コンピュータゲームのジャンル

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コンピュータゲームのジャンルでは、コンピュータゲームソフトウェアであるゲームソフトが分類されるジャンルについて記述する。

ジャンル一覧[編集]

ここでジャンルを簡単な解説付きで列記する。詳しい解説は各ジャンルのページを参照。

ゲームシステムによる分類[編集]

アクションゲーム
よく見られる略記はACTACGとも。キャラクターをボタンなどで直接操作し、ゲーム内で起こる様々な現象を解決するゲームである。1985年に発売され、ゲーム史に残るヒット作となった「スーパーマリオブラザーズ」はこれに属する。主なゲームは『マリオシリーズ』、『ソニックシリーズ』、『無双シリーズ』など。
派生ジャンルとして以下のものが挙げられる。
対戦型格闘ゲーム
よく見られる略記はFTG。キャラクターを操作し、他のプレイヤーやコンピューターと格闘技で戦うゲームである。1990年代に世界中でブームを引き起こし、一つのジャンルとしての地位を築いた。主なゲームは『ストリートファイター』シリーズ、『バーチャファイターシリーズ』、『鉄拳シリーズ』など。
クライムアクションゲーム
キャラクターを操作し、暴力強盗などの犯罪が行えるアクションゲームである。システム面でアクションアドベンチャーゲームの要素を含むことも多い。特に欧米で人気のジャンルだが、現実世界でいう「違法行為」を扱っていることもあり、CEROの区分では多くがD(17才以上対象)Z(18才以上のみ対象)に分類される。主なゲームは『グランド・セフト・オートシリーズ』など。
ステルスゲーム
敵に見つからずに目的を達成することを目指すアクションゲームである。「隠れながら進む」ことに重点を置いているが、見つかったら即ゲームオーバーというものは少なく、その場にいる敵や増援を倒せばゲームは続行できる場合が多い。主なゲームは『メタルギアシリーズ』や『アサシン クリードシリーズ』など。
対戦アクションゲーム
キャラクターを操作し、他のプレイヤーやコンピューターと戦うゲームである。格闘ゲームに似ているが、キャラクターが用いる武器(戦い方)は多種多様であること、複雑なボタン入力が省かれ操作システムが簡略化されていることなどが違いとして挙げられる。主なゲームは『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』や『ディシディア ファイナルファンタジー』など。
ドットイートゲーム
キャラクターを操作して敵の追跡から逃れつつ、ステージ上に点在する目標(旗など)を集めるゲーム。1980年代に多くのゲームが作られ、一世を風靡した。現在では一部リメイク作品を除いて見かけることはまれであるが、このジャンルの要素は多くのアクションゲームに受け継がれている。主なゲームは『パックマン』など。
ベルトスクロールアクションゲーム
ハンティングアクション
ロールプレイングゲーム
よく見られる略記はRPG。キャラクターをコマンド入力で操作し、試練を乗り越えて目的の達成を目指すゲームである。日本においてはアクションゲームと双璧を成すジャンルで、人気ゲームソフトの多くがこの2つのジャンルに分類される。日本では1986年発売の「ドラゴンクエスト」が大ヒットしたのを皮切りに様々な作品が生まれ、今日の地位を築いた。主なゲームは『ドラゴンクエストシリーズ』、『ファイナルファンタジーシリーズ』、『テイルズ オブ シリーズ』など。
派生ジャンルとして以下のものが挙げられる。
MORPG
MOとはMulti-player Onlineの意。主にオンラインゲームが分類されるジャンルである。主なゲームは『アラド戦記』など。
MMORPG
MMOとはMassively Multiplayer Onlineの意。主にオンラインゲームが分類されるジャンルである。主なゲームは『ファイナルファンタジーXI』や『ラグナロクオンライン』など。
アクションロールプレイングゲーム
よく見られる略記はARPG。RPGにアクションゲームの要素を取り入れたゲーム。狭義にはRPGに分類される。純粋なRPGとの違いは、各所でコマンド入力による操作だけでなく、ボタンなどによる直接操作を使用することである。主なゲームは『イースシリーズ』、『聖剣伝説』シリーズ、『キングダム ハーツ シリーズ』など。
シミュレーションロールプレイングゲーム
よく見られる略記はSRPG。RPGにシミュレーションゲームの要素を取り入れたゲーム。狭義にはRPGに分類される。純粋なRPGとの違いは、戦闘マップがウォー・シミュレーションゲームの形式で、自分のユニット(駒)を動かして相手のユニットを倒す要素があること、戦闘時やイベント時には画面が切り替わり、RPGの形式になることである。主なゲームは『ファイアーエムブレム』シリーズ、『スーパーロボット大戦シリーズ』、『オウガバトルサーガ』など。
ハックアンドスラッシュ
ローグライクゲーム
パズルゲーム
よく見られる略記はPZLPUZとも。現実世界のパズルと同じく、出された問題を考察と試行錯誤によって解くゲームである。操作が簡便なこと、手軽にプレイできることが特徴。主なゲームは『ピクロス』シリーズなど。
派生ジャンルとして以下のものが挙げられる。
アクションパズル
パズルゲームにアクションゲームの要素を取り入れたゲーム。狭義にはパズルゲームに分類される。純粋なパズルゲームとの違いは、ゲーム中のキャラクターやパーツがプレイヤーの意思と関係なく動くため、ある程度リアルタイムの操作能力を要求されることである。パズルゲームの多くが何らかのアクション性を持っており、このジャンルに属す。
落ち物パズル
アクションパズルの一種。主なゲームは『テトリス』シリーズ、『ドクターマリオ』シリーズ、『ぷよぷよ』シリーズなど。
マッチ3ゲーム
アクションパズルの一種。主なゲームは『パズル&ドラゴンズ』など。
お絵かきロジック
アドベンチャーゲーム
よく見られる略記はADVAVGとも。コマンド入力や選択肢を選択することで物語の謎を解いていくゲームである。RPGに似ているが、レベルが存在せず、イベントが重視されているなど、細部に違いがある。主なゲームは『レイトン教授シリーズ』など。
派生ジャンルとして以下のものが挙げられる。
アクションアドベンチャーゲーム
よく見られる略記はAADVAAVGとも。アドベンチャーゲームにアクションゲームの要素を取り入れたゲーム。狭義にはアドベンチャーゲームに分類される。純粋なアドベンチャーゲームとは大きく異なり、操作システムなどが完全にアクションゲームのものであるため、表面上はアドベンチャーゲームの面影が見えない。だが、謎解きやイベントといった要素はしっかりと残っている。主なゲームは『バイオハザードシリーズ』、『ゼルダの伝説シリーズ』など。
サウンドノベル
アドベンチャーゲームに小説映像の要素を取り入れたゲーム。読んだり見たりする楽しみを重視したものであるため、ゲーム性は薄い。チュンソフトの商標であり基本的に他のメーカーはこのジャンル名を使用できない。
ビジュアルノベル
アドベンチャーゲームに小説や映像の要素を取り入れたゲーム。読んだり見たりする楽しみを重視したものであるため、ゲーム性は薄い。上記のサウンドノベルが使えないための代替、また語源的にはleafのビジュアルノベルシリーズが元でありサウンドノベルに比べ絵を見せることを重視しているため。
脱出ゲーム
サバイバルホラー
シミュレーションゲーム
よく見られる略記はSLGSIMとも。内容はゲームによって様々で、軍隊司令官になり、自分のユニットを動かして相手のユニットを倒すものや、会社組織の人間になり、それを発展させていくものなど複数ある。ただ、コマンド入力で操作し、直接のアクション性を必要としないことは全てに共通している。
派生ジャンルとして以下のものが挙げられる。
シミュレート対象による派生
育成シミュレーションゲーム
ウォー・シミュレーションゲーム
主なゲームは『大戦略シリーズ』、『シヴィライゼーション』シリーズなど。
経営シミュレーションゲーム
タワーディフェンス
フライトシミュレーション
ミニスケープ
歴史シミュレーションゲーム
主なゲームは『信長の野望シリーズ』など。
職ゲー
システムによる派生
ターン制ストラテジー
リアルタイムストラテジー
よく見られる略記はRTS
シューティングゲーム
よく見られる略記はSTGSHTとも。キャラクターや戦闘機を操作し、弾丸などを発射して敵や的を撃つゲームである。主要なジャンルの中では最初期に現れたジャンルで、1970年代後期から1980年代中期にかけてはアクションゲームと並ぶ二大ジャンルだった。主なゲームは『スペースインベーダー』、『ゼビウス』、『グラディウスシリーズ』など。
派生ジャンルとして以下のものが挙げられる。
ファーストパーソン・シューティングゲーム
よく見られる略記はFPS。シューティングゲームにアクションゲームの要素を取り入れたゲームである。ゲームシステムはほぼアクションゲームそのものだが、カメラが終始主人公の目の視点であり、武器(特に)が強調されていることが違いとして挙げられる。主なゲームは『DOOM』、『HALO』シリーズ、『CALL OF DUTY』シリーズなど。
MMOFPS
MMOとはMassively Multiplayer Onlineの意。主にオンラインゲームが分類されるジャンルである。主なゲームは『MASSIVE ACTION GAME』など。
サードパーソン・シューティングゲーム
よく見られる略記はTPS
アクションシューティング
ガンシューティングゲーム
スポーツゲーム
よく見られる略記はSPGSPTとも。内容はゲームによって様々で、選手を操作してスポーツを行うアクションゲーム風のものや、コーチや監督となって選手を育てるシミュレーションゲーム風のものなど複数ある。だが、「スポーツ」を題材にしているということは全てに共通している。主なシリーズは『みんなのGOLF』シリーズ、『ファミスタシリーズ』、『ウイニングイレブン』シリーズなど。
派生ジャンルとして以下のものが挙げられる。
レースゲーム
よく見られる略記はRCGRCEとも。乗り物を操作し、他のプレイヤーやコンピューターとレースをするゲームである。操作する乗り物は自動車オートバイ、架空の乗り物など多岐にわたる。主なゲームは『マリオカートシリーズ』、『グランツーリスモシリーズ』など。
派生ジャンルとして以下のものが挙げられる。
ドライビングシミュレーター
レースシミュレーション
音楽ゲーム
リズムや音楽に合わせてボタンなどを操作し、一定以上の点数を得ることでクリアしていくゲーム。ゲームによってアクションゲーム(リズムアクション)やシミュレーションゲーム(楽器シミュレーター)など他のジャンルの要素を含むため基本的に一つの独立したジャンルとして扱われる。1990年代後期になってブームを起こした比較的新しいジャンルである。主なゲームは『BEMANIシリーズ』『リズム天国』など。

作品テーマによる分類[編集]

キャラクターゲーム[編集]

成人向けゲーム[編集]

その他[編集]