1巡目 / 全体24位[1]
プロ選手期間 2006–現在
経歴
2006-2009メンフィス・グリズリーズ
2009-2012ヒューストン・ロケッツ
2012-2021トロント・ラプターズ
2021-マイアミ・ヒート
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
獲得メダル
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オリンピック
金メダル - 1位 2016 リオデジャネイロ

カイル・テレル・ラウリーKyle Terrell Lowry 1986年3月25日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルバニア州フィラデルフィア出身のプロバスケットボール選手。NBAマイアミ・ヒートに所属している。ポジションはポイントガード

来歴[編集]

メンフィス・グリズリーズ[編集]

ビラノバ大学で2年間プレーした後2006年NBAドラフトアーリーエントリーし、全体24位でメンフィス・グリズリーズに指名された。1年目の2006-07シーズンは、デイモン・スタウダマイアーの控えとして期待されていたものの、手首の骨折で10試合の出場に止まった。翌2007-08シーズンマイク・コンリーが入団。その中で全82試合にフル出場し、シックスマンとして起用された。

ヒューストン・ロケッツ[編集]

ヒューストン・ロケッツでのラウリー
(2009年)

2008-09シーズン途中にヒューストン・ロケッツへ移籍した[1]。当初はアーロン・ブルックスの控えだったが、2010-11シーズンから先発に起用された。しかしロケッツはシーズン途中にブルックスをフェニックス・サンズに放出しゴラン・ドラギッチを獲得。翌2011-12シーズンにかけて、ドラギッチとのスタメン争いが繰り広げられた。

トロント・ラプターズ[編集]

2012年7月、ゲーリー・フォーブス英語版とドラフト1巡指名権とのトレードトロント・ラプターズに移籍した[2]2013-14シーズンは、自己最高の平均17.9点7.4アシストを記録し、ラプターズを2008年以来のプレーオフ進出に導いた。

2014年7月10日、ラプターズと4年4800万ドルで再契約した。

2014-15シーズンは、自身初のNBAオールスターゲームに出場[3]。翌2015-16シーズンも、ファン投票でオールスターゲームの先発に選出された[4]

2018年2月18日に行われるNBAオールスターゲームに出場することが発表された[5]。2018年3月23日に行われたブルックリン・ネッツ戦でトリプル・ダブルとなる25得点、12アシスト、10リバウンドを記録、試合はラプターズが116-112で勝利した[6]。プレーオフ1回戦、対ワシントン・ウィザーズの第6戦で24得点を記録、試合は102-92で勝利し4勝2敗で1回戦突破を決めた[7]


2018-19シーズンはカンファレンスファイナルの第5戦目にて、ラプターズのプレーオフ通算得点記録のデマー・デローザンが保持していた1,117得点を上回り、歴代最高記録となった[8]NBAファイナル第6戦で、26得点、10アシスト、7リバウンドを記録し、チームは114-110でゴールデンステート・ウォリアーズを制し、自身初とともにラプターズのフランチャイズ史上初の優勝をもたらした[9]

2020-21シーズンはは契約最終年であり、更にチームが再建に入ったこともありシーズン途中のトレードが濃厚とされていたが、トレードは起こらなかった。

マイアミ・ヒート[編集]

2021年8月6日にゴラン・ドラギッチプレシャス・アチュワ、ドラフト指名権とのサイン・アンド・トレードマイアミ・ヒートへ移籍し、ヒートと3年8500万ドルの契約を結んだ[10]。移籍に際して、ラプターズはラウリーの長年にわたる多大な貢献を称え、彼の引退後に背番号「7」を球団史上初となる永久欠番にする予定であることを発表した[11]

個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  優勝シーズン  NBA FINAL CHAMP.png

NBA[編集]

レギュラーシーズン[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2006–07 MEM 10 0 17.5 .368 .375 .893 3.1 3.2 1.4 .1 5.6
2007–08 82 9 25.5 .432 .257 .698 3.0 3.6 1.1 .3 9.6
2008–09 49 21 21.9 .412 .246 .801 2.3 3.6 1.0 .2 7.6
HOU 28 0 21.7 .475 .276 .800 2.8 3.5 .8 .3 7.6
2008-09計 77 21 21.8 .435 .255 .801 2.5 3.6 .9 .2 7.6
2009–10 68 0 24.3 .397 .272 .827 3.6 4.5 .9 .1 9.1
2010–11 75 71 34.2 .426 .376 .765 4.1 6.7 1.4 .3 13.5
2011–12 47 38 32.1 .409 .374 .864 4.5 6.6 1.6 .3 14.3
2012–13 TOR 68 52 29.7 .401 .362 .795 4.7 6.4 1.4 .4 11.6
2013–14 79 79 36.2 .423 .380 .813 4.7 7.4 1.5 .2 17.9
2014–15 70 70 34.5 .412 .338 .808 4.7 6.8 1.6 .2 17.8
2015–16 77 77 37.0 .427 .388 .811 4.7 6.4 2.1 .4 21.2
2016–17 60 60 37.4 .464 .412 .819 4.8 7.0 1.5 .3 22.4
2017–18 78 78 32.2 .427 .399 .854 5.6 6.9 1.1 .2 16.2
2018–19 65 65 34.0 .411 .347 .830 4.8 8.7 1.4 .5 14.2
2019–20 58 58 36.2 .416 .352 .857 5.0 7.5 1.4 .4 19.4
2020–21 46 46 34.8 .436 .396 .875 5.4 7.3 1.0 .3 17.2
2021–22 MIA 63 63 33.9 .440 .377 .851 4.5 7.5 1.1 .3 13.4
通算 1023 787 31.9 .425 .368 .813 4.4 6.3 1.3 .3 14.8
オールスター 6 2 22.3 .354 .271 1.000 4.2 6.7 2.3 .2 10.5

プレーオフ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2009 HOU 13 0 19.5 .333 .250 .742 2.9 2.5 .9 .1 5.3
2014 TOR 7 7 38.7 .404 .395 .878 4.7 4.7 .9 .0 21.1
2015 4 4 32.8 .316 .217 .727 5.5 4.8 1.3 .0 12.3
2016 20 20 38.3 .397 .304 .750 4.7 6.0 1.6 .2 19.1
2017 8 8 37.5 .462 .342 .818 3.1 5.9 1.5 .5 15.8
2018 10 10 36.1 .508 .444 .813 4.3 8.5 1.5 .0 17.4
2019 24 24 37.5 .440 .359 .802 4.9 6.6 1.3 .3 15.0
2020 11 11 37.5 .419 .319 .800 6.5 5.8 1.7 .7 17.7
2022 MIA 10 10 29.5 .291 .241 .789 3.6 4.7 1.2 .7 7.8
通算 107 94 34.5 .410 .333 .793 4.5 5.7 1.3 .3 14.8

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ Jason Friedman (2009年2月20日). “Welcome To Houston!”. nba.com. 2015年3月1日閲覧。
  2. ^ Matt Moore (2012年7月5日). “Raptors trade Gary Forbes, draft pick for Rockets PG Kyle Lowry”. CBSスポーツ. 2015年7月12日閲覧。
  3. ^ Brett Pollakoff (2015年1月22日). “2015 NBA All-Star starters announced, Kyle Lowry overtakes Dwyane Wade in the East”. NBCスポーツ. 2015年3月1日閲覧。
  4. ^ Kyle Lowry Voted As Starter To Eastern Conference All-Star Team
  5. ^ ブラッドリー・ビール、ビクター・オラディポ、クリスタプス・ポルジンギス、カール・アンソニー・タウンズが初選出”. NBA.com (2018年1月24日). 2018年1月25日閲覧。
  6. ^ Lowry has triple-double as Raptors beat Nets 116-112” (英語). ESPN.com. ESPN (2018年3月23日). 2018年3月24日閲覧。
  7. ^ Down at half, Lowry's 24, bench help Raps top Wiz 102-92” (英語). ESPN.com (2018年4月27日). 2018年4月28日閲覧。
  8. ^ Leonard scores 35, Raptors beat Bucks 105-99 for 3-2 lead” (英語). ESPN.com (2019年5月23日). 2019年5月23日閲覧。
  9. ^ Raptors capture first NBA title, beat Warriors in Game 6” (英語). ESPN.com (2019年6月13日). 2019年6月13日閲覧。
  10. ^ HEAT ACQUIRE KYLE LOWRY” (英語). Miami Heat. 2021年8月6日閲覧。
  11. ^ Kyle Lowry to become first player to have his number retired by Raptors”. www.cbssports.com. 2022年1月21日閲覧。

外部リンク[編集]