インタラクティブフィクション

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コンピュータゲームのジャンル > アドベンチャーゲーム > インタラクティブフィクション
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インタラクティブフィクション(Interactive fiction)は、コンピュータゲームのジャンルの一つでアドベンチャーゲームのサブジャンル、あるいはコンピュータゲーム全般を指す言葉。

ここでは、アドベンチャーゲームの一種としてのインタラクティブフィクションについて解説する。


インタラクティブフィクションとは、テキストによる出力に対してプレイヤーがテキストによって行動を入力するキャラクタユーザインタフェースのゲームで、テキストアドベンチャーとも呼ばれる。

出力は小説のような文章が表示されるが、特に初期の入力は限定的で、"get key"や"go west"などの単純な命令でプレイヤーの動作を指示していた。

日本語は解析の困難さがあるため、日本で作られたゲームでも、入力は英語であったり、カタカナのみであったりする。


歴史[編集]

1975年頃に開発された『ADVENT(コロッサル・ケーブ・アドベンチャー)』から、1977年の『ゾーク』にかけては、アドベンチャーゲーム=インタラクティブフィクションであった。

その後、アドベンチャーゲームは画像や音楽・音声を付加していく一方、米国では『ゾーク』を開発したInfocom社を中心としてテキストのみインタラクティブフィクションも残った。

日本では1982年の『表参道アドベンチャー』(アスキー)など、いくつかのテキストアドベンチャーが発表されたが、当時のコンピュータの能力では、日本語の入力・表示・解析の困難さなどがあって根付かなかった。

英語圏では、informや、TADSなど、インタラクティブフィクションを実行するゲームエンジンが作成され、システムを制作しなくてもシナリオファイルの記述によってゲームを製作できるようになる。

画像を取り入れず文字(キャラクタ_(コンピュータ))のみで表現するゲームとして、『ローグ』のようなRPGや、マルチユーザーダンジョン(MUD)のような多人数プレイのオンラインゲームに派生していった。

以上のようにアドベンチャーゲームやRPGの前身としての役割も果たしたが、文字のみ(テキストオンリー)のゲームとして継続しているジャンルでもある。

関連項目[編集]