鋸南町

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きょなんまち ウィキデータを編集
鋸南町
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 千葉県
安房郡
市町村コード 12463-0
法人番号 8000020124630 ウィキデータを編集
面積 45.17km2
総人口 6,324[編集]
推計人口、2024年4月1日)
人口密度 140人/km2
隣接自治体 鴨川市富津市南房総市
町の木 ツバキ
町の花 ニホンスイセン
鋸南町役場
町長 白石治和
所在地 299-2115
千葉県安房郡鋸南町下佐久間3458
北緯35度6分40秒 東経139度50分8.8秒 / 北緯35.11111度 東経139.835778度 / 35.11111; 139.835778
鋸南町役場
外部リンク 南房総『きょなん』

鋸南町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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鋸南町(きょなんまち)は、千葉県南部に位置する安房地方の西部に位置する。館山市への通勤率は10.4%(平成22年国勢調査)。

地理

北端の富津市との境に霊場で知られる鋸山がある。南端には浦賀水道に突き出た西ヶ崎がある。海岸線は起伏に富んでおり、保田、勝山などの漁港がある。また勝山沖には浮島などの岩礁も多い。内陸の山間部は房総丘陵の一部を形作っている。

隣接する自治体

歴史

源頼朝上陸地

治承4年(1180年)、石橋山の戦いに敗れた源頼朝は箱根別当にかくまわれた後、現在の神奈川県真鶴町から出航。安房国平北郡猟島(現在の竜島付近)に到着。ここから再起を図った。頼朝上陸の碑が現在竜島海岸に建立され、同地は千葉県の史跡に指定されている。最初に頼朝のもとに参じた安西景益は、安房国(安西であり安房西部)の住人で、幼少時の頼朝に仕えていた。

鋸南町の保田は浮世絵師菱川師宣の出身地としても知られる。菱川家は師宣の父吉左衛門の代から保田に移り住んだが、師宣はのちに江戸に移り浮世絵師として活躍した。師宣の死後、その子孫は保田に戻り紺屋となっている。

沿革

人口


鋸南町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


行政

町長

白石 治和(しらいし はるかず)

産業

漁業

農業

工業

教育

小学校

  • 鋸南町立鋸南小学校

中学校

  • 鋸南町立鋸南中学校

その他

交通

鉄道

路線バス

町営循環バス

道路

姉妹都市

主な出身者

観光

をくづれ水仙郷
  • 昇竜寺 - 曹洞宗。菱川師宣の家の檀那寺(ただし師宣の代までのもの)。
  • 存林寺 - 曹洞宗。菱川家の檀那寺。師宣の孫に当たる重嘉が叔父佐次兵衛の家を継いだことにより、以後菱川家の檀那寺となった。
  • 別願院 - 浄土宗。菱川師宣の墓所。今ある師宣の墓は近代になってから再建されたもので、本来の墓は元禄16年(1703年)に起きた地震による大津波で失われたという。
  • 菱川師宣記念館
  • 鋸山
  • 明鐘岬
  • 日本寺 - 日本寺大仏
  • 佐久間ダム - ソメイヨシノ、花見場所として賑わう。
  • 道の駅きょなんとその周辺
  • スイセン - 町内の各所で日本寒水仙が栽培されており、毎年12月から2月に「水仙まつり」が開催される。江月水仙ロード・をくづれ水仙郷・佐久間ダム親水公園などがスイセンの名所となっている。
  • 保田海岸 - 日本海水浴発祥の地。明治22年(1889年)、夏目漱石海水浴を楽しむ。
  • 勝山の祭り

外部リンク