本町駅
本町駅 | |
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御堂筋線本町駅ホーム | |
ほんまち(せんばにし)* Hommachi (船場西 Semba-nishi*) | |
所在地 | 大阪市中央区船場中央四丁目 |
所属事業者 | 大阪市交通局(大阪市営地下鉄) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 計4面6線 |
乗降人員 -統計年度- |
209,317人/日 -2010年- |
開業年月日 | 1933年(昭和8年)5月20日 |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | ■御堂筋線 |
駅番号 | M18 |
キロ程 |
8.6km(江坂起点) 千里中央から14.5 km |
◄M17 淀屋橋 (0.9 km) (1.0 km) 心斎橋 M19► | |
所属路線 | ■中央線 |
駅番号 | C16 |
キロ程 | 9.4 km(コスモスクエア起点) |
◄C15 阿波座 (1.1 km) (0.7 km) 堺筋本町 C17► | |
所属路線 | ■四つ橋線** |
駅番号 | Y13 |
キロ程 | 2.2 km(西梅田起点) |
◄Y12 肥後橋 (0.9 km) (1.0 km) 四ツ橋 Y14► | |
備考 |
*四つ橋線ホームには記載されない。 ** 四つ橋線は信濃橋駅として開業。 (1969年本町駅に改称・統合) |
本町駅(ほんまちえき)は、大阪府大阪市中央区船場中央にある大阪市営地下鉄の駅である。
利用可能な鉄道路線
駅構造
御堂筋線と中央線は島式ホーム1面2線、四つ橋線は相対式ホーム2面2線の地下駅である。東西に延びる中央線ホームの東側に御堂筋線ホーム、西側に四つ橋線ホームが接しており、コの字のような構成になっている。
それぞれ南北に延びる御堂筋線と四つ橋線のホームは離れているため、両線の相互の乗り換え案内はなされていない。似たような構造の東京地下鉄(東京メトロ)大手町駅では東西線 - 半蔵門線などで乗り換え案内がなされているのとは対照的だが、この付近で四つ橋線と御堂筋線はほぼ平行に走っており、相互の乗換は両線の駅がより接近している西梅田駅や大国町駅で乗り換えを行うのが通常である。
なお御堂筋線のうち、最初に開業した梅田駅 - 心斎橋駅間の各駅ではアーチ型の高天井を採用した[1]が、この本町駅だけは天井こそ高いものの、中央が高くなった平天井を用いており、支柱で支える形態を用いている。
また、通路天井の照明が「HOMMACHI」となっている部分がある[2]。
2011年10月に、船場ブランド復権を願う市民の要望[3]を受け、駅名標に「船場西 」が副名称として追加された(西は黒地に白抜きである)。ただし、西横堀川(阪神高速1号環状線北行き)以西は船場ではないため、四つ橋線ホームの駅名標には12月1日現在も船場西の副名称は追加されておらず、さらに両隣駅へのローマ字併記もされていない古いデザインの駅名標がいまだに残されている。なお、隣の堺筋本町駅にも「船場東 」が副名称として追加されているが、両駅とも副駅名としての扱いではないので案内放送では呼称されていない。
森之宮検車場の廃止と緑木検車場への検車機能の統合が決定したため、四つ橋線ホーム西側において四つ橋線と中央線を結ぶ連絡線トンネルの建設が行われている(2013年完成予定)。
のりば
ホーム | 路線 | 行先 | |
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御堂筋線ホーム | |||
1 | ■御堂筋線 | なんば・天王寺・あびこ・なかもず方面 | |
2 | ■御堂筋線 | 梅田・新大阪・江坂・千里中央・方面 | |
中央線ホーム | |||
1 | ■中央線 | 森ノ宮・長田・生駒・学研奈良登美ヶ丘方面 | |
2 | ■中央線 | 弁天町・大阪港・コスモスクエア方面 | |
四つ橋線ホーム | |||
1 | ■四つ橋線 | なんば・大国町・花園町・住之江公園方面 | |
2 | ■四つ橋線 | 肥後橋・西梅田方面 |
設備
利用状況
2007年(平成19年)11月13日の調査では、乗車人員は114,344人、降車人員は118,724人で、両者を合わせた乗降人員は233,068人である[4]。
駅周辺
付近は淀屋橋と並んで大阪最大のビジネス街となっている。「淀屋橋 - 本町の会社に就職すること」がステータスシンボルと言われる傾向がある(東京人の「丸の内」に匹敵するブランドイメージ)。日本を代表する大企業が数多く集中するほか、地方銀行の大阪支店も多くが当駅付近に集中している。
- アイデム大阪本社
- パークホテル臨海
- 夢の街創造委員会大阪本社
- 阪神高速道路株式会社(旧阪神高速道路公団)本社
- 大阪科学技術館
- 靱公園
- 鴻池組本社
- 浄土真宗本願寺派 津村別院(北御堂)
- 真宗大谷派 難波別院(南御堂)
- 相愛中学校・高等学校
- 竹中工務店本社・本店
- 丸紅
- りそな銀行本店
- 伊予銀行大阪支店
- 船場郵便局
- 大阪化繊ビル内郵便局
- 大阪西本町郵便局
- 船場センタービル
- アパホテル御堂筋本町駅前
- 日本流通産業本社
- 日本ハム本社
- 住金物産本社
- つるやゴルフ本社(案内放送あり)
- クラボウ本社
- ダイワボウ本社
- ダイワボウ情報システム本社
- 花王大阪事業場
- 坐摩神社
- オリックス劇場
- 東京センチュリーリース大阪営業部
- 関西電力久宝寺変電所
- 横浜銀行大阪支店
- 群馬銀行大阪支店
- 千葉銀行大阪支店
- 常陽銀行大阪支店
- 明電舎関西支社
バス路線
最寄停留所は、「本町」と、「信濃橋」である。以下の路線が乗り入れ、大阪市交通局により運行されている。
本町停留所
- 103号系統:なんば 行
信濃橋停留所
- 103号系統:大阪駅前 行
歴史
- 1933年(昭和8年)5月20日 - 1号線(御堂筋線)梅田駅(仮) - 心斎橋駅間が開通し、本町駅開業。
- 1964年(昭和39年)10月31日 - 4号線(中央線)弁天町駅 - 本町(仮)駅間が延伸開業。当初は終着駅であり、1号線本町駅とは改札外連絡であった。
- 1965年(昭和40年)10月1日 - 3号線(四つ橋線)西梅田駅 - 大国町駅間が延伸され、信濃橋駅が開業。
- 1969年(昭和44年)7月1日 - 4号線(中央線)本町駅の本駅完成により1号線と4号線の改札外連絡が解消。同時に3号線(四つ橋線)の信濃橋駅が本町駅に改称して乗換駅となり、3路線の総合駅となる。
- 1969年(昭和44年)12月6日 - 中央線が当駅から谷町四丁目駅まで延伸し深江橋駅まで直結、中間駅となる。
隣の駅
- 大阪市営地下鉄
- ■御堂筋線
- ■中央線
- ■四つ橋線
- ()内は駅番号を示す。
脚注
- ^ 本町駅を含め、後にホームを延長した部分は地下鉄では標準的な低い平天井である。
- ^ [1]
- ^ 「船場」ブランド復活へ 地下鉄・本町駅などの副名称に - MSN産経ニュース
- ^ 平成19年度 地下鉄・ニュートラム 交通調査の結果について 2007年11月13日
関連項目
外部リンク
- 駅ガイド:本町駅(御堂筋線) - 大阪市交通局
- 駅ガイド:本町駅(四つ橋線) - 大阪市交通局
- 駅ガイド:本町駅(中央線) - 大阪市交通局