築地市場駅

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築地市場駅
A1番出入口(2010年5月)
つきじしじょう
Tsukijishijo
E 17 勝どき (1.5 km)
(0.9 km) 汐留 E 19
地図
所在地 東京都中央区築地五丁目1-2
北緯35度39分53.7秒 東経139度46分1秒 / 北緯35.664917度 東経139.76694度 / 35.664917; 139.76694座標: 北緯35度39分53.7秒 東経139度46分1秒 / 北緯35.664917度 東経139.76694度 / 35.664917; 139.76694
駅番号 E18[1]
所属事業者 東京都交通局都営地下鉄
所属路線 [1]大江戸線
キロ程 18.2 km(都庁前起点)
電報略号 築(駅名略称)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[都交 1]19,620人/日
-2022年-
開業年月日 2000年平成12年)12月12日
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築地本願寺
築地市場(築地市場の向かい側は朝日新聞東京本社

築地市場駅(つきじしじょうえき)は、東京都中央区築地五丁目にある、東京都交通局都営地下鉄大江戸線駅番号E 18

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線の地下駅

のりば[編集]

番線 路線 行先[3]
1 E 都営大江戸線 両国春日方面
2 大門六本木方面

(出典:都営地下鉄:駅構内図

利用状況[編集]

2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員19,620人乗車人員:9,438人、降車人員:10,182人)である[都交 1]。開業当初の乗車人員の見込みは、10,000人であった[4]。2018年度は築地市場の閉鎖もあり、前年度の数値から減少している。

開業以来の1日平均乗降乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[5]
年度 1日平均
乗降人員[6]
1日平均
乗車人員[7]
出典
2000年(平成12年) 5,845 [* 1]
2001年(平成13年) 6,907 [* 2]
2002年(平成14年) 8,027 [* 3]
2003年(平成15年) 19,647 9,205 [* 4]
2004年(平成16年) 20,452 9,564 [* 5]
2005年(平成17年) 20,845 9,786 [* 6]
2006年(平成18年) 21,710 10,243 [* 7]
2007年(平成19年) 22,775 11,003 [* 8]
2008年(平成20年) 23,170 11,348 [* 9]
2009年(平成21年) 22,448 11,127 [* 10]
2010年(平成22年) 22,093 10,920 [* 11]
2011年(平成23年) 21,708 10,646 [* 12]
2012年(平成24年) 23,820 11,774 [* 13]
2013年(平成25年) 25,677 12,659 [* 14]
2014年(平成26年) 27,365 13,504 [* 15]
2015年(平成27年) 33,000 16,327 [* 16]
2016年(平成28年) 33,646 16,605 [* 17]
2017年(平成29年) 32,729 16,134 [* 18]
2018年(平成30年) 30,264 14,803 [* 19]
2019年(令和元年) 26,265 12,736 [* 20]
2020年(令和02年) [都交 2]16,394 [都交 2]7,958
2021年(令和03年) [都交 3]17,473 [都交 3]8,459
2022年(令和04年) [都交 1]19,620 [都交 1]9,438

駅周辺[編集]

駅名に示す通り、開業時は東京都中央卸売市場築地市場に隣接しており[8]、歳末の時期には築地市場を訪れる観光客で相当混雑する場合があった。

豊洲市場への移転に伴い築地市場(場内)は2018年10月6日に営業を終了し、施設の解体工事が行われた。跡地は環二通りの整備や再開発が予定されている。

バス路線[編集]

路線バス[編集]

最寄り停留所は新大橋通り上にある国立がん研究センター前となる。以下の路線が乗り入れ、東京都交通局により運行されている。

水上バス[編集]

浜離宮内に浜離宮発着所(東京都観光汽船)と浜離宮発着場(東京都公園協会)があり、以下の路線が乗り入れており、東京都観光汽船東京都公園協会により運行されている。

築地市場移転と駅名[編集]

卸売市場としての築地中央市場は2018年10月6日で閉場したものの、商店街としての築地場外市場は存続している。卸売機能は豊洲市場(江東区)へ移ったが、東京都交通局は2018年9月の『東京新聞』の取材に対して、駅名変更は「現時点では検討の俎上にすら載っていない」とコメントしている。駅名が定着していることと、卸売施設跡地の利用方法が確定していないことを理由に挙げている[9]。なお、移転先の豊洲では既にゆりかもめ市場前駅が存在している。

隣の駅[編集]

東京都交通局(都営地下鉄)
E 都営大江戸線
勝どき駅 (E 17) - 築地市場駅 (E 18) - 汐留駅 (E 19)

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)
  2. ^ PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。 オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200501075147/https://www.tokyu.co.jp/file/061221_1.pdf2020年5月6日閲覧 
  3. ^ 築地市場 時刻表”. 東京都交通局. 2023年6月4日閲覧。
  4. ^ 大江戸線国立競技場~六本木~上野御徒町~都庁前間の開業について”. 東京都交通局. 2000年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月15日閲覧。
  5. ^ 中央区ポケット案内 - 中央区
  6. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  7. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  8. ^ 鉄道ピクトリアル』2001年7月臨時増刊号 特集:東京都営地下鉄 pp93-94
  9. ^ “【社会】消える築地 愛着の名は”. 東京新聞. (2018年9月28日). オリジナルの2018年10月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181004103900/http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201809/CK2018092802000310.html 2020年10月22日閲覧。 
東京都統計年鑑
東京都交通局 各駅乗降人員
  1. ^ a b c d 令和4年度 運輸統計年報 (PDF) (Report). 東京都交通局. 2023年11月3日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月3日閲覧
  2. ^ a b 各駅乗降人員一覧|東京都交通局”. 東京都交通局. 2021年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。
  3. ^ a b 各駅乗降人員一覧|東京都交通局”. 東京都交通局. 2022年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]