心理的虐待

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心理的虐待(しんりてきぎゃくたい)とは著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。例としては、言葉による暴力、恫喝、無視や拒否、自尊心を踏みにじる事や、保護者側に認識のない虐待例としては過干渉などが挙げられる。精神的虐待(せいしんてきぎゃくたい)とも呼ばれる。

日本では知名度が高い概念ではあるが、海外ではこれに関する報告義務がないなど重視される事は少ない。さらに、これは定義が非常に難しく、虐待のうち身体的虐待性的虐待ネグレクトに含まれないものというような消去法でしか定義できないのが実情である。

とはいえ、個人の精神的問題の尺度を確認するのには有用な概念である。また、身体的虐待性的虐待ネグレクトなどに遭った人たちは、この心理的虐待の合併のせいで著しい症状をきたしているのではないかとも指摘される。

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